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第八章 ハテノ男爵領再興記
第176話 掴みは上々とか言ってるけど…
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「えっ、私の姿絵も領地の告知板に掲示するのですか? あちこちに?」
おいら達は今、ライム姉ちゃんの執務室に来ているんだ。
アルトの言葉に、ライム姉ちゃんは寝耳に水と、ポカンとした顔で尋ねてきたの。
クッころさんの姿絵の見本を持って来たペンネ姉ちゃん。
アルトから合格が出たんで、すぐさま帰ろうとしたんだけど。
そんなペンネ姉ちゃんをアルトが引き留めたんだ。
騎士団のみんなの姿絵よりも先に描くモノがあるって。
「そうよ、あなた、新たな領主に就任にしてからお披露目もしてないじゃない。
やっぱり、ライムが新しく領主になったことを領内に知らしめないと。
とすると、騎士団員の紹介をするより、あなたの紹介の方が先でしょう。
この子、とても絵が上手だし、版画の制作集団も率いているの。
あなたの姿絵を描いてもらおうかと思って。」
ライム姉ちゃんの問い掛けに応えて、アルトはクッころさんの姿絵をライム姉ちゃんの前に広げたの。
「これを、ペンネさんがお描きになったのですか。
本当にエクレアさんそっくりですね。
でも、姿絵をあちこちに貼り出すなんて…。
私、恥かしいですわ。」
ライム姉ちゃんは、自分の姿が町の人達に晒されるのを恥ずかしいと、引き気味だったんだけど。
「恥ずかしがってどうするの。
領主は、領地の顔なのよ。
ライムは、民の前に立って、民を導いていかないと行けないの。
これから、領地の隅々まで回って民草の暮らしぶりを良く見て来ないと。
その前に姿絵でライムのことを周知しておくのよ。
自分がどんな政をしていきたいかもアピールしておけば良いわ。」
アルトは、姿絵を単なる新領主のお披露目だけでなく、領地の民に親しみを持たせる道具にしようと言うの。
領主は、民に慕われた方が何かと統治がしやすくなるからって。
アルトは言ってたよ、民を力で抑える為政者なんて愚の骨頂だって。
人徳によって民を従える器が無い愚か者が、弾圧により民を治めようとするけど…。
そんな為政者が現れると、往々にして、民の反発に遭って治世が乱れるって。
そんな訳で、アルトに説得されてライム姉ちゃんの姿絵が真っ先に掲示されることになったんだ。
**********
それから十日ほど過ぎて…。
「あれま、ライムお嬢様がご領主様になられたって噂、あれ、本当だったんだ。」
「ライム様って、ちょくちょく野良着姿で町を歩いていた方だろう。
俺らにも気さくに声を掛けて下さってた。」
「そうそう、良く井戸端会議に混じって。
野菜の美味しい食べ方が無いかと尋ねていらしたよ。」
ライム姉ちゃんの姿絵を見て町の人達がそんな話をしてたよ。
目の前の掲示板には、優し気な微笑みを浮かべたライム姉ちゃんの姿絵が貼られているの。
全身を描いた立ち絵姿で、手を振っている絵なんだ。
そこには、新たに領主に就いたと書かれていて、名前と歳と誕生日が書かれてた。
そして、
『全ての民が豊かに暮らせる領地を創ります。』
なんて、煽り文句が目立つように記されてたよ。
「ライム様って、自ら畑を作って自給自足のような暮らしをなさっているんだろう。
俺たちから取る税を少なく済ませるために。」
「ああ、そうらしいな、そんなライム様が領主になられたなら安心だぜ。」
「ああ、前のいけ好かねえ領主、もっぱらの評判だったからな。
俺たちから高い税を毟り取ろうと謀っているって。」
姿絵を見た町の人達のライム姉ちゃんに対する評判は上々だったよ。
今回掲示されたのは、ライム姉ちゃんの姿絵だけじゃないよ。
その横には、クッころさんの姿絵が貼り出されている。
凛々しい騎士服に身を包んだ立ち絵で、正面に立てた剣に手を置いたポーズなの。
前に見せてもらった試し刷りのままで、『民の安寧は私が護る』の煽りが目を引いてるよ。
「この騎士様、ちょっと前にならず者冒険者を成敗してくれた人じゃないか。」
「いったい何者かと思っていたんだが、新しい騎士団が出来たんだな。」
「おっ、ここには、この町や領地の警備をしてくれると書いてあるぜ。
この間みたいに、冒険者のクズ共を取り締まってくれると有り難いぜ。」
姿絵の横には告知書が貼ってあって。
そこには、新たに女性だけで構成された騎士団が設立された事や騎士団の役割が記されてた。
流石に、姿絵の余白に書くには文字が多過ぎたんで、告知書を別に作って横に貼ったの。
「騎士団長様、エクレア様っておっしゃるのね、…ステキ。」
クッころさんの姿絵を見て、ポッと顔を赤らめている若いお姉ちゃんもいたよ。
ペンネ姉ちゃんが言ってた『総ウケ』って本当かも知れないね。
おいらが、隣に浮かんでいるアルトにそれを言ったら。
何故か、アルトはおいらのことを微妙な表情で見ていたよ。何か変なこと言ったかな…。
このハテノ領は辺境でもあり、ハテノ男爵家が傾いてから警備が行き届かなくなったんだって。
だから、けっこう治安が悪いところが多いらしいの。
まあ、悪さしているのは大概が冒険者で、おいらの町とこの町の冒険者は絞めといたからね。
それだけでも、大分治安が良くなったとは思うけど。
他所から流れてくる冒険者もいるし、町の外にねぐらを構えて野盗と化している冒険者もいるみたいだからね。
騎士団の姉ちゃん達に対する町の人の期待は大きいみたい。
**********
姿絵を貼り出してしばらくすると、広場の告知板には人がいっぱい集まって来たよ。
沢山の人が関心を示しているのを目にしたアルトは、とても満足そうだった。
「掴みは上々ね。」って、呟いていたよ。
それでこっちはと言うと…。
「アルト様、この服を着て舞台で歌うんですか?
ちょっと、スカートが短いような…。」
ノリノリのにっぽん爺が描いてきた舞台衣装のデザイン画に基づいて、耳長族のお姉ちゃんが作った衣装。
完成品を手にして、着る予定のペンネ姉ちゃんが戸惑ってるの。
ペンネ姉ちゃんの言う通りそのスカートは、太ももの上から半分も隠していないの。
貴族の嬢様は、くるぶし近くまであるロングスカートを着ているのが普通みたい。
だから、ペンネ姉ちゃんが戸惑うのも仕方ないと思う。
それに、ペンネ姉ちゃん達の歌う曲、振り付けもにっぽん爺がノリノリで考えてくれたんだけど。
歌にあわせてぴょんぴょん飛び跳ねる振り付けがあるんだよね。
そのスカートで飛び跳ねたら丸見えだと思うよ。
特に、アルトが造った舞台の上で歌うと、前の方にいる観客からは覗き込めちゃうよ。
「何よ、不満なの。
あのお爺ちゃんから聞いた話だと。
『にっぽん』という場所のアイドルってのはそんな衣装らしいわよ。
短いスカートに、肩を出すのは当たり前みたいだから。
他にも、おへそを出している衣装なんかもあったわよ。
私もさすがにどうかと思って却下したけど。」
その衣装、上着もノースリーブと言うか…。
胸の少し上までしか布が無いの、服を紐みたいな布を使って肩で吊る形になっていて。
肩は丸出しで、胸の上の位置にはフリルが沢山あしらってあるよ。
「何と言うか、娼婦ですらここまで露出の多い服は着ていないと思いますが…。」
ペンネ姉ちゃんはまだ渋っているけど。
「あんた、あんな公序良俗に反するような本を作っておいて。
何を今更、常識人みたいな事を言っているの。
何なら、あの本をエクレアに見せてあげても良いのよ。
どうせ、ナイショなんでしょう。」
何だろう、あの本、クッころさんに見せると拙いのかな。
ペンネ姉ちゃん、いきなり焦り始めたよ。
「あっ、アルト様、それはダメです。
エクレアお姉さまにあの本を見られたら発禁をくらっちゃいます。
分かりました、分かりましたから、それは勘弁してください。」
ペンネ姉ちゃん、意味不明なアルトの脅しに屈してその衣装を着ることになったよ。
他のメンバーを納得させるのが大変そうだとボヤいてた。
おいら達は今、ライム姉ちゃんの執務室に来ているんだ。
アルトの言葉に、ライム姉ちゃんは寝耳に水と、ポカンとした顔で尋ねてきたの。
クッころさんの姿絵の見本を持って来たペンネ姉ちゃん。
アルトから合格が出たんで、すぐさま帰ろうとしたんだけど。
そんなペンネ姉ちゃんをアルトが引き留めたんだ。
騎士団のみんなの姿絵よりも先に描くモノがあるって。
「そうよ、あなた、新たな領主に就任にしてからお披露目もしてないじゃない。
やっぱり、ライムが新しく領主になったことを領内に知らしめないと。
とすると、騎士団員の紹介をするより、あなたの紹介の方が先でしょう。
この子、とても絵が上手だし、版画の制作集団も率いているの。
あなたの姿絵を描いてもらおうかと思って。」
ライム姉ちゃんの問い掛けに応えて、アルトはクッころさんの姿絵をライム姉ちゃんの前に広げたの。
「これを、ペンネさんがお描きになったのですか。
本当にエクレアさんそっくりですね。
でも、姿絵をあちこちに貼り出すなんて…。
私、恥かしいですわ。」
ライム姉ちゃんは、自分の姿が町の人達に晒されるのを恥ずかしいと、引き気味だったんだけど。
「恥ずかしがってどうするの。
領主は、領地の顔なのよ。
ライムは、民の前に立って、民を導いていかないと行けないの。
これから、領地の隅々まで回って民草の暮らしぶりを良く見て来ないと。
その前に姿絵でライムのことを周知しておくのよ。
自分がどんな政をしていきたいかもアピールしておけば良いわ。」
アルトは、姿絵を単なる新領主のお披露目だけでなく、領地の民に親しみを持たせる道具にしようと言うの。
領主は、民に慕われた方が何かと統治がしやすくなるからって。
アルトは言ってたよ、民を力で抑える為政者なんて愚の骨頂だって。
人徳によって民を従える器が無い愚か者が、弾圧により民を治めようとするけど…。
そんな為政者が現れると、往々にして、民の反発に遭って治世が乱れるって。
そんな訳で、アルトに説得されてライム姉ちゃんの姿絵が真っ先に掲示されることになったんだ。
**********
それから十日ほど過ぎて…。
「あれま、ライムお嬢様がご領主様になられたって噂、あれ、本当だったんだ。」
「ライム様って、ちょくちょく野良着姿で町を歩いていた方だろう。
俺らにも気さくに声を掛けて下さってた。」
「そうそう、良く井戸端会議に混じって。
野菜の美味しい食べ方が無いかと尋ねていらしたよ。」
ライム姉ちゃんの姿絵を見て町の人達がそんな話をしてたよ。
目の前の掲示板には、優し気な微笑みを浮かべたライム姉ちゃんの姿絵が貼られているの。
全身を描いた立ち絵姿で、手を振っている絵なんだ。
そこには、新たに領主に就いたと書かれていて、名前と歳と誕生日が書かれてた。
そして、
『全ての民が豊かに暮らせる領地を創ります。』
なんて、煽り文句が目立つように記されてたよ。
「ライム様って、自ら畑を作って自給自足のような暮らしをなさっているんだろう。
俺たちから取る税を少なく済ませるために。」
「ああ、そうらしいな、そんなライム様が領主になられたなら安心だぜ。」
「ああ、前のいけ好かねえ領主、もっぱらの評判だったからな。
俺たちから高い税を毟り取ろうと謀っているって。」
姿絵を見た町の人達のライム姉ちゃんに対する評判は上々だったよ。
今回掲示されたのは、ライム姉ちゃんの姿絵だけじゃないよ。
その横には、クッころさんの姿絵が貼り出されている。
凛々しい騎士服に身を包んだ立ち絵で、正面に立てた剣に手を置いたポーズなの。
前に見せてもらった試し刷りのままで、『民の安寧は私が護る』の煽りが目を引いてるよ。
「この騎士様、ちょっと前にならず者冒険者を成敗してくれた人じゃないか。」
「いったい何者かと思っていたんだが、新しい騎士団が出来たんだな。」
「おっ、ここには、この町や領地の警備をしてくれると書いてあるぜ。
この間みたいに、冒険者のクズ共を取り締まってくれると有り難いぜ。」
姿絵の横には告知書が貼ってあって。
そこには、新たに女性だけで構成された騎士団が設立された事や騎士団の役割が記されてた。
流石に、姿絵の余白に書くには文字が多過ぎたんで、告知書を別に作って横に貼ったの。
「騎士団長様、エクレア様っておっしゃるのね、…ステキ。」
クッころさんの姿絵を見て、ポッと顔を赤らめている若いお姉ちゃんもいたよ。
ペンネ姉ちゃんが言ってた『総ウケ』って本当かも知れないね。
おいらが、隣に浮かんでいるアルトにそれを言ったら。
何故か、アルトはおいらのことを微妙な表情で見ていたよ。何か変なこと言ったかな…。
このハテノ領は辺境でもあり、ハテノ男爵家が傾いてから警備が行き届かなくなったんだって。
だから、けっこう治安が悪いところが多いらしいの。
まあ、悪さしているのは大概が冒険者で、おいらの町とこの町の冒険者は絞めといたからね。
それだけでも、大分治安が良くなったとは思うけど。
他所から流れてくる冒険者もいるし、町の外にねぐらを構えて野盗と化している冒険者もいるみたいだからね。
騎士団の姉ちゃん達に対する町の人の期待は大きいみたい。
**********
姿絵を貼り出してしばらくすると、広場の告知板には人がいっぱい集まって来たよ。
沢山の人が関心を示しているのを目にしたアルトは、とても満足そうだった。
「掴みは上々ね。」って、呟いていたよ。
それでこっちはと言うと…。
「アルト様、この服を着て舞台で歌うんですか?
ちょっと、スカートが短いような…。」
ノリノリのにっぽん爺が描いてきた舞台衣装のデザイン画に基づいて、耳長族のお姉ちゃんが作った衣装。
完成品を手にして、着る予定のペンネ姉ちゃんが戸惑ってるの。
ペンネ姉ちゃんの言う通りそのスカートは、太ももの上から半分も隠していないの。
貴族の嬢様は、くるぶし近くまであるロングスカートを着ているのが普通みたい。
だから、ペンネ姉ちゃんが戸惑うのも仕方ないと思う。
それに、ペンネ姉ちゃん達の歌う曲、振り付けもにっぽん爺がノリノリで考えてくれたんだけど。
歌にあわせてぴょんぴょん飛び跳ねる振り付けがあるんだよね。
そのスカートで飛び跳ねたら丸見えだと思うよ。
特に、アルトが造った舞台の上で歌うと、前の方にいる観客からは覗き込めちゃうよ。
「何よ、不満なの。
あのお爺ちゃんから聞いた話だと。
『にっぽん』という場所のアイドルってのはそんな衣装らしいわよ。
短いスカートに、肩を出すのは当たり前みたいだから。
他にも、おへそを出している衣装なんかもあったわよ。
私もさすがにどうかと思って却下したけど。」
その衣装、上着もノースリーブと言うか…。
胸の少し上までしか布が無いの、服を紐みたいな布を使って肩で吊る形になっていて。
肩は丸出しで、胸の上の位置にはフリルが沢山あしらってあるよ。
「何と言うか、娼婦ですらここまで露出の多い服は着ていないと思いますが…。」
ペンネ姉ちゃんはまだ渋っているけど。
「あんた、あんな公序良俗に反するような本を作っておいて。
何を今更、常識人みたいな事を言っているの。
何なら、あの本をエクレアに見せてあげても良いのよ。
どうせ、ナイショなんでしょう。」
何だろう、あの本、クッころさんに見せると拙いのかな。
ペンネ姉ちゃん、いきなり焦り始めたよ。
「あっ、アルト様、それはダメです。
エクレアお姉さまにあの本を見られたら発禁をくらっちゃいます。
分かりました、分かりましたから、それは勘弁してください。」
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