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一話

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 この世界には四つの種族に分かれている。まずケモノ族、妖精族、ドラゴン族そして人間だ。私はケモノ族で普通は人間に嫌われているはずだが......。

 「もふもふしているね」

 「あの......尻尾を掴みのやてもらっていいですか?王子様......」

 「えー。いいじゃないか。それと僕のことはアレクって呼んでよ」

 「はーい。アレク王子様」

 「つめたいなー。みかも僕の頭を撫でる?」

 「撫でません!」

 「えー。いいからやってみてよ」

 「やりません。やりたくないです!」

 「釣れないなー」

 そうこの王子様は私にべったりなのだ。正直気持ち悪い。
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