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第五章 王都でもこいつらは・・・
第92話 家計の敵が現れた…
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タロウの情けない話を聞きながらしばらく歩いているとおいら達は王都で一番賑やかな界隈に辿り着いたんだ。
「マロン、あそこで買い取ってくれるんじゃないかしら。
食料品販売、買取も行っていますって書いてあるわよ。」
おいら達を先導するように飛んでいたアルトが、大きな店構えの食べ物屋さんを指差して言ったんだ。
おいらが住んでいる町じゃ見たこと無いような大きなお店で、今もお客さんがごった返しているよ。
王都は人が沢山住んでいると聞いてたけど、ホント、繁盛しているね。
お店に近づいていくと…。
「嫌ね、最近砂糖の値段が上がっちゃって、子供にお菓子も作って上げられないわ。」
「そうよね、砂糖だけじゃなくて、ハチミツとかメイプルとかも軒並み値上がりしちゃって困るわ。」
「でも、このお店はシュガーポット一つ銅貨百五十枚だから安い方よ。
向こうのお店なんか銀貨二枚も取るんですもの。」
「ホント、イヤね。なんで、こんなに値上がりしているのかしら。」
お店で買い物をしているオバチャン達の、そんな話し声が聞こえてきたんだ。
「何か砂糖が品薄になるアクシデントでもあったのかしら?」
オバチャン達たちの会話を耳にしたアルトはそう呟きながらお店に入って行ったんだ。
コッソリとおいらに、「これは高く売れるかも知れないわよ。」って囁いていたよ。
お店の奥の方にあった買取カウンターまで足を運ぶと…。
おいら、目を疑ったね。
何にって?
そこに置いてあった買取表に書いてあった『シュガーポット』の買取値段に。
お店で銅貨百五十枚で売っているシュガーポットの買取りがたった銅貨三十枚だって。
辺境のおいらの町だって、銅貨五十枚で買い取ってくれるのに、これって足元を見過ぎだよ。
それに、おいらの町のお店じゃ、シュガーポット一つ銀貨一枚(=銅貨百枚)で買えるよ。
売値が買値の五倍とか、幾らなんでもぼり過ぎだよ。
おいらが、買取表をみて呆気に取られていると。
「あら、珍しいね、妖精さんが人のお店に顔を出すなんて。
今日は何の御用だい。」
カウンターの奥から人の良さそうなオバチャンが声を掛けてきたんだ。
********
「王都に来る途中に『シュガートレント』の林があったんで、少し間引いて来たのよ。
シュガーポットが沢山手に入ったので、この子の養育費の足しにしようかと思ってね。
この子、幼い時に親を亡くしてね、私が世話をしているのよ。」
自分が倒したシュガートレントから採れたシュガーポットを売りに来たかのように言ったアルト。
「あら、そうなのかい。
そっちのお嬢ちゃんは、親をなくして大変だったろうけど。
この世で最強と言われている妖精さんの世話になれて良かったね。
妖精さんは、人にはあんまり関心を持たないようだからね。
その庇護を受けられるなんて、あんた、幸せ者だよ。」
おいらの方を向いてそんなことを言ったオバチャン。
巷では妖精を最強だなんて言っている人もいるんだね。
ここの王様やキャラメルみたいに、『羽虫』と呼んでバカにする人もいるのに。
それから、オバチャンは申し訳なさそうな顔つきになると、言い難そうに小声で言ったんだ。
「せっかく来てもらって悪いんだけどね。
王都でシュガーポットを売るのはお勧めしないよ。
この通り、二束三文で買い叩かれるからね。
他の店に行っても買い取りの値段は同じだよ。
うちがアコギな商売をしていると思われるといやだから正直に言うよ。
妖精さんに祟られると嫌だからね。」
「何か、事情がありそうね。」
「それがさあ、ちょっと聞いておくれよ。
一月ほど前にさ、『スイーツ団』とかいうゴロツキの集団が現れてさ…。」
何処の店に行っても『シュガーポット』の買取は銅貨三十枚だと聞かされて、アルトが事情を尋ねると。
オバチャンは、井戸端会議でもしているような雰囲気で話し始めたんだ。
このオバチャン、どことなくおいら達の町に住むあの噂好きのオバチャンを彷彿とさせるものがあるよ。
一月ほど前、『スイーツ団』を名乗るガラの悪い連中が現れて、王都の甘味の流通は一手に握ったと言って来たんだって。
それで、『砂糖』も、『ハチミツ』も、『メイプルシロップ』も全部一律銅貨七十枚だって吹っ掛けてきたらしいの。
今までは、冒険者ギルドからどれも一つ銅貨五十五枚で買い取っていたそうなんだ。
その時は、そんなのとんでもないって追い返したらしいんだけど。
それ以来、ピタッと『砂糖』、『ハチミツ』、『メイプルシロップ』の三品が入荷しなくなったんだって。
王都を縄張りにしている冒険者ギルドは三つあって、シマ争いにしのぎを削ってるみたいで。
以前なら、自分の所から仕入れろと脅しをかけてきたそうだけど、それ以来顔も見せなくなったらしい。
それに、以前ならバラバラと冒険者が単発で持ち込むことがあったのに、それもトンと無くなったんだって。
困った店の主人が冒険者ギルドに、仕入れに出向いたら…。
「俺達は、甘味から手を引いた。もう一切扱ってねえよ。他を当たってくれ。」
と言われたそうなんだ、三つの冒険者ギルド全部から。
試しに、その辺の冒険者に『砂糖』など持ってないかと声を掛けてみたそうだけど。
冒険者はみな返事もせずにそそくさと立ち去ったんだって。
それで、仕方なく『スイーツ団』の事務所を訪ねて、砂糖などを卸してくれと頼んだら。
「おまえ、この間、俺達を門前払いしたじゃねえか。
今更、どの面下げてそんなことを頼みに来やがった。」
事務所にいたゴロツキがそう凄んで取り合ってくれなかったらしい。
『砂糖』を始めとした甘味料三種、その全てがないとなるとお客さんが減っちゃうということで。
店の主人は、平身低頭頼み込んだんだって。
すると、ゴロツキは。
「仕方ねえな、そこまで言われちゃ、俺も鬼じゃねえ。
『シュガーポット』も、『ハチミツ壺』も、一つ銅貨八十枚なら売ってやるわ。
ただし、冒険者がお前の店に買取りを持ち込んだら、買取り価格は銅貨三十枚にするんだ。
冒険者がそれじゃ不服だと言ったら、『スイーツ団』に売るように伝えな。
その条件を飲むんだったら、売ってやってもいいぜ。」
店の主人が困っていると見るや、更に卸値を吹っかけてきたんだって。
しかも、冒険者が売るのを手控えるような値段でしか買取りをしないように条件を付けたってさ。
そのうえ、『スイーツ団』のゴロツキが条件を守っているのか目を光らしているみたいだよ。
こっそりと、隠れて冒険者から一つ銅貨五十枚で買い取ってた店があったらしの。
そしたら『スイーツ団』の地廻りに見つかって、店の主人とその冒険者が袋叩きにされたって。
しかも、店の前に汚物を撒いたり、動物の死体を捨てたり酷い嫌がらせをされたらしいよ。
結局、そのお店、潰れちゃったって。どうやら、見せしめにされたようだって。
「なんか、胡散臭いね、その『スイーツ団』っての。」
オバチャンの話を聞いて、おいらはアルトにそう話を振ったんだ。
すると、アルトは…。
「また、舐めたことしてくれるじゃない、あのおバカさん達。
ちょうど良いわ、どうせ暇だし、少し王都で遊んで帰りましょうか。」
なんか、新しいオモチャを手に入れたみたいな楽しそうな顔をしていたんだ。
また、新たなアルトの犠牲者になるおバカが出そうな予感…。
「マロン、あそこで買い取ってくれるんじゃないかしら。
食料品販売、買取も行っていますって書いてあるわよ。」
おいら達を先導するように飛んでいたアルトが、大きな店構えの食べ物屋さんを指差して言ったんだ。
おいらが住んでいる町じゃ見たこと無いような大きなお店で、今もお客さんがごった返しているよ。
王都は人が沢山住んでいると聞いてたけど、ホント、繁盛しているね。
お店に近づいていくと…。
「嫌ね、最近砂糖の値段が上がっちゃって、子供にお菓子も作って上げられないわ。」
「そうよね、砂糖だけじゃなくて、ハチミツとかメイプルとかも軒並み値上がりしちゃって困るわ。」
「でも、このお店はシュガーポット一つ銅貨百五十枚だから安い方よ。
向こうのお店なんか銀貨二枚も取るんですもの。」
「ホント、イヤね。なんで、こんなに値上がりしているのかしら。」
お店で買い物をしているオバチャン達の、そんな話し声が聞こえてきたんだ。
「何か砂糖が品薄になるアクシデントでもあったのかしら?」
オバチャン達たちの会話を耳にしたアルトはそう呟きながらお店に入って行ったんだ。
コッソリとおいらに、「これは高く売れるかも知れないわよ。」って囁いていたよ。
お店の奥の方にあった買取カウンターまで足を運ぶと…。
おいら、目を疑ったね。
何にって?
そこに置いてあった買取表に書いてあった『シュガーポット』の買取値段に。
お店で銅貨百五十枚で売っているシュガーポットの買取りがたった銅貨三十枚だって。
辺境のおいらの町だって、銅貨五十枚で買い取ってくれるのに、これって足元を見過ぎだよ。
それに、おいらの町のお店じゃ、シュガーポット一つ銀貨一枚(=銅貨百枚)で買えるよ。
売値が買値の五倍とか、幾らなんでもぼり過ぎだよ。
おいらが、買取表をみて呆気に取られていると。
「あら、珍しいね、妖精さんが人のお店に顔を出すなんて。
今日は何の御用だい。」
カウンターの奥から人の良さそうなオバチャンが声を掛けてきたんだ。
********
「王都に来る途中に『シュガートレント』の林があったんで、少し間引いて来たのよ。
シュガーポットが沢山手に入ったので、この子の養育費の足しにしようかと思ってね。
この子、幼い時に親を亡くしてね、私が世話をしているのよ。」
自分が倒したシュガートレントから採れたシュガーポットを売りに来たかのように言ったアルト。
「あら、そうなのかい。
そっちのお嬢ちゃんは、親をなくして大変だったろうけど。
この世で最強と言われている妖精さんの世話になれて良かったね。
妖精さんは、人にはあんまり関心を持たないようだからね。
その庇護を受けられるなんて、あんた、幸せ者だよ。」
おいらの方を向いてそんなことを言ったオバチャン。
巷では妖精を最強だなんて言っている人もいるんだね。
ここの王様やキャラメルみたいに、『羽虫』と呼んでバカにする人もいるのに。
それから、オバチャンは申し訳なさそうな顔つきになると、言い難そうに小声で言ったんだ。
「せっかく来てもらって悪いんだけどね。
王都でシュガーポットを売るのはお勧めしないよ。
この通り、二束三文で買い叩かれるからね。
他の店に行っても買い取りの値段は同じだよ。
うちがアコギな商売をしていると思われるといやだから正直に言うよ。
妖精さんに祟られると嫌だからね。」
「何か、事情がありそうね。」
「それがさあ、ちょっと聞いておくれよ。
一月ほど前にさ、『スイーツ団』とかいうゴロツキの集団が現れてさ…。」
何処の店に行っても『シュガーポット』の買取は銅貨三十枚だと聞かされて、アルトが事情を尋ねると。
オバチャンは、井戸端会議でもしているような雰囲気で話し始めたんだ。
このオバチャン、どことなくおいら達の町に住むあの噂好きのオバチャンを彷彿とさせるものがあるよ。
一月ほど前、『スイーツ団』を名乗るガラの悪い連中が現れて、王都の甘味の流通は一手に握ったと言って来たんだって。
それで、『砂糖』も、『ハチミツ』も、『メイプルシロップ』も全部一律銅貨七十枚だって吹っ掛けてきたらしいの。
今までは、冒険者ギルドからどれも一つ銅貨五十五枚で買い取っていたそうなんだ。
その時は、そんなのとんでもないって追い返したらしいんだけど。
それ以来、ピタッと『砂糖』、『ハチミツ』、『メイプルシロップ』の三品が入荷しなくなったんだって。
王都を縄張りにしている冒険者ギルドは三つあって、シマ争いにしのぎを削ってるみたいで。
以前なら、自分の所から仕入れろと脅しをかけてきたそうだけど、それ以来顔も見せなくなったらしい。
それに、以前ならバラバラと冒険者が単発で持ち込むことがあったのに、それもトンと無くなったんだって。
困った店の主人が冒険者ギルドに、仕入れに出向いたら…。
「俺達は、甘味から手を引いた。もう一切扱ってねえよ。他を当たってくれ。」
と言われたそうなんだ、三つの冒険者ギルド全部から。
試しに、その辺の冒険者に『砂糖』など持ってないかと声を掛けてみたそうだけど。
冒険者はみな返事もせずにそそくさと立ち去ったんだって。
それで、仕方なく『スイーツ団』の事務所を訪ねて、砂糖などを卸してくれと頼んだら。
「おまえ、この間、俺達を門前払いしたじゃねえか。
今更、どの面下げてそんなことを頼みに来やがった。」
事務所にいたゴロツキがそう凄んで取り合ってくれなかったらしい。
『砂糖』を始めとした甘味料三種、その全てがないとなるとお客さんが減っちゃうということで。
店の主人は、平身低頭頼み込んだんだって。
すると、ゴロツキは。
「仕方ねえな、そこまで言われちゃ、俺も鬼じゃねえ。
『シュガーポット』も、『ハチミツ壺』も、一つ銅貨八十枚なら売ってやるわ。
ただし、冒険者がお前の店に買取りを持ち込んだら、買取り価格は銅貨三十枚にするんだ。
冒険者がそれじゃ不服だと言ったら、『スイーツ団』に売るように伝えな。
その条件を飲むんだったら、売ってやってもいいぜ。」
店の主人が困っていると見るや、更に卸値を吹っかけてきたんだって。
しかも、冒険者が売るのを手控えるような値段でしか買取りをしないように条件を付けたってさ。
そのうえ、『スイーツ団』のゴロツキが条件を守っているのか目を光らしているみたいだよ。
こっそりと、隠れて冒険者から一つ銅貨五十枚で買い取ってた店があったらしの。
そしたら『スイーツ団』の地廻りに見つかって、店の主人とその冒険者が袋叩きにされたって。
しかも、店の前に汚物を撒いたり、動物の死体を捨てたり酷い嫌がらせをされたらしいよ。
結局、そのお店、潰れちゃったって。どうやら、見せしめにされたようだって。
「なんか、胡散臭いね、その『スイーツ団』っての。」
オバチャンの話を聞いて、おいらはアルトにそう話を振ったんだ。
すると、アルトは…。
「また、舐めたことしてくれるじゃない、あのおバカさん達。
ちょうど良いわ、どうせ暇だし、少し王都で遊んで帰りましょうか。」
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