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第八章 ハテノ男爵領再興記
第173話 トレント狩りの次の訓練は…
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『STD四十八』、タロウが狩って見せた後、騎士のお姉ちゃん達も実際にシュガートレントを狩ってみたんだ。
「キャッ!はたで見ているより、素早いですわね。
みんな! 油断するとケガをしますよ!」
最初はそんな風にトレントの攻撃の素早さに驚いて、攻撃を躱すのに精一杯と言う感じだったけど。
次第にトレントの動きにも慣れて来て…。
暫くすると、傷一つ追うことも無くトレントを倒することが出来たんだ。
「凄いですわ、体が意のままに動きます。
これなら、トレントごときに遅れは取りませんわ。」
「本当ですわね。
ウサギを狩った時にも感じたことですが。
レベルが上がると、こんなにも思い通りな動きが出来るのですね。」
倒し終わった後、騎士のお姉ちゃん達の中からそんな声が聞こえてきたよ。
レベル二十になった自分の身体能力の高さを今更ながらに実感したようだった。
レベルゼロのウサギの時は、余りも手ごたえが無さ過ぎてそれが十分に実感できなかったみたい。
素早い動きで複雑な攻撃をしてくるトレントと戦って、その身体能力の凄さが分かった様子だよ。
一体倒するとトレント狩りの要領が掴めたようで、二体目からは危なげなく倒せるようになったんだ。
もちろん、おいらも見ているだけじゃなくて、一緒にトレント狩りをしたよ。
その日は、『STD四十八』の毎日のノルマ十体に加え。
タロウとおいらが一人で十体、騎士団のお姉ちゃん達が十体で全部で四十体のトレントを狩ったよ。
これも『積載庫』があるからこそだね。
普通の荷馬車だと、トレントを荷台に乗る長さに切って積み上げても四、五体がやっとだもん。
それだと荷馬車を借りても割に合わないから、冒険者はトレント本体を放置しちゃうの。
だから、木炭の原料に必要な時は、炭焼き職人が荷馬車を仕立てて冒険者を雇って狩りに行くの。
冒険者に報酬を支払って、荷馬車借りても大した量が出来ないから、トレントの木炭は貴重でとっても高価なの。
「ねえ、アルト、毎日このペースでトレントを狩ったら。
この辺のトレント絶滅しちゃうんじゃない。
トレント狩れなくなったら困ると思うんだけど。」
おいらが一面更地になったトレントの狩場を見ながらアルトに問い掛けると。
「魔物の繁殖力を侮ったらダメよ。
このくらいなら、二、三日もすれば元通りだわ。
私達は、砂糖、ハチミツ、メイプルシロップと日替わりでトレントを狩るわ。
一周して戻って来た三日後には、すっかり元通りになっているから心配いらないわ。」
そう言っているそばから、トレントの若木が生えて来てぐんぐんと伸び始めたよ。
ホント、『カタバミ』の魔物も真っ青な繁殖力だね。
「そうじゃなければ、この領地を支える特産品にならないでしょう。
私とマロン以外に、こんなにトレントの木炭を供給できる者はいないわ。
今までよりも何倍も供給量は増えるけど。
所詮は二人で生産できる量なんてたかが知れているでしょう。
一方で、トレントの木炭が欲しいと言う鍛冶屋はごまんといるからね。
値崩れを起こさない程度に供給量を増やせる、とっても都合の良いものなのよ。」
おいらとアルトなら、『積載庫』を使って幾らでもトレントを持ち運びできるし。
『積載庫』の加工能力で簡単に上質な木炭を作れるからね。
他に競合する人がいないのなら、確かに繁盛しそうだね。
**********
トレント狩りを終えて、耳長族の里がある妖精の森に帰って来たんだ。
『STD四十八』の連中は、耳長族のお嫁さんの家で一休みしてから剣舞や歌の稽古をするんだって。
「アルト様、まだ午前中、しかも割と早い時間なのですが。
私達はこの後どのような訓練をすれば良いのでしょうか?」
小隊長のペンネ姉ちゃんがアルトに尋ねたんだ。
今までイメージトレーニング以外の訓練なんてしたことが無い、なんちゃって騎士団だものね。
訓練の仕方なんて分らないのだと思うよ。
「毎日十体ずつトレントを倒していれば戦闘訓練は十分でしょう。
この国の他に騎士団に負けない実践的な訓練だと思うわよ。
あなた達はこれから、歌と踊りのレッスンをするわよ。
それと、ペンネ、あなたには特別な任務もあるの。」
「歌ですか?
昨日も、騎士の募集の時もそんな事を言ってましたが…。」
アルトに歌を歌えと言われても、ペンネ姉ちゃんはそれにどんな意味があるかわからないみたい。
「今、マロンの住んでいる町で『STD四十八』の連中が耳長族の娘と組んで興行をしているの。
これがけっこうな評判で、周辺の町や村だけでなく、他の領地からもお客を呼べるまでになったのよ。
公演の日には観客相手に沢山の屋台が出るようになったし、まるでお祭り騒ぎ。
町には他所から来る観客目当ての宿屋もいくつかできたわ。
『STD四十八』と耳長族のおかげで、死んでいた町が活気を取り戻したの。」
アルトはおいらの住む町の今の様子をペンネ姉ちゃん達に説明したの。
それで、『STD四十八』の連中に王都や大きな町で興行をさせたいと言ったんだ。
連中、目立つの好きだからそれで士気が高まるし、王都でも評判が良かったからって。
だけど、『STD四十八』の連中が町での興行を休むと、町を訪れる人が減っちゃうでしょう。
そうなると、新しく出来た宿屋で働く人や広場に屋台を出している人が困っちゃう。
そこで、騎士団のお姉ちゃん達に穴埋めをして欲しいんだって。
お姉ちゃん達のキレイな容姿と歌声で、『STD四十八』の留守中でも他所から町に人を集めるんだって。
「はあ、貴族の嗜みとして声楽とダンスは嗜んではいますが、…。
正直、私達は素人ですわよ。本業の芸人みたいに人を呼ぶことが出来るのでしょうか?」
アルトのプランを聞いたペンネ姉ちゃんが懐疑的な言葉を口にすると。
「良いのよ、あなた達には領地を護る本物の騎士団と言う付加価値があるのだから。
他の領地には存在しない女性騎士団よ、しかも全員見目麗しい貴族のお嬢様ときている。
私、それだけで人を呼ぶことが出来ると思っているの。
そんな騎士団の騎士が歌声を披露するのよ、絶対にお客さんを呼べるわ。
それにね、耳長族はみんな楽器が得意なの。
今、『STD四十八』の伴奏をしている娘以外にも、人の町に出て披露したいと希望する娘はまだいるのよ。
その娘達を騎士団の伴奏に付けるわ、それだけでも人は呼べるわよ。」
最初は『STD四十八』の前座とか、演目の間のつなぎとかをして顔を売るんだって。
それで、人気が出て来てたら、『STD四十八』が留守中に単独で公演をして。
行く行くは、領都で騎士団だけの公演を出来るようにしたいって。
それも、領地の振興策の一つみたい。
「おおっ、騎士団のメンバーを使ってローカルアイドルグループを仕立てるのか。
アルト姐さん、俺は良い案だと思うな。
日本でも、ローカルアイドルを使った地域振興が流行った時期があったもんな。
日本にいるローカルアイドルグループより、騎士団の姉ちゃんの方が断然美人だし。
それで、ノリの良い曲を歌えば、受けること間違いなしだぜ。」
スライム捕りにも行かずに傍で話を聞いていたタロウが、アルトの案を絶賛してたよ。
「あんた、何を呑気なこと言ってるの。
あんたにも、キリキリ働いてもらうからね。
あんたの生まれ故郷の歌で、ノリが良くて、騎士団の娘の雰囲気にあった曲を出しなさい。
この国の歌だと、さすがに本職には見劣りするからね。
こっちは、この国にはない曲調で、ノリを優先した路線を狙っていくわ。
『STD四十八』の時みたいにね。」
アルトは最初からタロウを巻き込むつもりだったんだね。
『にっぽん』という国の曲を歌わせるつもりで。
「キャッ!はたで見ているより、素早いですわね。
みんな! 油断するとケガをしますよ!」
最初はそんな風にトレントの攻撃の素早さに驚いて、攻撃を躱すのに精一杯と言う感じだったけど。
次第にトレントの動きにも慣れて来て…。
暫くすると、傷一つ追うことも無くトレントを倒することが出来たんだ。
「凄いですわ、体が意のままに動きます。
これなら、トレントごときに遅れは取りませんわ。」
「本当ですわね。
ウサギを狩った時にも感じたことですが。
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倒し終わった後、騎士のお姉ちゃん達の中からそんな声が聞こえてきたよ。
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レベルゼロのウサギの時は、余りも手ごたえが無さ過ぎてそれが十分に実感できなかったみたい。
素早い動きで複雑な攻撃をしてくるトレントと戦って、その身体能力の凄さが分かった様子だよ。
一体倒するとトレント狩りの要領が掴めたようで、二体目からは危なげなく倒せるようになったんだ。
もちろん、おいらも見ているだけじゃなくて、一緒にトレント狩りをしたよ。
その日は、『STD四十八』の毎日のノルマ十体に加え。
タロウとおいらが一人で十体、騎士団のお姉ちゃん達が十体で全部で四十体のトレントを狩ったよ。
これも『積載庫』があるからこそだね。
普通の荷馬車だと、トレントを荷台に乗る長さに切って積み上げても四、五体がやっとだもん。
それだと荷馬車を借りても割に合わないから、冒険者はトレント本体を放置しちゃうの。
だから、木炭の原料に必要な時は、炭焼き職人が荷馬車を仕立てて冒険者を雇って狩りに行くの。
冒険者に報酬を支払って、荷馬車借りても大した量が出来ないから、トレントの木炭は貴重でとっても高価なの。
「ねえ、アルト、毎日このペースでトレントを狩ったら。
この辺のトレント絶滅しちゃうんじゃない。
トレント狩れなくなったら困ると思うんだけど。」
おいらが一面更地になったトレントの狩場を見ながらアルトに問い掛けると。
「魔物の繁殖力を侮ったらダメよ。
このくらいなら、二、三日もすれば元通りだわ。
私達は、砂糖、ハチミツ、メイプルシロップと日替わりでトレントを狩るわ。
一周して戻って来た三日後には、すっかり元通りになっているから心配いらないわ。」
そう言っているそばから、トレントの若木が生えて来てぐんぐんと伸び始めたよ。
ホント、『カタバミ』の魔物も真っ青な繁殖力だね。
「そうじゃなければ、この領地を支える特産品にならないでしょう。
私とマロン以外に、こんなにトレントの木炭を供給できる者はいないわ。
今までよりも何倍も供給量は増えるけど。
所詮は二人で生産できる量なんてたかが知れているでしょう。
一方で、トレントの木炭が欲しいと言う鍛冶屋はごまんといるからね。
値崩れを起こさない程度に供給量を増やせる、とっても都合の良いものなのよ。」
おいらとアルトなら、『積載庫』を使って幾らでもトレントを持ち運びできるし。
『積載庫』の加工能力で簡単に上質な木炭を作れるからね。
他に競合する人がいないのなら、確かに繁盛しそうだね。
**********
トレント狩りを終えて、耳長族の里がある妖精の森に帰って来たんだ。
『STD四十八』の連中は、耳長族のお嫁さんの家で一休みしてから剣舞や歌の稽古をするんだって。
「アルト様、まだ午前中、しかも割と早い時間なのですが。
私達はこの後どのような訓練をすれば良いのでしょうか?」
小隊長のペンネ姉ちゃんがアルトに尋ねたんだ。
今までイメージトレーニング以外の訓練なんてしたことが無い、なんちゃって騎士団だものね。
訓練の仕方なんて分らないのだと思うよ。
「毎日十体ずつトレントを倒していれば戦闘訓練は十分でしょう。
この国の他に騎士団に負けない実践的な訓練だと思うわよ。
あなた達はこれから、歌と踊りのレッスンをするわよ。
それと、ペンネ、あなたには特別な任務もあるの。」
「歌ですか?
昨日も、騎士の募集の時もそんな事を言ってましたが…。」
アルトに歌を歌えと言われても、ペンネ姉ちゃんはそれにどんな意味があるかわからないみたい。
「今、マロンの住んでいる町で『STD四十八』の連中が耳長族の娘と組んで興行をしているの。
これがけっこうな評判で、周辺の町や村だけでなく、他の領地からもお客を呼べるまでになったのよ。
公演の日には観客相手に沢山の屋台が出るようになったし、まるでお祭り騒ぎ。
町には他所から来る観客目当ての宿屋もいくつかできたわ。
『STD四十八』と耳長族のおかげで、死んでいた町が活気を取り戻したの。」
アルトはおいらの住む町の今の様子をペンネ姉ちゃん達に説明したの。
それで、『STD四十八』の連中に王都や大きな町で興行をさせたいと言ったんだ。
連中、目立つの好きだからそれで士気が高まるし、王都でも評判が良かったからって。
だけど、『STD四十八』の連中が町での興行を休むと、町を訪れる人が減っちゃうでしょう。
そうなると、新しく出来た宿屋で働く人や広場に屋台を出している人が困っちゃう。
そこで、騎士団のお姉ちゃん達に穴埋めをして欲しいんだって。
お姉ちゃん達のキレイな容姿と歌声で、『STD四十八』の留守中でも他所から町に人を集めるんだって。
「はあ、貴族の嗜みとして声楽とダンスは嗜んではいますが、…。
正直、私達は素人ですわよ。本業の芸人みたいに人を呼ぶことが出来るのでしょうか?」
アルトのプランを聞いたペンネ姉ちゃんが懐疑的な言葉を口にすると。
「良いのよ、あなた達には領地を護る本物の騎士団と言う付加価値があるのだから。
他の領地には存在しない女性騎士団よ、しかも全員見目麗しい貴族のお嬢様ときている。
私、それだけで人を呼ぶことが出来ると思っているの。
そんな騎士団の騎士が歌声を披露するのよ、絶対にお客さんを呼べるわ。
それにね、耳長族はみんな楽器が得意なの。
今、『STD四十八』の伴奏をしている娘以外にも、人の町に出て披露したいと希望する娘はまだいるのよ。
その娘達を騎士団の伴奏に付けるわ、それだけでも人は呼べるわよ。」
最初は『STD四十八』の前座とか、演目の間のつなぎとかをして顔を売るんだって。
それで、人気が出て来てたら、『STD四十八』が留守中に単独で公演をして。
行く行くは、領都で騎士団だけの公演を出来るようにしたいって。
それも、領地の振興策の一つみたい。
「おおっ、騎士団のメンバーを使ってローカルアイドルグループを仕立てるのか。
アルト姐さん、俺は良い案だと思うな。
日本でも、ローカルアイドルを使った地域振興が流行った時期があったもんな。
日本にいるローカルアイドルグループより、騎士団の姉ちゃんの方が断然美人だし。
それで、ノリの良い曲を歌えば、受けること間違いなしだぜ。」
スライム捕りにも行かずに傍で話を聞いていたタロウが、アルトの案を絶賛してたよ。
「あんた、何を呑気なこと言ってるの。
あんたにも、キリキリ働いてもらうからね。
あんたの生まれ故郷の歌で、ノリが良くて、騎士団の娘の雰囲気にあった曲を出しなさい。
この国の歌だと、さすがに本職には見劣りするからね。
こっちは、この国にはない曲調で、ノリを優先した路線を狙っていくわ。
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