心霊整体師 東條ちずる

ちずる小学校1年生の虐め

　　「え！あの全くきずきませんでした。」
　　「先生。それでは、ここにいる3人の生徒さん達にちずるがなんで泣いているのか聞いて見て下さい。私は、
　　　これで、帰りますので。」
するとなみえは、今度は3人の生徒達に向かってこう言った。
　　「あなた達。何でちずるが泣いているのか、ちゃんと先生に正直に説明しなさい。分かりましたか！」
そう言うと、担任の新井に一礼すると、なみえは教室を出ていった。なみえが帰った後、3人の生徒は新井に全て正直に話をした。その後新井は、何故突然なみえが学校来たのか不思議だった。それでは、なみえが何故突然学校にきたのか、それは、なみえが家の中で編み物をしていた時の事。突然ちずるが泣いている姿が脳りを横切った。隣には秋がいて、なみえから編み物を教えてもらっていた。
　　「お義母さん。今、ちずるの泣き声が聞こえませんでしたか。」
　　「え・ちいちゃんの泣き声なんて聞こえないけど。」
　　「そうですか。」
しかし、なみえの胸騒ぎは収まらなかった。そこで、秋に学校にちょっと様子を見に行くと告げて、学校へ向かったのだ。学校に行くと、なみへの感は当たっていた。ちずるの泣く声は、教室の外の廊下にまで響きわたっていた。そして、なみえが教室の入ると、ちずるは3人の生徒達に囲まれて泣いていたのだった。これは、所謂第六感というもので、これも所謂霊的能力の一つなのである。人間は誰しも霊的能力が備わっているのだが、それに気つ‘く人は残念ながら少ない。そして後日、担任の新井から、学校に来てくれるようにと連絡があり、なみえは、学校に足を運んだ。学校に着くと、新井が玄関の前でなみえが来るのを待っていた。そして、校長室へと案内された。校長室着いて中に入いると、すでにちずると3人の生徒達、そして、3人の生徒達の母親達がなみえの来るのを待っていた。すると、校長が
　　「東條さんのお母様。お忙しい中、お呼びたて致しましてすみません。どうぞ、こちらにいらしてお掛け下さ
　　　い。他の生徒達のお母様方も、どうぞ、こちらに。」
と言われ、なみえと女子生徒の母親達はソファーに座った。そして、校長は話を始めた。
　　「実は、今日お越しいただきましたのは、担任の新井から、ここに居る3人の生徒達が東條さんを虐めていたと