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大好きな人達
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私は思った。前世の思い出も今世の思い出も全部全部大切で大好きな人達が居たから今の私が居る。楽しかったことや辛かったことや苦い思い出も全て、私だけの思い出で気持ちだ。
「ルークがなんと言おうと私の考えはわからない。変えられない‼︎」
「うるさい‼︎」
ルークが怒鳴り攻撃を仕掛けてきた。
「マロン‼︎」
「キュウウウウ」
マロンの防御で私達は無傷だ。
「辛かったこともあったし私は今でも自分が嫌いで嫌いで......大っ嫌いだけどもそれでも皆んなとの思い出だけは大好きだし、大切で大好きな皆んなを守りたい。貴方だってそう思ったでしょ⁇ルーク」
「黙れ!もう私は死んだ。だからそれでいい。君がなんと言おうが死んだ事実は変わらない。私だって生きたかった。ノルと一緒に!」
ルークが叫び心の声ではずっと、助けて。止めて。痛い。苦しい。そんな声が聞こえてくる。
「ルークは自分のためなら簡単に人を巻き込むんだね?昔の貴方からは想像もつかないわ」
私は少し呆れた表情でそう言い返した。
「うわあああああ!?」
いきなり壊れたかのように発狂するルーク
「私は悪くない。私は巻き込まれただけ‼︎悪いのはあいつらだ」
「......」
わかるよ。本当に悪いのはルークじゃない。ルークを神と祭り上げて、ルークの力を利用した街の住人。だからこそ悲しくなる。これがどんなに辛いことかルークも知っているはずなのに、今のルークからそれすら感じられない。
「早く死んでよ?私の邪魔をするなら死んでしまえばいい」
そう言ったルークを見ていると哀れになる。
「ルーク。自分だけが辛いなんて思わないでよ」
「何よいきなり」
私が一言言うと、不機嫌そうに言い返してくる。
「私もアリアスもお父様もセスお兄様もノワールもウリスも辛い思いや苦しい思いをしてきた。もちろんこの世界の人達もね」
「だったら何よ」
「貴方が辛い思いをしてきたことはよくわかっているつもりよ。でもねぇ、それだけの理由で他の人も傷つけていいわけ?」
「それだけの理由って言った?」
「言ったわ」
「ふざけるな。私はどれだけ痛い思いも苦しい思いも全部飲み込んできたと思ってる⁇」
少し低い声でそう答える。
「そうね?それは知ってる。だからそこ、私は今のルークを完全否定する!」
「......っ!?」
そう。今、ルークに必要なのは全てを否定すること。今のルークは心の声とは全く異なるのだから。だから私はそんなルークを否定する。肯定なんてしない。してしまったらきっと、ルークはもう戻って来れないだろう。そんな気がする。
「私を否定するの?ラティスが?私を否定?ありえない。そんなの認めない。認められない‼︎」
そう怒りを露わにしまた私に攻撃を仕掛けてきた。
「マロン」
「キュウ!」
「なんで?なんで攻撃が届かないの?」
そう不思議そうに言うので答えてやった。
「そんなの簡単よ?マロンの方が防御力が高いから。そして、ルークの魔力を上回っているから」
「そんなはずはない」
そうきっぱり言い切るルーク
「マロンは私の大切なパートナーで友達。大好きな人達を守りたい。それはマロンも同じ気持ちのはず。ルークはノルとちゃんと向き合ったの?」
「は?何を言っている?」
そうきょとんとした顔で答えたので、私はそのまま続けた。
「ノルはルークを大切にしているけど、ルークはノルを大切にしているの?私から見ていると、一方的な愛にしか見えない」
「......」
かなり驚い顔でルークは固まってしまった。
「私はもう否定しない。私はノワールが一番好き。どんなに否定しても変わらない。押さえつけようとしても抑えきれない。そのぐらいノワールが好き。大好き‼︎だからノルからノワールを取り戻したいの」
「また私から奪うの?ノルを私から奪うのね!?」
すごい怒ったかのように荒い口調で私を責め始めるルークなのであった。
「ルークがなんと言おうと私の考えはわからない。変えられない‼︎」
「うるさい‼︎」
ルークが怒鳴り攻撃を仕掛けてきた。
「マロン‼︎」
「キュウウウウ」
マロンの防御で私達は無傷だ。
「辛かったこともあったし私は今でも自分が嫌いで嫌いで......大っ嫌いだけどもそれでも皆んなとの思い出だけは大好きだし、大切で大好きな皆んなを守りたい。貴方だってそう思ったでしょ⁇ルーク」
「黙れ!もう私は死んだ。だからそれでいい。君がなんと言おうが死んだ事実は変わらない。私だって生きたかった。ノルと一緒に!」
ルークが叫び心の声ではずっと、助けて。止めて。痛い。苦しい。そんな声が聞こえてくる。
「ルークは自分のためなら簡単に人を巻き込むんだね?昔の貴方からは想像もつかないわ」
私は少し呆れた表情でそう言い返した。
「うわあああああ!?」
いきなり壊れたかのように発狂するルーク
「私は悪くない。私は巻き込まれただけ‼︎悪いのはあいつらだ」
「......」
わかるよ。本当に悪いのはルークじゃない。ルークを神と祭り上げて、ルークの力を利用した街の住人。だからこそ悲しくなる。これがどんなに辛いことかルークも知っているはずなのに、今のルークからそれすら感じられない。
「早く死んでよ?私の邪魔をするなら死んでしまえばいい」
そう言ったルークを見ていると哀れになる。
「ルーク。自分だけが辛いなんて思わないでよ」
「何よいきなり」
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「私もアリアスもお父様もセスお兄様もノワールもウリスも辛い思いや苦しい思いをしてきた。もちろんこの世界の人達もね」
「だったら何よ」
「貴方が辛い思いをしてきたことはよくわかっているつもりよ。でもねぇ、それだけの理由で他の人も傷つけていいわけ?」
「それだけの理由って言った?」
「言ったわ」
「ふざけるな。私はどれだけ痛い思いも苦しい思いも全部飲み込んできたと思ってる⁇」
少し低い声でそう答える。
「そうね?それは知ってる。だからそこ、私は今のルークを完全否定する!」
「......っ!?」
そう。今、ルークに必要なのは全てを否定すること。今のルークは心の声とは全く異なるのだから。だから私はそんなルークを否定する。肯定なんてしない。してしまったらきっと、ルークはもう戻って来れないだろう。そんな気がする。
「私を否定するの?ラティスが?私を否定?ありえない。そんなの認めない。認められない‼︎」
そう怒りを露わにしまた私に攻撃を仕掛けてきた。
「マロン」
「キュウ!」
「なんで?なんで攻撃が届かないの?」
そう不思議そうに言うので答えてやった。
「そんなの簡単よ?マロンの方が防御力が高いから。そして、ルークの魔力を上回っているから」
「そんなはずはない」
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「マロンは私の大切なパートナーで友達。大好きな人達を守りたい。それはマロンも同じ気持ちのはず。ルークはノルとちゃんと向き合ったの?」
「は?何を言っている?」
そうきょとんとした顔で答えたので、私はそのまま続けた。
「ノルはルークを大切にしているけど、ルークはノルを大切にしているの?私から見ていると、一方的な愛にしか見えない」
「......」
かなり驚い顔でルークは固まってしまった。
「私はもう否定しない。私はノワールが一番好き。どんなに否定しても変わらない。押さえつけようとしても抑えきれない。そのぐらいノワールが好き。大好き‼︎だからノルからノワールを取り戻したいの」
「また私から奪うの?ノルを私から奪うのね!?」
すごい怒ったかのように荒い口調で私を責め始めるルークなのであった。
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