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ラティスVSノワール
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「ラティス今すぐに結婚しよう」
「......」
「僕は君を泣かせたりしない。ノワールなんかよりもずっと幸せにする。だから結婚しよう」
「......ごめんなさい。無理です」
皆さんこんにちは。ラティスです。私は今、ウリスに求婚されています。
もちろん断りました。
「なんで!?」
そう驚いた顔をするウリス
「いやなんで、いけると思ったの?私は尻軽ではないけど?」
少しキレ気味に言うと、ウリスはおとなしくなった。
「ノワール。私は貴方をずっと拒絶していた」
「だったらなんだよ?今はノルだぜ」
「拒絶していたのは怖かったから」
「はあ?」
意味がわからないと言った様子で私を見つめてくる。
「ずっと怖かった。誰かを信用したら何かを失う気がして......」
私は人を信じるのはやめた。怖かったしまた何かを失うと思うと怖くて怖くて押しつぶされそうだったから。
「でももうやめたの。私は逃げることをやめた。今ならちゃんと、ノワールに向き合える」
私は私を信じる。私を信じてくれた人達を信用する。私だけの信用を貴方にノワールにあげるから。
「絶対に諦めない。ノワールを取り戻すまでは!」
ノワールは少し考えたかのように俯いて、そして私に冷たい言葉を浴びせた。
「そもそもテメェはノワールを振っている。なのに今更なにを言うつもりだ?好きとかなんだとか言っても虫が良すぎるだろ?あぁん!」
「わかってる。だからこうしてぶつかりに行くの。ノワールの本音を聞き出すまでは諦めないんだから‼︎」
私はそう言い、アリアス達に指示をした。
「アリアス、ウリス、マロンはルークの足止めをして。今はレイセリファが無い。だから私達だけの力で倒す」
「うん」
「ああ」
二人は頷いてくれた。それだけでも心が救われる。
「ラティス.ハンル.モールド!テメェの命を終わらせてやるよ」
「クスクス。ノワールにそんな度胸ないと思うけど?」
私は嘲笑うように笑い冷たい目線で、ノワールをノルを見つめた。
「......っ!」
こいついきなり雰囲気が変わった?今までの穏やかな雰囲気といっぺんして、いきなり圧がかかったかのような威圧感。凄い。それはこの中で一番戦闘に向いているのかもしれない。
私は一歩前に出て、風魔法を使いノルに攻撃を仕掛けた。
「ぐっ!」
ノルは防御をし炎を出してきた。
「その手にはもう乗らないよ‼︎」
ドゴォ
私は地面を使って炎を防ぎ岩で、ノルの背中に当てた。
「ぐはっ!?」
「ノワール。私ねぇ嬉しいんだ」
私は不意に今の気持ちを伝えることにした。
「は?嬉しい?」
「うん。こうやって、ノワールと喧嘩することもぶつかり合うこともほとんどなかった。だからこそ今この時間は私と、ノワールだけの時間。こうやって二人で居られることが嬉しくて愛おしい」
「......」
ドクン
ラティス。ラティス。ラティス!ラティス‼︎
その名前がこだまするかのように何度も何度も何度も何度も名前を呼んでいる。
「俺は......」
「私はノワールの光。光だからそこ影も闇も落とさないよ。どんなに絶望の淵に立たされようとも皆んなが私に光を灯してくれる。ノワールの光が一番暖かいんだよ?」
私はにっこりと笑い。ノワールの肩を掴んだ。
「でも終わらない戦いはない。だからそこ今の戦いに決着をつけるよ。私は今から大事なことを言う。しっかり聞いてね」
「な、なんだよ?」
私は頭を後ろに引いてノワールに頭突きを喰らわせた。
ゴンッ
「ぐっガァ!」
「私はノワールがこの世で一番愛してる」
二人で居た時も皆んなで居た時もノワールは私の側で笑っていてくれた。だから今度は私も番。
そう思い。もう一度ノワールに頭突きを喰らわせるべくまた頭を後ろに引いた。
「......」
「僕は君を泣かせたりしない。ノワールなんかよりもずっと幸せにする。だから結婚しよう」
「......ごめんなさい。無理です」
皆さんこんにちは。ラティスです。私は今、ウリスに求婚されています。
もちろん断りました。
「なんで!?」
そう驚いた顔をするウリス
「いやなんで、いけると思ったの?私は尻軽ではないけど?」
少しキレ気味に言うと、ウリスはおとなしくなった。
「ノワール。私は貴方をずっと拒絶していた」
「だったらなんだよ?今はノルだぜ」
「拒絶していたのは怖かったから」
「はあ?」
意味がわからないと言った様子で私を見つめてくる。
「ずっと怖かった。誰かを信用したら何かを失う気がして......」
私は人を信じるのはやめた。怖かったしまた何かを失うと思うと怖くて怖くて押しつぶされそうだったから。
「でももうやめたの。私は逃げることをやめた。今ならちゃんと、ノワールに向き合える」
私は私を信じる。私を信じてくれた人達を信用する。私だけの信用を貴方にノワールにあげるから。
「絶対に諦めない。ノワールを取り戻すまでは!」
ノワールは少し考えたかのように俯いて、そして私に冷たい言葉を浴びせた。
「そもそもテメェはノワールを振っている。なのに今更なにを言うつもりだ?好きとかなんだとか言っても虫が良すぎるだろ?あぁん!」
「わかってる。だからこうしてぶつかりに行くの。ノワールの本音を聞き出すまでは諦めないんだから‼︎」
私はそう言い、アリアス達に指示をした。
「アリアス、ウリス、マロンはルークの足止めをして。今はレイセリファが無い。だから私達だけの力で倒す」
「うん」
「ああ」
二人は頷いてくれた。それだけでも心が救われる。
「ラティス.ハンル.モールド!テメェの命を終わらせてやるよ」
「クスクス。ノワールにそんな度胸ないと思うけど?」
私は嘲笑うように笑い冷たい目線で、ノワールをノルを見つめた。
「......っ!」
こいついきなり雰囲気が変わった?今までの穏やかな雰囲気といっぺんして、いきなり圧がかかったかのような威圧感。凄い。それはこの中で一番戦闘に向いているのかもしれない。
私は一歩前に出て、風魔法を使いノルに攻撃を仕掛けた。
「ぐっ!」
ノルは防御をし炎を出してきた。
「その手にはもう乗らないよ‼︎」
ドゴォ
私は地面を使って炎を防ぎ岩で、ノルの背中に当てた。
「ぐはっ!?」
「ノワール。私ねぇ嬉しいんだ」
私は不意に今の気持ちを伝えることにした。
「は?嬉しい?」
「うん。こうやって、ノワールと喧嘩することもぶつかり合うこともほとんどなかった。だからこそ今この時間は私と、ノワールだけの時間。こうやって二人で居られることが嬉しくて愛おしい」
「......」
ドクン
ラティス。ラティス。ラティス!ラティス‼︎
その名前がこだまするかのように何度も何度も何度も何度も名前を呼んでいる。
「俺は......」
「私はノワールの光。光だからそこ影も闇も落とさないよ。どんなに絶望の淵に立たされようとも皆んなが私に光を灯してくれる。ノワールの光が一番暖かいんだよ?」
私はにっこりと笑い。ノワールの肩を掴んだ。
「でも終わらない戦いはない。だからそこ今の戦いに決着をつけるよ。私は今から大事なことを言う。しっかり聞いてね」
「な、なんだよ?」
私は頭を後ろに引いてノワールに頭突きを喰らわせた。
ゴンッ
「ぐっガァ!」
「私はノワールがこの世で一番愛してる」
二人で居た時も皆んなで居た時もノワールは私の側で笑っていてくれた。だから今度は私も番。
そう思い。もう一度ノワールに頭突きを喰らわせるべくまた頭を後ろに引いた。
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