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動き出す運命
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こんにちは。ラティスです。私は今、お茶会をしています。何故そうなったかと言うと、私にもわからない!
「急に来てしまってすまなかったな。ダーヌク公爵」
「そんな事はありませんよ」
「......」
なんで、アリアスも居るの?しかもこっちをめっちゃっ睨んてる!ひぃぃぃ!
「ん?ラティス頬にクリームが付いてる」
「......え?何処?」
「取ってやろう」
フキフキ
「ありがとうお父様!」
ニコッ
「ああ」
この時の公爵はうちの娘天使!って思っていたのであった。
「......お父様。そろそろお暇しませんか?」
「もう少し良いではない?」
「お暇するんですよ!」
「......っ!?」
「ラティス?どうかしたのか?」
「......ううん。なんでもない」
瞳が赤い。それに陛下は苦しんでいるように見える?もしかして、洗脳しているの?
「クスクス。公爵様もこんな娘よりも私の方がいいですよね?」
ズキッ
「うっ!?」
なに?今頭が......。
「俺は......」
ニヤリ
「ラティスとセスが大事です」
「......え?なんで?」
「......」
「私の洗脳が効かないはずがない」
「お父様!?耳を塞いで!」
「ら、ラティス?一体ど......」
「私の物になれええええ」
ズキッ
頭が割れそうだ。
「......」
「クスクス。残念ね?もうあんたのこと好きじゃないわよ」
「......」
「セリファの力のカマで殺してあげる」
ボォー
「きゃあああ!?」
「私は......死なない」
「風でカマを打ち消した?嘘よね?そんなのありえない。私のセリファは完璧......認めない。認めないんだから‼︎」
「貴方は魔法の特訓をしたの?」
「......は?そんなのするわけないでしょ?」
「私は毎日してるよ。ただ使えばいいんじゃない。冷静に分析して使うのも大事」
「だからなんの話?」
「そっちが先に手を出しから......私も攻撃するね?貴族反撃罪にはならないもんね?」
「これが狙いか......」
「そうだね」
「セリファ‼︎」
ドス黒い魔法がこの辺一体を包む混む。
「これなら勝てないでしょ⁇あははは‼︎いひひひひひ」
シュル
「なに?この力は......ニーアス自身の力?なんて強く......純粋なの?」
「キュ!」
「マロン!」
「キュウウウウウウウ‼︎」
ボォー
「きゃっ!?風の勢いが強くなって行く......このっ!」
シュッ
「き、消えた?いや違う。上!?」
「やあああああ‼︎」
ドボォ
「ああああ!?」
「はぁはぁ」
「このっ!」
「おっと。此処までだぜ。アリアス皇女様」
「なんであんたが此処にいるの?ノワール.ハンデリー.ワークラン‼︎」
「何故って、友達を助けちゃいけないのかよ?」
「......友達?まさかだと思うけど、ニーアスが友達?」
「は?ニーアスって誰だ?」
「え?」
「ラティスは友達だ。でもニーアスって言う知り合いは居ねぇなぁ?」
「私の味方しないくせに......ニーアスの神に愛された子の味方はするんだ」
「当たり前だろ?俺にとってもあいつにとっても大切な存在だからな」
ドキドキ
「ノワール?」
「ラティス‼︎」
「お、お父様!?なんで!?」
「洗脳が解けたの?私の洗脳は完璧なのに?」
「お前の洗脳が完璧?はっ?笑わせるな!お前の力強い。でもな、ラティスよりかは弱い。何故かわかるか?」
「わかるわけないでしょ?」
「努力の差だよ」
「ぐっ......!」
「努力無しで強くなろうとしてもラティスには勝てない」
「この恨みいつか......晴らしてやるんだから‼︎」
そう言って、陛下を連れて帰って行った。
「ラティス、怪我とかしてないか?」
「うん。大丈夫」
「よかった」
「なんで洗脳が解けたの?」
「そんなの......ラティスが大事だからに決まっているだろう?」
「......」
なんの躊躇いもなく、お父様はそう言った。視界が揺らぐ。これは涙。
「うぅっ......うわああああん!」
「ら、ラティス!?何故泣くんだ?」
「わ、私、お父様に本当に愛されているのかなぁって思ったの。でもそんな考え要らなかった。最初から愛してくれていたんだね?」
「もちろんだよ。ラティスと初めて出会った時からずっと愛しているよ」
「ゔわあああああん‼︎お父様!」
ガチャ
「何があったの?」
「セスお兄様‼︎」
ギュッ
「わっ!?なに?なに?」
「......今だけは甘えさせて」
「いつでも甘えて来ていいよ」
こんなにも私を大事にしてくれるのに......何でもかんでも否定した自分が情け無い。そして覚悟を決めた。ウリスとレイセリファについて話し合った時、私が全部集めるって決めた。レイセリファは私の中に取り込む覚悟が出来た。この先、何が待ち受けているのかわからない。でもレイセリファは絶対にアリアスには渡さない。だから旅に出ようと思う。しばらくは会えないかもしれないけど、私はお父様もセスお兄様も大好きです!
「急に来てしまってすまなかったな。ダーヌク公爵」
「そんな事はありませんよ」
「......」
なんで、アリアスも居るの?しかもこっちをめっちゃっ睨んてる!ひぃぃぃ!
「ん?ラティス頬にクリームが付いてる」
「......え?何処?」
「取ってやろう」
フキフキ
「ありがとうお父様!」
ニコッ
「ああ」
この時の公爵はうちの娘天使!って思っていたのであった。
「......お父様。そろそろお暇しませんか?」
「もう少し良いではない?」
「お暇するんですよ!」
「......っ!?」
「ラティス?どうかしたのか?」
「......ううん。なんでもない」
瞳が赤い。それに陛下は苦しんでいるように見える?もしかして、洗脳しているの?
「クスクス。公爵様もこんな娘よりも私の方がいいですよね?」
ズキッ
「うっ!?」
なに?今頭が......。
「俺は......」
ニヤリ
「ラティスとセスが大事です」
「......え?なんで?」
「......」
「私の洗脳が効かないはずがない」
「お父様!?耳を塞いで!」
「ら、ラティス?一体ど......」
「私の物になれええええ」
ズキッ
頭が割れそうだ。
「......」
「クスクス。残念ね?もうあんたのこと好きじゃないわよ」
「......」
「セリファの力のカマで殺してあげる」
ボォー
「きゃあああ!?」
「私は......死なない」
「風でカマを打ち消した?嘘よね?そんなのありえない。私のセリファは完璧......認めない。認めないんだから‼︎」
「貴方は魔法の特訓をしたの?」
「......は?そんなのするわけないでしょ?」
「私は毎日してるよ。ただ使えばいいんじゃない。冷静に分析して使うのも大事」
「だからなんの話?」
「そっちが先に手を出しから......私も攻撃するね?貴族反撃罪にはならないもんね?」
「これが狙いか......」
「そうだね」
「セリファ‼︎」
ドス黒い魔法がこの辺一体を包む混む。
「これなら勝てないでしょ⁇あははは‼︎いひひひひひ」
シュル
「なに?この力は......ニーアス自身の力?なんて強く......純粋なの?」
「キュ!」
「マロン!」
「キュウウウウウウウ‼︎」
ボォー
「きゃっ!?風の勢いが強くなって行く......このっ!」
シュッ
「き、消えた?いや違う。上!?」
「やあああああ‼︎」
ドボォ
「ああああ!?」
「はぁはぁ」
「このっ!」
「おっと。此処までだぜ。アリアス皇女様」
「なんであんたが此処にいるの?ノワール.ハンデリー.ワークラン‼︎」
「何故って、友達を助けちゃいけないのかよ?」
「......友達?まさかだと思うけど、ニーアスが友達?」
「は?ニーアスって誰だ?」
「え?」
「ラティスは友達だ。でもニーアスって言う知り合いは居ねぇなぁ?」
「私の味方しないくせに......ニーアスの神に愛された子の味方はするんだ」
「当たり前だろ?俺にとってもあいつにとっても大切な存在だからな」
ドキドキ
「ノワール?」
「ラティス‼︎」
「お、お父様!?なんで!?」
「洗脳が解けたの?私の洗脳は完璧なのに?」
「お前の洗脳が完璧?はっ?笑わせるな!お前の力強い。でもな、ラティスよりかは弱い。何故かわかるか?」
「わかるわけないでしょ?」
「努力の差だよ」
「ぐっ......!」
「努力無しで強くなろうとしてもラティスには勝てない」
「この恨みいつか......晴らしてやるんだから‼︎」
そう言って、陛下を連れて帰って行った。
「ラティス、怪我とかしてないか?」
「うん。大丈夫」
「よかった」
「なんで洗脳が解けたの?」
「そんなの......ラティスが大事だからに決まっているだろう?」
「......」
なんの躊躇いもなく、お父様はそう言った。視界が揺らぐ。これは涙。
「うぅっ......うわああああん!」
「ら、ラティス!?何故泣くんだ?」
「わ、私、お父様に本当に愛されているのかなぁって思ったの。でもそんな考え要らなかった。最初から愛してくれていたんだね?」
「もちろんだよ。ラティスと初めて出会った時からずっと愛しているよ」
「ゔわあああああん‼︎お父様!」
ガチャ
「何があったの?」
「セスお兄様‼︎」
ギュッ
「わっ!?なに?なに?」
「......今だけは甘えさせて」
「いつでも甘えて来ていいよ」
こんなにも私を大事にしてくれるのに......何でもかんでも否定した自分が情け無い。そして覚悟を決めた。ウリスとレイセリファについて話し合った時、私が全部集めるって決めた。レイセリファは私の中に取り込む覚悟が出来た。この先、何が待ち受けているのかわからない。でもレイセリファは絶対にアリアスには渡さない。だから旅に出ようと思う。しばらくは会えないかもしれないけど、私はお父様もセスお兄様も大好きです!
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