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私はまだ成長期ですから
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みなさん。こんにちは。そして初めまして。メリア.マイルです。私はこの国の最弱冒険者を目指していざ旅立ちました!
「ふふーん!」
はじめの冒険にワクワクドキドキが止まりません。
ちなみになんですけど、私は実は異世界転生者なんですよ。
「えっ?死亡理由ですか?そんなの……通り魔に刺されて死んだに決まっているじゃないですか」
そう。私は学校が午前中だったので、帰りにクレープを買って食べる予定だったのに……どこのやつか知らんが通り魔のせいで、私は……私は……異世界転生してしまったのですよ!!!!!!!
「なぜか喜んでいるように見えますよ?メリア様」
「ココロ!」
ココロというのは異世界転生者特有のサポート要員だ。
ココロの見た目は猫である。オレンジ色の猫で瞳は薄い桃色だ。
「メリア様は生粋のオタクらいしですね?いろんなアニメが好きらしく。プリ◯アとか鬼◯の刃とか僕のヒーロー◯デミアとかが大好きなのです。として異世界転生にとても強い憧れがあり願いが叶ったのです」
「だからって通り魔に刺されて死亡するとか嫌すぎでしょ!!!!!!!」
「そろそろ本題に入ってください」
そして、私が冒険する理由になったのは実家がクソ中のクソだったからだ。
「メリア。あなたは大貴族の嫁になるべきよ」
「は、はあ?」
望んでいない結婚(六十の後半のおっさん!)
「メリア。お前は誰よりも高みを目指せ」
望んでいない勉強(魔法の勉強は楽しかった)
「あのメリア様?やっぱり楽しんでいらっしゃいますよね?」
「うるさいな」
そして、私は十歳という若さで大貴族様の嫁になることが決定したので家出をいたしました!!!!!!!
「イェーイ!」
「だからなんで楽しんでいるんですか?」
「だってあんなクソ野郎のところにいなくて済むと思うと嬉しいんだもん」
「あっそう」
この歳での冒険は珍しい。普通は十二歳から三十歳前後の人たちが勇者になるべく冒険に出るけど、私は最弱の冒険者を目指して頑張ります。
「なぜに?」
「だってさぁ。勇者とか怖いやつらと戦うでしょ⁇私はそうゆーの嫌だから」
そう。平和な日常生活を送る。それが私の目標だ。
「ん?あのガキ小さいけど顔はなかなかだぜ?」
「ああ。高く売れるわ」
数分後
「お嬢さん」
知らない男三人組に絡まれました。
「私に何かご用ですか⁇」
私が首を傾げると男たちがこう言った。
「お前を売り飛ばす」
「……は????????」
お前を売り飛ばすって言う人本当にいるんだ。
「痛い目見たくなきゃおとなしくついて来い」
男はナイフを私の目の前に振りながら言ってきた。
「いやだと言ったら⁇」
私の問いかけに男たちはゲラゲラと笑いながらこう言った。
「そんなの腕をへし折ってやるよ。ついでにそのまな板の胸をさらにぺっちゃんこにしてやるよ」
ピクッ
「今なんて?」
私がそう低い声で言うと、男たちは笑いながらまたなま板の胸をぺっちゃんこにしてやると言った。
「私は……」
「突然ですがここでひとつみなさんにも忠告ですよ」
ココロの登場!
「メリア様には言ってはいけない禁句があります。そうれが胸が小さい。まな板などなど貧乳と言われるとキレてしまうのです」
「私は……成長期!ですからああああああ!!!!!!!」
バーン
男たち全員失神
「次言ったら殺す」
「みなさんも気をつけてくださいね」
こうして私の平和な冒険者ライフが幕を上げるのです。
「私本当にまだ成長期ですからね!!!!!!!」
「ふふーん!」
はじめの冒険にワクワクドキドキが止まりません。
ちなみになんですけど、私は実は異世界転生者なんですよ。
「えっ?死亡理由ですか?そんなの……通り魔に刺されて死んだに決まっているじゃないですか」
そう。私は学校が午前中だったので、帰りにクレープを買って食べる予定だったのに……どこのやつか知らんが通り魔のせいで、私は……私は……異世界転生してしまったのですよ!!!!!!!
「なぜか喜んでいるように見えますよ?メリア様」
「ココロ!」
ココロというのは異世界転生者特有のサポート要員だ。
ココロの見た目は猫である。オレンジ色の猫で瞳は薄い桃色だ。
「メリア様は生粋のオタクらいしですね?いろんなアニメが好きらしく。プリ◯アとか鬼◯の刃とか僕のヒーロー◯デミアとかが大好きなのです。として異世界転生にとても強い憧れがあり願いが叶ったのです」
「だからって通り魔に刺されて死亡するとか嫌すぎでしょ!!!!!!!」
「そろそろ本題に入ってください」
そして、私が冒険する理由になったのは実家がクソ中のクソだったからだ。
「メリア。あなたは大貴族の嫁になるべきよ」
「は、はあ?」
望んでいない結婚(六十の後半のおっさん!)
「メリア。お前は誰よりも高みを目指せ」
望んでいない勉強(魔法の勉強は楽しかった)
「あのメリア様?やっぱり楽しんでいらっしゃいますよね?」
「うるさいな」
そして、私は十歳という若さで大貴族様の嫁になることが決定したので家出をいたしました!!!!!!!
「イェーイ!」
「だからなんで楽しんでいるんですか?」
「だってあんなクソ野郎のところにいなくて済むと思うと嬉しいんだもん」
「あっそう」
この歳での冒険は珍しい。普通は十二歳から三十歳前後の人たちが勇者になるべく冒険に出るけど、私は最弱の冒険者を目指して頑張ります。
「なぜに?」
「だってさぁ。勇者とか怖いやつらと戦うでしょ⁇私はそうゆーの嫌だから」
そう。平和な日常生活を送る。それが私の目標だ。
「ん?あのガキ小さいけど顔はなかなかだぜ?」
「ああ。高く売れるわ」
数分後
「お嬢さん」
知らない男三人組に絡まれました。
「私に何かご用ですか⁇」
私が首を傾げると男たちがこう言った。
「お前を売り飛ばす」
「……は????????」
お前を売り飛ばすって言う人本当にいるんだ。
「痛い目見たくなきゃおとなしくついて来い」
男はナイフを私の目の前に振りながら言ってきた。
「いやだと言ったら⁇」
私の問いかけに男たちはゲラゲラと笑いながらこう言った。
「そんなの腕をへし折ってやるよ。ついでにそのまな板の胸をさらにぺっちゃんこにしてやるよ」
ピクッ
「今なんて?」
私がそう低い声で言うと、男たちは笑いながらまたなま板の胸をぺっちゃんこにしてやると言った。
「私は……」
「突然ですがここでひとつみなさんにも忠告ですよ」
ココロの登場!
「メリア様には言ってはいけない禁句があります。そうれが胸が小さい。まな板などなど貧乳と言われるとキレてしまうのです」
「私は……成長期!ですからああああああ!!!!!!!」
バーン
男たち全員失神
「次言ったら殺す」
「みなさんも気をつけてくださいね」
こうして私の平和な冒険者ライフが幕を上げるのです。
「私本当にまだ成長期ですからね!!!!!!!」
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