レインボーアーク

上野佐栁

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リアムーン解散!?狂い出す歯車‼︎

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 「月美。行くわよ」
 「うん」
 「待ってよ。あんな言い方しなくてもいいじゃない‼︎月美‼︎」
 「うるさい」
 「月美‼︎」
 自宅
 「グスッ。月美が、私達を裏切るなんて、どうして?グスン」
 「月乃。大丈夫......じゃないよね」
 「まさか、月美がルミ側に行くとは思いませんでしたわ」
 ピロン
 「すみません。私です......っ‼︎」
 「友希⁇どうしたの⁇」
 「いえ、なんでもありません。お母さんからの連絡でした」
 「そう。ならいいけど......」
 ぼそっ
 「月美の想いは受け取りました」
 「なんか言った?」
 「何も言ってないですよ」
 「これからどうするの⁇」
 「リアムーンが解散なんて、私は認めない‼︎」
 バーン
 「話を聞いたんだね」
 「あんなことになっていたなんて......」
 「すまない。僕達がもっと早く気づくべきだった」
 「皆んなのせいじゃないよ。誰も悪くない。ごめん。今はひとりにして‼︎」
 「月乃!?待って‼︎」
 バタン
 「月乃‼︎此処を開けて‼︎お願い‼︎まだ話があるのよ‼︎これからどうするか、決めないといけないよ‼︎」
 「私のことはほっといてよ‼︎」
 「月乃」
 その日は話し合いなどできずに終わった。そして、月乃は学校を休み、三週間経過していた。
 コンコン
 「月乃。ラリアちゃんが来てるわよ」
 「誰とも会いたくない」
 「ラリアちゃん。ごめんなさね。最近は、部屋から出ようとしないのよ」
 「いいんです。月乃の気持ちはわかりますから」
 その頃、友希はと言うと。
 「真剣勝負です‼︎赤月月美さん‼︎私と一対一で勝負してください‼︎」
 「え?えぇぇぇぇ!?」
 「いいですよ。雪川さん。私、負けるつもりなんてないから」
 友希は私の耳元でこう言った。
 「私が勝ったら、ルルミナの味方ではなく、私達の味方になってもらいますよ」
 「いいですよ。じゃあ、私が勝ったら、貴方が持っている。レアコーデ全部貰いますよ」
 「わかりました」
 「最初は私からやらせてもらいます」
 「月美。私は後でいいです」
 「了解です」
 月美のライブ
 「ステージに上がったらひとりでライブしたいよ。独りぼっちのライブでいいよ。闇の夜を見上げながら、ひとりで歌うよ。どんな時でも信じられるのは私だけだから」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークを通って私だけのステージに」
 「この扉の向こうにレインボーステージがある。私だけのレインボーステージに。」
 「友達なんて要らないよ。あの時も独りぼっちだった。誰にも邪魔はさせない。ステージの真ん中で誰にも見られないライブ。心の底からひとりで歌いたいよ。私だけのステージを今此処に」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージに。スペシャルレインボーステージへ」
 「たとえ遠くに離れても、心は、繋がっているーどこにいったて必ず見つけるよ。だって君がくれた優しさ、(愛しさ)勇気ー(友情)どんな時だって、笑顔で笑い合った。もしも、自分を見失っても大丈夫。だって、光は、ここにあるからー。どんな時だって、歌えば、笑顔になれるよー。いつもきらきらしているステージへようこそー。初めて、踊る時は、緊張するけど、周りを見てみんながいるよー。スポットライトを当たって、輝いて、虹のその先だって行けるよー。その先には、きっと夢にあふれた世界があるよー」
 「スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージへ超スペシャルレインボーステージ」
 「私達の勇気が何なのかわからない時があるけど、負けたくないから。今まで、やってきたことも無駄にはしたくないから。私が初めてレインボーアークを通ってレインボーステージへ行った日に、なりたい自分を見つけた気がする。夢のステージが今始まる。世界の人にありがとうって伝いたいんだ。今の私がいるのはみんなのおかげだから。世界に希望や夢を抱いていけるように私は願ってる。レインボーアーク」
 「超スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「次は雪川さんの番ですね。楽しみにしてますよ。フレンズホープ」
 「はい」
 「ステージに上がったら皆んなでライブをしたいよ。私と皆んなでライブでいいよ。夜空を見上げながら私は皆んなと光あるステージでライブをするよ。光のライブを皆んなで作り出そう。友達を信じているから」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界を通って私だけのステージに行きます」
 「この扉の先にレインボーステージがあります」
 「皆んなと歌いたいよ。光を感じて希望のステージを踊りたいから。心の底から皆んなで歌いたいよ。friendsと一緒に希望の光のステージを今此処に」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「この曲ってやっぱり、月美の曲だよ。歌詞は違うけど絶対、そうだよ」
 「でも、友希がパクるなんておかしいよ」
 「そうなんだね」
 「何かが変だよ」
 「僕もそう思う」
 「パンバラもそう思う」
 「もっともっと上のステージに。スペシャルレインボーステージへ」
 「たとえ遠くに離れても、心は、繋がっているーどこにいったて必ず見つけるよ。だって君がくれた優しさ、(愛しさ)勇気ー(友情)どんな時だって、笑顔で笑い合った。もしも、自分を見失っても大丈夫。だって、光は、ここにあるからー。どんな時だって、歌えば、笑顔になれるよー。いつもきらきらしているステージへようこそー。初めて、踊る時は、緊張するけど、周りを見てみんながいるよー。スポットライトを当たって、輝いて、虹のその先だって行けるよー。その先には、きっと夢にあふれた世界があるよー」
 「スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージへ超スペシャルレインボーステージ」
 「私達の勇気が何なのかわからない時があるけど、負けたくないから。今まで、やってきたことも無駄にはしたくないから。私が初めてレインボーアークを通ってレインボーステージへ行った日に、なりたい自分を見つけた気がする。夢のステージが今始まる。世界の人にありがとうって伝いたいんだ。今の私がいるのはみんなのおかげだから。世界に希望や夢を抱いていけるように私は願ってる。レインボーアーク」
 「超スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「さあ。結果は、何と同点だ‼︎」
 「え!?」
 「......」
 「今回は引き分けでしたが、次は勝ちます」
 「月美。こちらの台詞ですよ」
 私が去る時、友希は、私のポケットに何かを入れた。出してはいけない気がして、何も言わず、何もしないでその場を去った。
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