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第十二章 北へ行こう! 北へ!
第269話 誘拐犯は退治したものの…
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おいら達を乗せた幌馬車が町を出てしばらくすると、おいら達は麻袋から出してもらえたんだ。
袋詰めにされたミンメイが泣きじゃくるものだから、誘拐犯達もうんざりしたらしいの。
ミンメイを麻袋から出して、ミンミン姉ちゃんにあやさせていたよ。
ミンメイと同時に、おいらとオランも麻袋から出してもらたんだけど。
おいら達を子供と侮っているのか、ラッキーなことに縄で拘束されることも無かったよ。
おいらが袋から出された時点では、ミンミン姉ちゃんは後ろ手に縛られ、猿ぐつわを噛まされていたけど。
ミンメイをあやすために、拘束を解かれたんだ。
「あなた達、いったい何者なの。
こんなことをしてタダで済むと思っているの。」
ミンメイを抱きしめたミンミン姉ちゃんは、誘拐犯に向かって気丈に言い放ったよ。
「おお、威勢が良いじゃねえか。
俺達が誰かなんておめえが知る必要はねえよ。
タダで済むに決まってるじゃねえか。
この幌馬車は何処の町にもよらずに進む予定だ。
てめえらが拉致されている事なんて誰も気付かねえよ。」
ウエニアール国まで馬車で行ったら二ヶ月くらい掛かるはずだけど、…。
こいつら、町には寄らず幌馬車の中で寝泊まりしながら進むつもりみたい。
町に寄って宿屋に泊ったら足が付くから、それを避けるのが目的のようだよ。
もう一台の馬車が町へ行って食糧とか旅に必要な物を調達してくるみたい。
この国では、街道を往く馬車を一々検める関所なんて無いから。
町に寄らなければ、おいら達を拉致している事はバレないと思っているみたい。
さて、どうしたものかな。
あんまり遅くなると、父ちゃんが心配するし…。
かと言って、ここで幌馬車の中を制圧すると、もう一台の馬車を逃がしちゃうかも。
ここは、少し遅くなってもどこかで休憩するのを待つしかないかな。
オランの方を見ると、その目は「どうする?」と言ってたよ。
おいらはオランにすり寄ると、休憩時間までこのまま待機と耳打ちしたよ。
短い言葉しか言えなかったけど、意図はちゃんと伝わったようでオランは頷いてた。
**********
で、その休憩時間だけど…。
「ほれ、メシだ食え。」
誘拐犯は木の器に入ったスープとパンを差し出して来たよ。
こいつら、あれから休憩なしで晩ごはんの時間まで走り続けやんの。
周囲はすっかり暗くなって、おいら達の前で焚火が燃え盛っているよ。
おいら達は、逃げられないように誘拐犯に囲まれているけど、ちゃんとご飯はもらえるみたい。
北の将軍様は耳長族のお姉ちゃんをご所望とのことだから、体調を崩させる訳にはいかないんだろうね。
具沢山のスープは湯気を上げていておいしそうだった。
その場で、晩ごはんを食べているのは十人、気配を探っても他に人はいないみたい。
ウエニアール国の騎士団は五人編成の小隊だから、これで二小隊だね。
「そなたら、自分が何をしているのか分かっておるのか?
この国では、耳長族に危害を加えたら死罪と勅令で定められておるのじゃぞ。
拉致はまごうことなく勅令違反なのじゃ。」
スープを飲み終えたオランが木の器を手にしながら、耳長族の拉致は死罪に値するものだと忠告したんだ。
「何をガキが分かったような口を利きやがる。
そんなのバレなきゃいいんだよ。
さっきも言ったろう。
こうやって人のいない草原で野営しながら進むんだ。
誰にバレるかって。」
こいつら、おいら達にやられるとは露ほども思っていないようで、オランの言葉を鼻で笑ってたよ。
「オラン、そろそろ片付けちゃうから、ミンミン姉ちゃんとミンメイを護ってね。」
おいらは、お腹が膨れたところでこいつらを排除することにしたんだ。
もう日も暮れちゃったし、今頃父ちゃんが心配しているだろうからね。
「任せるのじゃ、ミンミン殿母娘には指一本触れさせないのじゃ。」
オランの頼もしい返事を聞いて、おいらは隊長らしいオッチャンの前へ立ったの。
「うん、何だ、このガキ? ションベンにでも行きたいのか?」
ホント、デリカシーが無いおっちゃんだね。
ガキんちょでも、おいら、一応女の子だもの、『お花摘み』と言って欲しいよ。
「オッチャン達、ウエニアール国の騎士でしょう。
あの偽王から、耳長族を捕えて来いと命令されたみたいだけど。
オッチャン達は任務に失敗したんだ。ここでお終いだよ。」
「おいガキ、おめえ、何を言ってやがる。
我らが偉大なる将軍様を偽王と愚弄するなど、子供でも赦さんぞ。」
オッチャン、オッチャン、そこじゃないでしょう、反応するところは。
自分達の正体を言い当てられたところとか、任務に失敗したと言われたところとか…。
「えっ、自分が贅沢したいから、反乱を起こして。
王位を簒奪したんでしょう。
何の正当性も無いのだから、偽王と言われても仕方ないじゃない。」
「このガキ、まだそんな生意気を言うか!」
オッチャン、大人気ないよ。おいらみたいな幼気な娘に力いっぱい拳を打ち下ろすなんて…。
迫りくるオッチャンの拳、おいらは『回避』が仕事をする前にその拳をデコピンの要領で弾いたよ。
すると、『パチン!』と言う小気味良い音がして。
「ウギャーー!」
オッチャン、砕かれた拳を抱えて蹲っちゃった。
「このガキ、何をしやがる!」
隊長らしきオッチャンが蹲ったのを目にして、周りの騎士達が激昂して殴り掛かってきたよ。
でも…。
その次の瞬間には、おいらの前に蹲っているオッチャンは七人に増えてた。
全員、おいらの一撃で沈んじゃった、鎧袖一触ってやつだね。
「げっ、なんだ、このガキ、バケモノか。
だが、所詮はガキだな、こっちには人質がいるんだぜ。
大人しくしねえと、こいつの命はねえぞ。」
残る三人の騎士は、ミンミン姉ちゃんとミンメイを庇うように立ち塞がるオランに剣を突き付けてた。
でも…。
「おぬし達、剣を抜いたからには自分も斬られる覚悟が出来ておるのじゃろうな。
よもや、私が大人しく斬られると思っているのではなかろうな。」
その言葉を言い終えるか、終えないかのうちに、オランは素早く動いたの。
瞬くうちに中央に立つ騎士の懐に入り込むと、鳩尾に拳を打ち込んだの。
そのまま、流れるように右に立つ男の脛にキツイ蹴りを入れたんだ。
レベル四十のオランの拳と蹴りだもんね、二人とも耐え切れず倒れ伏したよ。
脛を蹴り抜かれた騎士なんて、足の骨がポッキリ折れてた。
「げっ! 何なんだ、こいつら。
ガキの癖に無茶苦茶強えじゃねえか。
かくなる上は…。」
最後一人となった騎士は、剣を手にミンミン姉ちゃんに迫ったんだ。
愚王がご所望の耳長族を傷つける訳が無いから。
剣を突き付けて、おいら達に降参させるつもりなんだと思うけど…。
「オッチャン、動きが遅いよ。」
その時既に、おいらはミンミン姉ちゃんのガードに動いてたよ。
「退きやがれ、このガキ!」
そんな言葉と共に剣が振り下ろされたけど、所詮は訓練もロクにしない不良騎士だね。
トレントに比べたら攻撃が遅いよ、剣にハエが止まりそうだった。
おいらは『回避』のスキルに頼るまでもなく剣を躱すと、目の前を通り過ぎる剣を持つ手にデコピンを入れたの。
と同時に、手の甲が粉砕される音がして、オッチャンの悲鳴が響いたよ。
それから、おいらは念のため全員の両手の甲と両足の甲を砕いて抵抗できなくして。
更に、幌馬車の中にあった縄で、十人全員を拘束したよ。
その作業を終えて、転がされた十人の騎士を見ながらオランが言ったの。
「ふむ、愚か者共の処分はこれで良いとして…。
マロン、これからどうするのじゃ?
もう日が暮れてしまっておるし…。
ここからどうやって帰れば良いのかわからぬぞ。
そもそも、私は馬車を操る事は出来んのじゃが…。
マロンは馬車を操れるのか?」
あっ…。
袋詰めにされたミンメイが泣きじゃくるものだから、誘拐犯達もうんざりしたらしいの。
ミンメイを麻袋から出して、ミンミン姉ちゃんにあやさせていたよ。
ミンメイと同時に、おいらとオランも麻袋から出してもらたんだけど。
おいら達を子供と侮っているのか、ラッキーなことに縄で拘束されることも無かったよ。
おいらが袋から出された時点では、ミンミン姉ちゃんは後ろ手に縛られ、猿ぐつわを噛まされていたけど。
ミンメイをあやすために、拘束を解かれたんだ。
「あなた達、いったい何者なの。
こんなことをしてタダで済むと思っているの。」
ミンメイを抱きしめたミンミン姉ちゃんは、誘拐犯に向かって気丈に言い放ったよ。
「おお、威勢が良いじゃねえか。
俺達が誰かなんておめえが知る必要はねえよ。
タダで済むに決まってるじゃねえか。
この幌馬車は何処の町にもよらずに進む予定だ。
てめえらが拉致されている事なんて誰も気付かねえよ。」
ウエニアール国まで馬車で行ったら二ヶ月くらい掛かるはずだけど、…。
こいつら、町には寄らず幌馬車の中で寝泊まりしながら進むつもりみたい。
町に寄って宿屋に泊ったら足が付くから、それを避けるのが目的のようだよ。
もう一台の馬車が町へ行って食糧とか旅に必要な物を調達してくるみたい。
この国では、街道を往く馬車を一々検める関所なんて無いから。
町に寄らなければ、おいら達を拉致している事はバレないと思っているみたい。
さて、どうしたものかな。
あんまり遅くなると、父ちゃんが心配するし…。
かと言って、ここで幌馬車の中を制圧すると、もう一台の馬車を逃がしちゃうかも。
ここは、少し遅くなってもどこかで休憩するのを待つしかないかな。
オランの方を見ると、その目は「どうする?」と言ってたよ。
おいらはオランにすり寄ると、休憩時間までこのまま待機と耳打ちしたよ。
短い言葉しか言えなかったけど、意図はちゃんと伝わったようでオランは頷いてた。
**********
で、その休憩時間だけど…。
「ほれ、メシだ食え。」
誘拐犯は木の器に入ったスープとパンを差し出して来たよ。
こいつら、あれから休憩なしで晩ごはんの時間まで走り続けやんの。
周囲はすっかり暗くなって、おいら達の前で焚火が燃え盛っているよ。
おいら達は、逃げられないように誘拐犯に囲まれているけど、ちゃんとご飯はもらえるみたい。
北の将軍様は耳長族のお姉ちゃんをご所望とのことだから、体調を崩させる訳にはいかないんだろうね。
具沢山のスープは湯気を上げていておいしそうだった。
その場で、晩ごはんを食べているのは十人、気配を探っても他に人はいないみたい。
ウエニアール国の騎士団は五人編成の小隊だから、これで二小隊だね。
「そなたら、自分が何をしているのか分かっておるのか?
この国では、耳長族に危害を加えたら死罪と勅令で定められておるのじゃぞ。
拉致はまごうことなく勅令違反なのじゃ。」
スープを飲み終えたオランが木の器を手にしながら、耳長族の拉致は死罪に値するものだと忠告したんだ。
「何をガキが分かったような口を利きやがる。
そんなのバレなきゃいいんだよ。
さっきも言ったろう。
こうやって人のいない草原で野営しながら進むんだ。
誰にバレるかって。」
こいつら、おいら達にやられるとは露ほども思っていないようで、オランの言葉を鼻で笑ってたよ。
「オラン、そろそろ片付けちゃうから、ミンミン姉ちゃんとミンメイを護ってね。」
おいらは、お腹が膨れたところでこいつらを排除することにしたんだ。
もう日も暮れちゃったし、今頃父ちゃんが心配しているだろうからね。
「任せるのじゃ、ミンミン殿母娘には指一本触れさせないのじゃ。」
オランの頼もしい返事を聞いて、おいらは隊長らしいオッチャンの前へ立ったの。
「うん、何だ、このガキ? ションベンにでも行きたいのか?」
ホント、デリカシーが無いおっちゃんだね。
ガキんちょでも、おいら、一応女の子だもの、『お花摘み』と言って欲しいよ。
「オッチャン達、ウエニアール国の騎士でしょう。
あの偽王から、耳長族を捕えて来いと命令されたみたいだけど。
オッチャン達は任務に失敗したんだ。ここでお終いだよ。」
「おいガキ、おめえ、何を言ってやがる。
我らが偉大なる将軍様を偽王と愚弄するなど、子供でも赦さんぞ。」
オッチャン、オッチャン、そこじゃないでしょう、反応するところは。
自分達の正体を言い当てられたところとか、任務に失敗したと言われたところとか…。
「えっ、自分が贅沢したいから、反乱を起こして。
王位を簒奪したんでしょう。
何の正当性も無いのだから、偽王と言われても仕方ないじゃない。」
「このガキ、まだそんな生意気を言うか!」
オッチャン、大人気ないよ。おいらみたいな幼気な娘に力いっぱい拳を打ち下ろすなんて…。
迫りくるオッチャンの拳、おいらは『回避』が仕事をする前にその拳をデコピンの要領で弾いたよ。
すると、『パチン!』と言う小気味良い音がして。
「ウギャーー!」
オッチャン、砕かれた拳を抱えて蹲っちゃった。
「このガキ、何をしやがる!」
隊長らしきオッチャンが蹲ったのを目にして、周りの騎士達が激昂して殴り掛かってきたよ。
でも…。
その次の瞬間には、おいらの前に蹲っているオッチャンは七人に増えてた。
全員、おいらの一撃で沈んじゃった、鎧袖一触ってやつだね。
「げっ、なんだ、このガキ、バケモノか。
だが、所詮はガキだな、こっちには人質がいるんだぜ。
大人しくしねえと、こいつの命はねえぞ。」
残る三人の騎士は、ミンミン姉ちゃんとミンメイを庇うように立ち塞がるオランに剣を突き付けてた。
でも…。
「おぬし達、剣を抜いたからには自分も斬られる覚悟が出来ておるのじゃろうな。
よもや、私が大人しく斬られると思っているのではなかろうな。」
その言葉を言い終えるか、終えないかのうちに、オランは素早く動いたの。
瞬くうちに中央に立つ騎士の懐に入り込むと、鳩尾に拳を打ち込んだの。
そのまま、流れるように右に立つ男の脛にキツイ蹴りを入れたんだ。
レベル四十のオランの拳と蹴りだもんね、二人とも耐え切れず倒れ伏したよ。
脛を蹴り抜かれた騎士なんて、足の骨がポッキリ折れてた。
「げっ! 何なんだ、こいつら。
ガキの癖に無茶苦茶強えじゃねえか。
かくなる上は…。」
最後一人となった騎士は、剣を手にミンミン姉ちゃんに迫ったんだ。
愚王がご所望の耳長族を傷つける訳が無いから。
剣を突き付けて、おいら達に降参させるつもりなんだと思うけど…。
「オッチャン、動きが遅いよ。」
その時既に、おいらはミンミン姉ちゃんのガードに動いてたよ。
「退きやがれ、このガキ!」
そんな言葉と共に剣が振り下ろされたけど、所詮は訓練もロクにしない不良騎士だね。
トレントに比べたら攻撃が遅いよ、剣にハエが止まりそうだった。
おいらは『回避』のスキルに頼るまでもなく剣を躱すと、目の前を通り過ぎる剣を持つ手にデコピンを入れたの。
と同時に、手の甲が粉砕される音がして、オッチャンの悲鳴が響いたよ。
それから、おいらは念のため全員の両手の甲と両足の甲を砕いて抵抗できなくして。
更に、幌馬車の中にあった縄で、十人全員を拘束したよ。
その作業を終えて、転がされた十人の騎士を見ながらオランが言ったの。
「ふむ、愚か者共の処分はこれで良いとして…。
マロン、これからどうするのじゃ?
もう日が暮れてしまっておるし…。
ここからどうやって帰れば良いのかわからぬぞ。
そもそも、私は馬車を操る事は出来んのじゃが…。
マロンは馬車を操れるのか?」
あっ…。
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