168 / 848
第八章 ハテノ男爵領再興記
第168話 死罪にするのは気が乗らないみたい
しおりを挟む
おいら達が、冒険者ギルドに監禁されていた女の人達を連れてライム姉ちゃんの館に帰って来ると…。
「あら、みんな、いないと思ったらそんなに人を引き連れて戻って来て…。
いったい、どこ行っていたの?
って、その娘達、酷い格好しているわね。
それに全員、質の悪に病気を持っていて…。
どうしたのって、聞くまでも無いかしら。
この町のギルドも、またしょうもない連中が多いようね。
そのお縄を打った奴らが、その娘達をオモチャにしていたのかしら?」
ライム姉ちゃんの屋敷の庭で、アルトが待っていて声を掛けてきたんだ。
あの不良騎士達を魔物の領域に捨てて帰って来たみたいだね。
「うん、最初はこの町の冒険者ギルドに釘を刺しに行ったんだ。
耳長族に手を出すバカな冒険者が出ないようにってね。
そしたら、態度の悪い受付がギルドの中に『監禁部屋』があるような事を言ったから。
成り行きで、ガサ入れをすることになっちゃった。
それで、監禁されていたお姉ちゃん達と酷いことをした犯人を連れてきたんだ。」
おいらは、アルトに冒険者ギルドであったことを話したんだ。
「そうだったの。
ライムのその行動は間違っていないと思うわ。
今までとはやり方が違うという事を、知らしめておくのは良いことだと思う。
取り敢えず、厄介な病気を持っている娘達を治しちゃいましょう。」
アルトは、カップに入った水を監禁されていたお姉ちゃん達に飲ませてくれたの。
もちろん、それは『積載庫』にたんまりと汲み置きしてある『妖精の泉』の水なんだ。
万病に効くという『妖精の泉』の水の効果は抜群で、すぐにお姉ちゃん達のやつれが取れて顔色も良くなったよ。
すると、そのお姉ちゃんの一人が、縄を打たれた裸の冒険者に近付き。
「この小汚いモノが私に質の悪い病気をうつしたんだね。
もう赦せない、毎日毎日相手させやがって!」
凄い剣幕で、その冒険者の股間を蹴りあげたんだ。
裸の冒険者は、監禁部屋の中にいて現行犯で捕まった連中だね。
ライム姉ちゃんが凄く怒っていて、…。
『見せしめだって』って服を着せずに街中を引っ張ってきたんだ。
その一蹴りが切っ掛けとなって、他の四人のお姉ちゃんも自分に酷いことをした冒険者に報復していたよ。
一人で、五人くらいの冒険者を殴る蹴るしているお姉ちゃんもいたんだ。
「ねえ、ライム、あんなことさせといて良いの?
誰も止めないけど、あの冒険者ども殺されちゃうんじゃない。」
アルトが言うように、解放された五人のお姉ちゃんが冒険者に報復するのを誰も止めようとしないんだ。
「良いのですわ。
どの道、連行してきた冒険者は、拉致監禁、強姦の現行犯で死罪です。
気の済むまでやらせてあげれば良いです。
可哀そうに、冒険者になろうとこの町までやって来てみれば。
窓のない部屋に監禁されて、ずいぶん沢山の男の相手をさせられたようですので。
その上、悪い病気までうつされていたとなれば、腹の虫も収まらないでしょう。」
ライム姉ちゃんの言葉に、後ろに控えていた騎士団のメンバーもウンウンと頷いていたよ。
結局、お姉ちゃん達の気の済むまで、好きにさせたんだけど。
アルトが心配したような死人は出なかったよ。
やっぱり、簡単に人殺しをするクズの冒険者と違って、堅気の人は一線は越えないよね。
お縄になった冒険者ども、全員ボロボロだったけど誰一人として致命傷は追ってなかったもん。
**********
「それで、このゴミはどうするのかしら?」
アルトが、報復を受けてボロボロになった冒険者を指差して尋ねたの。
「私は、このハテノ領を女性が安心して独り歩きできる領地にしたいのです。
従来から、この領地を含めて、この国では女性の立場が弱すぎです。
娘を監禁してオモチャにしておきながら罪に問われないのは間違っています。
なので、私は女性を護る法を定めることにしました。
詳細はこれから詰めますが、女性に対する拉致監禁と強姦行為は死罪とします。
この連中は、その適用第一号として見せしめに使う予定です。
私も人を死罪にするのは余り気乗りしないのですが…。
頭の悪い冒険者どもは見せしめを作らないと理解できないようですので。」
ライム姉ちゃんは本当に気乗りしない顔でそう言ったの。
冒険者ギルドでも、こいつらを死罪にすると毅然と言っていたんで相当怒っていると感じたけど。
元々、気性の穏やかなお姉ちゃんだもんね、本当は死罪は気乗りしないんだ。
「私も常日頃、マロンに言ってるんだけど。
基本、人殺しはしちゃダメ。
でも、大切なモノを護る時には、毅然とした対応をしないといけない時もあるって。
そういう時は、殺しを躊躇したらダメだってね。
でも、気乗りしないのに無理に死罪にする必要はないわ。
ねえ、マロン、おバカな冒険者に理解させる方法があるわよね。
別に死罪にしなくても。」
アルトはニヤリと笑いながら、おいらに答えを促してきたんだ。
「うん、今、お姉ちゃん達がした事と同じだよね。
冒険者って、町の人の恨みをかっている連中が多いから。
抵抗できないようにして、町の人に報復させれば良いんでしょう。
堅気の人は殺しを躊躇するから、殺しはしないものね。
それでいて、もう悪さできない程度にはボロボロにしてくれるから。
バカな冒険者に対する見せしめとしてはちょうど良いと思う。」
さっき、おいらに剣を向けてきた冒険者にしようとしたことと同じだね。
冒険者ギルドに指詰め要員として、上げちゃったけど。
本当は広場に晒しものにして、自分がどれだけ町の人に恨まれているかを教えてあげようと思ったんだ。
「良い答えだわ。
ライム、今、マロンが言ったように町の人に恨みをぶつけてもらえば良いわ。
手足を砕くなり、縛るなりして逃げ出せないようにして広場に晒すの。
罪状をつまびらかにした札を掲げて、仲間が助け出しに来ないように見張りの騎士を置いておくの。
あとは、好きに殴る蹴るして構わないと書いておけば良いわ。
そうすれば、町の人が勝手に裁いてくれるわよ。」
アルトがそう助言すると。
ライム姉ちゃんも同意していたよ。
「そうですね、では、一生悪さが出来ないように。
両手のこぶしを砕いた上で、数日広場で晒し者の刑としましょう。
その横に、罪状を詳しく書いた高札を掲げ、好きに報復して良いことにします。
マロンちゃんの助言通り、仲間が連れ戻さないように見張りも付けます。」
ライム姉ちゃんの言葉を聞いて、お縄を打たれた冒険者たちは顔を青くしていたよ。
今まで、散々悪いことをして来たみたいだものね、こいつら。
これからどんな報復を受けるかと思うと生きた心地がしないみたいだよ。
「あら、みんな、いないと思ったらそんなに人を引き連れて戻って来て…。
いったい、どこ行っていたの?
って、その娘達、酷い格好しているわね。
それに全員、質の悪に病気を持っていて…。
どうしたのって、聞くまでも無いかしら。
この町のギルドも、またしょうもない連中が多いようね。
そのお縄を打った奴らが、その娘達をオモチャにしていたのかしら?」
ライム姉ちゃんの屋敷の庭で、アルトが待っていて声を掛けてきたんだ。
あの不良騎士達を魔物の領域に捨てて帰って来たみたいだね。
「うん、最初はこの町の冒険者ギルドに釘を刺しに行ったんだ。
耳長族に手を出すバカな冒険者が出ないようにってね。
そしたら、態度の悪い受付がギルドの中に『監禁部屋』があるような事を言ったから。
成り行きで、ガサ入れをすることになっちゃった。
それで、監禁されていたお姉ちゃん達と酷いことをした犯人を連れてきたんだ。」
おいらは、アルトに冒険者ギルドであったことを話したんだ。
「そうだったの。
ライムのその行動は間違っていないと思うわ。
今までとはやり方が違うという事を、知らしめておくのは良いことだと思う。
取り敢えず、厄介な病気を持っている娘達を治しちゃいましょう。」
アルトは、カップに入った水を監禁されていたお姉ちゃん達に飲ませてくれたの。
もちろん、それは『積載庫』にたんまりと汲み置きしてある『妖精の泉』の水なんだ。
万病に効くという『妖精の泉』の水の効果は抜群で、すぐにお姉ちゃん達のやつれが取れて顔色も良くなったよ。
すると、そのお姉ちゃんの一人が、縄を打たれた裸の冒険者に近付き。
「この小汚いモノが私に質の悪い病気をうつしたんだね。
もう赦せない、毎日毎日相手させやがって!」
凄い剣幕で、その冒険者の股間を蹴りあげたんだ。
裸の冒険者は、監禁部屋の中にいて現行犯で捕まった連中だね。
ライム姉ちゃんが凄く怒っていて、…。
『見せしめだって』って服を着せずに街中を引っ張ってきたんだ。
その一蹴りが切っ掛けとなって、他の四人のお姉ちゃんも自分に酷いことをした冒険者に報復していたよ。
一人で、五人くらいの冒険者を殴る蹴るしているお姉ちゃんもいたんだ。
「ねえ、ライム、あんなことさせといて良いの?
誰も止めないけど、あの冒険者ども殺されちゃうんじゃない。」
アルトが言うように、解放された五人のお姉ちゃんが冒険者に報復するのを誰も止めようとしないんだ。
「良いのですわ。
どの道、連行してきた冒険者は、拉致監禁、強姦の現行犯で死罪です。
気の済むまでやらせてあげれば良いです。
可哀そうに、冒険者になろうとこの町までやって来てみれば。
窓のない部屋に監禁されて、ずいぶん沢山の男の相手をさせられたようですので。
その上、悪い病気までうつされていたとなれば、腹の虫も収まらないでしょう。」
ライム姉ちゃんの言葉に、後ろに控えていた騎士団のメンバーもウンウンと頷いていたよ。
結局、お姉ちゃん達の気の済むまで、好きにさせたんだけど。
アルトが心配したような死人は出なかったよ。
やっぱり、簡単に人殺しをするクズの冒険者と違って、堅気の人は一線は越えないよね。
お縄になった冒険者ども、全員ボロボロだったけど誰一人として致命傷は追ってなかったもん。
**********
「それで、このゴミはどうするのかしら?」
アルトが、報復を受けてボロボロになった冒険者を指差して尋ねたの。
「私は、このハテノ領を女性が安心して独り歩きできる領地にしたいのです。
従来から、この領地を含めて、この国では女性の立場が弱すぎです。
娘を監禁してオモチャにしておきながら罪に問われないのは間違っています。
なので、私は女性を護る法を定めることにしました。
詳細はこれから詰めますが、女性に対する拉致監禁と強姦行為は死罪とします。
この連中は、その適用第一号として見せしめに使う予定です。
私も人を死罪にするのは余り気乗りしないのですが…。
頭の悪い冒険者どもは見せしめを作らないと理解できないようですので。」
ライム姉ちゃんは本当に気乗りしない顔でそう言ったの。
冒険者ギルドでも、こいつらを死罪にすると毅然と言っていたんで相当怒っていると感じたけど。
元々、気性の穏やかなお姉ちゃんだもんね、本当は死罪は気乗りしないんだ。
「私も常日頃、マロンに言ってるんだけど。
基本、人殺しはしちゃダメ。
でも、大切なモノを護る時には、毅然とした対応をしないといけない時もあるって。
そういう時は、殺しを躊躇したらダメだってね。
でも、気乗りしないのに無理に死罪にする必要はないわ。
ねえ、マロン、おバカな冒険者に理解させる方法があるわよね。
別に死罪にしなくても。」
アルトはニヤリと笑いながら、おいらに答えを促してきたんだ。
「うん、今、お姉ちゃん達がした事と同じだよね。
冒険者って、町の人の恨みをかっている連中が多いから。
抵抗できないようにして、町の人に報復させれば良いんでしょう。
堅気の人は殺しを躊躇するから、殺しはしないものね。
それでいて、もう悪さできない程度にはボロボロにしてくれるから。
バカな冒険者に対する見せしめとしてはちょうど良いと思う。」
さっき、おいらに剣を向けてきた冒険者にしようとしたことと同じだね。
冒険者ギルドに指詰め要員として、上げちゃったけど。
本当は広場に晒しものにして、自分がどれだけ町の人に恨まれているかを教えてあげようと思ったんだ。
「良い答えだわ。
ライム、今、マロンが言ったように町の人に恨みをぶつけてもらえば良いわ。
手足を砕くなり、縛るなりして逃げ出せないようにして広場に晒すの。
罪状をつまびらかにした札を掲げて、仲間が助け出しに来ないように見張りの騎士を置いておくの。
あとは、好きに殴る蹴るして構わないと書いておけば良いわ。
そうすれば、町の人が勝手に裁いてくれるわよ。」
アルトがそう助言すると。
ライム姉ちゃんも同意していたよ。
「そうですね、では、一生悪さが出来ないように。
両手のこぶしを砕いた上で、数日広場で晒し者の刑としましょう。
その横に、罪状を詳しく書いた高札を掲げ、好きに報復して良いことにします。
マロンちゃんの助言通り、仲間が連れ戻さないように見張りも付けます。」
ライム姉ちゃんの言葉を聞いて、お縄を打たれた冒険者たちは顔を青くしていたよ。
今まで、散々悪いことをして来たみたいだものね、こいつら。
これからどんな報復を受けるかと思うと生きた心地がしないみたいだよ。
1
お気に入りに追加
298
あなたにおすすめの小説

我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
白い結婚を言い渡されたお飾り妻ですが、ダンジョン攻略に励んでいます
時岡継美
ファンタジー
初夜に旦那様から「白い結婚」を言い渡され、お飾り妻としての生活が始まったヴィクトリアのライフワークはなんとダンジョンの攻略だった。
侯爵夫人として最低限の仕事をする傍ら、旦那様にも使用人たちにも内緒でダンジョンのラスボス戦に向けて準備を進めている。
しかし実は旦那様にも何やら秘密があるようで……?
他サイトでは「お飾り妻の趣味はダンジョン攻略です」のタイトルで公開している作品を加筆修正しております。
誤字脱字報告ありがとうございます!

孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下
akechi
ファンタジー
ルル8歳
赤子の時にはもう孤児院にいた。
孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。
それに貴方…国王陛下ですよね?
*コメディ寄りです。
不定期更新です!

悪役令嬢、資産運用で学園を掌握する 〜王太子?興味ない、私は経済で無双する〜
言諮 アイ
ファンタジー
異世界貴族社会の名門・ローデリア学園。そこに通う公爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子エドワルドから一方的に婚約破棄を宣言される。理由は「平民の聖女をいじめた悪役だから」?——はっ、笑わせないで。
しかし、リリアーナには王太子も知らない"切り札"があった。
それは、前世の知識を活かした「資産運用」。株式、事業投資、不動産売買……全てを駆使し、わずか数日で貴族社会の経済を掌握する。
「王太子?聖女?その程度の茶番に構っている暇はないわ。私は"資産"でこの学園を支配するのだから。」
破滅フラグ?なら経済で粉砕するだけ。
気づけば、学園も貴族もすべてが彼女の手中に——。
「お前は……一体何者だ?」と動揺する王太子に、リリアーナは微笑む。
「私はただの投資家よ。負けたくないなら……資本主義のルールを学びなさい。」
学園を舞台に繰り広げられる異世界経済バトルロマンス!
"悪役令嬢"、ここに爆誕!

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる