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第十二章 北へ行こう! 北へ!
第270話 アルトが捜しに来てくれたけど…
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オランの指摘通り、日が暮れて周りはすっかり真っ暗、どうやって帰れば良いものか。
少し、のんびりし過ぎたみたいだね。
おいらが途方に暮れていると。
「馬車を動かせたとしても、この暗闇の中を移動するのは危険だわ。
今日は、ここで夜を明かすことにしましょう。
こいつらは手足を潰したうえ、縄で縛り上げてあるのだし。
幸い、幌馬車があるので夜露に当たらずに済むわ。」
ミンミン姉ちゃんは、もう眠そうにしているミンメイを抱きながらそんな提案をしたんだ。
焚火を絶やさないようにすれば、火を嫌う魔物が襲ってくる心配はないし。
万が一魔物が襲ってきても、食べ応えがありそうな男が十人も無抵抗に転がっているからね。
わざわざ、幌馬車の中までは襲ってこないだろうって。
騎士団のお姉ちゃん達が街道沿いの魔物はこまめに駆除しているから。
街道沿いには、稀にはぐれの魔物が単体で出没するくらいだよ。
ミンミン姉ちゃんの言う通り、外に餌が十人も転がってたら幌馬車の中が襲われることは無いね。
「そうじゃの。ミンミン殿の言う通りじゃ。
焦っても仕方ないのじゃ。
今日は、幌馬車の中で休むこととするのじゃ。
ここに餌を出しておけば、魔物に襲われる心配も無いのじゃ。」
殊更に『餌』と言う言葉を強調して、オランはミンミン姉ちゃんに賛成したの。
ちなみに、ハテノ男爵領は周囲から人を呼び込むため、徹底的に街道沿いの治安維持に努めているんだ。
騎士団のお姉ちゃん達が、街道沿いを巡回して、常時野盗狩りや魔物狩りをしているの。
でも、そんなことをしている領地は、他には余りないみたいで。
街道で魔物や野盗に襲われることは、そこそこあるみたいなの。
なので、旅人が野営をする事は余りないし、するなら焚火を絶やさないようにして、警戒を怠らないらしよ。
父ちゃんも、野宿をする時は凄く気を遣ったって言ってたもん。
当然、目の前に転がっているおバカさん達もそう考えているみたいだね。
オランの言葉が連中にも聞こえたようで。
「おい、おまえら、俺達をこのまま放置するつもりか!
俺達は、ウエニアール国の騎士様だぞ、全員貴族なんだぞ。
おまえら平民が楯突くことは赦されない高貴な身分なんだ。
その俺達を、魔物除けのための生け贄に使おうだと。
そんな無礼なことがまかり通ると思っているのか!」
手足を潰され拘束された状態で、魔物に襲われる様を思い浮かべたみたいだね。
隊長と呼ばれていたオッチャンが、声を荒げて抗議してきたよ。
こいつら、ホントに馬鹿、生きて国に帰れると思ってやんの。
「オッチャン、オッチャン、誰がおいら達を裁くと言うの。
オッチャン達は、耳長族を拉致した時点で死罪に値する罪を犯してるんだよ。
勅令の定めじゃ即刻死罪とあるから、明日中に町の広場で斬首刑になるんだ。
国に帰れないんだもん、おいら達にされた仕打ちなんて誰にも分らないじゃない。」
だから、おいらはごく当たり前のことを教えてあげたんだ。
明日、こいつらを騎士団に突き出せば、勅令に基づいて即刻公開処刑だものね。
「ふざけるな!
耳長族を拉致したくらいで貴族が死罪なんて。
そんなふざけた法がまかり通る訳ないだろうが!」
何処にでもいるんだね、貴族なら何をしても許されると思い上がってる愚か者が。
「何をたわけたことを言っておるのじゃ、おぬしらは。
家の門前に勅令の抜粋が掲示してあったろうに。
ちゃんと書いてあったのじゃ、『その身分を問わず死罪に処す』と。
この国では、耳長族に危害を加えることは、王族に危害を加えることより重罪じゃぞ。」
オランは隊長の言葉に呆れて、そう諭していたよ。
いや、それは言い過ぎだと思うよ、そんな風には定められていないから。
確かに、アルトの機嫌を損ねると国が滅ぼされそうなんで、間違いじゃないかも知れないけど。
「いったい何なんだ、この国は。
バケモノみてえに強ええガキはいるし、貴族の威光は通用しねえし。
こんなのおかしいだろう。」
やっと自分達に後が無いと悟ったみたいで、隊長は泣き言をこぼし始めたよ。
今更謝っても、赦してあげないけどね。
今晩一晩、怖い思いをして自分の犯した罪を反省すれば良いと思うよ。
**********
焚火が長持ちするように薪を目いっぱい放り込んで、おいら達は眠ることにしたの。
ミンメイがもうウトウトしているしね。
おいらが幌馬車に乗り込もうとしていると。
「あんた達、こんなとこにいたの?
町では、あんた達が消えたと大騒ぎになっているわよ。」
アルトがやって来て、おいらの前に降りて来たんだ。
偶々町に寄ったら、父ちゃんが血相を変えて町中を走り回っていたらしいの。
何事かと聞いたら、「行方が分からなくなったマロン達を捜している。」と言われたみたいで。
アルトも協力して町の中を隈なく探したそうなんだ。
勿論、騎士団や冒険者ギルドも手分けして探してくれたらしいけど。
おいら達が誘拐されたところを目撃していた人も無く。
町中どこを探しても見当たらなかったそうなの。
それで、アルトは、おいら達が町を出たのではないかと思って捜しに来てくれたそうなの。
買い物に行くと言って家を出たのだから、町を出たとしたら誘拐されたんだろうと考えたみたい。
アルトが門番の冒険者に、怪しい馬車が町を出て行かなかったかと尋ねたところ。
「別段、怪しい連中は出て行かなかったが…。
その時分なら、見慣れない商人を乗せた二台の馬車が町を出て領都の方へ向かったな。
初めて見る顔だったが、堅気の商人みたいだし、怪しい連中には見えなかったな。」
門番からはそんな答えが返って来たみたい。
だけど、その時間帯に町を出た馬車は他になかったらしいの。
アルトはすぐにピンと来たそうだよ、その馬車が怪しいと。
何故なら、おいら達が買い物に出かけた時間に町を出ると、宿のある町には辿り着けないから。
宿のある一番近い町は領都、馬車だと朝出発して日暮れ前にやっと着く距離にあるんだ。
そして、普通の人なら、魔物や野盗を警戒してそんな時間に町を出やしないって。
「マロンが出掛けた時間だと、どんなに急いでも領都までは着かないと思ったのよ。
もし誘拐されたのなら、今晩中に何としても探し出さないといけないと思ってね。
私が一人で捜しに来たの。」
アルトが言うには、街道は領都までは一本道、領都で三方向に分岐するんだって。
だから領都を過ぎちゃうと、どの方向に行ったのか分からなくなっちゃうと言うの。
おいら達が領都を通り過ぎる前に、是が非でも探し出さないといけないって。
アルトは大急ぎで捜しに来てくれたみたい。
「アルト、助けに来てくれて有り難う。
助かったよ。
誘拐犯を退治したのは良いけど。
誰も馬車を操れなくて、どうやって帰ろうかと困ってたんだ。」
「ここに転がっているのが誘拐犯なの?
何者なのかは聞いているかしら。」
「こいつら?
一見商人に見えるんだけど、実はウエニアール国の騎士なんだって。
あのおバカな王様、まだ耳長族のお姉ちゃんを諦めていないみたいなの。」
おいらの返事を聞いたアルトはニヤッと笑ったよ。
新しいオモチャを手にした時のような楽し気な顔をしてた。
そして…。
「ふふふ、まだ諦めないとは、本当に困ったちゃん。
少しばかり、きついお灸をすえた方が良さそうね。
マロン、今度はウエニアール国へ連れて行ってあげるわ。
遠くへ遊びに行けるから、楽しみにしててね。」
あっ、あの愚王、やっぱり虎の尾を踏んじゃったよ。
でも、物見遊山で楽しみにしていて良いのかな、ウエニアール国って因縁の国だよ…。
少し、のんびりし過ぎたみたいだね。
おいらが途方に暮れていると。
「馬車を動かせたとしても、この暗闇の中を移動するのは危険だわ。
今日は、ここで夜を明かすことにしましょう。
こいつらは手足を潰したうえ、縄で縛り上げてあるのだし。
幸い、幌馬車があるので夜露に当たらずに済むわ。」
ミンミン姉ちゃんは、もう眠そうにしているミンメイを抱きながらそんな提案をしたんだ。
焚火を絶やさないようにすれば、火を嫌う魔物が襲ってくる心配はないし。
万が一魔物が襲ってきても、食べ応えがありそうな男が十人も無抵抗に転がっているからね。
わざわざ、幌馬車の中までは襲ってこないだろうって。
騎士団のお姉ちゃん達が街道沿いの魔物はこまめに駆除しているから。
街道沿いには、稀にはぐれの魔物が単体で出没するくらいだよ。
ミンミン姉ちゃんの言う通り、外に餌が十人も転がってたら幌馬車の中が襲われることは無いね。
「そうじゃの。ミンミン殿の言う通りじゃ。
焦っても仕方ないのじゃ。
今日は、幌馬車の中で休むこととするのじゃ。
ここに餌を出しておけば、魔物に襲われる心配も無いのじゃ。」
殊更に『餌』と言う言葉を強調して、オランはミンミン姉ちゃんに賛成したの。
ちなみに、ハテノ男爵領は周囲から人を呼び込むため、徹底的に街道沿いの治安維持に努めているんだ。
騎士団のお姉ちゃん達が、街道沿いを巡回して、常時野盗狩りや魔物狩りをしているの。
でも、そんなことをしている領地は、他には余りないみたいで。
街道で魔物や野盗に襲われることは、そこそこあるみたいなの。
なので、旅人が野営をする事は余りないし、するなら焚火を絶やさないようにして、警戒を怠らないらしよ。
父ちゃんも、野宿をする時は凄く気を遣ったって言ってたもん。
当然、目の前に転がっているおバカさん達もそう考えているみたいだね。
オランの言葉が連中にも聞こえたようで。
「おい、おまえら、俺達をこのまま放置するつもりか!
俺達は、ウエニアール国の騎士様だぞ、全員貴族なんだぞ。
おまえら平民が楯突くことは赦されない高貴な身分なんだ。
その俺達を、魔物除けのための生け贄に使おうだと。
そんな無礼なことがまかり通ると思っているのか!」
手足を潰され拘束された状態で、魔物に襲われる様を思い浮かべたみたいだね。
隊長と呼ばれていたオッチャンが、声を荒げて抗議してきたよ。
こいつら、ホントに馬鹿、生きて国に帰れると思ってやんの。
「オッチャン、オッチャン、誰がおいら達を裁くと言うの。
オッチャン達は、耳長族を拉致した時点で死罪に値する罪を犯してるんだよ。
勅令の定めじゃ即刻死罪とあるから、明日中に町の広場で斬首刑になるんだ。
国に帰れないんだもん、おいら達にされた仕打ちなんて誰にも分らないじゃない。」
だから、おいらはごく当たり前のことを教えてあげたんだ。
明日、こいつらを騎士団に突き出せば、勅令に基づいて即刻公開処刑だものね。
「ふざけるな!
耳長族を拉致したくらいで貴族が死罪なんて。
そんなふざけた法がまかり通る訳ないだろうが!」
何処にでもいるんだね、貴族なら何をしても許されると思い上がってる愚か者が。
「何をたわけたことを言っておるのじゃ、おぬしらは。
家の門前に勅令の抜粋が掲示してあったろうに。
ちゃんと書いてあったのじゃ、『その身分を問わず死罪に処す』と。
この国では、耳長族に危害を加えることは、王族に危害を加えることより重罪じゃぞ。」
オランは隊長の言葉に呆れて、そう諭していたよ。
いや、それは言い過ぎだと思うよ、そんな風には定められていないから。
確かに、アルトの機嫌を損ねると国が滅ぼされそうなんで、間違いじゃないかも知れないけど。
「いったい何なんだ、この国は。
バケモノみてえに強ええガキはいるし、貴族の威光は通用しねえし。
こんなのおかしいだろう。」
やっと自分達に後が無いと悟ったみたいで、隊長は泣き言をこぼし始めたよ。
今更謝っても、赦してあげないけどね。
今晩一晩、怖い思いをして自分の犯した罪を反省すれば良いと思うよ。
**********
焚火が長持ちするように薪を目いっぱい放り込んで、おいら達は眠ることにしたの。
ミンメイがもうウトウトしているしね。
おいらが幌馬車に乗り込もうとしていると。
「あんた達、こんなとこにいたの?
町では、あんた達が消えたと大騒ぎになっているわよ。」
アルトがやって来て、おいらの前に降りて来たんだ。
偶々町に寄ったら、父ちゃんが血相を変えて町中を走り回っていたらしいの。
何事かと聞いたら、「行方が分からなくなったマロン達を捜している。」と言われたみたいで。
アルトも協力して町の中を隈なく探したそうなんだ。
勿論、騎士団や冒険者ギルドも手分けして探してくれたらしいけど。
おいら達が誘拐されたところを目撃していた人も無く。
町中どこを探しても見当たらなかったそうなの。
それで、アルトは、おいら達が町を出たのではないかと思って捜しに来てくれたそうなの。
買い物に行くと言って家を出たのだから、町を出たとしたら誘拐されたんだろうと考えたみたい。
アルトが門番の冒険者に、怪しい馬車が町を出て行かなかったかと尋ねたところ。
「別段、怪しい連中は出て行かなかったが…。
その時分なら、見慣れない商人を乗せた二台の馬車が町を出て領都の方へ向かったな。
初めて見る顔だったが、堅気の商人みたいだし、怪しい連中には見えなかったな。」
門番からはそんな答えが返って来たみたい。
だけど、その時間帯に町を出た馬車は他になかったらしいの。
アルトはすぐにピンと来たそうだよ、その馬車が怪しいと。
何故なら、おいら達が買い物に出かけた時間に町を出ると、宿のある町には辿り着けないから。
宿のある一番近い町は領都、馬車だと朝出発して日暮れ前にやっと着く距離にあるんだ。
そして、普通の人なら、魔物や野盗を警戒してそんな時間に町を出やしないって。
「マロンが出掛けた時間だと、どんなに急いでも領都までは着かないと思ったのよ。
もし誘拐されたのなら、今晩中に何としても探し出さないといけないと思ってね。
私が一人で捜しに来たの。」
アルトが言うには、街道は領都までは一本道、領都で三方向に分岐するんだって。
だから領都を過ぎちゃうと、どの方向に行ったのか分からなくなっちゃうと言うの。
おいら達が領都を通り過ぎる前に、是が非でも探し出さないといけないって。
アルトは大急ぎで捜しに来てくれたみたい。
「アルト、助けに来てくれて有り難う。
助かったよ。
誘拐犯を退治したのは良いけど。
誰も馬車を操れなくて、どうやって帰ろうかと困ってたんだ。」
「ここに転がっているのが誘拐犯なの?
何者なのかは聞いているかしら。」
「こいつら?
一見商人に見えるんだけど、実はウエニアール国の騎士なんだって。
あのおバカな王様、まだ耳長族のお姉ちゃんを諦めていないみたいなの。」
おいらの返事を聞いたアルトはニヤッと笑ったよ。
新しいオモチャを手にした時のような楽し気な顔をしてた。
そして…。
「ふふふ、まだ諦めないとは、本当に困ったちゃん。
少しばかり、きついお灸をすえた方が良さそうね。
マロン、今度はウエニアール国へ連れて行ってあげるわ。
遠くへ遊びに行けるから、楽しみにしててね。」
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