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神との出会い
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「ルーク様?」
「様付けはいらない」
「わかりました。ルーク」
「敬語もいらないよ」
「で、でも......」
「君と対等に話がしたい。だから敬語もやめて?」
「わかった」
「君と......ううん。ラティスとこうやって話がしたかったんだ」
「私と話?」
「そうだよ。まずは謝らなきゃ。ごめんなさい」
そう言って、ルークは頭を下げて来た。
「や、やめて!?神様が頭を下げてどうするの?」
「神に愛された子って言われているんでしょ⁇何故か知りたい?」
「知りたい」
「私の生まれ変わりだからだよ。ラティスもアリアスも......」
「えっ?生まれ変わり?」
「そうだよ。私は魂を二つに割った。だからラティスとアリアスが生まれた」
「......」
なんて言えばいいの?言葉が出てこない。
「お願い。ノルを......ノワールを拒絶しないで......」
「え?」
「君は本当に人を信用出来ない?」
「出来るわけないでしょ⁇あんなことされたんだもん。誰を信じろって言うの?口で言うのは簡単だけど......私の心はずっと誰も信用してない」
「......」
「神様ならわかるでしょ⁇人を信じようとすればするほど裏切られるこの気持ち」
「......わかるよ。私がレイセリファを造ったのは人間達に罰を与えるため。でもそれがそもそも間違えだった」
「......ルーク」
「私が始めた戦争は私で終わらせたかった。でも終わらなかった。オレンジのレイセリファは忠誠心が強い。だからこの戦争を終わらせようとはしない。だからあの子を止めて‼︎」
そう必死に頼み込むルークを見ているとなんだか断れないような気がする。
「全部私が悪い」
「え?」
「私が人間を憎まなければこんなことにも君が苦しむこともなかった」
「......」
「ラティスの気持ちはわかった。でもノワールを拒絶する意味だけはわからない」
「逆に聞くけど......ノワールって一体何者なの?」
「は?何故今それを聞くの?」
「神様が......ルークが此処まで、ノワールを想うのはきっとノルっていう人の生まれ変わりだから?」
「......っ!?」
思ったよりも早く気付いた?ラティスは神に愛されている。だってそれは自分の生まれ変われだからっていうのも理由だけど......姿形がとても似ているから。
「私はノワールに抱くこの気持ちはルークのものなの?」
「そんなわけ......」
「じゃあなんなの!?ルークと出会ってから変なの!」
「変?」
「ノワールことが頭から離れない。ずっと呼ばれている気がする」
「それは......言っていいよね?」
「え?」
「ノワールは実際に君を呼んでいる。君は気を失っているんだよ。だから朝になっても帰って来ない君を心配して、ノワールとアリアスが探しに来た。それだけだよ」
そうか。私は崖から落ちたんだ。確か頭を強く打った気がする。
「君の魔力が強いのは私の力を多く受け継いている証拠だよ。アリアスも私の力を多少受け継いているけど......弱い」
「......」
「私は神だからわかる。あの子をオレンジのレイセリファを止められるのはラティスしか居ない‼︎だから全力で戦って。手を抜かないで。抜けば君の死は免れない」
「......っ」
「さぁ。そろそろ起きる時間だよ。ごめんね。君と話したくて引き止めちゃった。だから私のことはノルには言わないで。あの子も記憶を無くしている。そのままの方がノルのためだから」
悲しそうに笑うルークを見た後視界がぼやけて声が聞こえ来た。
「......ィス......ラティス‼︎」
「はっ!?」
「よ、よかった。ノワール‼︎ラティス目覚めたよ!」
「あっそう」
「もう!まだ拗ねているの?いい加減拗ねるのやめなさい」
「うるせよ。お前になにがわかるんだよ。最近は変な夢を見てさらにイライラする」
変な夢?もしかして前世の記憶が!?
「ラティス。俺はお前を諦めたわけじゃねぇ。だからどんな手を使ってもお前を捕まえるからな‼︎」
「え、えぇー!?」
なんか斜め方向に行ってない?
「ねぇ?黄色のレイセリファ。私と手を組まない?」
「は?うちと?あんたが手を組む?なんでなん⁇」
「赤、紫、青、緑はニアの手を渡った。このまま大人しくするのは癪に触らない⁇」
「まぁ。せやな。あんたの味方にはならんがあいつを見極めるいい機会や。あんたとは手を組まんがあんたのやることに口出しをせんよ。今はなぁ」
「そう。ありがとう。ニア。私は貴方の心臓を必ずいただくわ。ルーク様のためにもねぇ。あははは‼︎」
「様付けはいらない」
「わかりました。ルーク」
「敬語もいらないよ」
「で、でも......」
「君と対等に話がしたい。だから敬語もやめて?」
「わかった」
「君と......ううん。ラティスとこうやって話がしたかったんだ」
「私と話?」
「そうだよ。まずは謝らなきゃ。ごめんなさい」
そう言って、ルークは頭を下げて来た。
「や、やめて!?神様が頭を下げてどうするの?」
「神に愛された子って言われているんでしょ⁇何故か知りたい?」
「知りたい」
「私の生まれ変わりだからだよ。ラティスもアリアスも......」
「えっ?生まれ変わり?」
「そうだよ。私は魂を二つに割った。だからラティスとアリアスが生まれた」
「......」
なんて言えばいいの?言葉が出てこない。
「お願い。ノルを......ノワールを拒絶しないで......」
「え?」
「君は本当に人を信用出来ない?」
「出来るわけないでしょ⁇あんなことされたんだもん。誰を信じろって言うの?口で言うのは簡単だけど......私の心はずっと誰も信用してない」
「......」
「神様ならわかるでしょ⁇人を信じようとすればするほど裏切られるこの気持ち」
「......わかるよ。私がレイセリファを造ったのは人間達に罰を与えるため。でもそれがそもそも間違えだった」
「......ルーク」
「私が始めた戦争は私で終わらせたかった。でも終わらなかった。オレンジのレイセリファは忠誠心が強い。だからこの戦争を終わらせようとはしない。だからあの子を止めて‼︎」
そう必死に頼み込むルークを見ているとなんだか断れないような気がする。
「全部私が悪い」
「え?」
「私が人間を憎まなければこんなことにも君が苦しむこともなかった」
「......」
「ラティスの気持ちはわかった。でもノワールを拒絶する意味だけはわからない」
「逆に聞くけど......ノワールって一体何者なの?」
「は?何故今それを聞くの?」
「神様が......ルークが此処まで、ノワールを想うのはきっとノルっていう人の生まれ変わりだから?」
「......っ!?」
思ったよりも早く気付いた?ラティスは神に愛されている。だってそれは自分の生まれ変われだからっていうのも理由だけど......姿形がとても似ているから。
「私はノワールに抱くこの気持ちはルークのものなの?」
「そんなわけ......」
「じゃあなんなの!?ルークと出会ってから変なの!」
「変?」
「ノワールことが頭から離れない。ずっと呼ばれている気がする」
「それは......言っていいよね?」
「え?」
「ノワールは実際に君を呼んでいる。君は気を失っているんだよ。だから朝になっても帰って来ない君を心配して、ノワールとアリアスが探しに来た。それだけだよ」
そうか。私は崖から落ちたんだ。確か頭を強く打った気がする。
「君の魔力が強いのは私の力を多く受け継いている証拠だよ。アリアスも私の力を多少受け継いているけど......弱い」
「......」
「私は神だからわかる。あの子をオレンジのレイセリファを止められるのはラティスしか居ない‼︎だから全力で戦って。手を抜かないで。抜けば君の死は免れない」
「......っ」
「さぁ。そろそろ起きる時間だよ。ごめんね。君と話したくて引き止めちゃった。だから私のことはノルには言わないで。あの子も記憶を無くしている。そのままの方がノルのためだから」
悲しそうに笑うルークを見た後視界がぼやけて声が聞こえ来た。
「......ィス......ラティス‼︎」
「はっ!?」
「よ、よかった。ノワール‼︎ラティス目覚めたよ!」
「あっそう」
「もう!まだ拗ねているの?いい加減拗ねるのやめなさい」
「うるせよ。お前になにがわかるんだよ。最近は変な夢を見てさらにイライラする」
変な夢?もしかして前世の記憶が!?
「ラティス。俺はお前を諦めたわけじゃねぇ。だからどんな手を使ってもお前を捕まえるからな‼︎」
「え、えぇー!?」
なんか斜め方向に行ってない?
「ねぇ?黄色のレイセリファ。私と手を組まない?」
「は?うちと?あんたが手を組む?なんでなん⁇」
「赤、紫、青、緑はニアの手を渡った。このまま大人しくするのは癪に触らない⁇」
「まぁ。せやな。あんたの味方にはならんがあいつを見極めるいい機会や。あんたとは手を組まんがあんたのやることに口出しをせんよ。今はなぁ」
「そう。ありがとう。ニア。私は貴方の心臓を必ずいただくわ。ルーク様のためにもねぇ。あははは‼︎」
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