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あの頃の思い出
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「ノワール......お願い」
「少しだけだぞ」
「......うん」
「......ニーアス。私を嘲笑いに来たの?」
「アリアス......ごめんなさい」
「は?ニーアス⁇なによいきなり謝るなんて......どう言う風の吹き回し⁇」
「アリアスの気持ち考えてなかった。考えずにあんな事言っちゃった......アリアスの心に深い傷を負わせた私は......神に愛される資格なんてない」
「......」
「アリアスだって、神に愛された子なのに......花が上に向いているからなんだ‼︎花が下に向いているかなに‼︎そんなの私達には関係ない‼︎」
「......私が神に愛された子⁇」
「そうだよ」
「嘘だ!だったらなんで、私には......本物の愛がないの?心から好いてくれる人なんて居なかった!」
「本当にそうなの?」
「ニーアスになにがわかる‼︎」
「わかるよ‼︎私だって‼︎陛下に......お父様にちゃんと愛されたかった!でも愛を知らないまま、私は死んだ」
「......」
「それにアリアスを好いてくれる人は居ないって言ったでしょ⁇」
「......それが何よ」
「私は、あの頃のアリアスが大好きだった。本当の姉妹みたいでいつも一緒で楽しかった」
「......」
「ニーアスお姉様‼︎」
「アリアス。こっちにバラが沢山咲いているわよ」
「見る見る!」
「アリアス」
「なぁにぃ?」
「私ねぇ、アリアスが大好き‼︎本当の妹みたいで、いつまでも私、アリアスを大好きって誓うよ」
「私もニーアスお姉様が大好き!私も誓う!」
「約束だよ」
「うん‼︎」
「今のアリアスを大好きって堂々と言えるかって言われると自信はないけど、今も変わらずに貴方が好きだって言える気がする」
「うっ......うぅっ!うわあああん‼︎ニーアスお姉様‼︎ごめんなさい‼︎ごめんなさーいぃぃ‼︎」
「ねぇ、ニーアスって誰?」
「えっ?」
「ラティスでしょ⁇」
「そうだね。ラティス」
「......アリアス」
「私もラティスが大好き‼︎私を愛してくれてありがとう」
「あの頃には戻れないけど......今度はいいお友達で居てくれる?」
「もちろんだよ‼︎こんな私を許してくれるのは、ラティスだけだよ‼︎」
「......もう誰も傷付けたら駄目だよ?」
「わかってるもん‼︎」
「......そう......なら良かった」
「ラティス⁇どうし......」
「......」
「......オレンジ色のセリファ⁇こんな所になんであるの?」
「おい。それって......」
「ラティスのセリファ!?」
ビリビリ
「きゃあ!?」
「な、なんだ......あいつの周りにセリファが集まっていく?」
「今まで取り込んだセリファが一斉に外に出た?」
「レイ......セリファ‼︎」
ドン
「きゃっ!?」
「きゃあああああ‼︎」
「ラティス!?」
「な、なんだよこれ?セリファがラティスを取り込みやがった」
「......セリファの結晶体⁇」
「おい!ラティス‼︎しっかりしろ!」
ノワールはセリファの結晶体まで飛び、私に呼びかける。
「お願いだ。返事をしてくれ!」
「......」
「ラティス‼︎」
「だ、大丈......夫だよ」
「全然そうなふうには見えない‼︎」
「ほら?笑ってるでしょ⁇」
「苦しそうに笑うなよなぁ?」
「私は......平気......だから......」
此処で、私の意識は途切れた。
「ラティス‼︎」
闇がまとわりつくような感覚だ。なにも見えない。でもひとつだけカチカチカチって音が耳にいつまでも聞こえる。
「少しだけだぞ」
「......うん」
「......ニーアス。私を嘲笑いに来たの?」
「アリアス......ごめんなさい」
「は?ニーアス⁇なによいきなり謝るなんて......どう言う風の吹き回し⁇」
「アリアスの気持ち考えてなかった。考えずにあんな事言っちゃった......アリアスの心に深い傷を負わせた私は......神に愛される資格なんてない」
「......」
「アリアスだって、神に愛された子なのに......花が上に向いているからなんだ‼︎花が下に向いているかなに‼︎そんなの私達には関係ない‼︎」
「......私が神に愛された子⁇」
「そうだよ」
「嘘だ!だったらなんで、私には......本物の愛がないの?心から好いてくれる人なんて居なかった!」
「本当にそうなの?」
「ニーアスになにがわかる‼︎」
「わかるよ‼︎私だって‼︎陛下に......お父様にちゃんと愛されたかった!でも愛を知らないまま、私は死んだ」
「......」
「それにアリアスを好いてくれる人は居ないって言ったでしょ⁇」
「......それが何よ」
「私は、あの頃のアリアスが大好きだった。本当の姉妹みたいでいつも一緒で楽しかった」
「......」
「ニーアスお姉様‼︎」
「アリアス。こっちにバラが沢山咲いているわよ」
「見る見る!」
「アリアス」
「なぁにぃ?」
「私ねぇ、アリアスが大好き‼︎本当の妹みたいで、いつまでも私、アリアスを大好きって誓うよ」
「私もニーアスお姉様が大好き!私も誓う!」
「約束だよ」
「うん‼︎」
「今のアリアスを大好きって堂々と言えるかって言われると自信はないけど、今も変わらずに貴方が好きだって言える気がする」
「うっ......うぅっ!うわあああん‼︎ニーアスお姉様‼︎ごめんなさい‼︎ごめんなさーいぃぃ‼︎」
「ねぇ、ニーアスって誰?」
「えっ?」
「ラティスでしょ⁇」
「そうだね。ラティス」
「......アリアス」
「私もラティスが大好き‼︎私を愛してくれてありがとう」
「あの頃には戻れないけど......今度はいいお友達で居てくれる?」
「もちろんだよ‼︎こんな私を許してくれるのは、ラティスだけだよ‼︎」
「......もう誰も傷付けたら駄目だよ?」
「わかってるもん‼︎」
「......そう......なら良かった」
「ラティス⁇どうし......」
「......」
「......オレンジ色のセリファ⁇こんな所になんであるの?」
「おい。それって......」
「ラティスのセリファ!?」
ビリビリ
「きゃあ!?」
「な、なんだ......あいつの周りにセリファが集まっていく?」
「今まで取り込んだセリファが一斉に外に出た?」
「レイ......セリファ‼︎」
ドン
「きゃっ!?」
「きゃあああああ‼︎」
「ラティス!?」
「な、なんだよこれ?セリファがラティスを取り込みやがった」
「......セリファの結晶体⁇」
「おい!ラティス‼︎しっかりしろ!」
ノワールはセリファの結晶体まで飛び、私に呼びかける。
「お願いだ。返事をしてくれ!」
「......」
「ラティス‼︎」
「だ、大丈......夫だよ」
「全然そうなふうには見えない‼︎」
「ほら?笑ってるでしょ⁇」
「苦しそうに笑うなよなぁ?」
「私は......平気......だから......」
此処で、私の意識は途切れた。
「ラティス‼︎」
闇がまとわりつくような感覚だ。なにも見えない。でもひとつだけカチカチカチって音が耳にいつまでも聞こえる。
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