2 / 3
怪我
しおりを挟む
高校生に入学してから数日が経ち、明日は休日だ。
「なぁなぁ、お前と渦巻先生って幼馴染なんだろ?」
武井がいきなりわかりきったことを聞いてきた。
「うん。と言っても七年ぐらい離れていたからお互い知らないことの方が多いかも」
そう。俺が小学生の時にかっちゃんは引っ越して行った。大学の進学のために地元を離れ、この七年間一度も俺に会いに来なかった。
「その渦巻先生なんだけどさぁ、体育の授業もう少し優しくしてってお願いできないか?」
「は、はあ?」
意味不明だ。
「だーかーらー!あの先生ってスパルタだろ?だからもう少し穏やかになってほしいって、きょーちゃんから言ってくれない⁇」
そうだった。武井は運動神経はいいが、とてもめんどくさがりでメンタルが豆腐以下だ。
「……」
俺は武井を少し呆れた目で見た。
「なんだよ!お前はいいよなぁ?幼馴染の特権持っているからそんなに厳しくないかもしれないが、俺たちはそんな特権持ってないんだぞ⁉︎」
武井が特権とか贔屓だとずっと叫び続けるもんだから後ろからかっちゃんがぬっと現れた。
「あっ……」
「な、なんだよ?」
俺がいきなり後ろを見たから少し不思議そうに武井も振り返った。
「鈴木……」
「うううう!渦巻先生⁉︎すんまっせん!!!!!!!矯正貸すんで、俺はこれで!」
シュッ
光の速さで俺を囮にして、武井は逃げて行った。
「お、おい!」
逃げる際に俺をかっちゃんの方へと押したせいで二人とも仲良く階段の踊り場まで落ちてしまった。
ドドドドドーン
「きゃあああ⁉︎」
「どうしたの⁉︎」
「都賀くんと渦巻先生が!」
「か、かっちゃん⁉︎大丈夫!!!!!!!」
「……」
「かっちゃん⁉︎」
必死に呼びかけたけど頭打って気絶してしまった。
俺を庇ったからかっちゃんが怪我をしたんだ。
保健室
「グスグスッ」
「……」
「かっちゃんばか!あほ!もっと自分を大切にしろよなぁ!」
「わ、悪かった」
保健室に運ばれたあと、少したら目を覚ましたかっちゃんは問題ない。戻るって言ったけど、右腕を痛めて、今はそれどころじゃない。俺のせいで怪我をしたって思ったら涙が止まらなくなった。
「うゔぅぅ!かっちゃんが死んじゃったらどうしようって思ったよ」
「ごめんなぁ?」
そう謝りながら俺をそっと抱きしめる。
「もう絶対にあんな無茶しないでよ?」
「ああ」
そもそも原因は武井だが、今はかっちゃんが怪我をした事実を受け入れたくない。
「俺、明日行くから。掃除も洗濯も全部任せて‼︎」
かっちゃんは少し考えたあと、勝手しろって言った。
なので次の日の早朝
「……」
ぐつぐつ
「あっ!かっちゃんおはよー」
「なんでいるんだ?」
少し困惑しているのか、ドアから俺をそっと見てくる。
「言っただろ?今日行くって」
「だからって朝五時に来るなぁよ?」
そう疲れた顔で言った。
「だって、かっちゃんほっといたら朝も昼も抜かすしここ最近、かっちゃんって野菜食べてないでしょ⁇」
ギクッ
「そんなことは……」
かっちゃんが言い訳する前に俺は言ってやった。
「あるよ!ここ数日のかっちゃんのぼっち飯見てきたけど、ほぼパンかおにぎりか飲むゼリーだよ!」
驚いたって顔で、俺を見てかっちゃんがぼっち飯はしていないと言った。
「誰もいないのは確認済みだからね!」
俺は昔からかっちゃんの後ろをついて回るのが好きで、お昼に一緒に食べようと思ったのに、かっちゃんがどこにもいないから探し回り校舎裏でぼっち飯をしているのを知った。
「俺はあれでいい」
「だめ!」
かっちゃんは昔から野菜が大の苦手で少しでも目を離すと避けてしまう。
「かっちゃん。今日の朝ごはんは野菜たっぷりのカレーだから」
「!!!!!!!っ!??!」
野菜という単語でその場にしばらく固まったと思ったら自分の家から逃げようとしたので、かっちゃんにしがみついた。
「どこに行くの!」
「ち、ちょっとタバコを買いに……」
嘘だ!
俺は知っている。都合が悪くなると何かを買いに出かけて夕方まで戻らないことを知っている。
「ち、ちょっ!矯正離せ⁉︎俺は野菜は少し食べるだけでいいんだ」
そう叫び俺を引き離そうとした。
「何やってるんだ。かっちゃんは怪我人なんだから大人しくする」
「その怪我人に力一杯しがみつくやつがいるか⁉︎」
しばらくの間、離せ離さないが続いたが、かっちゃんが根負けした。
「はぁー」
大きなため息をつきながらカレーができるのを待った。
「かっちゃん。ここ数日野菜食べないでしょ⁇」
「お前の変なところで妙に鋭い感やだ」
そうぽつりと呟いたが、本気で嫌がってはいない。
「あっできた。かっちゃん皿持ってきてー」
俺がそう言うと、皿をスッと目の前に置き少なめでと言った。
「だーめー!かっちゃんは大食いじゃないけど、野菜を食べたくないからって量を減らすと体に良くないよ?」
そう言って普通よりも少し多めに盛った。
ズーン
「……」
珍しく本気で落ち込んでいる。いくら健康のためだと言ってもやりすぎたかなぁ?
「お前、いつまでうちにいる気だ?」
「えっ?明日までいるよ」
「はあ⁉︎」
心底驚きスプーンをその場に落とした。
「あっ……」
「ぶっ!」
かっちゃんには悪いけど、俺は少し吹き出してしまった。
そのあと、朝ごはんを食べ終えて、かっちゃんがまた二度目をしようとしたので外に「強制的に」連れ出し散歩をした。
「はぁー。休みぐらいは家にいたいのだが……」
「だーめ!かっちゃんは休みの日に寝すぎだよ」
「お前は俺の母親か何かか?」
「えへへ。幼馴染の特権です」
昨日、武井が言ってたことをかっちゃんに言った。
ちなみにそのあと、武井からすごく謝られたししばらくの間はひとりでトレイ掃除を命じられている。
「頑張れー」
数時間後
「お前はもう家に帰れ」
「えっなんで?」
また家に帰れと言われたけど、帰る気などさらさらない。
ボソッ
「どうなっても知らないからなぁ」
「ん?かっちゃん何か言った?」
「何も……」
そのあと夕食を食べた後の記憶がない。気がついたら朝になっていた。
「あれ?」
昨日は夕食を食べて……何してたっけ?
隣で、かっちゃんが爆睡している。
「覚えてない」
んんんー?久しぶりにはしゃいだから眠くなって寝ちゃったのか。かっちゃんに迷惑かかったよなぁ。
昨晩
「すぅーすぅー」
「よく寝ている」
まさか、矯正が自ら泊まりに来るとは思ってみなかった。
「もう引き返せない」
矯正の飲み物に強力な睡眠薬を入れた。だから当分の間は起きない。
「お前は誰にも渡さないからなぁ。矯正」
「なぁなぁ、お前と渦巻先生って幼馴染なんだろ?」
武井がいきなりわかりきったことを聞いてきた。
「うん。と言っても七年ぐらい離れていたからお互い知らないことの方が多いかも」
そう。俺が小学生の時にかっちゃんは引っ越して行った。大学の進学のために地元を離れ、この七年間一度も俺に会いに来なかった。
「その渦巻先生なんだけどさぁ、体育の授業もう少し優しくしてってお願いできないか?」
「は、はあ?」
意味不明だ。
「だーかーらー!あの先生ってスパルタだろ?だからもう少し穏やかになってほしいって、きょーちゃんから言ってくれない⁇」
そうだった。武井は運動神経はいいが、とてもめんどくさがりでメンタルが豆腐以下だ。
「……」
俺は武井を少し呆れた目で見た。
「なんだよ!お前はいいよなぁ?幼馴染の特権持っているからそんなに厳しくないかもしれないが、俺たちはそんな特権持ってないんだぞ⁉︎」
武井が特権とか贔屓だとずっと叫び続けるもんだから後ろからかっちゃんがぬっと現れた。
「あっ……」
「な、なんだよ?」
俺がいきなり後ろを見たから少し不思議そうに武井も振り返った。
「鈴木……」
「うううう!渦巻先生⁉︎すんまっせん!!!!!!!矯正貸すんで、俺はこれで!」
シュッ
光の速さで俺を囮にして、武井は逃げて行った。
「お、おい!」
逃げる際に俺をかっちゃんの方へと押したせいで二人とも仲良く階段の踊り場まで落ちてしまった。
ドドドドドーン
「きゃあああ⁉︎」
「どうしたの⁉︎」
「都賀くんと渦巻先生が!」
「か、かっちゃん⁉︎大丈夫!!!!!!!」
「……」
「かっちゃん⁉︎」
必死に呼びかけたけど頭打って気絶してしまった。
俺を庇ったからかっちゃんが怪我をしたんだ。
保健室
「グスグスッ」
「……」
「かっちゃんばか!あほ!もっと自分を大切にしろよなぁ!」
「わ、悪かった」
保健室に運ばれたあと、少したら目を覚ましたかっちゃんは問題ない。戻るって言ったけど、右腕を痛めて、今はそれどころじゃない。俺のせいで怪我をしたって思ったら涙が止まらなくなった。
「うゔぅぅ!かっちゃんが死んじゃったらどうしようって思ったよ」
「ごめんなぁ?」
そう謝りながら俺をそっと抱きしめる。
「もう絶対にあんな無茶しないでよ?」
「ああ」
そもそも原因は武井だが、今はかっちゃんが怪我をした事実を受け入れたくない。
「俺、明日行くから。掃除も洗濯も全部任せて‼︎」
かっちゃんは少し考えたあと、勝手しろって言った。
なので次の日の早朝
「……」
ぐつぐつ
「あっ!かっちゃんおはよー」
「なんでいるんだ?」
少し困惑しているのか、ドアから俺をそっと見てくる。
「言っただろ?今日行くって」
「だからって朝五時に来るなぁよ?」
そう疲れた顔で言った。
「だって、かっちゃんほっといたら朝も昼も抜かすしここ最近、かっちゃんって野菜食べてないでしょ⁇」
ギクッ
「そんなことは……」
かっちゃんが言い訳する前に俺は言ってやった。
「あるよ!ここ数日のかっちゃんのぼっち飯見てきたけど、ほぼパンかおにぎりか飲むゼリーだよ!」
驚いたって顔で、俺を見てかっちゃんがぼっち飯はしていないと言った。
「誰もいないのは確認済みだからね!」
俺は昔からかっちゃんの後ろをついて回るのが好きで、お昼に一緒に食べようと思ったのに、かっちゃんがどこにもいないから探し回り校舎裏でぼっち飯をしているのを知った。
「俺はあれでいい」
「だめ!」
かっちゃんは昔から野菜が大の苦手で少しでも目を離すと避けてしまう。
「かっちゃん。今日の朝ごはんは野菜たっぷりのカレーだから」
「!!!!!!!っ!??!」
野菜という単語でその場にしばらく固まったと思ったら自分の家から逃げようとしたので、かっちゃんにしがみついた。
「どこに行くの!」
「ち、ちょっとタバコを買いに……」
嘘だ!
俺は知っている。都合が悪くなると何かを買いに出かけて夕方まで戻らないことを知っている。
「ち、ちょっ!矯正離せ⁉︎俺は野菜は少し食べるだけでいいんだ」
そう叫び俺を引き離そうとした。
「何やってるんだ。かっちゃんは怪我人なんだから大人しくする」
「その怪我人に力一杯しがみつくやつがいるか⁉︎」
しばらくの間、離せ離さないが続いたが、かっちゃんが根負けした。
「はぁー」
大きなため息をつきながらカレーができるのを待った。
「かっちゃん。ここ数日野菜食べないでしょ⁇」
「お前の変なところで妙に鋭い感やだ」
そうぽつりと呟いたが、本気で嫌がってはいない。
「あっできた。かっちゃん皿持ってきてー」
俺がそう言うと、皿をスッと目の前に置き少なめでと言った。
「だーめー!かっちゃんは大食いじゃないけど、野菜を食べたくないからって量を減らすと体に良くないよ?」
そう言って普通よりも少し多めに盛った。
ズーン
「……」
珍しく本気で落ち込んでいる。いくら健康のためだと言ってもやりすぎたかなぁ?
「お前、いつまでうちにいる気だ?」
「えっ?明日までいるよ」
「はあ⁉︎」
心底驚きスプーンをその場に落とした。
「あっ……」
「ぶっ!」
かっちゃんには悪いけど、俺は少し吹き出してしまった。
そのあと、朝ごはんを食べ終えて、かっちゃんがまた二度目をしようとしたので外に「強制的に」連れ出し散歩をした。
「はぁー。休みぐらいは家にいたいのだが……」
「だーめ!かっちゃんは休みの日に寝すぎだよ」
「お前は俺の母親か何かか?」
「えへへ。幼馴染の特権です」
昨日、武井が言ってたことをかっちゃんに言った。
ちなみにそのあと、武井からすごく謝られたししばらくの間はひとりでトレイ掃除を命じられている。
「頑張れー」
数時間後
「お前はもう家に帰れ」
「えっなんで?」
また家に帰れと言われたけど、帰る気などさらさらない。
ボソッ
「どうなっても知らないからなぁ」
「ん?かっちゃん何か言った?」
「何も……」
そのあと夕食を食べた後の記憶がない。気がついたら朝になっていた。
「あれ?」
昨日は夕食を食べて……何してたっけ?
隣で、かっちゃんが爆睡している。
「覚えてない」
んんんー?久しぶりにはしゃいだから眠くなって寝ちゃったのか。かっちゃんに迷惑かかったよなぁ。
昨晩
「すぅーすぅー」
「よく寝ている」
まさか、矯正が自ら泊まりに来るとは思ってみなかった。
「もう引き返せない」
矯正の飲み物に強力な睡眠薬を入れた。だから当分の間は起きない。
「お前は誰にも渡さないからなぁ。矯正」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い

目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

傷だらけの僕は空をみる
猫谷 一禾
BL
傷を負った少年は日々をただ淡々と暮らしていく。
生を終えるまで、時を過ぎるのを暗い瞳で過ごす。
諦めた雰囲気の少年に声をかける男は軽い雰囲気の騎士団副団長。
身体と心に傷を負った少年が愛を知り、愛に満たされた幸せを掴むまでの物語。
ハッピーエンドです。
若干の胸くそが出てきます。
ちょっと痛い表現出てくるかもです。

例え何度戻ろうとも僕は悪役だ…
東間
BL
ゲームの世界に転生した留木原 夜は悪役の役目を全うした…愛した者の手によって殺害される事で……
だが、次目が覚めて鏡を見るとそこには悪役の幼い姿が…?!
ゲームの世界で再び悪役を演じる夜は最後に何を手に?
攻略者したいNO1の悪魔系王子と無自覚天使系悪役公爵のすれ違い小説!


真面目系委員長の同室は王道転校生⁉~王道受けの横で適度に巻き込まれて行きます~
シキ
BL
全寮制学園モノBL。
倉科誠は真面目で平凡な目立たない学級委員長だった。そう、だった。季節外れの王道転入生が来るまでは……。
倉科の通う私立藤咲学園は山奥に位置する全寮制男子高校だ。外界と隔絶されたそこでは美形生徒が信奉され、親衛隊が作られ、生徒会には俺様会長やクール系副会長が在籍する王道学園と呼ぶに相応しいであろう場所。そんな学園に一人の転入生がやってくる。破天荒な美少年の彼を中心に巻き起こる騒動に同室・同クラスな委員長も巻き込まれていき……?
真面目で平凡()な学級委員長が王道転入生くんに巻き込まれ何だかんだ総受けする青春系ラブストーリー。
一部固定CP(副会長×王道転入生)もいつつ、基本は主人公総受けです。
こちらは個人サイトで数年前に連載していて、途中だったお話です。
今度こそ完走させてあげたいと思いたってこちらで加筆修正して再連載させていただいています。
当時の企画で書いた番外編なども掲載させていただきますが、生暖かく見守ってください。

チャラ男会計目指しました
岬ゆづ
BL
編入試験の時に出会った、あの人のタイプの人になれるように…………
――――――それを目指して1年3ヶ月
英華学園に高等部から編入した齋木 葵《サイキ アオイ 》は念願のチャラ男会計になれた
意中の相手に好きになってもらうためにチャラ男会計を目指した素は真面目で素直な主人公が王道学園でがんばる話です。
※この小説はBL小説です。
苦手な方は見ないようにお願いします。
※コメントでの誹謗中傷はお控えください。
初執筆初投稿のため、至らない点が多いと思いますが、よろしくお願いします。
他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる