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番外編 エッチな先輩とデート・IF【クリスマス編】
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――もしも、伊山 洋一とのクリスマスデート争奪戦(早い者勝ち)の勝者が高宮 愛衣だったら……
☆ ☆ ☆
バーを出た後、俺と高宮さんは大きな公園のイルミネーションを見に来ていた。
「それにしても寒いですね……」
「そうね、じゃあ洋一くんにはマフラー貸してあげる」
「えっ……!」
高宮さんが俺の首にマフラーをかける。暖かい。けど……
「そんなことをしたら、高宮さんが寒いんじゃ……」
というかむしろ高宮さんの方が寒そう。格好的に。
腕は肩まで完全に丸出しだし、脚なんて太もも全開だし……。
と、俺が高宮さんを見上げると、彼女は俺の耳元に口を近づけて囁いた。
「じゃあ、今夜は君がわたしのことを暖めてくれる?」
「……ッ!」
顔や耳がかあぁっっと熱を帯びていくのを感じる。
「そっ、そういうことは、まだしないって決めたじゃないですか!?」
「ん? そういうことってなに? 私はただ、手を繋いで温もりを分けて欲しいって意味で言っただけなんだけどなー」
「~~~っ!」
「あれあれぇ~、もしかしてエッチなこと考えちゃったのかな? ほらほら~、顔真っ赤だぞ~?」
高宮さんは俺の頬をツンツンとつついてくる。
うぅ、この人絶対わざとやってる! わかってて俺をからかってる!
俺が照れくさくなって顔を背《そむ》けると、ふいに俺たちの近くにいたカップルが目に入った。
うわぁぁぁ! なんかめっちゃいちゃついてるし!
と、ふいに腕を高宮さんにつかまれた。かと思うと彼女はそれを彼女自身の身体に這わせていって……
「君はわたしのどこが触りたい? 胸? お尻? それとも……太ももかな?」
高宮さんは口にした箇所へと順々に俺の手を触れさせていく。手の平に彼女の柔らかい温もりが染みわたってくる。
「~~~ッッ!!!」
デートを終えるまで、俺は高宮さんの魔性《ましょう》にもてあそばれてしまうのだった。
☆ ☆ ☆
バーを出た後、俺と高宮さんは大きな公園のイルミネーションを見に来ていた。
「それにしても寒いですね……」
「そうね、じゃあ洋一くんにはマフラー貸してあげる」
「えっ……!」
高宮さんが俺の首にマフラーをかける。暖かい。けど……
「そんなことをしたら、高宮さんが寒いんじゃ……」
というかむしろ高宮さんの方が寒そう。格好的に。
腕は肩まで完全に丸出しだし、脚なんて太もも全開だし……。
と、俺が高宮さんを見上げると、彼女は俺の耳元に口を近づけて囁いた。
「じゃあ、今夜は君がわたしのことを暖めてくれる?」
「……ッ!」
顔や耳がかあぁっっと熱を帯びていくのを感じる。
「そっ、そういうことは、まだしないって決めたじゃないですか!?」
「ん? そういうことってなに? 私はただ、手を繋いで温もりを分けて欲しいって意味で言っただけなんだけどなー」
「~~~っ!」
「あれあれぇ~、もしかしてエッチなこと考えちゃったのかな? ほらほら~、顔真っ赤だぞ~?」
高宮さんは俺の頬をツンツンとつついてくる。
うぅ、この人絶対わざとやってる! わかってて俺をからかってる!
俺が照れくさくなって顔を背《そむ》けると、ふいに俺たちの近くにいたカップルが目に入った。
うわぁぁぁ! なんかめっちゃいちゃついてるし!
と、ふいに腕を高宮さんにつかまれた。かと思うと彼女はそれを彼女自身の身体に這わせていって……
「君はわたしのどこが触りたい? 胸? お尻? それとも……太ももかな?」
高宮さんは口にした箇所へと順々に俺の手を触れさせていく。手の平に彼女の柔らかい温もりが染みわたってくる。
「~~~ッッ!!!」
デートを終えるまで、俺は高宮さんの魔性《ましょう》にもてあそばれてしまうのだった。
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