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第二十章 王都の民の憩いの場を造ったよ
第666話 情けない結果を晒しちゃったよ…
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ライブラリーの一階で管理を任されてるピタコ姉さんに『塔の試練』について尋ねてみたけど。
ピタコ姉さんは『試練』の内容を明かすことは出来ないと返答を拒んだの。
すると、マリア(マロン)さんが、内容が知りたいのなら試練に挑めば良いじゃないと言ったんだ。
そんな訳で、おいら達は『試練』に挑むことになったのだけど。
意外なことに、おいらの周りに既に『試練』をクリアした人達が三人も居たんだ。
三人共おいらの護衛騎士で、ジェレ姉ちゃんにタルトとトルテ。
最近少なくなったと言う試練突破者が三人も居たものだから、ピタコ姉さん、目を丸くしてたよ。
「それじゃ、試練を始める前にこの誓約書にサインしてくださいね。」
そう告げながら、ピタコ姉さんは一枚の紙きれを全員に配ったの。
誓約書と銘打ったその書面には、色々な承諾事項が記されてたんだ。
例えば、試練の内容を他人に漏らさないこと、試練クリアの認定メダルを他人に譲渡しないこと。
そして最後には、それに背いた場合には死罪に処されても異議を申し立てないこととも書かれてた。
全員が誓約書に署名すると、別室に連れて行かれ。
「はい、じゃあ、試練に挑む方はこのクジを引いてくださいね。」
ピタコ姉さんが木製の筒を差し出して来たの。
筒の底には小さな穴が開いていて、筒を振ってそこからクジを取り出すらしい。
「何だ、神社の御御籤みたいだな…。」
そんな呟きを漏らしながら、タロウは木筒を振って中から木の棒を一本取り出してたよ。
「はい、三十六番の設問集ですね。」
タロウから木の棒を受け取ったピタコ姉さんは、そこに記された数字と同じ数字が記された棚へ向かうと。
棚の中から一枚の紙を取り出して、タロウに手渡したの。
「はい、ここに書かれた設問をそこの机に着席して解いてください。
制限時間はありませんが、他人に助力を求めたり。
離席したりしますと、そこで試練は終了となります。」
ピタコ姉さんは紙を差し出しながら、そんな注意事項を説明してた。
どうやら、『試練』とはその紙に記された設問に解答することらしいね。荒事じゃなくてホッとしたよ。
タロウはその紙を受け取ると、ピタコ姉さんの指示に素直に従ってさっそくその紙に視線を落としたよ。。
続いておいらも筒を振って十五と書かれた棒を差し出すと、ピタコ姉さんは十五番の棚から紙を取って来たの。
どうやら、棚によって記されている問題が違うみたいだね。
**********
そんな訳で、既に試練を突破済みの三人とマリアさんを除いた全員が試練に挑んだよ。
試練の内容が、『この先に進みたければ私を倒して行け。』的な荒事じゃなくてホッとしたのも束の間…。
「私、ギブアップです。ここでリタイアします。」
始めて早々、専属メイドのウレシノが脱落したんだ。
「おや、おかしいですね。
あなたくらいの年齢なら、一問くらいは解答できるはずなのに。
全くの白紙ですか?」
ピタコ姉さん、ウレシノに軽蔑の眼差しを向けてそんなことを言ってたよ。
「いや、私、最近この大陸にやって来たものですから。
この大陸の文字が読めないのです。」
「それは大変失礼しました。ご無礼な事を申し上げて。」
軽蔑の目で見られてることを感じ取って、ウレシノが恥ずかしそうに言い訳すると。
ピタコ姉さんの方も、自分の見当違いに気付いた様子で視線が柔らくなったよ。
で、おいらはと言うと…。
「何々…。
今、広場にサルとイヌが集まっています…。」
なにこれ、これから抗争でも起こるの?
「広場にある頭の数はサルとイヌ、併せて百個、足の数は併せて二百七十四本でした。
この時、広場にはサルとイヌがそれぞれ何匹ずつ居るでしょう?」
へっ? サルとイヌを同じ場所に放すと血みどろの争いになるよね。
これは、争いで減った後の数じゃなくて、最初に何匹いたのか解答すれば良いのかな?
いや、死体と生存数の合計なら、最初も最後も一緒か…。
おいらが、そんなことを考えていると…。
「正二十面体の頂点の数と辺の数だって?…そんなの知るかよ。
取り敢えず、これは飛ばして次だ、次…。
って、何だこれ? クロスワードパズルか?
こんな細かいクロスワードパズル、今まで見たこと無いぞ。」
少し離れた席に座るタロウの苦戦する様子が見て取れたよ。
正二十面体なんておいらの設問には書いて無いから、やっぱりそれぞれに配布された紙に書かれた問題は異なるんだね。
まあ、設問は全部で二十問、算術や語彙力を問うものを始めとして色々な分野にわたり。
星の運行、この大陸の地形や生き物に関する知識、それと世の中の職業に関する知識なんかも問われていたよ。
「ええっと…、申し上げ難いのですが…。
第一階層の試練を突破できたのはオラン殿下だけで御座います。
第一階層はエレメンタリークラスと申しまして…。
ごく初歩的な知識を問うものでして…。
おおよそこの階の蔵書に目を通していれば、十歳程度の子供でも突破できるのですが…。」
ピタコ姉さんは、答案を片手に申し訳なさそうに言ってたよ。
試練突破の条件は全問正解らしいけど…。
ピタコ姉さん、とても困った子を見るような目付きで、おいらとタロウを見ていたよ。
その目は雄弁に語っていたんだ。
おいらに対して、一国の女王がこんな問題も出来ないとは失望したと。
そして、もう成人しようという年齢のタロウに対して、十歳児程度の問題も出来ないとは呆れたと。
**********
「オラン、良くあの問題出来たね。 おいら、全然、分らなかったよ。」
試練突破の証となるメダルを手にしたオランを称賛すると。
「私は、マロンに出会うまで王宮から出たことが殆ど無かったのじゃ。
私の無聊を慰めるのは、幼い頃から王宮の書庫にある蔵書くらいだったのじゃ。
マリア殿が設置されたものなら、多分、この塔にある本と同じ物があるのだと思うのじゃ。
どれも、基礎的な設問でどこかで見たことがあるようなものばかりだったのじゃ。
だが私は書庫で得た知識よりも、マロンと共に過ごした辺境の町での経験の方が余程貴重だと思うのじゃ。」
どうやら、ピタコ姉さんの言葉通り書庫の本を読んでいれば解けた問題ばかりのようだね。
何より、書物の知識よりおいらと一緒に過ごした経験の方が貴重だと、オランが言ってくれたのは嬉しかった。
「タルトとトルテはもっと上の階まで突破しているんだよね。
おいら、最初の階で躓いちゃったのに…。」
二人は三階層まで突破しているそうだけど、おいらにはとても出来そうにないよ。
「いえ、いえ、本が無い環境で育った陛下には無理もないことかと。
むしろ、書物の知識では到底及ばないほど、陛下には経験から得た知識がありますもの。
決して恥じる必要はないかと思います。
それに得ようと望むなら、ここの知識などあっという間に習得できますよ。」
タルトがおいらを慰めてくれると。
「そうですよ、気にする事ございませんよ。
私とタルトだって、アメがあったから試練に挑戦したまでですから。
特段、高い志があった訳じゃないんです。
うちもタルトの家も、試練突破の証を取って来ればお小遣いが貰えたものですから。」
この塔、三階まで進むと商売の役に立つ書物が沢山あるらしくて。
商家の生まれの二人は、親から試練の塔の上階に達する事を親から勧められていたそうだよ。
そのためのアメとして、目の前にお小遣いをぶら下げられたんだって。
ピタコ姉さんは『試練』の内容を明かすことは出来ないと返答を拒んだの。
すると、マリア(マロン)さんが、内容が知りたいのなら試練に挑めば良いじゃないと言ったんだ。
そんな訳で、おいら達は『試練』に挑むことになったのだけど。
意外なことに、おいらの周りに既に『試練』をクリアした人達が三人も居たんだ。
三人共おいらの護衛騎士で、ジェレ姉ちゃんにタルトとトルテ。
最近少なくなったと言う試練突破者が三人も居たものだから、ピタコ姉さん、目を丸くしてたよ。
「それじゃ、試練を始める前にこの誓約書にサインしてくださいね。」
そう告げながら、ピタコ姉さんは一枚の紙きれを全員に配ったの。
誓約書と銘打ったその書面には、色々な承諾事項が記されてたんだ。
例えば、試練の内容を他人に漏らさないこと、試練クリアの認定メダルを他人に譲渡しないこと。
そして最後には、それに背いた場合には死罪に処されても異議を申し立てないこととも書かれてた。
全員が誓約書に署名すると、別室に連れて行かれ。
「はい、じゃあ、試練に挑む方はこのクジを引いてくださいね。」
ピタコ姉さんが木製の筒を差し出して来たの。
筒の底には小さな穴が開いていて、筒を振ってそこからクジを取り出すらしい。
「何だ、神社の御御籤みたいだな…。」
そんな呟きを漏らしながら、タロウは木筒を振って中から木の棒を一本取り出してたよ。
「はい、三十六番の設問集ですね。」
タロウから木の棒を受け取ったピタコ姉さんは、そこに記された数字と同じ数字が記された棚へ向かうと。
棚の中から一枚の紙を取り出して、タロウに手渡したの。
「はい、ここに書かれた設問をそこの机に着席して解いてください。
制限時間はありませんが、他人に助力を求めたり。
離席したりしますと、そこで試練は終了となります。」
ピタコ姉さんは紙を差し出しながら、そんな注意事項を説明してた。
どうやら、『試練』とはその紙に記された設問に解答することらしいね。荒事じゃなくてホッとしたよ。
タロウはその紙を受け取ると、ピタコ姉さんの指示に素直に従ってさっそくその紙に視線を落としたよ。。
続いておいらも筒を振って十五と書かれた棒を差し出すと、ピタコ姉さんは十五番の棚から紙を取って来たの。
どうやら、棚によって記されている問題が違うみたいだね。
**********
そんな訳で、既に試練を突破済みの三人とマリアさんを除いた全員が試練に挑んだよ。
試練の内容が、『この先に進みたければ私を倒して行け。』的な荒事じゃなくてホッとしたのも束の間…。
「私、ギブアップです。ここでリタイアします。」
始めて早々、専属メイドのウレシノが脱落したんだ。
「おや、おかしいですね。
あなたくらいの年齢なら、一問くらいは解答できるはずなのに。
全くの白紙ですか?」
ピタコ姉さん、ウレシノに軽蔑の眼差しを向けてそんなことを言ってたよ。
「いや、私、最近この大陸にやって来たものですから。
この大陸の文字が読めないのです。」
「それは大変失礼しました。ご無礼な事を申し上げて。」
軽蔑の目で見られてることを感じ取って、ウレシノが恥ずかしそうに言い訳すると。
ピタコ姉さんの方も、自分の見当違いに気付いた様子で視線が柔らくなったよ。
で、おいらはと言うと…。
「何々…。
今、広場にサルとイヌが集まっています…。」
なにこれ、これから抗争でも起こるの?
「広場にある頭の数はサルとイヌ、併せて百個、足の数は併せて二百七十四本でした。
この時、広場にはサルとイヌがそれぞれ何匹ずつ居るでしょう?」
へっ? サルとイヌを同じ場所に放すと血みどろの争いになるよね。
これは、争いで減った後の数じゃなくて、最初に何匹いたのか解答すれば良いのかな?
いや、死体と生存数の合計なら、最初も最後も一緒か…。
おいらが、そんなことを考えていると…。
「正二十面体の頂点の数と辺の数だって?…そんなの知るかよ。
取り敢えず、これは飛ばして次だ、次…。
って、何だこれ? クロスワードパズルか?
こんな細かいクロスワードパズル、今まで見たこと無いぞ。」
少し離れた席に座るタロウの苦戦する様子が見て取れたよ。
正二十面体なんておいらの設問には書いて無いから、やっぱりそれぞれに配布された紙に書かれた問題は異なるんだね。
まあ、設問は全部で二十問、算術や語彙力を問うものを始めとして色々な分野にわたり。
星の運行、この大陸の地形や生き物に関する知識、それと世の中の職業に関する知識なんかも問われていたよ。
「ええっと…、申し上げ難いのですが…。
第一階層の試練を突破できたのはオラン殿下だけで御座います。
第一階層はエレメンタリークラスと申しまして…。
ごく初歩的な知識を問うものでして…。
おおよそこの階の蔵書に目を通していれば、十歳程度の子供でも突破できるのですが…。」
ピタコ姉さんは、答案を片手に申し訳なさそうに言ってたよ。
試練突破の条件は全問正解らしいけど…。
ピタコ姉さん、とても困った子を見るような目付きで、おいらとタロウを見ていたよ。
その目は雄弁に語っていたんだ。
おいらに対して、一国の女王がこんな問題も出来ないとは失望したと。
そして、もう成人しようという年齢のタロウに対して、十歳児程度の問題も出来ないとは呆れたと。
**********
「オラン、良くあの問題出来たね。 おいら、全然、分らなかったよ。」
試練突破の証となるメダルを手にしたオランを称賛すると。
「私は、マロンに出会うまで王宮から出たことが殆ど無かったのじゃ。
私の無聊を慰めるのは、幼い頃から王宮の書庫にある蔵書くらいだったのじゃ。
マリア殿が設置されたものなら、多分、この塔にある本と同じ物があるのだと思うのじゃ。
どれも、基礎的な設問でどこかで見たことがあるようなものばかりだったのじゃ。
だが私は書庫で得た知識よりも、マロンと共に過ごした辺境の町での経験の方が余程貴重だと思うのじゃ。」
どうやら、ピタコ姉さんの言葉通り書庫の本を読んでいれば解けた問題ばかりのようだね。
何より、書物の知識よりおいらと一緒に過ごした経験の方が貴重だと、オランが言ってくれたのは嬉しかった。
「タルトとトルテはもっと上の階まで突破しているんだよね。
おいら、最初の階で躓いちゃったのに…。」
二人は三階層まで突破しているそうだけど、おいらにはとても出来そうにないよ。
「いえ、いえ、本が無い環境で育った陛下には無理もないことかと。
むしろ、書物の知識では到底及ばないほど、陛下には経験から得た知識がありますもの。
決して恥じる必要はないかと思います。
それに得ようと望むなら、ここの知識などあっという間に習得できますよ。」
タルトがおいらを慰めてくれると。
「そうですよ、気にする事ございませんよ。
私とタルトだって、アメがあったから試練に挑戦したまでですから。
特段、高い志があった訳じゃないんです。
うちもタルトの家も、試練突破の証を取って来ればお小遣いが貰えたものですから。」
この塔、三階まで進むと商売の役に立つ書物が沢山あるらしくて。
商家の生まれの二人は、親から試練の塔の上階に達する事を親から勧められていたそうだよ。
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