ある日突然、アンドロイドが家に居た件について

上野佐栁

文字の大きさ
27 / 41

最近のアンドロイドその3

しおりを挟む
 「ザインル」
 「ウッド‼︎」
 「リーフの力か?」
 「はい」
 「警告。三時の方向から攻撃来ます」
 「わっちの力で止めてあげる!ユニバース‼︎」
 「攻撃。アース」
 「......敵」
 「あんたのマスターもわからなくなったなんて呆れるわ!」
 「貴方は言った。人を無差別に襲うのはただの化け物だと......なのに貴方は、初めて会った時の私と同じ事をしている。それを自覚するべき」
 「うちの事止めれくれたっしょ!だからうちも、クルルちゃんに恩返しを返すっしょ‼︎」
 「私の妹ながらとてもお強いですわ。いひひ」
 「アンドロイドは人を襲う為に存在しているわけじゃないんですよ!」
 「そうだ!クルル。何がなんでもお前を連れ戻すからな!」
 「......っ!」
 「少し反応した?ツムグの言葉に反応するなら......あるいは......」
 二十分後
 「レット君!お願い!」
 「任せて!」
 「確認。レット君がロボットと一体化しています」
 「強そうに見えるぞ」
 「面白いじゃない‼︎」
 「クルルちゃん。ぼ、僕のハッキングで助けるから‼︎」
 「私達は、沙由里のサポートをするべき」
 「うん」
 「グラビテーション‼︎」
 「......っ!?」
 「クルル‼︎あんたの攻撃を受け止められるぐらいは強くなったのよ!」
 「沙由里行けー!」
 「うん!」
 ガシッ
 「ハッキン......きゃあっ!?」
 「沙由里!?大丈夫⁇」
 「う、うん。もう一度......」
 「ザインル」
 「ウッドシールド‼︎」
 「リーフありがとう」
 「はい」
 「止まりなさい‼︎」
 「......」
 「一瞬動きが止まった⁇」
 「クルルちゃん!」
 ゴン
 「ず、頭突きした?」
 「ハッキング‼︎」
 「......あ」
 何かが込み上げて来る。ツムグ⁇雑賀ツムグ⁇私のマスターは、雑賀ツムグ⁇大切で大好きな人。なんで忘れていたんだろ?こんなにも大事な人なのに......もう忘れない。もう一度、ツムグにマスターになってほしい。この気持ちは本物。私に心をくれた愛している人。この手で抱きしめてほしい。
 「......グ」
 「クルル⁇」
 「ツム......グ」
 「意識が‼︎」
 「ツムグ‼︎」
 「クルル‼︎よかった。洗脳が解けたんだな」
 「うん」
 「よかった......」
 「マスター登録開始」
 「これで全員揃った」
 「本当にアンドロイドを想っているのですね?」
 「ミルク?」
 「なんでもありません!」
 「ん?」
 「マスター登録完了」
 「これからもよろしくお願いします‼︎」
 「あぁ。こちらこそよろしくな」
 ボソッ
 「明日の三時にあたしの学園へと来てください」
 「え?わかった」
 次の日の三時、ミルクの通っている学園
 「ツム君!」
 「つ、ツム君!?」
 「はい。ツム君‼︎」
 「復唱。ツム君?」
 「ツム君?」
 「つ、ツム君?」
 「なんでお前らも居るんだよ!」
 「あたしが呼びました」
 「キャラが百八十度変わっている」
 「あれ?リーフさんは?」
 「行く意味ないっと言っていたわよ」
 「えー。酷いですぅ」
 「で、ミルク、何の用だ」
 「そうでした。マスター登録開始」
 「はあ!?」
 「貴方は人間が嫌いだと言っていたのに......どうゆー風の吹き回し⁇」
 「マスター登録完了。ツム君は特別なのです。人間嫌いなあたしの心を動かした......唯一の人間のです」
 「......ミルク」
 「あたしもツム君が大好きになりました。だからあたしとデート行きましょう⁇」
 「は?」
 「ちょっと待ちなさいよ!私達だってまだなのに‼︎あんたにそんな権利ないんだからね!」
 「ポットでの分際で、ツムグを誘惑しないで!」
 「うちとデートするんだし‼︎」
 「否定。ユナと、ルーアーと二人でデートです」
 「わっち達とデートさせてやるんだから感謝するんだな」
 ギュウウウウ
 「ツムグは私とするの!むぅー」
 「あの......俺の意見は?」
 「ない!」
 「えぇー」
 「くっくっくっ。最強のアンドロイドと言われた奴も大したことないなぁ?」
 「はい」
 「お前もあいつらみたいになるんじゃない」
 「承知しました」
 「必ず壊せ。あの平和を......」
 「わかりました」
 「お前の持っているザインルは必ず取り戻す。僕の世界を作るためにもね」
 「僕の世界ですか?」
 「ああ。僕だけが得をする世界さ。君もいいと思うだろう?アラム」
 「はい。マスター」
 この平和は長くは続かない。いつかは壊れてしまう。その日は遠くはない。その事に俺はまだ、気づいてない。
 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

処理中です...