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伯爵との会談と、新事業 3
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お兄様も終わり先生が採点する。
「はいクリス君も全問正解です。よくできました。」
「ありがとうございます!」
お兄様が嬉しそうに僕にテスト用紙を見せた。婚約者してからやる気に満ちてるようだ。
マリーから手紙が届くと顔に出るから分かりやすい。お兄様の笑顔のキラキラが3割り増しぐらいになるから。
僕もシンシアのお陰でやる気が上がって、覚えるのも早くなった気がする。
その後の剣術講座もお兄様はやる気に満ちていた。
「チョコレートにあうものってさ、なにかあるかなぁ?」
シンシアがチョコレートを持って来てくれるから、僕も何か用意したくて、紅葉と紺に聞いていた。
「シンシア様が来た時に用意するのですね。」
「甘いものですからね……。酸っぱいもの、しょっぱいとか……?」
う~んと3人で考え込む。
「あ、あれはどうですか?ポテトチップス。甘いものの後にはしょっぱいものが食べたくなりますよね。」
「じゃあ私はさっぱりしたもので、シャーベットなどどうでしょうか?」
紅葉と紺が合いそうなものを提案してくれた。どっちも美味しそう。シャーベットはオレンジとか良さそうかな。
「ポテチか、なつかしいなぁ。」
たまにしか食べられなかったけど、毎回決まったものを食べていた。
「あぁ、『うまうまポテトの甘塩味』ですよね。」
「え?なんでしってるの?」
いつものやつ。絶妙な塩の旨味があって美味しいポテチなんだ。
「頭に思い浮かびました。」
「私もです。」
どういう事?じゃあ、これを聞いてみよう。
「アイスといえばなに?」
「「『ビックリカップのチョコミント味』です。」」
「あってる……。」
どうやら僕の前世の知識からきてるみたいだ。知られるのはちょっと恥ずかしいかな……。
明日ポテチとシャーベットを作れるか、やってみよう。
「……というわけで、ポテトチップスとシャーベットをつくります。じょしゅはフィーです。よろしくね。」
「はい、アレン様。任せてください!」
今日は試作の為に午後の講座は休みにしてもらった。厨房が空いてるこの時間に借りて、助手のフィーと今からやるところだ。
「まずは何をしますか?」
「オレンジのシャーベットからつくろう。オレンジ1つはしぼって、もう1つは、みをほぐしてほしい。」
フィーは手際よくオレンジを剥いて実をほぐした。僕は絞り器でジュースを作る。それを混ぜ合わせ、冷凍庫に入れた。
「次はポテトチップスですね。これはどう作るのですか?じゃがいもを使うみたいですけど……。」
「つくりかたはかんたんだよ。じゃがいもはかわをむいて、うすくきってからあぶらであげる。それだけだよ。」
「すぐ出来そうですね。」
また手際よくじゃがいもを剥いて切って油で揚げて、あっという間にポテチが出来た。僕は塩を上から振りかけただけ。
ほぼフィーが作ったポテチを早速食べてみよう。1枚つまみ口に運んだ。パリパリと音を立て、ゴクンと飲み込む。
「ポテトチップスだ!これだよこれ、おいしい。フィーもたべて!」
フィーもパクっとポテトチップスを食べた。パリパリ音を立てて、驚いた。
「美味しい!これはいくらでも食べられます。他のメイド達にも教えてあげたいです。」
「はいクリス君も全問正解です。よくできました。」
「ありがとうございます!」
お兄様が嬉しそうに僕にテスト用紙を見せた。婚約者してからやる気に満ちてるようだ。
マリーから手紙が届くと顔に出るから分かりやすい。お兄様の笑顔のキラキラが3割り増しぐらいになるから。
僕もシンシアのお陰でやる気が上がって、覚えるのも早くなった気がする。
その後の剣術講座もお兄様はやる気に満ちていた。
「チョコレートにあうものってさ、なにかあるかなぁ?」
シンシアがチョコレートを持って来てくれるから、僕も何か用意したくて、紅葉と紺に聞いていた。
「シンシア様が来た時に用意するのですね。」
「甘いものですからね……。酸っぱいもの、しょっぱいとか……?」
う~んと3人で考え込む。
「あ、あれはどうですか?ポテトチップス。甘いものの後にはしょっぱいものが食べたくなりますよね。」
「じゃあ私はさっぱりしたもので、シャーベットなどどうでしょうか?」
紅葉と紺が合いそうなものを提案してくれた。どっちも美味しそう。シャーベットはオレンジとか良さそうかな。
「ポテチか、なつかしいなぁ。」
たまにしか食べられなかったけど、毎回決まったものを食べていた。
「あぁ、『うまうまポテトの甘塩味』ですよね。」
「え?なんでしってるの?」
いつものやつ。絶妙な塩の旨味があって美味しいポテチなんだ。
「頭に思い浮かびました。」
「私もです。」
どういう事?じゃあ、これを聞いてみよう。
「アイスといえばなに?」
「「『ビックリカップのチョコミント味』です。」」
「あってる……。」
どうやら僕の前世の知識からきてるみたいだ。知られるのはちょっと恥ずかしいかな……。
明日ポテチとシャーベットを作れるか、やってみよう。
「……というわけで、ポテトチップスとシャーベットをつくります。じょしゅはフィーです。よろしくね。」
「はい、アレン様。任せてください!」
今日は試作の為に午後の講座は休みにしてもらった。厨房が空いてるこの時間に借りて、助手のフィーと今からやるところだ。
「まずは何をしますか?」
「オレンジのシャーベットからつくろう。オレンジ1つはしぼって、もう1つは、みをほぐしてほしい。」
フィーは手際よくオレンジを剥いて実をほぐした。僕は絞り器でジュースを作る。それを混ぜ合わせ、冷凍庫に入れた。
「次はポテトチップスですね。これはどう作るのですか?じゃがいもを使うみたいですけど……。」
「つくりかたはかんたんだよ。じゃがいもはかわをむいて、うすくきってからあぶらであげる。それだけだよ。」
「すぐ出来そうですね。」
また手際よくじゃがいもを剥いて切って油で揚げて、あっという間にポテチが出来た。僕は塩を上から振りかけただけ。
ほぼフィーが作ったポテチを早速食べてみよう。1枚つまみ口に運んだ。パリパリと音を立て、ゴクンと飲み込む。
「ポテトチップスだ!これだよこれ、おいしい。フィーもたべて!」
フィーもパクっとポテトチップスを食べた。パリパリ音を立てて、驚いた。
「美味しい!これはいくらでも食べられます。他のメイド達にも教えてあげたいです。」
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