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導かれし戦士達
第2話
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私……姫野楪葉(ユズハ)は理事長にペアがいなくなってしまった事を話に言った。
この学校ではペアがいないと能力レベル試験や能力ミニテスト等のものに受けられないので大体の人達はペアやグループに入っている。
けど何故か私と組んでくれる子達は「ごめん、ハードル高くて…… ほかの人と組んで?」や引っ越したりと組んだ子達がどんどん離れてくのだ。何でだろうと思ってもこれが何回も続くので思いきって理事長に話にいったのだ。
「ペアがいないとなにもできないよ~ まだ十六歳なんだから」
そんなのわかってる。早くペアを見つけて一刻も早くあの人に会いたい。
こんなこといったら皆に笑われる だけど貴方のお陰でここまで来ましたと言うことをあの人にわかってほしい。
要するに感謝の気持ちかな……?
「でも本当に運が悪いだけなんですっ……友人はなにも悪くは……」
「自分の力が制御できてないんじゃない?」
そんなはずはない。能力者の一から十まできっちり教えてもらった。
でも……あの人はこうも言っていた。
「お前の力は他の者の能力者とは違う。千万人の中に一人いるかいないかだ。」
私の能力は相当珍しいらしい。あの人でも知ってるのは一人だけとのこと。
あの人曰く
その一人は完璧に能力をこなす者だ。故に超能力者だ。と言っていた。
超能力者なんて誰もが憧れる称号だ。
女か男かもわからないが私も密かにその人のようになりたいと思っていた。
あの人でさえ一回しかあったことがないと言う。
そんなことを考えていると理事長室のドアが開いた。
入ってきたのは長身の男子と少し小さい男子。
いつの間にか放送で呼んでいたそうだ。
(大事な話をしていたのに……でも仕方ないよね……)
理事長は入ってきた二人に話しかける
「憂雅君、心配しないで。内申の話ではないからさ。」
憂雅と呼ばれたその人はよかったぁと言っている
ひょっとして遅刻魔……?それとも授業まともに受けてないのかな……?
そんなのどうでもいい。
この二人と理事長の会話私が聞いていてもいいのだろうかという疑問が頭を過る。
理事長は私のことを気にせず話を続けていた。
一人の長身の男子が「本題はなんですか?」と言ったので理事長は待ってましたと言うようにそうそうといい始めた。
私は一人、首をかしげていた。
この学校ではペアがいないと能力レベル試験や能力ミニテスト等のものに受けられないので大体の人達はペアやグループに入っている。
けど何故か私と組んでくれる子達は「ごめん、ハードル高くて…… ほかの人と組んで?」や引っ越したりと組んだ子達がどんどん離れてくのだ。何でだろうと思ってもこれが何回も続くので思いきって理事長に話にいったのだ。
「ペアがいないとなにもできないよ~ まだ十六歳なんだから」
そんなのわかってる。早くペアを見つけて一刻も早くあの人に会いたい。
こんなこといったら皆に笑われる だけど貴方のお陰でここまで来ましたと言うことをあの人にわかってほしい。
要するに感謝の気持ちかな……?
「でも本当に運が悪いだけなんですっ……友人はなにも悪くは……」
「自分の力が制御できてないんじゃない?」
そんなはずはない。能力者の一から十まできっちり教えてもらった。
でも……あの人はこうも言っていた。
「お前の力は他の者の能力者とは違う。千万人の中に一人いるかいないかだ。」
私の能力は相当珍しいらしい。あの人でも知ってるのは一人だけとのこと。
あの人曰く
その一人は完璧に能力をこなす者だ。故に超能力者だ。と言っていた。
超能力者なんて誰もが憧れる称号だ。
女か男かもわからないが私も密かにその人のようになりたいと思っていた。
あの人でさえ一回しかあったことがないと言う。
そんなことを考えていると理事長室のドアが開いた。
入ってきたのは長身の男子と少し小さい男子。
いつの間にか放送で呼んでいたそうだ。
(大事な話をしていたのに……でも仕方ないよね……)
理事長は入ってきた二人に話しかける
「憂雅君、心配しないで。内申の話ではないからさ。」
憂雅と呼ばれたその人はよかったぁと言っている
ひょっとして遅刻魔……?それとも授業まともに受けてないのかな……?
そんなのどうでもいい。
この二人と理事長の会話私が聞いていてもいいのだろうかという疑問が頭を過る。
理事長は私のことを気にせず話を続けていた。
一人の長身の男子が「本題はなんですか?」と言ったので理事長は待ってましたと言うようにそうそうといい始めた。
私は一人、首をかしげていた。
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