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今のハナシ27
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~玄関前~
ガチャ
バタン
「待たせた。それで?何があった?」
「大規模なものなのですが、どうやら業務連絡がしっかりと届いていなかったらしく、納期が近いのにほとんど終わっていないそうです。」
「納期は?」
「三日後です。」
私、帰れるかな。
「はぁ・・・今月は忙しいってのに・・・」
「お疲れ様です。」
他人事みたいに・・・
「手伝えよ。」
「・・・はい。分かってますよ。」
絶対今面倒だなって思ったな。
「着きました。営業と企画は三階です。」
~営業部~
「社長!」
「だいたい事情は把握した。一席空けてくれ。そこで作業する。」
「「「はい!」」」
担当は三人か。
一時間もあれば終わるかな・・・
「高宮は企画の方に行って一時間後に行くと伝えろ。」
「分かりました。そのまま向こう手伝って来ます。」
「分かった。」
~一時間後~
「「「終わった・・・」」」
「お疲れ様。このまま仕事続けて。・・・くれぐれも変なサイトとか開かないように。本当に疲れるから。」
「「「はぁい・・・」」」
疲れ切ってるな・・・
次は企画部か・・・
~企画部~
「高宮。」
「社長。終わったんですね。」
「そっちは?」
「もう少しです。手伝ってもらえますか?」
「分かった。」
~三十分後~
「「「はあぁぁぁー・・・」」」
「こっちも終わり。これで納期間に合うだろ?」
「はい。ありがとうございました。社長、高宮さん。」
「「どういたしまして。」」
もう六限目終わったよね・・・
このまま残るか・・・
「高宮。上行くぞ。」
「はい。」
~社長室~
「あ"ぁぁぁぁぁ・・・!つっかれたぁ!高宮も休んでいいよ。」
「はい・・・」
プルルルルップルルルルッ
「・・・はい。奈野宮です・・・」
『お疲れだねぇ。』
「響介?どうしたの?何かあった?」
『いや、何もないんだけどさ、もうそろそろ終わる頃かと思って。』
「ん・・・もう六限目終わった?」
『ああ。今さっき。』
「そっか・・・こっちもさっき終わったよ。」
『お疲れ。』
「六限目終わったならこっち残るからさ、七時に迎えに来て。」
『分かった。頑張れよ。』
「ん・・・」
ツーツー
「高宮ぁ・・・何か甘いもの買ってきて。あといちごミルクも。」
「分かりました。いちごミルクはストックしてありますよ。」
「ありがと。」
「いえ、では行ってきます。」
「行ってらしゃい。」
ガチャ
バタン
さて、いちごミルクもあるみたいだし仕事するか。
~十分後~
ガチャ
「戻りました。」
「お帰り。ありがとう。それと最近行けてなかった視察明後日に入れといて。明後日は四時までがっつり詰め込んで良いから。」
「・・・分かりました。」
明後日はバンドの練習の日だしね。
緊急の用事があれば連絡して貰えばいいか。
「高宮は休憩してて。私は仕事終わらせちゃうから。」
「はい。」
ガチャ
バタン
「待たせた。それで?何があった?」
「大規模なものなのですが、どうやら業務連絡がしっかりと届いていなかったらしく、納期が近いのにほとんど終わっていないそうです。」
「納期は?」
「三日後です。」
私、帰れるかな。
「はぁ・・・今月は忙しいってのに・・・」
「お疲れ様です。」
他人事みたいに・・・
「手伝えよ。」
「・・・はい。分かってますよ。」
絶対今面倒だなって思ったな。
「着きました。営業と企画は三階です。」
~営業部~
「社長!」
「だいたい事情は把握した。一席空けてくれ。そこで作業する。」
「「「はい!」」」
担当は三人か。
一時間もあれば終わるかな・・・
「高宮は企画の方に行って一時間後に行くと伝えろ。」
「分かりました。そのまま向こう手伝って来ます。」
「分かった。」
~一時間後~
「「「終わった・・・」」」
「お疲れ様。このまま仕事続けて。・・・くれぐれも変なサイトとか開かないように。本当に疲れるから。」
「「「はぁい・・・」」」
疲れ切ってるな・・・
次は企画部か・・・
~企画部~
「高宮。」
「社長。終わったんですね。」
「そっちは?」
「もう少しです。手伝ってもらえますか?」
「分かった。」
~三十分後~
「「「はあぁぁぁー・・・」」」
「こっちも終わり。これで納期間に合うだろ?」
「はい。ありがとうございました。社長、高宮さん。」
「「どういたしまして。」」
もう六限目終わったよね・・・
このまま残るか・・・
「高宮。上行くぞ。」
「はい。」
~社長室~
「あ"ぁぁぁぁぁ・・・!つっかれたぁ!高宮も休んでいいよ。」
「はい・・・」
プルルルルップルルルルッ
「・・・はい。奈野宮です・・・」
『お疲れだねぇ。』
「響介?どうしたの?何かあった?」
『いや、何もないんだけどさ、もうそろそろ終わる頃かと思って。』
「ん・・・もう六限目終わった?」
『ああ。今さっき。』
「そっか・・・こっちもさっき終わったよ。」
『お疲れ。』
「六限目終わったならこっち残るからさ、七時に迎えに来て。」
『分かった。頑張れよ。』
「ん・・・」
ツーツー
「高宮ぁ・・・何か甘いもの買ってきて。あといちごミルクも。」
「分かりました。いちごミルクはストックしてありますよ。」
「ありがと。」
「いえ、では行ってきます。」
「行ってらしゃい。」
ガチャ
バタン
さて、いちごミルクもあるみたいだし仕事するか。
~十分後~
ガチャ
「戻りました。」
「お帰り。ありがとう。それと最近行けてなかった視察明後日に入れといて。明後日は四時までがっつり詰め込んで良いから。」
「・・・分かりました。」
明後日はバンドの練習の日だしね。
緊急の用事があれば連絡して貰えばいいか。
「高宮は休憩してて。私は仕事終わらせちゃうから。」
「はい。」
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