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ネオ・ドラッグ条約
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「騙したな。全く危険な組織じゃなかったぞ」
最近の俺の休日は、天野の家で裸で過している気がする。
公平からの遊びの誘いを断り、奏ちゃんからのデートの誘いを断り、サッカー部の練習を休んでいる。
自分で自分が嫌になる。
「騙していないよ。君が勘違いしたんだろ。だいたい、危険な組織の所へ君を一人で行かせるわけないじゃないか。僕を何だと思っているのさ」
天野はいつものように優雅に絵を描いている。
俺は、ベッドの上でうつ伏せ状態で這いつくばっている。
馬鹿みたいじゃないか。
「変態教師」
「心外だな。美術という部分が抜けているよ。それか変態芸術家がいいな。せっかくのモデルを危険な目に合わせるわけないだろ。作品が完成できなくなる」
そういう理由かよ。
本当に変態だな。
「でも、良かったじゃないか。今のところ、君に危険は及びそうにない。誘拐犯はプロが処理して、死体は見つからないわけだ。君の守りたい秘密は無事みたいだね」
「全然良くない。俺を誘拐した男には家族がいた。その人達はどうなるんだ」
「そんなことで落ち込んでいるのかい。お人好しすぎるよ、被害者君」
「その人の奥さんと子供は、家族が死んでいることを知らずに生きていかなければならないんだぞ。不憫すぎるよ」
「なるほどね。君の叔父さんと重ねているわけだ。だったら放っておくのが良いだろう。犯罪者の家族は世間的に人権がなくなることくらい分かるだろ。だから君だって叔父さんに真実を言わないんじゃないかな」
何も言えない。
この変態教師の言葉が正論すぎて、俺には何も言えない。
「やっぱりこんな人生嫌だ。生まれ変わりたい」
天野は呆れたように笑った。
勝手に笑っていろ。
「せっかくドラッグ時代に生まれたんだ。転生する前にドラッグに頼ってみたらいいじゃないか。使えるものは有効に使うんだよ」
「もう頼ってるよ。それが無いと学校すら行けなくなってるよ」
「わお。現代っ子だね。でも、毎日は良くない。ネオドラからわずか三十年しか経っていないからね。長期的に服用した結果なんて誰にも分からない」
「俺が使っているのは違法ドラッグじゃない。ちゃんと認可されている」
「認可されているドラッグでも、何十年もの臨床実験はされていないよ。認可後のドラッグは言うなれば、大規模な人体実験期間へ突入する。気づいた時にはもう遅いから気をつけてね」
そんなこと考えたことがなかった。
テレビコマーシャルでも、雑誌でも、ネットでも新作ドラッグの話題ばかり目立つ。
クラスメイトも誕生日プレゼントにドラッグをねだるのはよくある話だし。小遣いをためてドラッグを買いに行く奴も多い。
危機感をもってはいないだろう。
「何でネオドラができたか分かってる? 歴史の授業ではざっくりしか教えてくれないよね」
「個々の性能を最大限に引き出して、より良い人生を歩むためじゃないのか。最近の俺は、ドラッグのせいでひどい目にあっているけどな」
「人類は必要に迫られたからと言った方が正しいね。人は豊かになろうとテクノロジーを発達させた。そこまでは良かったんだけど、何と人間はそこまで賢くなかったようで、自分達が開発した技術を使いこなすことができなかったんだ。ロボットに人類が支配される昔の映画を観たことあるかい?」
俺は頷いた。
俺はテレビで古い映画が放送されていると、よく叔父さんと観ていた。
テクノロジーと人類の対立は、よくある題材だったからいくつか観たことがある。
「ハリウッド映画によくあるよね。でもね、そこまで技術が発達する前に人類は自滅するのではないかと考えられたんだ。だって、人間に求められることが高度になればなる程、時代について行けない人間が増えちゃったんだもん。使えない人間が増えて、経済効果が生まれなければどうしようもない。どうせ滅ぶなら、ロボットに滅ぼされた方がロマンがあるよね」
「話が脱線してるぞ」
「急かさないでくれよ。とにかく、そこで人類は気付いた。環境だけ発達させても人間は置いてきぼりにされてしまう。それなら、人間自身を発達させようとね。待てができなくなった人類は、進化論に身を任せることはせず、自らの肉体に手を加えて進化しようとした。まずは欧米諸国が医薬品を改良し、脳の性能を高めるドラッグを開発し始めた。今度はそれを商品化することで、新たなビジネスが生まれた。市場は広い方がいい。そこで、同盟国同士で条約が結ばれたというわけさ。黒船の恐怖を知っている日本は、鎖国の道を選ばずドラッグ大国になった。結果君は、その被害者というわけだね」
何でこいつは一言多いんだろう。
「天野はネオドラに反対なのか?」
「反対か賛成かという問題じゃないね。物事には良い面と悪い面があるのは当然だし、欧米諸国の波に乗らなかった場合を想像してごらんよ。仲間外れにされるか侵略されるかのどちらかさ。ネオドラのおかげで、危険なドラッグが出回るのを防いでくれているというメリットもあるしね」
「じゃあ、八千代鴉って何なんだよ。政府公認で違法ドラッグを売っているんだろ」
「そりゃ他国と競争するなら、他国にスパイを送りこまないとね。他国のドラッグが日本で規制対象の成分が含まれていたら、堂々と国内に持ち込んで研究できない。世論が煩いし、他国から責任追及され兼ねないからね。だから政府は八千代鴉に依頼して違法ドラッグを仕入れているのさ。見返りに八千代鴉は違法ドラッグの密売許可をもらっている。ウィンウィンの関係だね。君に教えたクラブ内でなら、違法ドラッグを購入して使用しても罪にはならないよ。まるで異国みたいだろ。君の言葉を借りるなら、異世界ってやつかも」
やっぱりこの世界は間違っている。
もっと皆が平和で楽しく暮らせる世界に転生したい。
「天野はドラッグを使わないのか」
「そうだね。必要になったら使うかもしれない。でも、今までの人生でその必要はなかった。僕は生まれながらに恵まれていてね、人生に困ったことがないから」
まるで少女漫画みたいに、周囲に薔薇の花が咲いているようなその顔をぶっ飛ばしたい。
「あんたの父親は権力者じゃないか。偉い人の息子ってプレッシャーがかかって大変なんじゃないのか。俺の腹違いの兄も、父親が厳しくて大変そうだよ」
「君のお兄さんは運が悪かったんだね。僕はパパに溺愛されているから、昔からやりたくないことはやらなくても良かったし、やりたいことは全てやらせてくれたよ。だからきっと、僕は神にも愛されているんだと思う」
誰かこいつを黙らせてくれ。
不公平だ。
天野なんかより、玲時さんの方が恵まれるべきじゃないか。
あんなにいい人なのに。
それに、俺の人生は何だよ。
まるで、ゴミクズだ。
「あんたの父親はおかしいよ。しっかり子供を躾けないなんて」
「人の親に対して酷いじゃないか。理由はあるよ。パパの親友が子育てに失敗したからさ」
「失敗?」
「パパの親友は子供の教育に厳しい人でさ。自分の子供として恥ずかしくないように教育をした。丁度ネオドラが結ばれた頃に、学力向上用のドラッグを子供に与えて勉強させていたんだよ。そのドラッグは当時ちゃんと認可されていたし、使用方法も守っていた。でもね、当時は認可されたドラッグでも問題がある物も多かったんだよ」
「それでどうなったんだ?」
「ドラッグだけのせいとも言い切れない。親からのプレッシャーもあっただろうね。複合的要因だと僕は思うけど、その子供は自殺しちゃったよ。その後はもっと悲惨で、一家心中さ。大量のドラッグを服用してね。政治家、日神、一家心中で検索すると記事が出てくるよ」
ネオドラは人間の能力を上げて、皆で豊かになるための条約なのに。
人類が滅ぶ道を避ける為の条約なのに。
そのせいで死ぬなんて、本末転倒じゃないか。
「ラッキーだったよね。その子が自殺しなくて、一家心中もしなければ、僕も厳しく育てられていたかもしれないよ。ねえ。僕は運がいいでしょ」
おいしいスイーツの話でもしているように、天野は笑顔だった。
生まれた時からこういう性格なのか、それともそんな経緯があって達観しているのか分からない。
どちらにせよ、やっぱりこいつの頭はおかしいと思う。
「来週も来れそうかな? もう少しで納得できる作品になりそうなんだけど」
今日の仕事も終わりだ。
やっと解放される。こいつの前で着替えるのに慣れ始めていて怖い。
「来週は無理だ」
「おや。部活かい? 最近、あまり練習に参加していないみたいだね。土屋先生が心配していたよ」
「部活じゃない。ドラッグ開発業者に接触してみる」
「何で?」
「俺の秘密が守られているのは今だけだろ。今後永遠になんて保証は無い。やつらの動向を探るんだよ」
「ちゃんとクラブで情報を得たんだね。てっきり落ち込んで逃げ帰っただけかと思っていたよ」
なめるなよ。
俺はできることをするまでだ。
秘密は絶対に守る。
「でも気をつけなよ。一般人の方が八千代鴉なんかより危険だからね。一度誘拐されているんだから、ちゃんと学ばないと」
言われなくても分かっている。
でも、俺は俺の闘いをするまでだ。
世界なんか救えなくても、叔父さんだけなら俺でも守れるんじゃないかと思うんだ。
それが、ちっぽけな俺の精一杯だ。
最近の俺の休日は、天野の家で裸で過している気がする。
公平からの遊びの誘いを断り、奏ちゃんからのデートの誘いを断り、サッカー部の練習を休んでいる。
自分で自分が嫌になる。
「騙していないよ。君が勘違いしたんだろ。だいたい、危険な組織の所へ君を一人で行かせるわけないじゃないか。僕を何だと思っているのさ」
天野はいつものように優雅に絵を描いている。
俺は、ベッドの上でうつ伏せ状態で這いつくばっている。
馬鹿みたいじゃないか。
「変態教師」
「心外だな。美術という部分が抜けているよ。それか変態芸術家がいいな。せっかくのモデルを危険な目に合わせるわけないだろ。作品が完成できなくなる」
そういう理由かよ。
本当に変態だな。
「でも、良かったじゃないか。今のところ、君に危険は及びそうにない。誘拐犯はプロが処理して、死体は見つからないわけだ。君の守りたい秘密は無事みたいだね」
「全然良くない。俺を誘拐した男には家族がいた。その人達はどうなるんだ」
「そんなことで落ち込んでいるのかい。お人好しすぎるよ、被害者君」
「その人の奥さんと子供は、家族が死んでいることを知らずに生きていかなければならないんだぞ。不憫すぎるよ」
「なるほどね。君の叔父さんと重ねているわけだ。だったら放っておくのが良いだろう。犯罪者の家族は世間的に人権がなくなることくらい分かるだろ。だから君だって叔父さんに真実を言わないんじゃないかな」
何も言えない。
この変態教師の言葉が正論すぎて、俺には何も言えない。
「やっぱりこんな人生嫌だ。生まれ変わりたい」
天野は呆れたように笑った。
勝手に笑っていろ。
「せっかくドラッグ時代に生まれたんだ。転生する前にドラッグに頼ってみたらいいじゃないか。使えるものは有効に使うんだよ」
「もう頼ってるよ。それが無いと学校すら行けなくなってるよ」
「わお。現代っ子だね。でも、毎日は良くない。ネオドラからわずか三十年しか経っていないからね。長期的に服用した結果なんて誰にも分からない」
「俺が使っているのは違法ドラッグじゃない。ちゃんと認可されている」
「認可されているドラッグでも、何十年もの臨床実験はされていないよ。認可後のドラッグは言うなれば、大規模な人体実験期間へ突入する。気づいた時にはもう遅いから気をつけてね」
そんなこと考えたことがなかった。
テレビコマーシャルでも、雑誌でも、ネットでも新作ドラッグの話題ばかり目立つ。
クラスメイトも誕生日プレゼントにドラッグをねだるのはよくある話だし。小遣いをためてドラッグを買いに行く奴も多い。
危機感をもってはいないだろう。
「何でネオドラができたか分かってる? 歴史の授業ではざっくりしか教えてくれないよね」
「個々の性能を最大限に引き出して、より良い人生を歩むためじゃないのか。最近の俺は、ドラッグのせいでひどい目にあっているけどな」
「人類は必要に迫られたからと言った方が正しいね。人は豊かになろうとテクノロジーを発達させた。そこまでは良かったんだけど、何と人間はそこまで賢くなかったようで、自分達が開発した技術を使いこなすことができなかったんだ。ロボットに人類が支配される昔の映画を観たことあるかい?」
俺は頷いた。
俺はテレビで古い映画が放送されていると、よく叔父さんと観ていた。
テクノロジーと人類の対立は、よくある題材だったからいくつか観たことがある。
「ハリウッド映画によくあるよね。でもね、そこまで技術が発達する前に人類は自滅するのではないかと考えられたんだ。だって、人間に求められることが高度になればなる程、時代について行けない人間が増えちゃったんだもん。使えない人間が増えて、経済効果が生まれなければどうしようもない。どうせ滅ぶなら、ロボットに滅ぼされた方がロマンがあるよね」
「話が脱線してるぞ」
「急かさないでくれよ。とにかく、そこで人類は気付いた。環境だけ発達させても人間は置いてきぼりにされてしまう。それなら、人間自身を発達させようとね。待てができなくなった人類は、進化論に身を任せることはせず、自らの肉体に手を加えて進化しようとした。まずは欧米諸国が医薬品を改良し、脳の性能を高めるドラッグを開発し始めた。今度はそれを商品化することで、新たなビジネスが生まれた。市場は広い方がいい。そこで、同盟国同士で条約が結ばれたというわけさ。黒船の恐怖を知っている日本は、鎖国の道を選ばずドラッグ大国になった。結果君は、その被害者というわけだね」
何でこいつは一言多いんだろう。
「天野はネオドラに反対なのか?」
「反対か賛成かという問題じゃないね。物事には良い面と悪い面があるのは当然だし、欧米諸国の波に乗らなかった場合を想像してごらんよ。仲間外れにされるか侵略されるかのどちらかさ。ネオドラのおかげで、危険なドラッグが出回るのを防いでくれているというメリットもあるしね」
「じゃあ、八千代鴉って何なんだよ。政府公認で違法ドラッグを売っているんだろ」
「そりゃ他国と競争するなら、他国にスパイを送りこまないとね。他国のドラッグが日本で規制対象の成分が含まれていたら、堂々と国内に持ち込んで研究できない。世論が煩いし、他国から責任追及され兼ねないからね。だから政府は八千代鴉に依頼して違法ドラッグを仕入れているのさ。見返りに八千代鴉は違法ドラッグの密売許可をもらっている。ウィンウィンの関係だね。君に教えたクラブ内でなら、違法ドラッグを購入して使用しても罪にはならないよ。まるで異国みたいだろ。君の言葉を借りるなら、異世界ってやつかも」
やっぱりこの世界は間違っている。
もっと皆が平和で楽しく暮らせる世界に転生したい。
「天野はドラッグを使わないのか」
「そうだね。必要になったら使うかもしれない。でも、今までの人生でその必要はなかった。僕は生まれながらに恵まれていてね、人生に困ったことがないから」
まるで少女漫画みたいに、周囲に薔薇の花が咲いているようなその顔をぶっ飛ばしたい。
「あんたの父親は権力者じゃないか。偉い人の息子ってプレッシャーがかかって大変なんじゃないのか。俺の腹違いの兄も、父親が厳しくて大変そうだよ」
「君のお兄さんは運が悪かったんだね。僕はパパに溺愛されているから、昔からやりたくないことはやらなくても良かったし、やりたいことは全てやらせてくれたよ。だからきっと、僕は神にも愛されているんだと思う」
誰かこいつを黙らせてくれ。
不公平だ。
天野なんかより、玲時さんの方が恵まれるべきじゃないか。
あんなにいい人なのに。
それに、俺の人生は何だよ。
まるで、ゴミクズだ。
「あんたの父親はおかしいよ。しっかり子供を躾けないなんて」
「人の親に対して酷いじゃないか。理由はあるよ。パパの親友が子育てに失敗したからさ」
「失敗?」
「パパの親友は子供の教育に厳しい人でさ。自分の子供として恥ずかしくないように教育をした。丁度ネオドラが結ばれた頃に、学力向上用のドラッグを子供に与えて勉強させていたんだよ。そのドラッグは当時ちゃんと認可されていたし、使用方法も守っていた。でもね、当時は認可されたドラッグでも問題がある物も多かったんだよ」
「それでどうなったんだ?」
「ドラッグだけのせいとも言い切れない。親からのプレッシャーもあっただろうね。複合的要因だと僕は思うけど、その子供は自殺しちゃったよ。その後はもっと悲惨で、一家心中さ。大量のドラッグを服用してね。政治家、日神、一家心中で検索すると記事が出てくるよ」
ネオドラは人間の能力を上げて、皆で豊かになるための条約なのに。
人類が滅ぶ道を避ける為の条約なのに。
そのせいで死ぬなんて、本末転倒じゃないか。
「ラッキーだったよね。その子が自殺しなくて、一家心中もしなければ、僕も厳しく育てられていたかもしれないよ。ねえ。僕は運がいいでしょ」
おいしいスイーツの話でもしているように、天野は笑顔だった。
生まれた時からこういう性格なのか、それともそんな経緯があって達観しているのか分からない。
どちらにせよ、やっぱりこいつの頭はおかしいと思う。
「来週も来れそうかな? もう少しで納得できる作品になりそうなんだけど」
今日の仕事も終わりだ。
やっと解放される。こいつの前で着替えるのに慣れ始めていて怖い。
「来週は無理だ」
「おや。部活かい? 最近、あまり練習に参加していないみたいだね。土屋先生が心配していたよ」
「部活じゃない。ドラッグ開発業者に接触してみる」
「何で?」
「俺の秘密が守られているのは今だけだろ。今後永遠になんて保証は無い。やつらの動向を探るんだよ」
「ちゃんとクラブで情報を得たんだね。てっきり落ち込んで逃げ帰っただけかと思っていたよ」
なめるなよ。
俺はできることをするまでだ。
秘密は絶対に守る。
「でも気をつけなよ。一般人の方が八千代鴉なんかより危険だからね。一度誘拐されているんだから、ちゃんと学ばないと」
言われなくても分かっている。
でも、俺は俺の闘いをするまでだ。
世界なんか救えなくても、叔父さんだけなら俺でも守れるんじゃないかと思うんだ。
それが、ちっぽけな俺の精一杯だ。
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