16 / 21
罰
しおりを挟む
なんで、私は此処にいるのだろう⁇雄太を助けては行けなかったの⁇私は間違っていたの⁇
遡る事、一日前
「雄太‼︎そこから動かないでね‼︎」
「わかった‼︎」
今日に限って二人きりだ。一人だと、雄太を守るので、精一杯で本気で戦えない。
「炎よ。死者を燃え尽くしなさい‼︎」
ゴォー
「死ねええええええええええ‼︎」
「えっ⁇」
「しまった‼︎雄太逃げて‼︎」
「雷よ。死者を感電させなさい‼︎」
ゴロゴロ
「キャプチャー‼︎」
「あ、あああ!消えたくない‼︎」
「捕獲完了‼︎」
「小春凄いよ‼︎」
「雄太!?怪我してる‼︎今すぐに手当するね。」
「小春いつもありがとう。」
「うふふ。どういたしまして。」
「待て。」
ビクッ
「エリーナよ。お前は掟破りが一定数超えた。だから、神の世界へと強制連行する。」
「......はい。」
「ちょっと待てよ‼︎小春が何をしたって言うんだよ‼︎小春は俺の怪我を治してくれただけだ‼︎」
「それが問題なんだ。」
「は?意味がわからない。」
「本当はね、人間の怪我や病気を治すのは掟破りなんだ。知っていたけど、雄太が怪我するのが嫌で、破り続けた。」
「エリーナには罰が下る。」
「そんなのありえないだろ‼︎」
「人間には関係ない。」
「ばいばい。雄太。」
「小春うう‼︎」
今に至る
「エリーナ.エレガントは掟破りをした。よって、神の資格を剥奪とする。」
「ま、待ってください!?」
「なんだ⁇反論か⁇」
「私は、私は間違った事をしたとは思いません‼︎」
「何⁇」
「怪我をした人が居たなら助けてあげたい‼︎私は、雄太と一緒にあっちの世界で、生きて行きます‼︎そう決めました‼︎」
「生意気だぞ‼︎たかが、数十年生きただけの小娘が、この我に歯向かうというのか⁇だったら、貴様の大事な記憶を消してやろう。それで、思い出せたなら、何も言わらない。どうだ⁇」
「わかりました‼︎この取引を受けます‼︎」
「いい度胸だ。貴様には罰をだな。」
学校
「小春‼︎」
「......。」
「小春⁇おい‼︎」
「ひぁっ!?」
「あっごめん。」
「貴方誰⁇」
「は?何言ってるんだ⁇俺だよ。俺。」
「オレオレ詐欺はみっともないからやめなよ。」
「雄太だよ‼︎絵理田雄太だよ‼︎」
「あ、あー。同じクラスの、絵理田君だね。ごめんね。あんまり顔を覚えてなくて......。」
「そうじゃない‼︎いつもは、雄太って呼ぶのになんの冗談だよ‼︎」
「ん?」
私はこの人が何を言っているのかわからない。
「雄太君‼︎ちょっといい?」
「えっ?ローラ先輩⁇なんですか⁇」
「なんだったんだろ⁇」
屋上
「今の、エリーナには貴方との記憶がないのよ。」
「どうしてそんな事になっているんですか!?」
「落ち着きなさい。エリーナはね、賭けに出たのよ。」
「賭け?」
「うん。もし、雄太君のことを思い出すことができたなら、あっちはもう、何も言わないって言ってたのよ。」
「それで、小春が了承したんですか⁇」
「そうよ。エリーナを信じてあげて。雄太君なら、あの子の記憶を取り戻す事が出来ると思うのよ。やってくれる⁇」
「もちろんです‼︎」
「......絵理田雄太君。なんだかしっくりこない。なんでだろう⁇」
この気持ちはきっと、今の私じゃわからない。何か抜け落ちたような感じだ。そう思った。
遡る事、一日前
「雄太‼︎そこから動かないでね‼︎」
「わかった‼︎」
今日に限って二人きりだ。一人だと、雄太を守るので、精一杯で本気で戦えない。
「炎よ。死者を燃え尽くしなさい‼︎」
ゴォー
「死ねええええええええええ‼︎」
「えっ⁇」
「しまった‼︎雄太逃げて‼︎」
「雷よ。死者を感電させなさい‼︎」
ゴロゴロ
「キャプチャー‼︎」
「あ、あああ!消えたくない‼︎」
「捕獲完了‼︎」
「小春凄いよ‼︎」
「雄太!?怪我してる‼︎今すぐに手当するね。」
「小春いつもありがとう。」
「うふふ。どういたしまして。」
「待て。」
ビクッ
「エリーナよ。お前は掟破りが一定数超えた。だから、神の世界へと強制連行する。」
「......はい。」
「ちょっと待てよ‼︎小春が何をしたって言うんだよ‼︎小春は俺の怪我を治してくれただけだ‼︎」
「それが問題なんだ。」
「は?意味がわからない。」
「本当はね、人間の怪我や病気を治すのは掟破りなんだ。知っていたけど、雄太が怪我するのが嫌で、破り続けた。」
「エリーナには罰が下る。」
「そんなのありえないだろ‼︎」
「人間には関係ない。」
「ばいばい。雄太。」
「小春うう‼︎」
今に至る
「エリーナ.エレガントは掟破りをした。よって、神の資格を剥奪とする。」
「ま、待ってください!?」
「なんだ⁇反論か⁇」
「私は、私は間違った事をしたとは思いません‼︎」
「何⁇」
「怪我をした人が居たなら助けてあげたい‼︎私は、雄太と一緒にあっちの世界で、生きて行きます‼︎そう決めました‼︎」
「生意気だぞ‼︎たかが、数十年生きただけの小娘が、この我に歯向かうというのか⁇だったら、貴様の大事な記憶を消してやろう。それで、思い出せたなら、何も言わらない。どうだ⁇」
「わかりました‼︎この取引を受けます‼︎」
「いい度胸だ。貴様には罰をだな。」
学校
「小春‼︎」
「......。」
「小春⁇おい‼︎」
「ひぁっ!?」
「あっごめん。」
「貴方誰⁇」
「は?何言ってるんだ⁇俺だよ。俺。」
「オレオレ詐欺はみっともないからやめなよ。」
「雄太だよ‼︎絵理田雄太だよ‼︎」
「あ、あー。同じクラスの、絵理田君だね。ごめんね。あんまり顔を覚えてなくて......。」
「そうじゃない‼︎いつもは、雄太って呼ぶのになんの冗談だよ‼︎」
「ん?」
私はこの人が何を言っているのかわからない。
「雄太君‼︎ちょっといい?」
「えっ?ローラ先輩⁇なんですか⁇」
「なんだったんだろ⁇」
屋上
「今の、エリーナには貴方との記憶がないのよ。」
「どうしてそんな事になっているんですか!?」
「落ち着きなさい。エリーナはね、賭けに出たのよ。」
「賭け?」
「うん。もし、雄太君のことを思い出すことができたなら、あっちはもう、何も言わないって言ってたのよ。」
「それで、小春が了承したんですか⁇」
「そうよ。エリーナを信じてあげて。雄太君なら、あの子の記憶を取り戻す事が出来ると思うのよ。やってくれる⁇」
「もちろんです‼︎」
「......絵理田雄太君。なんだかしっくりこない。なんでだろう⁇」
この気持ちはきっと、今の私じゃわからない。何か抜け落ちたような感じだ。そう思った。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。

婚約破棄?一体何のお話ですか?
リヴァルナ
ファンタジー
なんだかざまぁ(?)系が書きたかったので書いてみました。
エルバルド学園卒業記念パーティー。
それも終わりに近付いた頃、ある事件が起こる…
※エブリスタさんでも投稿しています

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる