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転生したら森の主人になりました5
仕える者
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お久しぶりです。ラフォーレ.ア.ウッドです。私は今地球に来ています。何故かというと少し遡って数時間前
「地球に変な魔力を感じる?」
「えぇ。そうなのよ。それもとても強力で異質な魔力」
「......」
「それで?俺たちを呼び出したのはその変な魔力を感じる奴をとっ捕まえればいいのか?」
「そうなるわね」
「じゃが、その魔力を持った奴が攻撃してきたら容赦なく反撃せんよあかん」
「私達の力で敵わない可能性もあるってことだよね⁇」
「そうね。私達は神様の力すら超える力だったら無理ね」
「まぁ、ラフォーレが居ればなんとかなると思うよ。化け物並みに強いし......」
「フルーツ⁇何か言った?」
「う、ううん⁉︎なんでもない!私は何も言っていないわよ!」
「ラーちゃんなら大丈夫だよ」
「うむ。我が認めた相手じゃ。何があろうとも必ず生きて帰って来るはずだ」
「フラワーは素直じゃないな?ラフォーレなら強いから平気。だから無事に戻ることを祈っているよって言えばいいのに」
「だ、黙らんか!」
「相変わらずあの二人仲良いね」
「よくないわ!」
「じゃあ早く行こうぜ」
「フィードバック早いよ」
「うんうん」
こうして私達は地球に行き。異質な魔力を持つ者探した。
「ラフォーレどう?」
「うん。感じるけど......正確な位置まではわからない。何かに邪魔されているような気がする」
「ラフォーレでも感じづらい魔力ってどんな人なの?」
「この魔力って......」
人間っていうよりも魔物に似ているような......。
「ラフォーレ正確な位置はわからなくていい。方向はわかるか?」
「ちょっと待って」
魔力がする方は......。
「南!南の方に強い魔力を感じる」
「そこに行こう!」
「うん!」
バチャッ
「ゲホゲホゲホ!」
ザザァー
「此処は何処だ⁇俺はまだ生きているのか?」
村は崩壊し跡形も無くなってしまったのに......生き残ったのか?
「皮肉だな?知らない土地でどう生きろっていうんだ?」
「アクア!スカイ!フィードバック!こっち!こっちの方ですごく強い魔力を感じる」
「......」
なんだ?誰の声だ?魔力?普通の人間じゃないな⁇それだけはわかる。
「ラフォーレ!あそこに人が居る」
「......やっぱり。人と魔物のが混じった何かだ」
「え?どうゆーこと?」
「多分なんだけど......半分は人間の血で半分は魔物の血だよ」
「それって危ないじゃないのか?」
「......」
「ラフォーレ⁇」
見た目は人間だけど頭にツノが生えている?
「貴方もしかして......オーガ」
「......っ⁉︎」
「オーガが地球に来るなんて前代未聞だよ⁉︎」
「アクア落ち着いて。何か事情がありそう」
「お前は......誰なんだ?何故俺がオーガだと知りながら消さない?」
「......私はラフォーレ.ア.ウッド。森の主人で森の神様をやってるんだ。貴方の名前は?」
「名か⁇俺にはそんなものない。俺は人ではないからな」
「......」
魔物は本来個人の名前は持たない。持っている者など滅多に居ない。私も見たことがない。
「......オーガスト」
「え......」
「なんとなくオーガに響きが似ているでしょ?今日から貴方の名前はオーガスト」
「お、俺に名をくれるのか?」
「うん」
「いいのかよ⁇そんな勝手なことをして」
「いいよ。オーガストからはさっきが感じられない。だから敵じゃない」
「そんなの確証はないよ?」
「オーガストは半分だけでも人間なら私達は守る価値がある」
「......」
「普通は魔物と人間の間には子供は出来ない。出来てもすぐに死んでしまうから」
「俺達はその例外だったんだ。それである日突然魔族に襲われた」
「ま、魔族⁉︎」
「魔族ってはるか昔に滅んだんじゃないの?」
「女神様によって一時的に封印されていたと聞いた」
「......」
「だとするとこの世界も私達の世界も危ない‼︎」
「俺にも手伝わせてくれ‼︎あんたは俺に名をくれた!だから俺もあんたの......ラフォーレ様のお役に立ちたい」
「......死ぬかもしれないよ?」
「それでもいい。俺はラフォーレ様にお仕えすることが出来ればいい」
「他の神様達になんて説明すれば......」
「仲間が出来た。彼は信用出来るって私が保証するっていうから安心して。今すぐに戻ろう。今頃あっちでは戦争が起きているかもしれないから」
「うん!」
こうして、オーガストが私達について来ることになったのであった。
次に続く
「地球に変な魔力を感じる?」
「えぇ。そうなのよ。それもとても強力で異質な魔力」
「......」
「それで?俺たちを呼び出したのはその変な魔力を感じる奴をとっ捕まえればいいのか?」
「そうなるわね」
「じゃが、その魔力を持った奴が攻撃してきたら容赦なく反撃せんよあかん」
「私達の力で敵わない可能性もあるってことだよね⁇」
「そうね。私達は神様の力すら超える力だったら無理ね」
「まぁ、ラフォーレが居ればなんとかなると思うよ。化け物並みに強いし......」
「フルーツ⁇何か言った?」
「う、ううん⁉︎なんでもない!私は何も言っていないわよ!」
「ラーちゃんなら大丈夫だよ」
「うむ。我が認めた相手じゃ。何があろうとも必ず生きて帰って来るはずだ」
「フラワーは素直じゃないな?ラフォーレなら強いから平気。だから無事に戻ることを祈っているよって言えばいいのに」
「だ、黙らんか!」
「相変わらずあの二人仲良いね」
「よくないわ!」
「じゃあ早く行こうぜ」
「フィードバック早いよ」
「うんうん」
こうして私達は地球に行き。異質な魔力を持つ者探した。
「ラフォーレどう?」
「うん。感じるけど......正確な位置まではわからない。何かに邪魔されているような気がする」
「ラフォーレでも感じづらい魔力ってどんな人なの?」
「この魔力って......」
人間っていうよりも魔物に似ているような......。
「ラフォーレ正確な位置はわからなくていい。方向はわかるか?」
「ちょっと待って」
魔力がする方は......。
「南!南の方に強い魔力を感じる」
「そこに行こう!」
「うん!」
バチャッ
「ゲホゲホゲホ!」
ザザァー
「此処は何処だ⁇俺はまだ生きているのか?」
村は崩壊し跡形も無くなってしまったのに......生き残ったのか?
「皮肉だな?知らない土地でどう生きろっていうんだ?」
「アクア!スカイ!フィードバック!こっち!こっちの方ですごく強い魔力を感じる」
「......」
なんだ?誰の声だ?魔力?普通の人間じゃないな⁇それだけはわかる。
「ラフォーレ!あそこに人が居る」
「......やっぱり。人と魔物のが混じった何かだ」
「え?どうゆーこと?」
「多分なんだけど......半分は人間の血で半分は魔物の血だよ」
「それって危ないじゃないのか?」
「......」
「ラフォーレ⁇」
見た目は人間だけど頭にツノが生えている?
「貴方もしかして......オーガ」
「......っ⁉︎」
「オーガが地球に来るなんて前代未聞だよ⁉︎」
「アクア落ち着いて。何か事情がありそう」
「お前は......誰なんだ?何故俺がオーガだと知りながら消さない?」
「......私はラフォーレ.ア.ウッド。森の主人で森の神様をやってるんだ。貴方の名前は?」
「名か⁇俺にはそんなものない。俺は人ではないからな」
「......」
魔物は本来個人の名前は持たない。持っている者など滅多に居ない。私も見たことがない。
「......オーガスト」
「え......」
「なんとなくオーガに響きが似ているでしょ?今日から貴方の名前はオーガスト」
「お、俺に名をくれるのか?」
「うん」
「いいのかよ⁇そんな勝手なことをして」
「いいよ。オーガストからはさっきが感じられない。だから敵じゃない」
「そんなの確証はないよ?」
「オーガストは半分だけでも人間なら私達は守る価値がある」
「......」
「普通は魔物と人間の間には子供は出来ない。出来てもすぐに死んでしまうから」
「俺達はその例外だったんだ。それである日突然魔族に襲われた」
「ま、魔族⁉︎」
「魔族ってはるか昔に滅んだんじゃないの?」
「女神様によって一時的に封印されていたと聞いた」
「......」
「だとするとこの世界も私達の世界も危ない‼︎」
「俺にも手伝わせてくれ‼︎あんたは俺に名をくれた!だから俺もあんたの......ラフォーレ様のお役に立ちたい」
「......死ぬかもしれないよ?」
「それでもいい。俺はラフォーレ様にお仕えすることが出来ればいい」
「他の神様達になんて説明すれば......」
「仲間が出来た。彼は信用出来るって私が保証するっていうから安心して。今すぐに戻ろう。今頃あっちでは戦争が起きているかもしれないから」
「うん!」
こうして、オーガストが私達について来ることになったのであった。
次に続く
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