794 / 848
第二二章 チャラい王子としっかり者のお嫁さん達
第794話 子供達にすくすく育って欲しいって
しおりを挟む
子供達を預かっている部屋を見て回り、施設の概要について説明を受けている間に昼時となり。
「マロンちゃん、子供達の食事の様子も見てください。
良い機会ですから、子供達と一緒に食事してもらいましょうか。」
ペピーノ姉ちゃんは託児所で提供している食事も試して欲しいと誘ってくれたの。
もちろん、有り難くお誘いを受けることにしたよ。
元離宮の広いダイニングルームに足を運ぶと。
ダイニングルームは託児所にする際に改装したとのことで、隣の調理場とカウンター越しに繋がっていたよ。
カウンターの前には子供達がトレイを手にして整列してたの。
「あちらが配膳口となっていて、子供達は順繰りに料理を受け取っていきます。」
「カウンターに並ばずに先に腰掛けている子供達はなに?」
「あれは年少の子供達ですね。
まだ小さいのでトレイを持って料理を運ぶのは難しいですから。
熱い料理もありますし、火傷でもしたら大変です。」
この託児所では二歳までの子供達は預かっている部屋で昼食を取らせるそうで。
このダイニングルームでは三歳児から十二歳児まで一緒に昼食を取るそうなの。
そのうち八歳児までの年少者は年長者に配膳してもらうんだって。
九歳以上の子供達は年少組の配膳をしてから、自らの分を取りに並び直すそうだよ。
そうすることで職員を雇うコストを抑えると共に、歳下の子供をお世話する習慣を付けさせるんだって。
特にこの施設では兄弟姉妹で預かっている子供もいて、昼食の時間はお兄ちゃん、お姉ちゃんには弟や妹の食事中の世話もさせているそうなの。家に帰っても自然と弟や妹の世話をするようになるのを狙っているらしいよ。
ペピーノ姉ちゃんの説明を受けて子供達の様子を見回すと。
年上の子供が小さな子供の隣に座って食事をしている姿がチラホラと見られたよ。
「ほら、お口の周りベタベタになっているよ。
もう少し落ち着いて食べようね。」
そう言ってお姉ちゃんが弟さんの口の周りをハンカチで拭いていたよ。
たしかに、小さな子供のお世話をする習慣付けには良いかも。
でも…。
「お兄ちゃん、ボロボロこぼしてお行儀悪い。
もう少しゆっくり食べた方が良いよ。」
「うるせぇな。メシが拙くなるから細かいことにウダウダ言うんじゃねぇ。」
「ほらまた、そんな汚い言葉遣いをして…。
言葉遣いは丁寧にしなさいって教えてもらったでしょう。」
五、六歳くらいの妹さんに、少々年上のお兄ちゃんがお小言を言われて、どっちがお世話してるのか分からない場面も見られたし。
「あらあら、あのくらいの歳だと女の子の方がしっかりしているわね。」
その様子を見てペピーノ姉ちゃんは楽しそうに目を細めていたよ。
**********
子供達の配膳が全て終わり、カウンターに並ぶ子供が居なくなると、おいら達もご相伴に与ることにしたんだ。
子供達と同じくトレイを持ってカウンターの前に立つと、厨房の人がスープの注がれた椀をトレイに置き、隣に移動すると今度はメインの料理を、その隣では温野菜サラダをと順に置いてくれたんだ。
最後に子供が喜びそうな甘いお菓子とホットミルクが置かれて配膳終了。
なんだか、その辺の飯屋よりも上等な気がするよ。これを毎食無料で子供達に提供しているんだって。
おいら達は年長の子供達の横に陣取って昼食を戴くことにしたんだ。
ペピーノ姉ちゃんに勧められて早速戴くことにしたのだけど。
「なにこれ、美味しい…。」
最初にスープに口を付けてその美味しさに驚いたよ。シンプルな塩味だけど、魚介の旨味が良く出ているの。
「美味しいでしょう。王宮の料理長が考案したレシピだからね。」
「王宮の料理長?
そんな高級料理を子供達に無償で振る舞っているの?」
「王宮の料理長が考案したからと言って高級料理とは限らないでしょう。
原価は王都の人々が市場で購入する金額で、一食銅貨三十枚以内に抑えているのよ。」
子供達にすくすく育って欲しいってのがペピーノ姉ちゃんの願いで、そのために経済的な負担が少なく栄養価の高い食事を宮廷の料理長に考案させたんだって。
この託児所を開設するに当たり、原価を銅貨三十枚以内に抑えたメニューの開発を王宮の料理長に厳命したそうなんだ。
しかも、ただ安いだけでなく、好き嫌いを無くすために子供が喜ぶ味付けを考えろと無茶振りしたらしい。
安い飯屋で定食を頼んでも、一食銀貨一枚(銅貨百枚)くらいするからね。銅貨三十枚って無茶苦茶安いよ。
「詳しい説明は後でするから、冷めないうちにメイン料理を食べてみて。」
原価の安さに驚くおいらにペピーノ姉ちゃんは先に食事を済ませるように勧めたんだ。
メインは何かの香草焼き、表面に小麦粉を塗してムニエルにしているみたい。
「これも美味しい。表面の衣にハーブと塩を加えて味付けしてるんだ…。
中身は白身魚だね。ハーブのおかげで生臭くも無いし、骨も無くて食べやすいよ。」
「そうでしょう。
でも、この魚、王都じゃ獲れ過ぎちゃって二束三文で買えるのよ。
それに最初のスープの美味しさもこの魚がポイントなの。」
ポイントってのが気になったけど、おいらは勧められるがままに温野菜サラダに手を付けることになったの。
「これ、ドレッシングがとても美味しい。
温野菜自体はジャガイモにキャベツの芯?
これってもしかして?」
「多分マロンちゃんの想像通りだと思うわ。
これスープの具材にした残りの野菜なの。
キャベツの芯だって茹でると甘みがあって美味しいでしょう。
それと野菜嫌いな子供達に食べさせるのためにはドレッシングが大切なのよ。」
温野菜に掛けられたドレッシングはヨーグルトをベースに、ハーブ、塩コショウ、粉チーズで味を調えたものらしい。
酢をベースにした普通のドレシッグは子供には刺激が強過ぎるらしく、マイルドなものを考案させたんだって。
「安さのタネ明かしなんだけど。
市場で誰でも安く買える魚を丁寧に処理して余すことなく使っているの。
それは魚だけじゃなくて野菜もね。」
せっかく豊富な漁獲量に恵まれた漁港に面しているのに、魚を嫌いな子供が多いらしいの。
子供の話を良く聞くと、苦い、生臭い、骨が多いと言うのが魚を嫌う理由のトップ三だったそうで。
それさえ克服すれば、安価な魚でも子供に喜んでもらえるのではと王宮料理長は考えたみたい。
レシピは、内臓と血合い、それに小骨を含めた骨を丁寧に取り除くことに重点を置いたらしい。
それと臭い消しのために、ハーブをふんだんに使うこと。
そして最初にビックリしたスープだけど。
ムニエルに使った魚から出た骨やアラ、それにやはり市場で二束三文で売ってる小さな貝やフジツボを加えてじっくりと煮出してダシをとったそうなの。こまめにアクを取り除くのがコツらしいよ。
「だからね、あのスープの原価は具材のジャガイモとキャベツくらいよ。
それにしたって、温野菜サラダと使いまわしているしね。
これなら王都の人達、家計にあまり余裕のない方でも美味しい料理が食べられるでしょう。
手軽なコストで子供達に栄養のあるモノを食べて欲しいからね。」
今日は魚料理だったけど、騎士達による王都周辺の魔物狩りで豊富に供給されるウサギ肉を使ってバラエティーに富んだ肉料理も用意してあるらしい。もちろん、魚に関してもその時々で一番豊富に水揚げされる様々な魚を使ったレシピが用意されているんだって。メインの料理は魚料理と肉料理を日替わりにしているそうだよ。
「託児所を始めて三年になるけど。
最初は魚嫌いだった子も、ここを出る頃には肉よりも魚を好きになってくれているの。
この王都では、新鮮な魚がせっかく手頃な値段で手に入るのですもの。
栄養価の高い魚も多いし、育ち盛りの子供達には沢山食べて欲しいわよね。」
ただ、幾ら安価だとは言え、調理方法が分からなければ家庭では作りようが無いからね。
ペピーノ姉ちゃんは託児所の昼食で新メニューを出す度、そのレシピを親御さん達に配布しているんだって。
配布のためにわざわざ木版刷りに発注しているらしい。
「ネックは親御さん達が皆共働きで、中々調理に時間が取れない事なのよね。」
託児所で提供している食事は子供に食べ易い味付け、風味付けにするため、手間ひまを掛けたものが多いから。
仕事で疲れて帰宅したお母さんが作るにはハードルが高いそうなの。
そこでペピーノ姉ちゃんは、料理教室を開いているらしいよ。希望するお母さん方を募って、休日に託児所のレシピを実際に作ってもらうんだって。
もちろん、託児所で預かっている子供も連れて来てもらうそうだよ。子供達にも簡単なお手伝いをさせて、親子一緒に調理を体験してもらうんだって。
王宮の料理長が考案した料理を教えてもらえるってことで毎回好評らしい。
特に子供と一緒に作った料理をその場で食べるって趣向が、日頃多忙で子供と遊ぶ時間の少ないお母さん方に受けているみたい。
そんな地道な取り組みが功を奏して、ペピーノ姉ちゃんが聞くところでは提供したレシピにチャレンジするお母さん方が増えているそうだよ。
家計に負担を掛けず、子供達に栄養のある食事をお腹いっぱい食べてもらおうって着眼点は良いね。
そのレシピを譲ってもらって、おいらの国でもやってみようかな。
「マロンちゃん、子供達の食事の様子も見てください。
良い機会ですから、子供達と一緒に食事してもらいましょうか。」
ペピーノ姉ちゃんは託児所で提供している食事も試して欲しいと誘ってくれたの。
もちろん、有り難くお誘いを受けることにしたよ。
元離宮の広いダイニングルームに足を運ぶと。
ダイニングルームは託児所にする際に改装したとのことで、隣の調理場とカウンター越しに繋がっていたよ。
カウンターの前には子供達がトレイを手にして整列してたの。
「あちらが配膳口となっていて、子供達は順繰りに料理を受け取っていきます。」
「カウンターに並ばずに先に腰掛けている子供達はなに?」
「あれは年少の子供達ですね。
まだ小さいのでトレイを持って料理を運ぶのは難しいですから。
熱い料理もありますし、火傷でもしたら大変です。」
この託児所では二歳までの子供達は預かっている部屋で昼食を取らせるそうで。
このダイニングルームでは三歳児から十二歳児まで一緒に昼食を取るそうなの。
そのうち八歳児までの年少者は年長者に配膳してもらうんだって。
九歳以上の子供達は年少組の配膳をしてから、自らの分を取りに並び直すそうだよ。
そうすることで職員を雇うコストを抑えると共に、歳下の子供をお世話する習慣を付けさせるんだって。
特にこの施設では兄弟姉妹で預かっている子供もいて、昼食の時間はお兄ちゃん、お姉ちゃんには弟や妹の食事中の世話もさせているそうなの。家に帰っても自然と弟や妹の世話をするようになるのを狙っているらしいよ。
ペピーノ姉ちゃんの説明を受けて子供達の様子を見回すと。
年上の子供が小さな子供の隣に座って食事をしている姿がチラホラと見られたよ。
「ほら、お口の周りベタベタになっているよ。
もう少し落ち着いて食べようね。」
そう言ってお姉ちゃんが弟さんの口の周りをハンカチで拭いていたよ。
たしかに、小さな子供のお世話をする習慣付けには良いかも。
でも…。
「お兄ちゃん、ボロボロこぼしてお行儀悪い。
もう少しゆっくり食べた方が良いよ。」
「うるせぇな。メシが拙くなるから細かいことにウダウダ言うんじゃねぇ。」
「ほらまた、そんな汚い言葉遣いをして…。
言葉遣いは丁寧にしなさいって教えてもらったでしょう。」
五、六歳くらいの妹さんに、少々年上のお兄ちゃんがお小言を言われて、どっちがお世話してるのか分からない場面も見られたし。
「あらあら、あのくらいの歳だと女の子の方がしっかりしているわね。」
その様子を見てペピーノ姉ちゃんは楽しそうに目を細めていたよ。
**********
子供達の配膳が全て終わり、カウンターに並ぶ子供が居なくなると、おいら達もご相伴に与ることにしたんだ。
子供達と同じくトレイを持ってカウンターの前に立つと、厨房の人がスープの注がれた椀をトレイに置き、隣に移動すると今度はメインの料理を、その隣では温野菜サラダをと順に置いてくれたんだ。
最後に子供が喜びそうな甘いお菓子とホットミルクが置かれて配膳終了。
なんだか、その辺の飯屋よりも上等な気がするよ。これを毎食無料で子供達に提供しているんだって。
おいら達は年長の子供達の横に陣取って昼食を戴くことにしたんだ。
ペピーノ姉ちゃんに勧められて早速戴くことにしたのだけど。
「なにこれ、美味しい…。」
最初にスープに口を付けてその美味しさに驚いたよ。シンプルな塩味だけど、魚介の旨味が良く出ているの。
「美味しいでしょう。王宮の料理長が考案したレシピだからね。」
「王宮の料理長?
そんな高級料理を子供達に無償で振る舞っているの?」
「王宮の料理長が考案したからと言って高級料理とは限らないでしょう。
原価は王都の人々が市場で購入する金額で、一食銅貨三十枚以内に抑えているのよ。」
子供達にすくすく育って欲しいってのがペピーノ姉ちゃんの願いで、そのために経済的な負担が少なく栄養価の高い食事を宮廷の料理長に考案させたんだって。
この託児所を開設するに当たり、原価を銅貨三十枚以内に抑えたメニューの開発を王宮の料理長に厳命したそうなんだ。
しかも、ただ安いだけでなく、好き嫌いを無くすために子供が喜ぶ味付けを考えろと無茶振りしたらしい。
安い飯屋で定食を頼んでも、一食銀貨一枚(銅貨百枚)くらいするからね。銅貨三十枚って無茶苦茶安いよ。
「詳しい説明は後でするから、冷めないうちにメイン料理を食べてみて。」
原価の安さに驚くおいらにペピーノ姉ちゃんは先に食事を済ませるように勧めたんだ。
メインは何かの香草焼き、表面に小麦粉を塗してムニエルにしているみたい。
「これも美味しい。表面の衣にハーブと塩を加えて味付けしてるんだ…。
中身は白身魚だね。ハーブのおかげで生臭くも無いし、骨も無くて食べやすいよ。」
「そうでしょう。
でも、この魚、王都じゃ獲れ過ぎちゃって二束三文で買えるのよ。
それに最初のスープの美味しさもこの魚がポイントなの。」
ポイントってのが気になったけど、おいらは勧められるがままに温野菜サラダに手を付けることになったの。
「これ、ドレッシングがとても美味しい。
温野菜自体はジャガイモにキャベツの芯?
これってもしかして?」
「多分マロンちゃんの想像通りだと思うわ。
これスープの具材にした残りの野菜なの。
キャベツの芯だって茹でると甘みがあって美味しいでしょう。
それと野菜嫌いな子供達に食べさせるのためにはドレッシングが大切なのよ。」
温野菜に掛けられたドレッシングはヨーグルトをベースに、ハーブ、塩コショウ、粉チーズで味を調えたものらしい。
酢をベースにした普通のドレシッグは子供には刺激が強過ぎるらしく、マイルドなものを考案させたんだって。
「安さのタネ明かしなんだけど。
市場で誰でも安く買える魚を丁寧に処理して余すことなく使っているの。
それは魚だけじゃなくて野菜もね。」
せっかく豊富な漁獲量に恵まれた漁港に面しているのに、魚を嫌いな子供が多いらしいの。
子供の話を良く聞くと、苦い、生臭い、骨が多いと言うのが魚を嫌う理由のトップ三だったそうで。
それさえ克服すれば、安価な魚でも子供に喜んでもらえるのではと王宮料理長は考えたみたい。
レシピは、内臓と血合い、それに小骨を含めた骨を丁寧に取り除くことに重点を置いたらしい。
それと臭い消しのために、ハーブをふんだんに使うこと。
そして最初にビックリしたスープだけど。
ムニエルに使った魚から出た骨やアラ、それにやはり市場で二束三文で売ってる小さな貝やフジツボを加えてじっくりと煮出してダシをとったそうなの。こまめにアクを取り除くのがコツらしいよ。
「だからね、あのスープの原価は具材のジャガイモとキャベツくらいよ。
それにしたって、温野菜サラダと使いまわしているしね。
これなら王都の人達、家計にあまり余裕のない方でも美味しい料理が食べられるでしょう。
手軽なコストで子供達に栄養のあるモノを食べて欲しいからね。」
今日は魚料理だったけど、騎士達による王都周辺の魔物狩りで豊富に供給されるウサギ肉を使ってバラエティーに富んだ肉料理も用意してあるらしい。もちろん、魚に関してもその時々で一番豊富に水揚げされる様々な魚を使ったレシピが用意されているんだって。メインの料理は魚料理と肉料理を日替わりにしているそうだよ。
「託児所を始めて三年になるけど。
最初は魚嫌いだった子も、ここを出る頃には肉よりも魚を好きになってくれているの。
この王都では、新鮮な魚がせっかく手頃な値段で手に入るのですもの。
栄養価の高い魚も多いし、育ち盛りの子供達には沢山食べて欲しいわよね。」
ただ、幾ら安価だとは言え、調理方法が分からなければ家庭では作りようが無いからね。
ペピーノ姉ちゃんは託児所の昼食で新メニューを出す度、そのレシピを親御さん達に配布しているんだって。
配布のためにわざわざ木版刷りに発注しているらしい。
「ネックは親御さん達が皆共働きで、中々調理に時間が取れない事なのよね。」
託児所で提供している食事は子供に食べ易い味付け、風味付けにするため、手間ひまを掛けたものが多いから。
仕事で疲れて帰宅したお母さんが作るにはハードルが高いそうなの。
そこでペピーノ姉ちゃんは、料理教室を開いているらしいよ。希望するお母さん方を募って、休日に託児所のレシピを実際に作ってもらうんだって。
もちろん、託児所で預かっている子供も連れて来てもらうそうだよ。子供達にも簡単なお手伝いをさせて、親子一緒に調理を体験してもらうんだって。
王宮の料理長が考案した料理を教えてもらえるってことで毎回好評らしい。
特に子供と一緒に作った料理をその場で食べるって趣向が、日頃多忙で子供と遊ぶ時間の少ないお母さん方に受けているみたい。
そんな地道な取り組みが功を奏して、ペピーノ姉ちゃんが聞くところでは提供したレシピにチャレンジするお母さん方が増えているそうだよ。
家計に負担を掛けず、子供達に栄養のある食事をお腹いっぱい食べてもらおうって着眼点は良いね。
そのレシピを譲ってもらって、おいらの国でもやってみようかな。
35
お気に入りに追加
298
あなたにおすすめの小説

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。

転生幼女は幸せを得る。
泡沫 呉羽
ファンタジー
私は死んだはずだった。だけど何故か赤ちゃんに!?
今度こそ、幸せになろうと誓ったはずなのに、求められてたのは魔法の素質がある跡取りの男の子だった。私は4歳で家を出され、森に捨てられた!?幸せなんてきっと無いんだ。そんな私に幸せをくれたのは王太子だった−−

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる