18 / 30
Cランクになろう
3-8 Cランク昇格
しおりを挟む
結局あれから何も聞けないまま、ドラカは無事に退院した。
とはいえ、いつもの調子に戻って人を茶化すだけになってしまっただけだが、まあ元気になっただけ良かった。
ドラカの命を狙う人間について何も分からないままで終わりながらも、もし俺が狙われる事があったら……ということを考えて少しの間護衛になってくれる事になった。
本人なりのお礼のつもりらしい。
帰りの馬車の中で少し話をした。
「そういえばドラカのパーティメンバーはどこにいるんだ?」
「そんなもん最初からいないさぁ。人がいると色々面倒だろう?」
「え、だって俺に初めて会った時はパーティに誘ってきただろ」
「あれはほら、こっちだってマトモな回復料理が欲しいのさぁ。他のやつに取られたらありつけなくなっちまうからねぇ」
俺は非常食か何かか。
そう言いたくなったが、何だかんだドラカはSランクまで1人で上がったってことだ。
それは単純にすごい。
「そういや森で俺を助けたことも覚えてないんだよな」
「あぁ、全くね」
「無意識で人を助けに来るなんて、あんた実はとても優しい人間だったりするのか?」
「けけけ、あたしはいつだって優しいよぉ」
こんな軽い話をしているうちに馬車は王都に到着した。
馬車から降り、ドラカはぐいっと伸びをする。
「ふー………さて、と……あんたはDランクの半分くらいだったかい?」
「ああ。あと5つだけどな」
「思っていたよりやるじゃないか。じゃ、引き続きクエスト頑張りなぁ」
ドラカはひらひらと手を振り、背を向けてどこかに行こうとする。
「おいどこに行くんだ? ギルドはそっちじゃない」
「けけ、流石に知ってるさ。今日はひとまず休ませてもらいたいねぇ。ギルドにはもう遣いを出したから、報告は済んでるのさぁ」
ドラカは振り返らずそう告げるとそのまま真っ直ぐ歩いて行き、間もなく背中が人混みにかき消されて見えなくなった。
「……俺はギルドに戻るか」
歩いてギルドに向かうと、ルシアさんが笑顔で迎え入れてくれる。
と思いきやそうじゃなかった。
ギルドに入った途端ルシアさんがとてつもない勢いで俺の方に走ってくる。
「もう! 心配したんですよ!」
半分怒りで半分泣いている状態のルシアさんは、見たこともない形相で感情をぶつけてきた。
「ドラカさんから無事だという報告が来たのは安心しましたがそれでも……あら? ドラカさんがいませんね」
ルシアさんは俺の後ろを見てキョトンとした顔をする。
この百面相具合、最近誰かでも見たな。
「ドラカは今日は休むそうです。無理やり出て行ってすみませんでした」
俺は頭を下げる。
ルシアさんは真剣な顔で俺に諭す。
「ロイズさん、私たち冒険者ギルドの職員は、冒険者と依頼人を繋ぐお仕事なんです。命を危険に晒す仕事は任せられません。だからランク制度もあるんですよ。もう二度とあんな危険な真似はしないでください」
次やったら資格の剥奪も有り得るそうだ。無理もない。
俺は改めて謝罪し、大人しくDランクのクエストを選ぶ。
Cランクも近いし、報酬より時間で決めていこう。
俺は受けては報告するスタイルに変え、無心でクエストをうけ何とか今日は2つ報告が完了した。
ギルドが閉まる時間になってしまったのでまた明日にしよう。
Cランクまであと3つだ。
急いで宿に戻り、湯に浸かり眠る。
――――――――――――――
起きて朝飯を軽く作り、食べてギルドに向かう。
ギルドに入ると、数日間見なかっただけなのに少し懐かしく感じる光景があった。
「ドラカ」
「おやぁ、あたしの命の恩人サマじゃないかぁ」
いつも通りのドラカがカウンターで酒を飲んでいる。
こうして見ると平和な光景なんだなと思う。
というか病み上がりのくせに大丈夫なのか?
「ほどほどにしておけよ。あ、そうだ」
「ん~?」
俺は荷物から握り飯を取り出す。
「ほら、これでも食ってろ。あとあんまり飲むな。ルシアさんもどうぞ」
2人に疲労回復促進効果のある握り飯を渡す。
するとドラカは何故か上機嫌になり、りんごジュースを飲み始めた。
「大事に食べさせてもらうよぉ」
「ロイズさん、ありがとうございます」
作ったご飯で喜んでもらえるのは単純に嬉しい。
さて、今日もクエストだ。
「3つ、行ってみるか」
採取が報酬的にはおいしそうだが、簡単な配達、加工、鉱石磨きにしよう。
「お願いします」
「お、張り切ってるねぇ!」
「うるさいドラカ」
「承ります! お気をつけて、行ってらっしゃい!」
茶化すドラカを尻目に俺はギルドを出た。
あとはいつも通りクエストを進めていく。
配達――加工―――そして鉱石磨き
「これで最後か」
最後の鉱石を磨き終わると、もう16時を回っていた。
「急いで戻ろう。昇格クエストが簡単なものだといいけど」
またもや鍛冶屋の人に盛大に感謝をされながらも俺はギルドに駆け足で戻る。
「……ルシアさん! お願い、します!」
「お帰りなさい! すぐにみますね」
ぜえはあと息を切らしてギルドに入り、まだ酒を飲んでいるドラカを無視して鑑定をお願いする。
「……うん、うん、はい! 大丈夫ですね。お疲れ様でした!」
ルシアさんがにこにこと合格を出してくれる。
ほっと胸を撫で下ろす。
「ロイズさんはこれでCランク昇格クエストを受注可能です。受けられますか?」
「は、はい、お願いします!」
遂に来た。
これさえクリアすればやっとのんびり料理生活ができる。
「次のクエスト内容は……」
「内容は……?」
「ご自身の『恩恵』レベル検査です」
「『恩恵』レベル検査?」
俺が首を傾げると、ルシアさんはクエストの紙を取り出し見せてくる。
「簡単に言うと今の『恩恵』によるスキルがご自身のレベルに合っているかの検査です。合っていなければレベルを上げ、合っていたら合格になります。ロイズさんの場合は料理ですね」
「そ、そんな簡単なのか」
「ええ、あちらの鑑定台に前回と同じように今度はご自身の手をかざして鑑定してください」
前の魔石加工と同じように今度は点数を自分に出すのか。
まず今の点数が知りたい俺は真っ直ぐ鑑定台に行き、、興味本位で手をかざす。
すると―――
ビービービービー
「うわ!!」
急に機械音が激しく鳴り始める。
点数版にはERRORの文字が。
「ど、どうしましたか!?」
ルシアさんがパタパタと駆けてくる。
「手をかざしたら急に音が鳴り始めて……」
鑑定台を調べ始めるルシアさん。
五分ほどして、俺は驚くことを告げられる。
「………測定不能……ロイズさんの『恩恵』による料理スキルは測れないレベルまで上がっています」
「測定……不能………??」
「アッハッハッ、Cランク昇格おめでとう!」
混乱する俺とルシアさんを見ながら、ドラカは1人で爆笑している。
こうして、俺はめでたく(?)Cランクに昇格することが出来たのだった。
とはいえ、いつもの調子に戻って人を茶化すだけになってしまっただけだが、まあ元気になっただけ良かった。
ドラカの命を狙う人間について何も分からないままで終わりながらも、もし俺が狙われる事があったら……ということを考えて少しの間護衛になってくれる事になった。
本人なりのお礼のつもりらしい。
帰りの馬車の中で少し話をした。
「そういえばドラカのパーティメンバーはどこにいるんだ?」
「そんなもん最初からいないさぁ。人がいると色々面倒だろう?」
「え、だって俺に初めて会った時はパーティに誘ってきただろ」
「あれはほら、こっちだってマトモな回復料理が欲しいのさぁ。他のやつに取られたらありつけなくなっちまうからねぇ」
俺は非常食か何かか。
そう言いたくなったが、何だかんだドラカはSランクまで1人で上がったってことだ。
それは単純にすごい。
「そういや森で俺を助けたことも覚えてないんだよな」
「あぁ、全くね」
「無意識で人を助けに来るなんて、あんた実はとても優しい人間だったりするのか?」
「けけけ、あたしはいつだって優しいよぉ」
こんな軽い話をしているうちに馬車は王都に到着した。
馬車から降り、ドラカはぐいっと伸びをする。
「ふー………さて、と……あんたはDランクの半分くらいだったかい?」
「ああ。あと5つだけどな」
「思っていたよりやるじゃないか。じゃ、引き続きクエスト頑張りなぁ」
ドラカはひらひらと手を振り、背を向けてどこかに行こうとする。
「おいどこに行くんだ? ギルドはそっちじゃない」
「けけ、流石に知ってるさ。今日はひとまず休ませてもらいたいねぇ。ギルドにはもう遣いを出したから、報告は済んでるのさぁ」
ドラカは振り返らずそう告げるとそのまま真っ直ぐ歩いて行き、間もなく背中が人混みにかき消されて見えなくなった。
「……俺はギルドに戻るか」
歩いてギルドに向かうと、ルシアさんが笑顔で迎え入れてくれる。
と思いきやそうじゃなかった。
ギルドに入った途端ルシアさんがとてつもない勢いで俺の方に走ってくる。
「もう! 心配したんですよ!」
半分怒りで半分泣いている状態のルシアさんは、見たこともない形相で感情をぶつけてきた。
「ドラカさんから無事だという報告が来たのは安心しましたがそれでも……あら? ドラカさんがいませんね」
ルシアさんは俺の後ろを見てキョトンとした顔をする。
この百面相具合、最近誰かでも見たな。
「ドラカは今日は休むそうです。無理やり出て行ってすみませんでした」
俺は頭を下げる。
ルシアさんは真剣な顔で俺に諭す。
「ロイズさん、私たち冒険者ギルドの職員は、冒険者と依頼人を繋ぐお仕事なんです。命を危険に晒す仕事は任せられません。だからランク制度もあるんですよ。もう二度とあんな危険な真似はしないでください」
次やったら資格の剥奪も有り得るそうだ。無理もない。
俺は改めて謝罪し、大人しくDランクのクエストを選ぶ。
Cランクも近いし、報酬より時間で決めていこう。
俺は受けては報告するスタイルに変え、無心でクエストをうけ何とか今日は2つ報告が完了した。
ギルドが閉まる時間になってしまったのでまた明日にしよう。
Cランクまであと3つだ。
急いで宿に戻り、湯に浸かり眠る。
――――――――――――――
起きて朝飯を軽く作り、食べてギルドに向かう。
ギルドに入ると、数日間見なかっただけなのに少し懐かしく感じる光景があった。
「ドラカ」
「おやぁ、あたしの命の恩人サマじゃないかぁ」
いつも通りのドラカがカウンターで酒を飲んでいる。
こうして見ると平和な光景なんだなと思う。
というか病み上がりのくせに大丈夫なのか?
「ほどほどにしておけよ。あ、そうだ」
「ん~?」
俺は荷物から握り飯を取り出す。
「ほら、これでも食ってろ。あとあんまり飲むな。ルシアさんもどうぞ」
2人に疲労回復促進効果のある握り飯を渡す。
するとドラカは何故か上機嫌になり、りんごジュースを飲み始めた。
「大事に食べさせてもらうよぉ」
「ロイズさん、ありがとうございます」
作ったご飯で喜んでもらえるのは単純に嬉しい。
さて、今日もクエストだ。
「3つ、行ってみるか」
採取が報酬的にはおいしそうだが、簡単な配達、加工、鉱石磨きにしよう。
「お願いします」
「お、張り切ってるねぇ!」
「うるさいドラカ」
「承ります! お気をつけて、行ってらっしゃい!」
茶化すドラカを尻目に俺はギルドを出た。
あとはいつも通りクエストを進めていく。
配達――加工―――そして鉱石磨き
「これで最後か」
最後の鉱石を磨き終わると、もう16時を回っていた。
「急いで戻ろう。昇格クエストが簡単なものだといいけど」
またもや鍛冶屋の人に盛大に感謝をされながらも俺はギルドに駆け足で戻る。
「……ルシアさん! お願い、します!」
「お帰りなさい! すぐにみますね」
ぜえはあと息を切らしてギルドに入り、まだ酒を飲んでいるドラカを無視して鑑定をお願いする。
「……うん、うん、はい! 大丈夫ですね。お疲れ様でした!」
ルシアさんがにこにこと合格を出してくれる。
ほっと胸を撫で下ろす。
「ロイズさんはこれでCランク昇格クエストを受注可能です。受けられますか?」
「は、はい、お願いします!」
遂に来た。
これさえクリアすればやっとのんびり料理生活ができる。
「次のクエスト内容は……」
「内容は……?」
「ご自身の『恩恵』レベル検査です」
「『恩恵』レベル検査?」
俺が首を傾げると、ルシアさんはクエストの紙を取り出し見せてくる。
「簡単に言うと今の『恩恵』によるスキルがご自身のレベルに合っているかの検査です。合っていなければレベルを上げ、合っていたら合格になります。ロイズさんの場合は料理ですね」
「そ、そんな簡単なのか」
「ええ、あちらの鑑定台に前回と同じように今度はご自身の手をかざして鑑定してください」
前の魔石加工と同じように今度は点数を自分に出すのか。
まず今の点数が知りたい俺は真っ直ぐ鑑定台に行き、、興味本位で手をかざす。
すると―――
ビービービービー
「うわ!!」
急に機械音が激しく鳴り始める。
点数版にはERRORの文字が。
「ど、どうしましたか!?」
ルシアさんがパタパタと駆けてくる。
「手をかざしたら急に音が鳴り始めて……」
鑑定台を調べ始めるルシアさん。
五分ほどして、俺は驚くことを告げられる。
「………測定不能……ロイズさんの『恩恵』による料理スキルは測れないレベルまで上がっています」
「測定……不能………??」
「アッハッハッ、Cランク昇格おめでとう!」
混乱する俺とルシアさんを見ながら、ドラカは1人で爆笑している。
こうして、俺はめでたく(?)Cランクに昇格することが出来たのだった。
0
お気に入りに追加
702
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
亡霊剣士の肉体強奪リベンジ!~倒した敵の身体を乗っ取って、最強へと到る物語。
円城寺正市
ファンタジー
勇者が行方不明になって数年。
魔物が勢力圏を拡大し、滅亡の危機に瀕する国、ソルブルグ王国。
洞窟の中で目覚めた主人公は、自分が亡霊になっていることに気が付いた。
身動きもとれず、記憶も無い。
ある日、身動きできない彼の前に、ゴブリンの群れに追いかけられてエルフの少女が転がり込んできた。
亡霊を見つけたエルフの少女ミーシャは、死体に乗り移る方法を教え、身体を得た彼は、圧倒的な剣技を披露して、ゴブリンの群れを撃退した。
そして、「旅の目的は言えない」というミーシャに同行することになった亡霊は、次々に倒した敵の身体に乗り換えながら、復讐すべき相手へと辿り着く。
※この作品は「小説家になろう」からの転載です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
遅刻勇者は異世界を行く 俺の特典が貯金箱なんだけどどうしろと?
黒月天星
ファンタジー
命の危機を女神に救われた高校生桜井時久(サクライトキヒサ)こと俺。しかしその代価として、女神の手駒として異世界で行われる神同士の暇潰しゲームに参加することに。
クリア条件は一億円分を稼ぎ出すこと。頼りになるのはゲーム参加者に与えられる特典だけど、俺の特典ときたら手提げ金庫型の貯金箱。物を金に換える便利な能力はあるものの、戦闘には役に立ちそうにない。
女神の考えた必勝の策として、『勇者』召喚に紛れて乗り込もうと画策したが、着いたのは場所はあっていたけど時間が数日遅れてた。
「いきなり牢屋からなんて嫌じゃあぁぁっ!!」
金を稼ぐどころか不審者扱いで牢屋スタート? もう遅いかもしれないけれど、まずはここから出なければっ!
時間も金も物もない。それでも愛と勇気とご都合主義で切り抜けろ! 異世界金稼ぎファンタジー。ここに開幕……すると良いなぁ。
こちらは小説家になろう、カクヨム、ハーメルン、ツギクル、ノベルピアでも投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった
さくらはい
ファンタジー
主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ――
【不定期更新】
1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。
性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。
良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ローグ・ナイト ~復讐者の研究記録~
mimiaizu
ファンタジー
迷宮に迷い込んでしまった少年がいた。憎しみが芽生え、復讐者へと豹変した少年は、迷宮を攻略したことで『前世』を手に入れる。それは少年をさらに変えるものだった。迷宮から脱出した少年は、【魔法】が差別と偏見を引き起こす世界で、復讐と大きな『謎』に挑むダークファンタジー。※小説家になろう様・カクヨム様でも投稿を始めました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる