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第2話 キャラメイク②
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「肌の色はかなり色白にして、胸やヒップのサイズはほどほどで……」
巨乳好きや巨尻好きには非常に申し訳ないのだが、胸や尻が大きいキャラはまた別のヒロインを作る機会があったら作ってみたいと思うので、今回はご了承いただきたい……って俺は誰に謝ってるんだ?
それよりも太ももだ。何を隠そう俺は太ももフェチなのだ。スラっとした長い脚をしていて、そのくせ腿は豊満な肉付きをした、ムッチムチな太ももが大好きなのだ!
黒タイツも捨てがたいがやっぱり生足だ!!
変なテンションになりながらも、脚の長さや太ももの太さを理想の状態に近づけていく。
太ももの設定だけで1時間は使ってしまった。あ、とうとう近くの高校から正午のチャイムが……。
まぁ、今日は派遣のバイトも休みだし少しくらいダラダラしてもいいだろう。どうせ今日はWeb小説とVTuberの配信を見ながらのんびり一日を過ごす予定だったのだ。
さて、あとは【服装】の設定だけだな。
私服や高校の制服といった一般的なものから、バニーガールや巫女服といったコスプレのようなものまであった。
どうやら服装はクエストを達成して得たコインを使うことで増やしていけるようだ。
散々迷った挙句、俺はメイドの衣装を選んだ。
ロングスカートのメイドも中々カッコいいが、せっかく1時間もかけて太ももにこだわったのでやっぱり脚が見えるミニスカがいい。
あ、あとは猫耳をつけるのもいいな。
ソックスはかなり悩んだが、黒ニーソにしてガータベルトを着用した。完全生足も捨てがたいが、黒ニーソとミニスカが織りなす絶対領域に惹かれてしまったのだ。
「ヤバい、完成してしまった……」
ミニスカ黒ニーソでクールなつり目の銀髪猫耳メイド。
そのアバターは容姿から身体的特徴まで、何もかもが俺の理想通りだった。
『ヒロインに名前を付けますか?』というテキストが表示されたので、俺は『YES』を選び『ミレナ』と名付けた。
その途端……
――――――――――――――――――――
クエスト【ヒロインを1人クリエイトする】を達成しました!
10万コイン獲得!
――――――――――――――――――――
そんな画面が表示された。
さらに『ヒロインを家に招待しますか?』というテキストが表示される。
「なるほど、ヒロインを自分の家に住まわせるって設定なのか……」
そう思い、俺は『YES』をタップした。
その選択が、まさか実際にヒロインを現実世界の自分の家に連れてくることになるとも知らずに――
巨乳好きや巨尻好きには非常に申し訳ないのだが、胸や尻が大きいキャラはまた別のヒロインを作る機会があったら作ってみたいと思うので、今回はご了承いただきたい……って俺は誰に謝ってるんだ?
それよりも太ももだ。何を隠そう俺は太ももフェチなのだ。スラっとした長い脚をしていて、そのくせ腿は豊満な肉付きをした、ムッチムチな太ももが大好きなのだ!
黒タイツも捨てがたいがやっぱり生足だ!!
変なテンションになりながらも、脚の長さや太ももの太さを理想の状態に近づけていく。
太ももの設定だけで1時間は使ってしまった。あ、とうとう近くの高校から正午のチャイムが……。
まぁ、今日は派遣のバイトも休みだし少しくらいダラダラしてもいいだろう。どうせ今日はWeb小説とVTuberの配信を見ながらのんびり一日を過ごす予定だったのだ。
さて、あとは【服装】の設定だけだな。
私服や高校の制服といった一般的なものから、バニーガールや巫女服といったコスプレのようなものまであった。
どうやら服装はクエストを達成して得たコインを使うことで増やしていけるようだ。
散々迷った挙句、俺はメイドの衣装を選んだ。
ロングスカートのメイドも中々カッコいいが、せっかく1時間もかけて太ももにこだわったのでやっぱり脚が見えるミニスカがいい。
あ、あとは猫耳をつけるのもいいな。
ソックスはかなり悩んだが、黒ニーソにしてガータベルトを着用した。完全生足も捨てがたいが、黒ニーソとミニスカが織りなす絶対領域に惹かれてしまったのだ。
「ヤバい、完成してしまった……」
ミニスカ黒ニーソでクールなつり目の銀髪猫耳メイド。
そのアバターは容姿から身体的特徴まで、何もかもが俺の理想通りだった。
『ヒロインに名前を付けますか?』というテキストが表示されたので、俺は『YES』を選び『ミレナ』と名付けた。
その途端……
――――――――――――――――――――
クエスト【ヒロインを1人クリエイトする】を達成しました!
10万コイン獲得!
――――――――――――――――――――
そんな画面が表示された。
さらに『ヒロインを家に招待しますか?』というテキストが表示される。
「なるほど、ヒロインを自分の家に住まわせるって設定なのか……」
そう思い、俺は『YES』をタップした。
その選択が、まさか実際にヒロインを現実世界の自分の家に連れてくることになるとも知らずに――
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