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焼き肉のタレ ③

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商業ギルドまで歩くこと、15分。とてつもない行列が出来ていた…


「えぇー…」


「すごい行列だな!ほらっ、モモさん!商業ギルドに行くんだろ!とりあえず中に入ろう」


「うん…(まさか…焼き肉のタレ?)」


商業ギルドの中に入ると、塩、胡椒、砂糖の販売窓口の隣に焼き肉のタレ販売窓口があり、今日の異常な行列は…やっぱり、焼き肉のタレの販売のためであった…。ミリーさんを探すと倉庫から焼き肉のタレを運ぶミリーさんがいた!ミリーさんと目が合うと職員と少し話してから、私の所に来てくれた。


「モモ様!個室へご案内します!ギルド長がお待ちです!」


えーっと…はい。


「ミリーさん、護衛のユートさんも一緒でも大丈夫ですか?」


「はい(ニッコリ)大丈夫です!ユート様、ミリーと申しますよろしくお願いいたします。では、ご案内します」


「ミリーさん、よろしくお願いいたします」


とても急いでいたみたいだけど、ハッとした後ゆっくり前と同じ部屋に案内してくれた。


「ギルド長を呼んで参ります、少々お待ちください」


「モモさん、俺も焼き肉のタレで肉食べたい…頼む!」


「ユートさん、良いよ♪夜ごはんは焼き肉にしよう♪(ニッコリ)」


「おう♪楽しみだ!(ニカッ)」


ユートさん可愛い♪たくさんお肉用意しよう…あっ、すでに買ってた!なんてこと考えてたら、ギルド長が来た。


「お待たせいたしました!」


「モモ様、焼き肉のタレは素晴らしい!今まで食した中でも1番美味しい!!焼いた肉に焼き肉のタレをかけるだけでだぞ!素晴らしい!塩、胡椒、砂糖も素晴らしかったが…何処でも買える…焼き肉のタレはモモ様からしか買えないのだ!!!在庫あるだけ買い取らせてくれ!」


えーっと…はい。


「はい。大丈夫です!また、お金は口座に入れといてください」


「おおーーー!!ありがとう!…そうだなギルドの倉庫が10棟で…今3棟使ってるから…7棟…あぁ…いける、焼き肉のタレなら売りさばく自信がある!!モモ様!倉庫7棟ほど焼き肉のタレを売ってくれないか!?」


うへーっ!!倉庫7棟!?…在庫はあるけども…うん。まっ良いか♪


「はい!焼き肉のタレを倉庫7棟ほど、売ります!」


「おおーーーーー!ありがとう!早速、倉庫に…ん?君は誰かな?」


「初めまして、モモさんの護衛をしている、ユートと申します!商業ギルド長、よろしくお願いいたします!」


「初めまして、商業ギルド長のルジェルだ!よろしく頼む!…モモ様!早速、倉庫に行こう!」


「はい!」


流れ作業のようにパッパッと商品をアイテムボックスから出す…。


「モモ様、ありがとうございます!今後もよろしくお願いいたします!ミリー!後は頼む!」


ギルド長はルンルンしながら仕事に戻っていった…。


「モモ様、今日はどの様な用件で、商業ギルドへ来られたのですか?(ニッコリ)」


ふぁー!ミリーさんの笑顔に癒されるーーー♪(心の叫び)


「ギルドカードランクをFランクからEランクに変更したいんです!」


「えぇ!!?では……もう、ギルドには商品を売っていただけないのでしょうか?(アワアワッ)」


「いえ、今後も商業ギルドにたくさん商品売る予定です!私では量が多すぎて売りさばく自信がないので…今後もよろしくお願いいたします!」


「モモ様!ありがとうございます!こちらこそ、今後もよろしくお願いいたします!(ホッ)…それではギルドカード変更のため、また先ほどの部屋にご案内いたします」


「ありがとうございます!」


2階の部屋に案内された。


「モモ様、手続きをして参りますので、ギルドカードをお渡しください。それと、変更料金はギルド口座からの引き落としも出来ますが、いかがされますか?」


「毎月、ギルド口座から引き落としでお願いします!はい!ギルドカードです!Eランクへ変更、お願いします!」


「かしこまりました!少々お待ちください(ニッコリ)」


「ユートさん、ごめんね…付き合わせて…。」


「気にすんな♪楽しかったから!…本は家でゆっくり読むよ!晩ごはんの楽しみも増えたし、良い!(ニカッ)」


尊い…ユートさん!尊い!!幸せ!ユートさん大好き!(ニコニコ)


「ユートさん♪ありがとう♪(ニコニコ)」


10分くらい待ってると、ミリーさんが戻ってきた


「お待たせいたしました!こちらEランクギルドカードです(ニッコリ)」


「ミリーさん!ありがとうございます(ニッコリ)それでは、今日は帰ります!ありがとうございました!」


「はい!お気をつけてお帰りください(ニッコリ)ハッ!モモ様!…フィナンシェとても美味しいかったです!ありがとうございました!」


「いえいえ、また何か美味しい物持って行きますね♪(ニコニコ)」


「ありがとうございます(ニッコリ)それでは、気をつけてお帰りください」


ユートさんと家に帰る


「モモさん、本読んでて良いか?」


「良いよー♪あっその前に結界魔法かけるね!結界!そして私も、結界!よし♪ソファーでゆっくり本読んでて♪コーヒー飲む?」


「モモさん、ありがとう!コーヒー飲む!ありがとう!」


「アイテムボックス!コーヒー!はい、どうぞ♪私はお肉焼いちゃうね♪晩ごはんちょっと待っててね♪」


「モモさん、ありがとう!」


とりあえず、豚肉、牛肉、鶏肉を山盛り焼きますか…あまったらアイテムボックスに入れて今度食べよう♪


「アイテムボックス!豚肉!牛肉!鶏肉!よし!焼きますか!」


…焼いたらアイテムボックスに入れるを繰り返し、1時間後。グーッ(お腹の音)とりあえず今日はこれくらいで良いか!


「ユートさん!お待たせ!晩ごはん食べよう♪」


「おおー!待ってました♪」


「アイテムボックス!豚の焼き肉!牛の焼き肉!鶏の焼き肉!サラダ山盛り!ごはん!ロールパン!焼き肉のタレ!フォーク!箸!さっ♪食べよういただきます♪」


「美味しいそうだな!いただきます!」


豚の焼き肉に焼き肉のタレをたっぷりかけてごはんと一緒に(パクッモグモグ)うん♪美味しい♪


「うまい!!モモさん!美味しいよ!(ニカッ)」


モグモグガツガツムシャムシャ…


「ご馳走様!とても美味しかった!(ニカッ)」


「ご馳走様♪それは良かった♪(ニッコリ)じゃあ、順番にお風呂入ってねようか♪」


「そうだな!部屋で本読みたいし、先にお風呂入っていいか?」


「うん♪いいよ♪あっ!ユートさんアレ、忘れてない?」


「??」


「毎日、抱きしめてくれる約束♪(ニコニコ)」


「わ…わかった…(真っ赤)モモさん、今日もありがとう!(ギューーー)俺、お風呂入って寝る!モモさん!お休みなさい!(ドタバタ)」


「ユートさん!お休みなさい!」


か…可愛いかよ…鼻血でそう…本当に幸せだわ♪最高♪(ニヤニヤ)年上なのに子供のように可愛いユートさん…そんなところも好き!


「アイテムボックス!コーヒー!(ゴクゴク)美味しい♪」


後、30分くらいしたらお風呂入って寝よう♪明日はおかみさんの食堂に調味料でも売りに行ってみようかな?うん♪良いかも♪業務用調味料あるかな?とりあえず、明日で良いか…。(ゴクリ)コーヒー美味しい♪ボーっとしてたら、あっという間に時間は過ぎた。お風呂に入り、早めに寝た。お休みなさい。





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