趣味に全力!森の魔女は勝手気ままに生きたい 〜気になる漫画の続きが読みたいので、弟子を取りました〜

蒼烏

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第1話 森の魔女1

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 森には魔女が住んでいる。
 深い深い森の中でひっそりと暮らすその魔女は、人々から時に頼られ、時に敬われ、時に恐れられている。
 魔女は長い年月を生き、強大な魔法を用いて森を生む。
 魔女は調停者。
 世界を見つめる者なり。
 
 森の魔女には双璧をなす剣士が付き従う。
 剣士は猫の姿をした獣人であり、一風変わった剣を振るう。
 その剣は人々を苦しめる魔獣を、いとも容易く切り裂き、魔法をも切り裂く。
 剣士は裁定者。
 世界を切り裂く者なり。

 ◇◇◇
 
 森の魔女クレアは趣味人である。
 いや、取り繕わずに言えば「オタク」である。
 漫画、ゲーム、音楽、小説、フィギア等々、滅びた文明のオタク文化を愛している。
 そんな魔女には、最近弟子が1人できた。
 名はグレン。
 7歳の少年である。
 その才能を如何なく発揮し、オワコン化したオタク文化に潤いを与えている。
 これはそんな魔女と弟子、そしてそれを生暖かい目で見守る獣人のお話である。

 ◇◇◇
 
「クレア師匠!新作ができましたよ!」
「おっ!遂にできたかな新作か。どれどれ……」

 少年は手にした紙の束を金髪を三つ編みにした少女姿の師匠、クレアへと手渡す。

「ほほう!これはイイね、凄い新作漫画だ!よくやったグレン!」
「ありがとうございます!」
「寅吉、これを見てくれ。グレンがまた凄いものを創り出したよ」

 クレアは和服姿の猫の獣人、寅吉に声をかける。

「んなー……これは凄い……」
「これも、師匠達のお陰です!」

 グレンは深々と頭を下げ、グレンの作品を読む2人に感謝を伝える。

「グレンがこの家に来て1年か……随分と成長したもんだね。ねえ寅吉」
「にゃ、背も大分伸びたし、絵も上達したしな」
「はいっ!これからも師匠達に楽しんでもらえるよう“森の魔女”の弟子として恥ずかしくないように頑張ります!!」
 
 師匠達に褒められ、頬を赤ながら嬉しそうに新たな決意を口にするグレン。

「ふふ、あの時は大変だったからね」
「まったくだよ、また森を増やすし……そもそも森の魔女の弟子が漫画書いていいのか?」
「全然大丈夫でしょ。寧ろ望んだとおりに成長してるね」
「んなー……」

 楽しそうに当時のことを思い出すクレア。
 寅吉は呆れた表情でクレアを見つめる。
 
「まあいいじゃない。新しい家族にも出会えたし。趣味も捗るし!最高じゃないか!」
「にゃ、グレン、あんまりクレアを甘やかさないように」
「はいっ!」
「いやそこは甘やかそうよ……」
「駄目」
「ちょっとだけ」
「だめ」
「いいじゃんケチ!」
「甘やかすと碌なことにならないから、ダメ」
「ふふ、師匠達は仲がいいですね」
「「そんなことはない」」
 
 グレンの目には仲良くじゃれている様に見える。
 こんな穏やかで楽しい時間を過ごせるとは、あの時は思ってもみなかったなと思い返す。

「本当に……」
 
 ◇◇◇
 
「よっ!ほっ!っと」
「クレア、早い。もっと慎重に……」

 石造りの通路を障害物を乗り越えながら小気味よく動き回る人影と、それを後方から追いかけるもう1つの人影。
 
「寅吉こそ遅いよ、のんびりしてたら日が暮れちゃうじゃない」
「にゃぁ……なんでこういう時は積極的になるかね……一応今は周囲に何もいないけど、気配は結構あるからね」
 
 森に飲み込まれ、荒廃した建物が林立する都市遺跡。
 その建物の中を手にした明かりを下に颯爽と進む。
 1人は少女と呼ぶか、女性と呼ぶか迷いどころの女。
 美しい金髪を無造作に三つ編みして束ねているだけの髪に、動きやすいズボンにジャケットを羽織った探検者スタイル。
 編み上げのブーツをコツコツと鳴らしながら石造りの通路を歩く。
 少女を追いかけるのは二足歩行の猫、サバトラ柄の艶やかな毛並みに金色の眼。
 手には明かりは無く、先行する少女の明かりで十分見えているのだろう。
 猫がそのまま2足歩行してるにしては大きいが、先行する少女より背が小さく見えるのは猫背のせいだろうか。
 特筆すべきはその服装にある。
 着物を着こなし、腰には刀と思われるものが2本。
 ペタペタと肉球で地面を蹴り、先行する少女を追う。

「漸く追いついた……そんなに急がなくてもまだ陽は高いよ?」
「何言っているの、とっととお宝見つけて、帰って読みたいでしょ!」
「……さいですか」
「そうと分かれば、張り切って行こう!突撃~!」
「にゃぁ……着いて行きますよ……」

 長い通路を少女クレアと猫の獣人寅吉が駆け抜けて行く。

 ◆◆◆

 森の中にひっそりと佇む1軒の家。
 石と木で作られた小ぢんまりとした建物の煙突からは煙が吐き出されている。
 クレアは窓辺のベッドに寝転がりながら本を読み耽っている。
 パラパラとページをめくり、読み進めていく。
 ふとページをめくるクレアの手が止まる。
 
「ここで続くんだ……続きは……」

 ベッドから起き上がり、今まで読んでいた本を本棚へと納める。
 その足で机の上に重ねられた大量の本の中から次の巻を探して回る。

「――あれ?次の巻が、無い?」

 クレアの目が絶望に染まる。
 まるでこの世の終わりを目にしたようなハイライトの無くなった死んだ目だ。
 クレアはバタバタと階段を駆け降り、台所で作業をしている寅吉に向かって声をかける。
 
「寅吉、ちょっと出かけたいんだけど」
「んなー、どうしたの?今日は本を読むから部屋に篭ってるって言ってなかったっけ?」

 寅吉は朝のクレアの言葉を思い出しながら問う。
 
「面白すぎて一気読みしちゃった。続きが気になってしょうがないんだけど次の巻が無くてさ、今から発掘しに行かないか?」
「んにゃ?今から?お昼の準備してたんだけど……」
「それは帰ってきたら食べよう。ね、お願い!」

 クレアが本を読み始めたら他のことは完全にほったらかしになるため、寅吉がせっせと家事をしていたのだ。
 時間もあったため、今日は朝からシチューを煮込んでいたのに、お預けになってしまった。
 寅吉は大きくため息をつきながら、目の前で手を合わせて拝み倒してくる少女を見やり、諦めたように呟く。

「……夕飯は家で食べるよね?」
「――ちゃんと食べる!」
「しょうがないな、じゃあ行きますか」
「やったー!ありがとう寅吉!じゃあ私は出かける準備してくるから!」

 寅吉はあっという間に部屋に戻っていくクレアを見送り、腰に手を当てながら物思いに耽る。
 
(我ながら甘いな……んなー今更か……えーと、荷物を用意して……刀も持って……あぁその前に火を消さないと……あと昼食も持ってかないと……)

 寅吉は諦めがつけば仕事はきっちりとやる男だ。
 抜かりなく、発掘の準備を始めるのであった。

 ◆◆◆

「おー!寅吉見て見て!これ、前から気になってた漫画だ!」
「で、お目当てのやつはあったの?」
「…………無い」

 クレアははしゃいで叱られた犬の様に、シュンとなって項垂れる。
 そんなクレアの様子を見て、仕方ないとばかりにため息をついて寅吉が切り出す。
 
「……もっと奥行ってみる?」
「……行く」

 クレアは手にした漫画を探索グッズの入ったリュックサックに詰め込み、寅吉の横に並んで歩き出す。
 古代の都市遺跡から発掘される物は様々な形態のものがある。
 日用品から娯楽の品まで、過去に栄えた文明の遺産が残されている。
 クレアと寅吉はその遺産の内、各々の趣味の品を求めて日々遺跡を発掘しているのであった。
 
「確かこっちの区画にも本があったような……」
「おっ、確かこっちは本以外もあったところだよね?」

 以前訪れたことがあるのか、2人は道に迷うこともなく通路を進んでいく。
 樹木に覆われた遺跡は壁や天井は所々崩れており、そこから青い空が顔を覗かせている。
 穴からは陽の光が差し込み、苔生した通路の床をキラキラと照らし出していた。
 苔は緑色に輝き、短い時間だけの日光浴をしている。
 クレアは荒廃した世界の美しい光景に目を細めていた。

「あっ、あの木を過ぎた先じゃなかったかな?」
「そうそう、この木が目印だったはず!」

 通路にポツリと生える1本の木。
 穴の空いた天井から枝はを空に伸ばし、大きく育っている。
 葉はキラキラと翠色に輝き、風に揺れている。

「少し休憩していこうか。サンドイッチでも食べる?」
「あれ、昼食作ってきてくれたんだ。てっきり時間がなくて携帯食かと思ってたよ」
「有り合わせだけどね、どうぞ」
「ありがとうー。ほほう、野菜とハムだね。頂きます」

 サンドイッチを持ったまま手を合わせてサンドイッチを頬張るクレア。

「んー!美味しい!特にこのハム!こんなハム、家にあったっけ?」
「この間狩ってきたボアのモモ肉をハムにして燻製したやつだね。――んにゃ、我ながら美味しくできた」
「あー、あのボアの肉か。あれはデカかったよねー。そう言えばお肉を少し分けて持って行ってたっけ」

 寅吉は水筒からお茶をコップに入れてクレアへと手渡す。

「にゃ、その時のお肉。あれで試しに作ってみたんだよね」
「ありがとう。――ふう、美味しかった。なかなか新しい味に出会えなくなったからね。今回のは中々のヒットだね」

 お茶を一気に飲み干し、クレアは一息つく。

「そうなんだよね、挑戦すると失敗も多くてね……クレアのウルフ肉のカツは硬かったな……」
「あれは酷かったね、まさかあんなに硬くなるとは思ってもみなかったよ」

 かなり前に試しに作った料理を思い出しながら2人は苦笑いを浮かべる。

「そろそろ新しい刺激が欲しいところだね」
「料理の本でもあれば持って帰ろう」
「よし、じゃあ続きの巻と料理本の発掘に行こうか!」

 熱いお茶を冷ましながら、舐めるように飲んでいた寅吉がお茶を飲み終えたのを確認してクレアが立ち上がる。
 2人して片付けをし、発掘場所を目指して歩き出す。
 クレアは優しく木の幹に触れながら、大きく張り出した根の上を歩いていく。
 先行する寅吉はピョンピョンと根を跳び越え、先の床に着地して周囲を伺っていた。

「今のところ周囲は問題なさそうだね」

 ピョコピョコと大きな耳を動かし、スンスン鼻を鳴らしながら周囲に危険がないか確認しているようだ。

「ありがとう。じゃあこのまま目的地まで行っちゃおうか」

 大小2本の木を撫でながらクレアは目的地に着いたことを確認し、本が散乱したスペースへと入っていく。

「さて、お目当ても物はあるかな~?」
「クレア、止まって」

 クレアがウキウキで足を踏み入れたところに、後ろから寅吉が声を潜めてクレアを静止する。

「何?どうしたの?」

 クレアも寅吉の声に真剣な表情で問い返す。
 先程までの抜けた雰囲気は消えていた。

「奥に、何かいる……」
「了解、先頭お願い」
「行くよ」

 先頭を寅吉と入れ替わり、寅吉は腰の刀をスラリと抜く。
 2本あるうちの短い方、脇差の方だ。
 室内で小回りが利きつつ、不意の事態に素早く防御できるようにとの選択だ。

「……」

 真剣な表情で耳をそばだて、のいる方へとゆっくりと音を立てずににじり寄っていく。
 後方から着いて歩くクレアの手にはいつの間にか1本の木の杖が握られていた。
 長さは寅吉の脇差位、こちらも取り回しの良さそうな杖である。
 木の枝をそのまま加工した様な杖の先には緑色の光が灯り、杖そのものにも幾つもの紋様が浮かんでいる。

「……いた」

 寅吉が左手でクレアを静止し、対象がいた事を告げる。
 寅吉の肩越しに見えるうずくまる何か。

「――子供?」

 そこには膝を抱えて蹲る人間がいた。
 赤い髪がボサボサと伸び、着ている物は煤けて、所々破れている。
 その小さな身体は子供のそれであった。

「寅吉、生きてるんだね?」
「ああ、呼吸音が聞こえる。かなり苦しそうだ……怪我をしてるかもしれない……そっちは?」
「変なところは無いよ、助けよう」

 2人が相談をしていると、ズルリと子供が横倒しに倒れてしまう。

「っ!急ぐよ!」
「了解」

 倒れた子供の所にまで駆け寄る2人。

「これは……急がないと!寅吉足を持って!寝かせるよ!」
「分かった!」

 駆け寄った2人が見たのは血溜まりに沈む少年の姿だった。
 歳のころは6歳前後と言ったところか。
 暗くて判りづらいが至る所から出血している。
 荒い呼吸を超えて、既に虫の息であった。

「…………い……たいよ……」
「今助けるから!喋らないで!」
「クレア!このままじゃまずいよ!血が出過ぎだ!」
「分かってるって!とりあえず止血しないと――」

 クレアは杖を構え、少年に向けて掲げる。
 そして少年の周囲を幾つもの幾何学模様が覆い、少年の命を蝕む傷を癒していく。

「っく……傷が多い……少し時間がかかるかも……」
「ふっー!クレア!何か近付いて来るよ!それも複数だ!」
「こんな時に!寅吉、時間稼ぎ頼める?」
「任された。クレアは治療を急いで」
 ガラガラと瓦礫を掻き分けて、幾つもの影が周囲に現れる。

「イビルモンキーの群れか……厄介な……」
 
 大人の人間程の大きさの猿の群れが、牙を剥いて3人を取り囲んでいた。
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