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第十章 続・ハテノ男爵領再興記
第204話 本当に歌わせちゃったよ…
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賑やかになったのはおいらが住む辺境の町だけじゃないんだ。
領主であるライム姉ちゃんのお膝元、領都も賑やかになった来たよ。
アルトが王都で『トレントの木炭』を売った鍛冶屋の親方が仲間内に宣伝してくれたようなんだ。
王都から戻って一月もしないうちに、トレントの木炭を求めて鍛冶屋さんの買い付けが集まって来たの。
王都からハテノ男爵領までは、騎馬でも十日掛かる道程だからね。
当然、木炭の買い付けに来た人は領都に泊って数日休息をとってから戻るんだ。
そのため領都にある宿屋さんもお客さんが増えてホクホク顔みたいだよ。
んで、アルトは前もってそれを予測していたんだ。
「アルト様、本当にここを一般の方に開放しろとおっしゃるのですか?
それで、私にもここで歌えと?」
アルトの援助で修繕が終ったハテノ男爵の館。
その無駄に広い部屋の中に立って、ライム姉ちゃんは尋ねたんだ。困惑した表情で…。
修繕前はダンスホールだった部屋には、舞台が設えてあり椅子が沢山並んでいるの。
その数は四百席ほど。
「ダンスパーティなんてしないんだから、遊ばせておくなんて勿体ないでしょう。
ここを使って定期的に公演を開くのよ。
『STD四十八』の連中に剣舞をさせるし、騎士団の娘達にも歌を披露させるの。
もちろん、ライムやエクレアにも歌ってもらうわよ。
若く美しい領主が美声を披露してくれるのだもの、観客が溢れるわよ。」
アルトったら、最初からライム姉ちゃんの館を劇場としてつかうつもりで資金援助をしたみたい。
ライム姉ちゃんの館って、補修するお金が無かったから朽ちかけてたんだけど。
かつてダイヤモンド鉱山で栄華を誇った頃の建物なんで、凄く造りが立派なんだって。
ちゃんと修繕さえすれば、劇場としての用をなすと思ったいたみたいなんだ。
他所から買付けに来たお客さんに見物料を落としてもらうだけじゃなくて。
ここでの公演を、ハテノ男爵領にまた来たいと思う観光の目玉にしたいんだって。
「でも、私、人前で歌うなんて恥ずかしいです。
それに、私なんかの歌で、お客さんを呼べるか自信が無いです。」
ノリノリのアルトと対照的にライム姉ちゃんは引き気味だったんだけど…。
「恥ずかしいなんて、何を甘い事を言っているのよ。
この領地を少しでも豊かにしたいんでしょう。
領地を豊かにする手っ取り早い方法は他所から人を呼ぶことよ。
沢山の人達にハテノ男爵領に来てもらって、お金を落としてもらうの。
そのためには、何でもやらないと。恥かしがってちゃダメよ。」
アルトはライム姉ちゃんを叱咤して言ったんだ。
にっぽん爺やタロウからの受け売りだけど。
『にっぽん』って場所じゃアイドルは、歌はそれほど上手じゃなくても良いんだって。
それよりもルックスと声のキレイさ、そして何より話題性だって。
その点、ライム姉ちゃんはこの国で唯一の女領主、しかも、まだ十代で中々の美人さんだものね。
そんなライム姉ちゃんが、領主館の中に一般の民衆を招き入れ歌声を披露するんだもの。
物珍しさも手伝って、絶対に観客を呼べるはずだって。
それと、アルトはもう一つお客を釣る餌をぶら下げたの。
ライム姉ちゃんとクッころさん専属の伴奏グループを作って、ライム姉ちゃんの屋敷に常駐させたんだ。
もちろん、耳長族のキレイなお姉ちゃんだよ。
『STD四十八』の連中との見合いに参加しなかった独身のお姉ちゃんにも、見た目二十代で美人さんはまだいるからね。
独身で身軽な事もあって、人の町に出て一稼ぎしたいんだって。
公演の無い日は、ライム姉ちゃんの屋敷の庭で楽器の練習をしてもらっているの。
もちろん、敷地の外から見ることが出来る場所でね。
見目麗しい耳長族のお姉ちゃんが練習している光景を見物に来る人がけっこういて。
そんな人達に、公演に対する期待感を煽るんだって。
その他にも、伴奏のメンバーに騎士団のお姉ちゃんと一緒に町の巡回をしてもらったりもしているの。
困っている人に声かけたり、道に迷っている人に道案内をしたりするらしいよ。
ハテノ男爵領に行くと道端で耳長族のお姉ちゃんに会えるかもしれないって噂を立てるんだって。
**********
で、公演初日…。
「あの、アルト様、これを着て歌うのですか?
このドレス、足元から腰まで切れ込みが入っているのですが…。
これだと、少し動くと下着が見えてしまいそうで。
まるで娼婦が殿方を誘惑する時の服のようなのですが。」
ライム姉ちゃんがステージ衣装を着て不安そうな声を上げてた。
衣装はもちろん、にっぽん爺のデザインだよ。
流石に領主のライム姉ちゃんや騎士団長のクッころさんに、超ミニのドレスを着せる訳にはいかないってことで。
二人お揃いで、くるぶしまであるロングのワンピースドレスなんだけど…。
その代わり、にっぽん爺がスリットと呼ぶ切込みが腰のところまで入っているの。
更に…。
「これは大丈夫なのでしょうか。
肩や首で吊っていないドレスなど初めて着ますが…。
大勢の観客の前で、胸を露出することになったらお嫁にいけませんわ。」
クッころさんはその豊満な胸の上で止まっているドレスを着てやっぱり不安そうだった。
普通、ドレスと言うと袖があるか、ノースリーブなら肩か首に紐をかけて吊るかするんだけど。
今回二人に用意されたドレスはゴムの収縮力を使って胸の上で留めているの。
だから、肩は完全に剥き出しだし、ぱっと見ると胸からずり落ちて来そうだよ。
「大丈夫よ、近衛騎士団長の娘や領主の肢体を民衆の目に晒す訳にはいかないもの。
あの色事爺に言わせると、見えそうで見えないところが男心をくすぐるんだって。
試作品の段階で、シフォンに着せてみて。
見えちゃいけない所は、滅多な事では見えないことを確認済みだから安心して。」
下級貴族の娘のペンネ姉ちゃんは見えちゃっても良いドレスを着せたんだね…。
二人には、ペンネ姉ちゃんみたいな軽快な振り付けはさせないので、まずポロリする事は無いって言ってたよ。
それで、公演の方はどうだったかと言うと。
…大好評だったよ。
公演の五日前に領都のあちこちに告知の張り紙をして、領主の館前でチケットを販売したの。
公演前から、期待は大きかった様子でね。
アルトが一枚銀貨五十枚と言う強気の設定をしたのに、四百席分、三日で売り切れちゃった。
際どいステージ衣装で歌を披露した、ライム姉ちゃんとクッころさん、二人に大歓声が飛んでたよ。
特に、ペンネ姉ちゃんが歌が上手だと太鼓判を押していた、クッころさんの歌声は圧巻だったの。
タロウが言ってた『にっぽん』の国歌をクッころさんが歌った時は、観客が聞き入っていたよ。
それと、耳長族のお姉ちゃんの演奏も好評で、伴奏とは別に耳長族のお姉ちゃんだけの演奏も披露したんだ。
耳長族のお姉ちゃんの練習に引き付けられて来たお客さんも多かったみたいで、大好評だったよ。
これ以降、領主の屋敷で定期的に行われる公演は、アルトの目論見通り人を呼び込む目玉の一つになったんだ。
領主であるライム姉ちゃんのお膝元、領都も賑やかになった来たよ。
アルトが王都で『トレントの木炭』を売った鍛冶屋の親方が仲間内に宣伝してくれたようなんだ。
王都から戻って一月もしないうちに、トレントの木炭を求めて鍛冶屋さんの買い付けが集まって来たの。
王都からハテノ男爵領までは、騎馬でも十日掛かる道程だからね。
当然、木炭の買い付けに来た人は領都に泊って数日休息をとってから戻るんだ。
そのため領都にある宿屋さんもお客さんが増えてホクホク顔みたいだよ。
んで、アルトは前もってそれを予測していたんだ。
「アルト様、本当にここを一般の方に開放しろとおっしゃるのですか?
それで、私にもここで歌えと?」
アルトの援助で修繕が終ったハテノ男爵の館。
その無駄に広い部屋の中に立って、ライム姉ちゃんは尋ねたんだ。困惑した表情で…。
修繕前はダンスホールだった部屋には、舞台が設えてあり椅子が沢山並んでいるの。
その数は四百席ほど。
「ダンスパーティなんてしないんだから、遊ばせておくなんて勿体ないでしょう。
ここを使って定期的に公演を開くのよ。
『STD四十八』の連中に剣舞をさせるし、騎士団の娘達にも歌を披露させるの。
もちろん、ライムやエクレアにも歌ってもらうわよ。
若く美しい領主が美声を披露してくれるのだもの、観客が溢れるわよ。」
アルトったら、最初からライム姉ちゃんの館を劇場としてつかうつもりで資金援助をしたみたい。
ライム姉ちゃんの館って、補修するお金が無かったから朽ちかけてたんだけど。
かつてダイヤモンド鉱山で栄華を誇った頃の建物なんで、凄く造りが立派なんだって。
ちゃんと修繕さえすれば、劇場としての用をなすと思ったいたみたいなんだ。
他所から買付けに来たお客さんに見物料を落としてもらうだけじゃなくて。
ここでの公演を、ハテノ男爵領にまた来たいと思う観光の目玉にしたいんだって。
「でも、私、人前で歌うなんて恥ずかしいです。
それに、私なんかの歌で、お客さんを呼べるか自信が無いです。」
ノリノリのアルトと対照的にライム姉ちゃんは引き気味だったんだけど…。
「恥ずかしいなんて、何を甘い事を言っているのよ。
この領地を少しでも豊かにしたいんでしょう。
領地を豊かにする手っ取り早い方法は他所から人を呼ぶことよ。
沢山の人達にハテノ男爵領に来てもらって、お金を落としてもらうの。
そのためには、何でもやらないと。恥かしがってちゃダメよ。」
アルトはライム姉ちゃんを叱咤して言ったんだ。
にっぽん爺やタロウからの受け売りだけど。
『にっぽん』って場所じゃアイドルは、歌はそれほど上手じゃなくても良いんだって。
それよりもルックスと声のキレイさ、そして何より話題性だって。
その点、ライム姉ちゃんはこの国で唯一の女領主、しかも、まだ十代で中々の美人さんだものね。
そんなライム姉ちゃんが、領主館の中に一般の民衆を招き入れ歌声を披露するんだもの。
物珍しさも手伝って、絶対に観客を呼べるはずだって。
それと、アルトはもう一つお客を釣る餌をぶら下げたの。
ライム姉ちゃんとクッころさん専属の伴奏グループを作って、ライム姉ちゃんの屋敷に常駐させたんだ。
もちろん、耳長族のキレイなお姉ちゃんだよ。
『STD四十八』の連中との見合いに参加しなかった独身のお姉ちゃんにも、見た目二十代で美人さんはまだいるからね。
独身で身軽な事もあって、人の町に出て一稼ぎしたいんだって。
公演の無い日は、ライム姉ちゃんの屋敷の庭で楽器の練習をしてもらっているの。
もちろん、敷地の外から見ることが出来る場所でね。
見目麗しい耳長族のお姉ちゃんが練習している光景を見物に来る人がけっこういて。
そんな人達に、公演に対する期待感を煽るんだって。
その他にも、伴奏のメンバーに騎士団のお姉ちゃんと一緒に町の巡回をしてもらったりもしているの。
困っている人に声かけたり、道に迷っている人に道案内をしたりするらしいよ。
ハテノ男爵領に行くと道端で耳長族のお姉ちゃんに会えるかもしれないって噂を立てるんだって。
**********
で、公演初日…。
「あの、アルト様、これを着て歌うのですか?
このドレス、足元から腰まで切れ込みが入っているのですが…。
これだと、少し動くと下着が見えてしまいそうで。
まるで娼婦が殿方を誘惑する時の服のようなのですが。」
ライム姉ちゃんがステージ衣装を着て不安そうな声を上げてた。
衣装はもちろん、にっぽん爺のデザインだよ。
流石に領主のライム姉ちゃんや騎士団長のクッころさんに、超ミニのドレスを着せる訳にはいかないってことで。
二人お揃いで、くるぶしまであるロングのワンピースドレスなんだけど…。
その代わり、にっぽん爺がスリットと呼ぶ切込みが腰のところまで入っているの。
更に…。
「これは大丈夫なのでしょうか。
肩や首で吊っていないドレスなど初めて着ますが…。
大勢の観客の前で、胸を露出することになったらお嫁にいけませんわ。」
クッころさんはその豊満な胸の上で止まっているドレスを着てやっぱり不安そうだった。
普通、ドレスと言うと袖があるか、ノースリーブなら肩か首に紐をかけて吊るかするんだけど。
今回二人に用意されたドレスはゴムの収縮力を使って胸の上で留めているの。
だから、肩は完全に剥き出しだし、ぱっと見ると胸からずり落ちて来そうだよ。
「大丈夫よ、近衛騎士団長の娘や領主の肢体を民衆の目に晒す訳にはいかないもの。
あの色事爺に言わせると、見えそうで見えないところが男心をくすぐるんだって。
試作品の段階で、シフォンに着せてみて。
見えちゃいけない所は、滅多な事では見えないことを確認済みだから安心して。」
下級貴族の娘のペンネ姉ちゃんは見えちゃっても良いドレスを着せたんだね…。
二人には、ペンネ姉ちゃんみたいな軽快な振り付けはさせないので、まずポロリする事は無いって言ってたよ。
それで、公演の方はどうだったかと言うと。
…大好評だったよ。
公演の五日前に領都のあちこちに告知の張り紙をして、領主の館前でチケットを販売したの。
公演前から、期待は大きかった様子でね。
アルトが一枚銀貨五十枚と言う強気の設定をしたのに、四百席分、三日で売り切れちゃった。
際どいステージ衣装で歌を披露した、ライム姉ちゃんとクッころさん、二人に大歓声が飛んでたよ。
特に、ペンネ姉ちゃんが歌が上手だと太鼓判を押していた、クッころさんの歌声は圧巻だったの。
タロウが言ってた『にっぽん』の国歌をクッころさんが歌った時は、観客が聞き入っていたよ。
それと、耳長族のお姉ちゃんの演奏も好評で、伴奏とは別に耳長族のお姉ちゃんだけの演奏も披露したんだ。
耳長族のお姉ちゃんの練習に引き付けられて来たお客さんも多かったみたいで、大好評だったよ。
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