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奴隷 ②

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「こんにちは。奴隷を買いにきました、いま大丈夫ですか?」


「はい、こんにちは。いま大丈夫です!個室にご案内します」


「ありがとうございます」


「本日はどの様な奴隷をお探しですか?」


「冒険者の奴隷を探してます。ランクはCランク以上、年齢は40歳以上、大怪我しててもかまいません。男性でお願いいたします!」


「かしこまりました。該当する奴隷を連れて参ります少々お待ちください」


奴隷商人は3人の奴隷を連れてきた………一目惚れである。

あまり興味のない1人目はAランク冒険者で、ギャンブルの借金で奴隷になったようだ…俺様系で私には合わないと思った。(白金貨500枚)


そして大本命の2人目の彼は足に大怪我をしていて、冒険者として生活が出来なくなり奴隷になったみたいだ。元Bランク冒険者で45歳うんうん理想的♪名前はユートさん!(白金貨100枚)


そしてやっぱり興味のない3人目は、もはやおじいちゃんだった…ごめん!おじいちゃん!(白金貨100枚)


「2人目に紹介された彼を買います!」


「お客様、ありがとうございます。奴隷契約の準備をするので少々お待ち下さい」


待つこと20分。先ほどよりも、清潔感のある服に着替えたユートさんと魔道具を持った奴隷商人が戻ってきた。


「奴隷契約をいたします。命令服従、秘密厳守の他にご希望ありますか?」


「いいえ、大丈夫です」


「では、この魔道具にお客様の血を少しお願いいたします」


「はい。」


ナイフで指を少し切り血を容れる。(ブォンッ)奴隷商人がユートさんの左腕に魔道具を押しつけて魔力を流しながら呪文を唱える。ユートさんの左腕に星型の痣ができた


「お客様、契約終わりました。本日は奴隷をお買い上げありがとうございます。帰宅の馬車を手配いたしましょうか?金貨3枚かかりますが…」


「ありがとうございます、馬車の手配お願いいたします。(白金貨100枚と金貨3枚を払う)」


「かしこまりました、少々お待ち下さい」


待つこと10分。


「お待たせいたしました、馬車の準備ができました。本日はありがとうございました、またのお越しをお待ちしております」


「ありがとうございました」


ユートさんと馬車に乗る。とりあえず帰るか!ユートさんと美味しい物でも家で食べよう♪ニコニコしていると、ユートさんがオズオズと話しかけてきた


「ご主人様、足を怪我してる私でよろしかったのですか?」


「大丈夫♪大丈夫!あとご主人様じゃなくて桃さん、もしくは桃って呼んで♪命令です!(ニコッ)」


「はい…モモさん…。(戸惑い)」


馬車で20分くらいで家に着いた


「ユートさん入って私達の家だよ♪」


「はい…モモさん…。(やっぱり戸惑い)」


よし、とりあえず家に入ったらお茶とエリクサーだな♪ニコニコッ





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