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35.イケメンは容赦がなかったです ※

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「─────~~ンンぅっ!!」 
  
 悠が俺にキス?! あの悠が……?!

(嘘だろっ!?) 

 普段の悠が悠なだけに、思考が全く追いつかねぇ。
 目を見開いたまま身体を硬くしていたら、無理矢理歯列を割るように悠の温かい舌が、口中に入り込んできた。 
  
 首を振って抵抗しようにも、腕と同様に顎を掴んだ指は、頑として外れない。 
 なんだってんだよ、この馬鹿力が!! 
  
 舌を引っ込めたくてもフェロモン酔いのせいで、上手く舌が動かない。 
 痺れたように動かなくなっている舌を、悠の舌が容赦なく絡めとってくる。
 上顎の敏感な部分を舌でなぞられた時は、目眩を起こすほどの甘い刺激に、勝手に声が漏れた。

「んーッ、んん、んーッ。…っ、はぁっ、はぁっ」
「は…っ、アキ……」

 息が整う前に、また悠の舌が中に潜り込んでくる。


(あ、ぁ、…苦しい、苦しい。ぁ…、気持ちい……っ)

 
 柔らかい内側の頬肉や、舌の付け根にまで悠の舌が這い回る。 
 温かい舌で粘膜を擦られるたびに、乳首がジンジンと疼いてくる。
 優しく噛まれたり吸われたり……んんっ、おかしくなりそう。 
 キスのせいで身体がトロンと気持ち良くなってきた。
 力が入らねぇ……。だんだんと抵抗する気持ちが失せてきた。 

  
 あぁあ、こいつキス上手すぎだろ。
 すげー気持ちいいんだけど……。 

  
 付き合った経験はないけど、幸いなことに女子ウケするおかげで、中学の時は女友達とふざけてキスしたことなら俺にもある。
 でも悠のキスと比べると、あれはおままごとレベルだったっていうのを、今更ながら痛感した。
 てかこの歳で、何でこんなえろいキスが出来んだよ、コイツ。 
 深いところまで犯されているせいで、どこまでが自分の舌で、どこからが悠の舌なのかが把握出来なくなるくらい、グチュグチュに咥内を掻き回される。 
 気がつけば夢中になって悠の舌に舌を絡めて吸い付いてしまっていたけれど、悠も同じように気持ちいいと思っているんだろうか? 
  
 気になると確かめたくなってきた。
 俺だけが夢中みたいで、何となくムカツク。
 
 うっすらと瞼を上げた俺の目に、悠の視線がぶつかってくる。 
 普段泰然としている悠の目元が、赤い色に染まっていて、すげー色っぽい。

(やっぱこいつでも、興奮すんだな)

 何か安心した。
 掴んでいた髪の毛から指を離すと、悠の後頭部を引き寄せて深く口付ける。
 隙間がないほどピッタリ合わさった咥内で、悠の舌と自分の舌が擦れ合うのが気持ちいい。
 流れてくる悠の唾液も…嫌じゃない。
 そのままコクンと飲み込む。


 ああ、やべぇ…。
 俺、こいつに触れられるの嫌じゃねぇ。 


 キスされたまま、両乳首を指の腹で引っ掻かれると、気持ちが良すぎて身体がビクビクと痙攣する。
 刺激に煽られて、うっかりそのままイッてしまいそうなくらい。 
  
「あ、あ、悠ぅ。っん───~~…!!」 
  
 引っ張るように摘まれると、脳天までビリビリと響く。
 
(はぁ、ぁ…それ、きもちい…っ。てか乳首って、こんなに感じるもんなの?)

 感じすぎてやばい。
 今まで触ったことが無かったから知らなかったけど、俺、乳首が弱かったんだな。
 本当にこのまま触られ続けたら、乳首の刺激だけでイッちゃいそう。 
 腹筋に力を入れて堪えるけど、どんどん快感が膨れ上がってくる。
 
(どうしよ…このままパンツの中で、暴発してしまいそう)

 困った。気持ちはいいけど、そんな情けない目には遭いたくない。
 なんとかこの射精感を止めないと、残りの時間をノーパンで過ごす羽目になってしまう。 
 恥ずかしいのを覚悟で、悠には伝えることに決めた。
 追いかけてくる悠の舌を躱しながら、なんとか唇を離す。
  
「ぷはっ、はぁっ、悠…!ぁ、ちょお、待っ……!」 
「はぁ…、アキ? なに?」 
「はぁ、はぁ、ち、ちくびは……も、触んなって……っ、ぁあああぅ!!」 
  
 触るなという言葉がお気に召さなかったのか、逆にギュウッと親指と中指で痛いほどに摘まれてしまった。
 思わず嬌声なのか悲鳴なのか、分からない声が口から飛び出す。 
 悠の指は敏感になっている先端を摘まんだまま、人差し指で中身を抉るかのように引っ掻いてくる。 
  
「あぁああっ!ひぁっ、あっ、
 ……い、いっ!…っ、あああぅんんッッ」 
 
 突然の激しい刺激に、視界がチカチカしてくる。
 痛みと快感のせいで涙が出てくる。 
 くっ、このドSが!
 歯を噛み締めながら、襲ってくる感覚に必死に抵抗するけど、悠がこのまま追撃の手を緩めてくれなかったら、確実に中で暴発してしまう。 
  
「あっ、あっ、ちが…っ!パン…パンツっ、汚しちゃう、からっ!」 
「パンツ?……あぁ、そういうことか。ごめん、脱ごっか?」 
  
 苦しい息の下、やっとの思いでそう伝えたら、悠はようやく俺の状態に気づいてくれたらしい。
 涙を拭う俺を宥めるように、悠が唇をちゅっと吸ってきた。 
 ちゅっ、ちゅっ、と軽く吸った後、口の中にぬるりと舌が潜り込んでくる。
 絡められたまま優しく先端を甘噛みされると、泣いていたのも忘れて悠の舌に夢中になった。
  
「……ん、ぁ……んぅ…」 
  
 キスに夢中になっている間に、お腹の辺りでカチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。 
 上を向かされた状態で悠とキスをしているために下半身が見えないけれど、ズボンのファスナーを下ろされている感覚がある。
 苦しかった前が楽になって、安堵の溜息が漏れた。
 ほんと、ちんこの根本が痛かったんだよ。
 キスと乳首の刺激だけで、ガチガチになっているのが自分でも分かるくらい。

 俺の吐く息を吸い取るように悠がキスを深めてくると、穿いていたボクサーパンツに手を差し入れながら、ゆっくりと下にズリ下げてきた。
 ぶるんと飛び出した俺のクララが、外気に触れてフルリと揺れる。
 羞恥に頬がジワリと熱くなった。
 自分一人だけがこんな場所で、こんな格好でちんこを出しているなんて、死ぬほど恥ずかしい。
 けど、中で暴発を防ぐためにはこれしかないっていうのがもうね……。
 いや、我慢が利かない俺が悪いんだけどさ。
 せめて悠にはちんこを見られたくないという思いから、悠の首を引き寄せるようにして俺から深く口付ける。

 ちゅ…っ、くちゅ…、ちゅ……。

 悠から発する甘い香りがトイレの中に充満しているせいなのか、悠の舌が甘く感じられる。
 汗は甘くないだろうけど…お前の舌は甘いよ。
 混じり合った唾液を流し込まれても、全然嫌悪感が湧いてこない。
 むしろ美味しいとさえ思えるくらいだ。

(初めは戸惑ったけど……俺、悠とキスするのは別に嫌じゃねーかも)

 こいつの顔が綺麗すぎるせいで、嫌悪感が湧かねーのかな?
 うっとりしながら、悠に凭れかかるようにキスをする。
 だからちょっと油断していたのかもしれねぇ。
 悠の手が俺の尻の間を辿ってきても、安心して身を任せたままでいた。
 アナル付近を優しくなぞって来ても『ん?』と思うくらい。
 その指が不躾に俺の中に挿ってきた時に、初めて驚きで固まった。
 

 ─────ッ!!!??? 
  

「痛ったぁあああ───~~ッ!! 痛って、痛って、痛ってぇええッッ!!」 
  

 あまりの痛さに、さっきまでのトロンと蕩けていた気持ちが全部吹き飛んだ。 
 色気もくそもない絶叫が喉から迸る。
 信じらんねぇっ、信じらんねぇっ、信じらんねぇっ!
 

(こ、こいつ……いきなり人のケツに指を挿れてくるって、どういうつもりだよッ!)

 
 わなわなと震えながら背後の悠を振り返る。
 けど悠は悠で、自分の指を見つめながら、首を傾げたままだ。 
  
「ラットをぶつけたのに……濡れていない?」

 何でやられた俺が、不審そうに見られてるんだよ!!
 人のケツに容赦なく指を突っ込んどいて、言うセリフがそれかよっ! 
 憤りすぎて声も出ない。
 真っ赤な顔で怒りに震えながら、悠を睨みつけてやるのが精々だ。
 痛みで咄嗟に肛門をギュッと絞めたおかげか、実際の所はチョビっとしか指の侵入を許さなかったけれど、あれはマジで痛かったんだぞ! 
  
 やっぱαはβには理解できない生き物みたいだ。
 いきなり指を突っ込んじゃいけないって、AVから習わなかったんだろうか。 
 しかも突っ込んだ本人は『解せない』というように俺を見てくるし。
 むしろ俺にとっては尻が濡れる方が怖ぇーよ! 
 腸液が漏れてる方が大変だわ! 
 
「やはりもう一度試してみた方が──…」 


 …………ッ!?
 まだ懲りてねーのかよ、コイツ!!


「アホっ、変態っ、痛かったわボケが!! ケツは挿れるところじゃねーよっ!!」 
  
 悠の言葉を耳にして、光の速さで行動に移す。
 こんな場面で固まったままでいたら、何をされるか分かんねぇ! 

(言っとくけどな、俺の尻はウンチ専用なんだよっ!! )

 尻をガードするように手で覆って隠す。
 フェロモンが身体に残っているせいで、クララはまだ硬度を保っているけれど、出しっぱなしなのは危険すぎる。
 暴発だろうが何だろうが、すぐにパンツを穿いた方が賢明だろう。
 
 慌てて太ももまでズリ下がっていたパンツに手をかけようとしたところで、悠の腕が後ろから回ってきた。
 そのまま壁に縫い付けるように、手首を押さえつけられる。
 くそっ、阻むな貴様っ! 

「怖がらせたかったわけじゃないんだ。──ごめん。ちゃんと痛くないようにするから」 

 俺を押さえつけたままそう言うと、ベロッと自分の指を舐めてきた。 

  
「──ヒィ…ッ!?」 
 
 
 待てっ、その指さっき俺のケツに突っ込んだ指じゃないのか!?
 信じらんねぇ…。舐めるか普通ッ!! 
 腹壊しても知らんぞっ! 
  
 驚愕に慄く俺には構わず、しっかり指を濡らした悠は俺を押さえつけたまま、再びアナルに指を這わせてきた。
 待て……っ、待て待て待て!!
 何をするつもりだよ、お前!! 
  
「悠っ、アホ、バカ、ヤリチンっ。止めろって!」 
「アキ…力を抜いて。暴れると中が傷つく」 
  
 俺の抗議を無視して、悠がそのまま中に指を埋め込んできた。 
  
「ぐ…ぅっ────~~~…ッ!!」 
  
 さっきは乾いた指をいきなり挿れてくるから、その引き攣った痛みに慌てて肛門を閉じれたけど、今度はしっかりと濡らされている分、ズプププ…と中まで指が沈みこんでいく。 
  
「うぁあ……」 
  
 異物感が凄い。
 痛くはないけど、中を探るように動く指の刺激が微妙すぎて、むしろ気持ち悪い。 
  
「アキ、締め付けると動かしにくい」 
「無理ぃ。むしろ抜け…って! 動かすなぁっ」 
  
 首を横に振りながら、必死でイヤイヤしていると、悠の身体からさらに濃厚な香りが漂ってきた。 
 ぐらりとくる匂いに、今度こそ抵抗が出来なくなった。 
 力が入らなくなったせいで、立ってもいられない。
 慌てて悠が拘束していた指を外して俺を支えにかかるけど、悠に抱えられていなかったら、きっと今頃は床に座り込んでいたと思う。 
  

 あぁああ、なんだこれ……っ 
 下腹部が熱い。 
 項がピリピリする。 
  

 悠の長い指が付け根まで入ったのか、今度は中を探るように撹拌してくる。 
 快感を与えるような指の動きではないのに…むしろ医者が内部を検分するかのような慎重な動きなのに、何故だか悠の触れている部分から、気持ちよさが溢れてきた。
 あ…ぅ……、変だ……。俺、変。
 きっと俺の身体がおかしくなってんのかもしれない。 
  
「これだけフェロモンをぶつけているのに、濡れてこない? でも匂いには反応しているようだし……どういう事だ?」 
  
 甘い匂いで頭がやられているせいなのか、すぐ後ろにいる悠の声がどこか遠くから響いているように感じる。 
  
  
 あつい。 
 あつい。 
 あつい…。 
  
  
「あまり人数は居ないと聞くけど……、もしかしてアキはあの『混ざりもの』というやつなのか?」 
  
  
 『混ざりもの』 
  

 ───聞き慣れない言葉。
 
 もしかして今の俺の状態みたいなのを、α達はこう言うんだろうか? 
  
  
 それよりも、ゆび、抜けよ。 
 うなじも、熱いんだって。 

  
 無意識に熱を訴える項に手を当てていたのか。
 悠の指が俺の手を外しにかかる。 
  
「──なんで、項を隠すの?」 
「は…んんっ、あつい…んだっ、て…!」 
  
 俺の言葉に悠が項に触れてくる。
 その刺激だけでもゾクゾクして、後ろの指をぎゅうぎゅうと締め付けてしまった。 
  
「あぁ、確かに熱を持っているな。つらい?」 
  
 優しく声をかけてくるから、朦朧とする意識の中でコクコクと首を縦に振る。 
 熱さで吹き出た汗を悠の舌が舐め取ると、うっとりしたように悠が呟く。 

  
「すごく…甘いな。アキからいい匂いがする」 

 
 そのままガリッと、熱を訴えてくる項に噛みつかれた。
 食い千切るような勢いで噛みつかれているのに。

 ──あぁ、もうよくわかんね……!!
 
 耐え難い痛みと噛まれた恍惚感が同時に襲いかかってきて、頭が真っ白になった。 
 気づけば尿道から大量の精子を吐き出していた。
  
「─────~~~…ッ!! は、あぁぅ……んンッ! 痛ぁあぅ…っ!?」 
  
 その間も悠の噛みつきは止まらない。 
 きつく噛みついたまま、何かを促すかのように、咥内にある俺の皮膚を舐め回している。 
 神経の過敏になった部分を容赦なく舌で抉られるような感覚に、自然と涙が溢れてくる。 

(ダメだ、それ、やめろ…っ、やだって、やぁ…っ)
 
 底から迫り上がってくる、うねりのような熱に飲み込まれてしまいそう。
 ドロドロに溶かされそうな恐怖に両目を見開いた。 
 悠の指を締め付けている内部が、溶け崩れそうなほど熱く感じる。
 奥に──奥に…と悠の指を引き込むように、内部が勝手に収縮を繰り返している。
 口を離した悠が、きつく項を吸ってきた。
 吸われるまま、項から何かが迸しっていく。
 開放感に唇がはくはくと戦慄いた。
    
「……は、っあぁあああぅンンッッ!!」 
  
 ガクガクガクっと二度目の絶頂の衝撃に耐える俺の項から、フワリと微かに漂う甘い香り──… 
 悠の匂いに混じると何とも言えない芳香に変わっている。 

 ──なんだ、この匂い…… 
  

「やっぱり……」
  
 低い、悠の声 
  
「やっぱり、アキだった……」 
  
 俺の身体をグッと強く抱きしめながら、悠が囁いてくる。
  
  


「────見つけた、俺のΩ……!」 







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