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第十八章【間章】おいらが生まれるよりずっと前のことだって
第623話 何と、王宮にも伝わっていたよ…
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そんな訳で時間切れ。
耳長族に関するおいらの質問に答えてもらうと、今回の訪問は終わりとなったの。
体の具合の悪そうなアカシアさんとは、その部屋でお別れすることにしたんだ。
「久し振りに人族の子供と話が出来て楽しかったわ。
マロンちゃん、時間が出来たらまた是非遊びに来てね。
もちろん、ミンメイちゃんも一緒に。
その時は、今回見せられなかった映像も見せてあげる。」
ベッドに腰掛けたアカシアさんは、儚げな笑顔でそう言ってくれたの。
その笑顔はとても弱々しく、次に訪れるまでには消えてしまうんじゃないかと心配になったよ。
「ええ、アカシア母さん。
今度はもう少し時間の余裕を持って連れて来ることにするわ。
マロンも知りたいことが沢山あるようだしね。」
そんなアカシアさんに、アルトは次回訪問を約束するが如く返答するものの…。
「じゃあ、私はマロン達を送って来るわ。
なるべく早く戻って来るから。
ムルティ、それまでお願いね。」
「任せておいて、アルトお姉さま。
アカシア母さんに最近の出来事でも報告しておく。」
その実、アルトもアカシアさんの健康状態が気に掛かる様子で。
アカシアさんに良く気を配るようにと、ムルティに対して指示していたよ。
アカシアさんの許をお暇したおいら達は、また薄暗い廊下を通って研究所の庭まで出てきたの。
「ねえ、アルト。
マロンさんのお墓ってここにあるのかな?」
「さあ、どうかしら。
気に留めたことも無かったわ。
マロンさんて、私が生まれるより遥か昔の人だからね。
でも、どうして?」
アルト自身が今日までマロンさんを架空の人物と思っていたとのことで。
お墓のことなど考えたこともなかったと言ってたよ。
「うん?
お墓があるなら帰る前にお参りしようとかと思って。
私達のご先祖様を創造してくれた人でしょう。
一言、有り難うって言いたくて。」
「そう、それじゃ、次回来た時に教えてもらえば良いわ。
私の知る限りこの敷地内にお墓は一つも無いし。
何処か別の所にあるのだと思うから。」
どうやら、アルトの中ではおいら達の次回訪問は予定に入っているみたいだね。
と言うことは、アカシアさんが近い将来消えてしまうってことは無いのかな?
おいらがそんな疑問を抱いている間にも、アルトはおいら達を『積載庫』に収めて帰路についたんだ。
**********
そして、翌日。
「陛下、無事のご帰還をお慶び申し上げます。
して、今回の御行幸はいかがでございした。
何か興をそそられることはございましたかのう。」
王宮へ戻ると宰相が上機嫌で迎えてくれたよ。
今回は約束通り三日で帰って来たので、安心したみたいだったの。
「うん、アルトのお母さんにあったよ。
アカシアさんって言って、妖精族の始祖なんだって。
この大陸に住む種族の起源について教えてもらったんだ。」
「ほう、アカシア様とな。
それは年代記に記された伝説の妖精様と同じ名前で御座いますな。」
「年代記?」
「ああ、陛下はまだ御存じではありませんでしたな。
この国の王祖様が記されたと伝わる書物で御座います。
少々、眉唾なところが御座いまして…。
まあ、今では伝説の類と評価されているのですが。」
そう答えた宰相は言葉を濁したの、どうやら宰相は年代記なる書物を余り信用してないみたい。
「眉唾なところって?」
「いえ、それが…、馬鹿にされるやも知れませんが。
王祖様は、遠い空の果てから落ちてきたと記されておりまして。
ともに空の果てからやって来た妖精族の始祖様と力を併せてこの国を創ったとか…。
笑わないでくださいよ。
私が言っているのではなく、年代記にそう記されているのですから。」
宰相は恥ずかしそうな顔をして言ってたの。
こんな荒唐無稽なことを真面顔で言ったら呆れられると思ったらしいね。
いい歳をしてなにを馬鹿げたことを言ってるんだって。
でも、それ、多分事実が記されているよ。
アカシアさんに見せてもらった映像の通りだもの。
「ねえ、宰相。
この国の王祖様の名前は記録に残っているの?」
「それもご存じ御座いませんでしたか…。
陛下は生後間もなく王宮を追われましたからな。
この王宮に伝わる王家の家系図が御座いまして。
王家の系譜は全てそこに記されております。
伝承では王祖様の御名はイブ。
陛下の御名も既に記されておりますぞ。
一万三千三百三十五代目の王として。」
そんな返答をしてくれた宰相は、まだ眉唾な表情をしていたよ。
一万代以上の家系なんて信頼できないって、ボソッと言ってたの。
宰相はこうも言ってたよ。
何処かの時代で、権威付けのために家系図をでっち上げたんじゃないかと。
イブがあのイブだとしたら、四十万年前の人だから一万代を超えていても不思議じゃないね。
「ねえ、アルト。
この国の王祖様って、さっき映像で見てきたイブかな?」
「うーん、私もその頃はまだ生まれていないからね。
でも、アカシア母さんが建国に関わっているのなら。
おそらくあのイブなんじゃないの。
妖精族が国造りに手を貸したのごく初期だけと聞いているから。」
アルトの見立てでは、あのイブがおいらの遠いご先祖様らしい。
今度、アカシアさんを訪ねた時に確認してみることにしたよ。
「その年代記って、おいらも読むことが出来るの?」
宰相に尋ねてみると。
「勿論でございます。
記述にある事柄の真偽はともかくとしても…。
王を継ぐ者は必ず一度は目を通すのが習わしとなっていますので。」
今まで、王位を継ぐ者にはそこそこ長い王太子の期間があるもので。
王の側で執務を学ぶ傍ら、時間を見て目を通すのが慣例になっていたそうなの。
おいらの場合、それが後回しになってたみたい。
王太子の期間はなかったし、幼くして即位したものだから。
宰相はなるべく早く書庫に案内すると言ってたよ。
そこには、年代記の他に王祖様が記されたと伝わる書物が沢山遺されているらしいの。
自分で興味のある書物を選んで、好きに読めば良いって。
**********
そして、一旦宰相と別れておいらの執務室の中。
「それじゃ、私はアカシア母さんの森へ戻るわ。
ムルティ一人に母さんのお世話をさせる訳にはいかないし。
私もゆっくり母さんと話がしたいからね。」
おいら達を全員『積載庫』から降ろすと、アルトは早々に今来た道を引き返そうとしてたの。
「ちょっと待って。一つだけ聞かせて。
アカシアさん、大分お歳で体が弱っている様子だけど。
大丈夫かな? 本当に次に会う事が出来るのかな?」
縁起でもない言葉は口が裂けても言えないけど、やっぱり心配だものね。
すると、アルトはおいらの心配事にすぐ気づいた様子で。
「母さんのことを心配してくれるのね。
あのマロンさんは無限の寿命を持つような事を言ってたけど。
やっぱり、完璧な不老長寿は無理みたいね。
マロンの心配する通り、母さんはもう長いこと無いわ。」
アルトは表情を曇らして答えてくれたよ。
「それじゃ、タロウとハゥフルさんの赤ちゃんを見せるのも難しいの?
おいらもなるべく早く、会いに行く時間を取った方が良いのかな?」
アカシアさんに『海の民』の赤ちゃんを見せると約束したのに…。
おいらも必ず今回の続きを見せてもらうと約束したのに…。
「へっ? マロン、何を言っているの?
もちろん、タロウとハゥフルの赤ちゃんは連れて行くし。
マロンだって慌てて会いに行く必要は無いわよ。
だって、母さん、もう千年くらいあんな感じだもの。
私が生まれた頃はもっと元気だったけど…。
末っ子のムルティを産んでからすっかり弱っちゃって。
そうね、きっと、あと五百年は生きられないわね。
でも、少なくともマロンよりは長生きをすると思うわ。」
アルトは溜まった仕事をゆっくり片付けてから訪ねれば良いと言ってたよ。
さすが妖精族、タイムスケールが半端じゃないね…。
次に長期休暇を取る時に、辺境の町に向かう道すがら寄れば良いとアルトは言ってたの。
父ちゃんと耳長族のお嫁さん達を、一緒に連れて訪ねればアカシアさんが喜ぶだろうって。
因みに、アカシアさん、妖精さんネットワークを通じて耳長族狩りの事は知ってるそうだよ。
当時、人族の無法者共に絶滅させられたと知らされ、とても悲しんでいたんだって。
それだけに、アカシアさんはとても嬉しかったんだろうって。
絶滅したと聞かされた耳長族が生き残っていたこと、人族と仲睦まじく暮らしていることを知ったから。
喜んでもらえたのなら、今回、アカシアさんの許を尋ねた甲斐があったね。
耳長族に関するおいらの質問に答えてもらうと、今回の訪問は終わりとなったの。
体の具合の悪そうなアカシアさんとは、その部屋でお別れすることにしたんだ。
「久し振りに人族の子供と話が出来て楽しかったわ。
マロンちゃん、時間が出来たらまた是非遊びに来てね。
もちろん、ミンメイちゃんも一緒に。
その時は、今回見せられなかった映像も見せてあげる。」
ベッドに腰掛けたアカシアさんは、儚げな笑顔でそう言ってくれたの。
その笑顔はとても弱々しく、次に訪れるまでには消えてしまうんじゃないかと心配になったよ。
「ええ、アカシア母さん。
今度はもう少し時間の余裕を持って連れて来ることにするわ。
マロンも知りたいことが沢山あるようだしね。」
そんなアカシアさんに、アルトは次回訪問を約束するが如く返答するものの…。
「じゃあ、私はマロン達を送って来るわ。
なるべく早く戻って来るから。
ムルティ、それまでお願いね。」
「任せておいて、アルトお姉さま。
アカシア母さんに最近の出来事でも報告しておく。」
その実、アルトもアカシアさんの健康状態が気に掛かる様子で。
アカシアさんに良く気を配るようにと、ムルティに対して指示していたよ。
アカシアさんの許をお暇したおいら達は、また薄暗い廊下を通って研究所の庭まで出てきたの。
「ねえ、アルト。
マロンさんのお墓ってここにあるのかな?」
「さあ、どうかしら。
気に留めたことも無かったわ。
マロンさんて、私が生まれるより遥か昔の人だからね。
でも、どうして?」
アルト自身が今日までマロンさんを架空の人物と思っていたとのことで。
お墓のことなど考えたこともなかったと言ってたよ。
「うん?
お墓があるなら帰る前にお参りしようとかと思って。
私達のご先祖様を創造してくれた人でしょう。
一言、有り難うって言いたくて。」
「そう、それじゃ、次回来た時に教えてもらえば良いわ。
私の知る限りこの敷地内にお墓は一つも無いし。
何処か別の所にあるのだと思うから。」
どうやら、アルトの中ではおいら達の次回訪問は予定に入っているみたいだね。
と言うことは、アカシアさんが近い将来消えてしまうってことは無いのかな?
おいらがそんな疑問を抱いている間にも、アルトはおいら達を『積載庫』に収めて帰路についたんだ。
**********
そして、翌日。
「陛下、無事のご帰還をお慶び申し上げます。
して、今回の御行幸はいかがでございした。
何か興をそそられることはございましたかのう。」
王宮へ戻ると宰相が上機嫌で迎えてくれたよ。
今回は約束通り三日で帰って来たので、安心したみたいだったの。
「うん、アルトのお母さんにあったよ。
アカシアさんって言って、妖精族の始祖なんだって。
この大陸に住む種族の起源について教えてもらったんだ。」
「ほう、アカシア様とな。
それは年代記に記された伝説の妖精様と同じ名前で御座いますな。」
「年代記?」
「ああ、陛下はまだ御存じではありませんでしたな。
この国の王祖様が記されたと伝わる書物で御座います。
少々、眉唾なところが御座いまして…。
まあ、今では伝説の類と評価されているのですが。」
そう答えた宰相は言葉を濁したの、どうやら宰相は年代記なる書物を余り信用してないみたい。
「眉唾なところって?」
「いえ、それが…、馬鹿にされるやも知れませんが。
王祖様は、遠い空の果てから落ちてきたと記されておりまして。
ともに空の果てからやって来た妖精族の始祖様と力を併せてこの国を創ったとか…。
笑わないでくださいよ。
私が言っているのではなく、年代記にそう記されているのですから。」
宰相は恥ずかしそうな顔をして言ってたの。
こんな荒唐無稽なことを真面顔で言ったら呆れられると思ったらしいね。
いい歳をしてなにを馬鹿げたことを言ってるんだって。
でも、それ、多分事実が記されているよ。
アカシアさんに見せてもらった映像の通りだもの。
「ねえ、宰相。
この国の王祖様の名前は記録に残っているの?」
「それもご存じ御座いませんでしたか…。
陛下は生後間もなく王宮を追われましたからな。
この王宮に伝わる王家の家系図が御座いまして。
王家の系譜は全てそこに記されております。
伝承では王祖様の御名はイブ。
陛下の御名も既に記されておりますぞ。
一万三千三百三十五代目の王として。」
そんな返答をしてくれた宰相は、まだ眉唾な表情をしていたよ。
一万代以上の家系なんて信頼できないって、ボソッと言ってたの。
宰相はこうも言ってたよ。
何処かの時代で、権威付けのために家系図をでっち上げたんじゃないかと。
イブがあのイブだとしたら、四十万年前の人だから一万代を超えていても不思議じゃないね。
「ねえ、アルト。
この国の王祖様って、さっき映像で見てきたイブかな?」
「うーん、私もその頃はまだ生まれていないからね。
でも、アカシア母さんが建国に関わっているのなら。
おそらくあのイブなんじゃないの。
妖精族が国造りに手を貸したのごく初期だけと聞いているから。」
アルトの見立てでは、あのイブがおいらの遠いご先祖様らしい。
今度、アカシアさんを訪ねた時に確認してみることにしたよ。
「その年代記って、おいらも読むことが出来るの?」
宰相に尋ねてみると。
「勿論でございます。
記述にある事柄の真偽はともかくとしても…。
王を継ぐ者は必ず一度は目を通すのが習わしとなっていますので。」
今まで、王位を継ぐ者にはそこそこ長い王太子の期間があるもので。
王の側で執務を学ぶ傍ら、時間を見て目を通すのが慣例になっていたそうなの。
おいらの場合、それが後回しになってたみたい。
王太子の期間はなかったし、幼くして即位したものだから。
宰相はなるべく早く書庫に案内すると言ってたよ。
そこには、年代記の他に王祖様が記されたと伝わる書物が沢山遺されているらしいの。
自分で興味のある書物を選んで、好きに読めば良いって。
**********
そして、一旦宰相と別れておいらの執務室の中。
「それじゃ、私はアカシア母さんの森へ戻るわ。
ムルティ一人に母さんのお世話をさせる訳にはいかないし。
私もゆっくり母さんと話がしたいからね。」
おいら達を全員『積載庫』から降ろすと、アルトは早々に今来た道を引き返そうとしてたの。
「ちょっと待って。一つだけ聞かせて。
アカシアさん、大分お歳で体が弱っている様子だけど。
大丈夫かな? 本当に次に会う事が出来るのかな?」
縁起でもない言葉は口が裂けても言えないけど、やっぱり心配だものね。
すると、アルトはおいらの心配事にすぐ気づいた様子で。
「母さんのことを心配してくれるのね。
あのマロンさんは無限の寿命を持つような事を言ってたけど。
やっぱり、完璧な不老長寿は無理みたいね。
マロンの心配する通り、母さんはもう長いこと無いわ。」
アルトは表情を曇らして答えてくれたよ。
「それじゃ、タロウとハゥフルさんの赤ちゃんを見せるのも難しいの?
おいらもなるべく早く、会いに行く時間を取った方が良いのかな?」
アカシアさんに『海の民』の赤ちゃんを見せると約束したのに…。
おいらも必ず今回の続きを見せてもらうと約束したのに…。
「へっ? マロン、何を言っているの?
もちろん、タロウとハゥフルの赤ちゃんは連れて行くし。
マロンだって慌てて会いに行く必要は無いわよ。
だって、母さん、もう千年くらいあんな感じだもの。
私が生まれた頃はもっと元気だったけど…。
末っ子のムルティを産んでからすっかり弱っちゃって。
そうね、きっと、あと五百年は生きられないわね。
でも、少なくともマロンよりは長生きをすると思うわ。」
アルトは溜まった仕事をゆっくり片付けてから訪ねれば良いと言ってたよ。
さすが妖精族、タイムスケールが半端じゃないね…。
次に長期休暇を取る時に、辺境の町に向かう道すがら寄れば良いとアルトは言ってたの。
父ちゃんと耳長族のお嫁さん達を、一緒に連れて訪ねればアカシアさんが喜ぶだろうって。
因みに、アカシアさん、妖精さんネットワークを通じて耳長族狩りの事は知ってるそうだよ。
当時、人族の無法者共に絶滅させられたと知らされ、とても悲しんでいたんだって。
それだけに、アカシアさんはとても嬉しかったんだろうって。
絶滅したと聞かされた耳長族が生き残っていたこと、人族と仲睦まじく暮らしていることを知ったから。
喜んでもらえたのなら、今回、アカシアさんの許を尋ねた甲斐があったね。
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