66 / 145
死と隣り合わせその4
しおりを挟む
駄目!避けられない。私の風をうまく利用して速度を上げて来た。やられる。
ゴンッ
「ぐっ......」
「!?」
「あ、アリアス!?」
ドサッ
「アリアス!?しっかり......ゔぐっ!」
ドンッ
「あははは‼︎ゴミがひとり倒れた‼︎あははは」
「主人様‼︎」
「ノワール‼︎アリアスの手当を......早く!」
「くそ!」
「手当てしてもいいけど......その前にニアを殺す」
「そう簡単には殺されない」
「あははは‼︎人間はいつもそう言う」
「は?」
「いつもそうだった。ルーク様だけが傷付いて......他の人間は傷付かないところに居るくせに......何がそう簡単に死なないよ。何が自分達のために戦えよ。ルーク様はあんたらの奴隷でもなければ人間だけの神様じゃない」
「なんの話?」
「ねぇ?赤のレイセリファ。あんたはどう思っているの?あの時のことを......」
「確かにあいつらには腹が立つし......許せねぇって思ったよ」
「だったら人間の肩を持つなよ」
「でも主人様は人間だ。主人様が望むことを俺様はするぜ」
「......カセリ」
「そうよね?主人が居るっていいわよね?だから早くルーク様を復活させなきゃ......」
「まだわからねぇのかよ?」
「何がよ?」
「俺達があの日レイセリファに戻したのは誰なのか?」
「わかっているわよ‼︎そんなこと!」
「だったら......」
「だからって人間を許せって言うの?あんな事しておきながら安全なところで暮らしているのが許せないのよ!」
「俺様だって人間は嫌いだ」
「だったら殺せば?」
「いいや。それは出来ない」
「何よヘタレ」
「は?俺様がヘタレだって?ふざけているのかよ?」
「うっさいわね!」
「あ、あの......」
私完全に二人に置いて行かれている。
「ゲボゲボっ!」
「アリアス‼︎しっかりしろよ!」
「な、何やっているのよ」
「は?」
「なんで......ラティスのところに行かないの?なんで私なの?手当してもらわなくてもいいのよ‼︎」
「んなこと出来ねぇよ」
「なんでよ!」
「ラティスのお願いだからだよ」
「......本当にラティスだけには甘いわね」
「うっせ」
「カセリ。お喋りは此処まで。レイセリファ」
「瞳が赤に?」
何これ?レイセリファを使ったら瞳が赤になる?ルーク様はこんなことなかった。彼女だけに出る症状なの?わからない。
「もうこれ以上は誰かを傷付けるのことを許さない」
「ふん。あんた如きに何が出来るの⁇せいぜい足掻く程度よね?あははは」
ボオオオオオオ
「!?」
何この物凄い風は?今まで以上に強い!てか、今までにないほどに比べ物にならないほどに強い!
「私がこの戦争を終わらせる」
シュル
と、飛ばされる!?
「やあああああ‼︎」
ゴボオオオオ
「あ、ああああ!?」
ドホンッ
「た、滝のほうに落ちちゃった」
そうだ!アリアスは無事なの?
「アリアス‼︎」
ブスッ
「......え」
「!?」
「これでもうお終いね。ニア。あははは‼︎」
ゴンッ
「ぐっ......」
「!?」
「あ、アリアス!?」
ドサッ
「アリアス!?しっかり......ゔぐっ!」
ドンッ
「あははは‼︎ゴミがひとり倒れた‼︎あははは」
「主人様‼︎」
「ノワール‼︎アリアスの手当を......早く!」
「くそ!」
「手当てしてもいいけど......その前にニアを殺す」
「そう簡単には殺されない」
「あははは‼︎人間はいつもそう言う」
「は?」
「いつもそうだった。ルーク様だけが傷付いて......他の人間は傷付かないところに居るくせに......何がそう簡単に死なないよ。何が自分達のために戦えよ。ルーク様はあんたらの奴隷でもなければ人間だけの神様じゃない」
「なんの話?」
「ねぇ?赤のレイセリファ。あんたはどう思っているの?あの時のことを......」
「確かにあいつらには腹が立つし......許せねぇって思ったよ」
「だったら人間の肩を持つなよ」
「でも主人様は人間だ。主人様が望むことを俺様はするぜ」
「......カセリ」
「そうよね?主人が居るっていいわよね?だから早くルーク様を復活させなきゃ......」
「まだわからねぇのかよ?」
「何がよ?」
「俺達があの日レイセリファに戻したのは誰なのか?」
「わかっているわよ‼︎そんなこと!」
「だったら......」
「だからって人間を許せって言うの?あんな事しておきながら安全なところで暮らしているのが許せないのよ!」
「俺様だって人間は嫌いだ」
「だったら殺せば?」
「いいや。それは出来ない」
「何よヘタレ」
「は?俺様がヘタレだって?ふざけているのかよ?」
「うっさいわね!」
「あ、あの......」
私完全に二人に置いて行かれている。
「ゲボゲボっ!」
「アリアス‼︎しっかりしろよ!」
「な、何やっているのよ」
「は?」
「なんで......ラティスのところに行かないの?なんで私なの?手当してもらわなくてもいいのよ‼︎」
「んなこと出来ねぇよ」
「なんでよ!」
「ラティスのお願いだからだよ」
「......本当にラティスだけには甘いわね」
「うっせ」
「カセリ。お喋りは此処まで。レイセリファ」
「瞳が赤に?」
何これ?レイセリファを使ったら瞳が赤になる?ルーク様はこんなことなかった。彼女だけに出る症状なの?わからない。
「もうこれ以上は誰かを傷付けるのことを許さない」
「ふん。あんた如きに何が出来るの⁇せいぜい足掻く程度よね?あははは」
ボオオオオオオ
「!?」
何この物凄い風は?今まで以上に強い!てか、今までにないほどに比べ物にならないほどに強い!
「私がこの戦争を終わらせる」
シュル
と、飛ばされる!?
「やあああああ‼︎」
ゴボオオオオ
「あ、ああああ!?」
ドホンッ
「た、滝のほうに落ちちゃった」
そうだ!アリアスは無事なの?
「アリアス‼︎」
ブスッ
「......え」
「!?」
「これでもうお終いね。ニア。あははは‼︎」
0
お気に入りに追加
645
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されたので王子様を憎むけど息子が可愛すぎて何がいけない?
tartan321
恋愛
「君との婚約を破棄する!!!!」
「ええ、どうぞ。そのかわり、私の大切な子供は引き取りますので……」
子供を溺愛する母親令嬢の物語です。明日に完結します。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
深窓の悪役令嬢~死にたくないので仮病を使って逃げ切ります~
白金ひよこ
恋愛
熱で魘された私が夢で見たのは前世の記憶。そこで思い出した。私がトワール侯爵家の令嬢として生まれる前は平凡なOLだったことを。そして気づいた。この世界が乙女ゲームの世界で、私がそのゲームの悪役令嬢であることを!
しかもシンディ・トワールはどのルートであっても死ぬ運命! そんなのあんまりだ! もうこうなったらこのまま病弱になって学校も行けないような深窓の令嬢になるしかない!
物語の全てを放棄し逃げ切ることだけに全力を注いだ、悪役令嬢の全力逃走ストーリー! え? シナリオ? そんなの知ったこっちゃありませんけど?
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
婚約者に見捨てられた悪役令嬢は世界の終わりにお茶を飲む
めぐめぐ
ファンタジー
魔王によって、世界が終わりを迎えるこの日。
彼女はお茶を飲みながら、青年に語る。
婚約者である王子、異世界の聖女、聖騎士とともに、魔王を倒すために旅立った魔法使いたる彼女が、悪役令嬢となるまでの物語を――
※終わりは読者の想像にお任せする形です
※頭からっぽで
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる