39 / 41
決着ステラ編
しおりを挟む
「お主らは妾の手で殺す!」
「駄目だ‼︎」
「ツムグには関係ないじゃろ?」
「関係はある。俺はあいつらのアンドロイドのマスターなんだからな」
「そもそもこうな事になったのもお主が一人に絞らないからじゃろ?」
「......」
「誰か一人に絞って居ればこんな事にもならなかったのじゃ!ツムグは妾のものじゃ‼︎誰にも渡さぬ」
「そんなことありませんよーだ‼︎ツム君はあたし達のヒーローで思い人なのですよ」
「わっち達に楯突いたこと後悔させてあげるぞ」
「全くもう。ツムグが誰か一人に絞れるわけないでしょ⁇だって、私達の皆んなのマスターなんだから」
「ツムグを奪おうなんて......貴方はツムグの気持ちを考えているの?」
「うちが一番長く居て、ツムグは皆んなを助けたがる奴なんだし」
「うるさーい‼︎」
「依存しすぎるのは良くない。今すぐに離れるべき」
「依存して何が悪いのじゃ‼︎妾の気持ちも想いも考えている事すらわからぬ奴らに妾を理解しろと言うのか!?妾は......妾は依存しなければ生きていけないのじゃ‼︎うわあああ‼︎」
「なっ......!?」
「ツツリ!?」
「お主の存在は邪魔でしかないのじゃ‼︎消え失せるのじゃ」
「ツムー......」
「......」
「お主らもすぐに消し飛ばしてくれよう」
「いやですぅ‼︎消えたくないですぅ」
「やってくれるじゃない」
「消すなんて最低なんだし!友達を返せ何だし」
「お主らもすぐに消える運命じゃ。だから......」
「やめるんだ!もうやめてくれ」
「何故じゃ⁇何故お主は妾だけを見てくれんのじゃ⁇妾だけ居ればいいではないか⁇」
「俺はアンドロイドを消すお前とは一緒に居たくない」
「......っ!?」
「俺は......リーフや沙由里やユナやクルルやツツリも大事だし今此処に居る奴らも大事なんだ」
「ツムグ」
「ツム君」
「ツムグらしいっしょ」
「あ......ああ......ああああ‼︎ツムグに嫌われた?妾の存在価値などないと言うことか⁇嫌じゃ!妾を......妾を置いていかないでくれ!うわああああ‼︎」
バンバン
「なっ!?」
ガシャン
「......水晶だが......」
「あらあら。とても大変なことになっておりますわね?ツムグさん」
「アナステラ」
「そんな怖い顔しないでくれませんこと?せっかく私がクルル達を助けに来たのですよの?」
「お、お前は覚えいるのか!?」
「ええ、ええもちろんですわ。私にはマスターが居ませんことよ。ですから影響など受けませんことよ。いひひひひ」
「妾の計画が......」
水晶玉?から何かが漏れ出し眩い光と共にクルル達が寝そべって居た。
「クルル‼︎」
「ユナ!」
「あーん!沙由里さん!リーフさん!」
「ツツリちゃん‼︎」
「疑問。何故ユナ達はこんな所で寝そべっているのですか⁇」
「僕達は確か......レット君は!?」
「沙由里‼︎」
「レット君‼︎」
「いやぁー。レット君のした事が、沙由里を忘れてしまうなんて......ステラちゃんの力相当だよ」
「私は確か取り込まれたはず」
「......ステラ。私は前にも言いました。誰かに依存するのは良くはありませんって......」
「うるさいじゃ!だったら妾はどうやって生きろって言うのじゃ‼︎愛を感じぬまま死ぬのは嫌じゃ」
「俺達が居るだろう⁇」
「......え?お主何を言っておるのかわかっておるのか⁇妾を許すってことなのじゃよ?」
「ああ。俺は怒ってないぜ。皆んなも許してくれるさ」
「まぁ、ツムグがいいって言ってるなら別にいいわよ」
「ツムグが許すなら私も許す」
「とっても可愛らしいステラさんを憎むことなんて出来ませんよ」
「ぼ、僕も許すよ。だって、ツムグ君が許せるものは僕の許せるものだから」
「沙由里がいいならレット君もいいよ。あははは‼︎」
「容認。ユナも許します。こうして無事に戻れって来れたのでこれでよしとします」
「我が半身体が許すと言うならわしも許してやらぬことはないぞ」
「私も......マスターが許すなら別にいいよ」
「......すまぬ。妾が間違っておった。妾は皆にとても酷いことをしてしまったのに......許してくれるのか⁇なんてお礼を言ったら......」
「じゃあ、俺をお前のマスターにしてくれるか⁇」
「もちろんじゃ」
「よろしくな。ステラ」
「マスター登録開始」
「もう終わりですの?まだ暴れてもないのに終わりなんてがっかりですわよ」
「なぁ、お前も俺達と一緒に来ないか?」
「別にいいですわよ」
「いいのか!?」
「ただし、私は私のやりたいようにやりますわよ。それに......目的も果たせて居ませんし。いひひひ。いつか必ず貴方のもとに訪れますわ。その時にマスター登録をしてもらいますわよ。それではご機嫌よですわ。いひひひ」
「マスター登録完了」
「ツムグ。これからよろしく頼むぞ」
「ああ‼︎」
ようやくステラを説得することに成功した。俺はやっぱりアンドロイドが好きなんだ。でももっと早く気付くべきだった。アナステラの本当の目的を。
「駄目だ‼︎」
「ツムグには関係ないじゃろ?」
「関係はある。俺はあいつらのアンドロイドのマスターなんだからな」
「そもそもこうな事になったのもお主が一人に絞らないからじゃろ?」
「......」
「誰か一人に絞って居ればこんな事にもならなかったのじゃ!ツムグは妾のものじゃ‼︎誰にも渡さぬ」
「そんなことありませんよーだ‼︎ツム君はあたし達のヒーローで思い人なのですよ」
「わっち達に楯突いたこと後悔させてあげるぞ」
「全くもう。ツムグが誰か一人に絞れるわけないでしょ⁇だって、私達の皆んなのマスターなんだから」
「ツムグを奪おうなんて......貴方はツムグの気持ちを考えているの?」
「うちが一番長く居て、ツムグは皆んなを助けたがる奴なんだし」
「うるさーい‼︎」
「依存しすぎるのは良くない。今すぐに離れるべき」
「依存して何が悪いのじゃ‼︎妾の気持ちも想いも考えている事すらわからぬ奴らに妾を理解しろと言うのか!?妾は......妾は依存しなければ生きていけないのじゃ‼︎うわあああ‼︎」
「なっ......!?」
「ツツリ!?」
「お主の存在は邪魔でしかないのじゃ‼︎消え失せるのじゃ」
「ツムー......」
「......」
「お主らもすぐに消し飛ばしてくれよう」
「いやですぅ‼︎消えたくないですぅ」
「やってくれるじゃない」
「消すなんて最低なんだし!友達を返せ何だし」
「お主らもすぐに消える運命じゃ。だから......」
「やめるんだ!もうやめてくれ」
「何故じゃ⁇何故お主は妾だけを見てくれんのじゃ⁇妾だけ居ればいいではないか⁇」
「俺はアンドロイドを消すお前とは一緒に居たくない」
「......っ!?」
「俺は......リーフや沙由里やユナやクルルやツツリも大事だし今此処に居る奴らも大事なんだ」
「ツムグ」
「ツム君」
「ツムグらしいっしょ」
「あ......ああ......ああああ‼︎ツムグに嫌われた?妾の存在価値などないと言うことか⁇嫌じゃ!妾を......妾を置いていかないでくれ!うわああああ‼︎」
バンバン
「なっ!?」
ガシャン
「......水晶だが......」
「あらあら。とても大変なことになっておりますわね?ツムグさん」
「アナステラ」
「そんな怖い顔しないでくれませんこと?せっかく私がクルル達を助けに来たのですよの?」
「お、お前は覚えいるのか!?」
「ええ、ええもちろんですわ。私にはマスターが居ませんことよ。ですから影響など受けませんことよ。いひひひひ」
「妾の計画が......」
水晶玉?から何かが漏れ出し眩い光と共にクルル達が寝そべって居た。
「クルル‼︎」
「ユナ!」
「あーん!沙由里さん!リーフさん!」
「ツツリちゃん‼︎」
「疑問。何故ユナ達はこんな所で寝そべっているのですか⁇」
「僕達は確か......レット君は!?」
「沙由里‼︎」
「レット君‼︎」
「いやぁー。レット君のした事が、沙由里を忘れてしまうなんて......ステラちゃんの力相当だよ」
「私は確か取り込まれたはず」
「......ステラ。私は前にも言いました。誰かに依存するのは良くはありませんって......」
「うるさいじゃ!だったら妾はどうやって生きろって言うのじゃ‼︎愛を感じぬまま死ぬのは嫌じゃ」
「俺達が居るだろう⁇」
「......え?お主何を言っておるのかわかっておるのか⁇妾を許すってことなのじゃよ?」
「ああ。俺は怒ってないぜ。皆んなも許してくれるさ」
「まぁ、ツムグがいいって言ってるなら別にいいわよ」
「ツムグが許すなら私も許す」
「とっても可愛らしいステラさんを憎むことなんて出来ませんよ」
「ぼ、僕も許すよ。だって、ツムグ君が許せるものは僕の許せるものだから」
「沙由里がいいならレット君もいいよ。あははは‼︎」
「容認。ユナも許します。こうして無事に戻れって来れたのでこれでよしとします」
「我が半身体が許すと言うならわしも許してやらぬことはないぞ」
「私も......マスターが許すなら別にいいよ」
「......すまぬ。妾が間違っておった。妾は皆にとても酷いことをしてしまったのに......許してくれるのか⁇なんてお礼を言ったら......」
「じゃあ、俺をお前のマスターにしてくれるか⁇」
「もちろんじゃ」
「よろしくな。ステラ」
「マスター登録開始」
「もう終わりですの?まだ暴れてもないのに終わりなんてがっかりですわよ」
「なぁ、お前も俺達と一緒に来ないか?」
「別にいいですわよ」
「いいのか!?」
「ただし、私は私のやりたいようにやりますわよ。それに......目的も果たせて居ませんし。いひひひ。いつか必ず貴方のもとに訪れますわ。その時にマスター登録をしてもらいますわよ。それではご機嫌よですわ。いひひひ」
「マスター登録完了」
「ツムグ。これからよろしく頼むぞ」
「ああ‼︎」
ようやくステラを説得することに成功した。俺はやっぱりアンドロイドが好きなんだ。でももっと早く気付くべきだった。アナステラの本当の目的を。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
初夜に「君を愛するつもりはない」と夫から言われた妻のその後
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
結婚式の日の夜。夫のイアンは妻のケイトに向かって「お前を愛するつもりはない」と言い放つ。
ケイトは知っていた。イアンには他に好きな女性がいるのだ。この結婚は家のため。そうわかっていたはずなのに――。
※短いお話です。
※恋愛要素が薄いのでファンタジーです。おまけ程度です。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について
ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに……
しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。
NTRは始まりでしか、なかったのだ……
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした
宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。
聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。
「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」
イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。
「……どうしたんだ、イリス?」
アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。
だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。
そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。
「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」
女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
性癖の館
正妻キドリ
ファンタジー
高校生の姉『美桜』と、小学生の妹『沙羅』は性癖の館へと迷い込んだ。そこは、ありとあらゆる性癖を持った者達が集う、変態達の集会所であった。露出狂、SMの女王様と奴隷、ケモナー、ネクロフィリア、ヴォラレフィリア…。色々な変態達が襲ってくるこの館から、姉妹は無事脱出できるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる