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私がグレイスとして生まれてからしばらくして、多くの精霊王が生まれたのね。
まぁ、私が言うのもあれだけどあの子達からしたら私は『自分達を無力にする事ができる恐怖』だからね。
恐がるか威嚇して他の子を守ろうとする子のどちらかだから、私からできるだけ近寄らないようにしてるんだけど…
お父様は仲良くして欲しいという気持ちがあるのだろうな~
頻繁に全員を集めて、近状報告会をやるようになったけど。
お父様、周りにいる子、精霊王を見てくださいな。私に脅えて震えておりますよ?
どう考えても仲良くなるのは無理だと感じているので私は、制御できるようになってきた力でいろんな生き物を創るようになったの。これが楽しくて、ね?
最初の頃はゴブリンやスライムとかだったけど、今になってはドラゴンシリーズを創るのに夢中です。そしてこの子達、私の事をお母さんって言うの!可愛い!(見た目は黒目黒髪の男性。だが、中身が女がゆえに否定、訂正しない)はい。
本来の目的を忘れたわけじゃないよ?これも力を制御する練習だから!
ちょっとでも、力加減を間違えるとそもそも生物が出来ないからね!
あと、私が力を使い過ぎて不調になっている時にドラゴン達の子供が生まれたのさ。そしたら、高確率で言わば亜種になるの。びっくりだよ。
戦闘能力が高かったり、回復するのが早かったり、見た目の色が違ったりとね。
まぁ!私の子達はその子達をいじめたりしないけどね。逆に過保護だよ。いい子過ぎて可愛い奴らめ~
この子達の子は私の子でもある訳だから、私も何かあったらすっ飛んでいく所存です。
なんてことを話していたのが、懐かしい今日この頃…
私は役目をこなしながら、次々にくる問題(他の精霊王が均衡を崩すようなことを契約した人間と一緒にやらかした事など)に対応するのが面倒になってきたのさ。
猫の手借りたいなーでも借りる宛がないからな。
ぼけーとしていた私が創ったのはのちに低階級の闇の精霊達です!
この子達本当に私が創ったの?てぐらい可愛いのね。
それからかな?いつの間にかさ。他の精霊王達も低階級、中階級の精霊を創って楽しようとしているの。
なんだかんだ、均衡が保っているからいいかな~
人間は王政を整えたり、領土拡大の為に戦争したり、王に対しての不満を民衆が爆発させたりと沢山のことがあったよ。
私?私は何もせず、遠くから眺めていたよ?だって、相性が合う人がいないんだもん。
契約はしなくてもそばに居て、魔法と呼ばれるようになった力の制御の仕方を教えたりとか、割と充実してたよ?
人のマナーとか教えてもらったりして、ベテラン執事みたいに振る舞えるようになったのだ!……料理はまだだけど、これからだし!
て、思っていたのにお父様から呼び出しをくらったよ。気が重いなー。ドラゴン達に癒されてから行こ。
『お母さん。どうかしたの?』
『嫌なことあった?』
『焼こうか?』
「ははは、大丈夫だよ。ちょっとお父様に呼ばれた理由が分からなくてね。悩んでたんだよ。あと、何度も言うが私のお父様は焼いてはダメだよ。」
『そうなの?』
『お母さん。帰ってきたら遊ぼ!』
「いいぞ。戻るまでに何して遊ぶか決めておいて」
『『『はーい』』』
『お母さん。無理せずに。他の精霊王が馬鹿やって、お母さんに迷惑かけてるの知っているから。嫌なら言って。私達が叱ってくる』
「それは頼もしいな、その時はよろしく。じゃぁ、行ってくる」
『『『『『いってらしゃい』』』』』
やっぱりドラゴン達は天使だ。こんなに可愛いの知らん。
お父様が居る部屋についた。なんだかダルいから早く終わってくれよ。
ノックをして返事があったので入りまーす。
「お呼びでしょうか。お父様」
「来たか、グレイス。実はお前に聞きたいことがあってな」
「なんでしょうか」
「お前は人間のそばに居ることはあっても、契約をすることなく来た。なぜ契約をしない?契約すれば力、いや魔法の制御が簡単にできるだろ」
「お父様。それでは、人間は努力を怠ります。私は人間が諦めず努力をし、工夫していく事で私が編み出したものよりも良いものを創ります。現に私が考えもしなかった事を人間は生み出し、己達の発展に使っています。私は人間達が努力を続けて創り上げた世界を見たいのです」
「そうか……だが、お前は契約をすることなく居る事に疑念を持っている者がな」
「いるの走っています。契約せずとも魔法についての知識や技を教えることは出来ます。しかし、私が契約する時はその人間が、人間自身が魔法を制御する事ができず苦しんでしまっている時だけです。」
「契約する気があって安心した」
「話はそれだけですか」
「あぁ、わざわざありがとう」
「失礼します」
やべぇ、契約する気あるのか(要約)で心臓止まったよ。まさか、めんどくさいから契約して無いとか言ったらダメなやつだった。
目が笑っていなかったよ。
お父様もイケメン類だから、怒っている時ちょー怖いだけど!
だがしかし、私の勘で『近頃、私が契約して年中そばに居ないといけない子が産まれる』と警鐘が鳴ってる。
しかも、この子は闇の属性だ。やば、私が守らないと!
え?属性ってなに?あ、言ってなかったね。『属性』て言うのは、精霊王がそれぞれ持つ力になぞって人間達が自分はなんの精霊に愛されているのか?て言ってつくったのも。それで得意不得意があるから、それ専門書も出てるよ。前見た時にあった。
火、水、植物、風、雷、土、光、闇の8つで構成されている。光は人間達にとって聖女が使うもの、闇は私が私の子達が契約する人、属性として持つ人が滅多にに居ないから謎と言われている(ドラゴン達は私が創ったから闇属性だけど、知られてみたいなので闇属性認定されてない)。
まぁ、私が言うのもあれだけどあの子達からしたら私は『自分達を無力にする事ができる恐怖』だからね。
恐がるか威嚇して他の子を守ろうとする子のどちらかだから、私からできるだけ近寄らないようにしてるんだけど…
お父様は仲良くして欲しいという気持ちがあるのだろうな~
頻繁に全員を集めて、近状報告会をやるようになったけど。
お父様、周りにいる子、精霊王を見てくださいな。私に脅えて震えておりますよ?
どう考えても仲良くなるのは無理だと感じているので私は、制御できるようになってきた力でいろんな生き物を創るようになったの。これが楽しくて、ね?
最初の頃はゴブリンやスライムとかだったけど、今になってはドラゴンシリーズを創るのに夢中です。そしてこの子達、私の事をお母さんって言うの!可愛い!(見た目は黒目黒髪の男性。だが、中身が女がゆえに否定、訂正しない)はい。
本来の目的を忘れたわけじゃないよ?これも力を制御する練習だから!
ちょっとでも、力加減を間違えるとそもそも生物が出来ないからね!
あと、私が力を使い過ぎて不調になっている時にドラゴン達の子供が生まれたのさ。そしたら、高確率で言わば亜種になるの。びっくりだよ。
戦闘能力が高かったり、回復するのが早かったり、見た目の色が違ったりとね。
まぁ!私の子達はその子達をいじめたりしないけどね。逆に過保護だよ。いい子過ぎて可愛い奴らめ~
この子達の子は私の子でもある訳だから、私も何かあったらすっ飛んでいく所存です。
なんてことを話していたのが、懐かしい今日この頃…
私は役目をこなしながら、次々にくる問題(他の精霊王が均衡を崩すようなことを契約した人間と一緒にやらかした事など)に対応するのが面倒になってきたのさ。
猫の手借りたいなーでも借りる宛がないからな。
ぼけーとしていた私が創ったのはのちに低階級の闇の精霊達です!
この子達本当に私が創ったの?てぐらい可愛いのね。
それからかな?いつの間にかさ。他の精霊王達も低階級、中階級の精霊を創って楽しようとしているの。
なんだかんだ、均衡が保っているからいいかな~
人間は王政を整えたり、領土拡大の為に戦争したり、王に対しての不満を民衆が爆発させたりと沢山のことがあったよ。
私?私は何もせず、遠くから眺めていたよ?だって、相性が合う人がいないんだもん。
契約はしなくてもそばに居て、魔法と呼ばれるようになった力の制御の仕方を教えたりとか、割と充実してたよ?
人のマナーとか教えてもらったりして、ベテラン執事みたいに振る舞えるようになったのだ!……料理はまだだけど、これからだし!
て、思っていたのにお父様から呼び出しをくらったよ。気が重いなー。ドラゴン達に癒されてから行こ。
『お母さん。どうかしたの?』
『嫌なことあった?』
『焼こうか?』
「ははは、大丈夫だよ。ちょっとお父様に呼ばれた理由が分からなくてね。悩んでたんだよ。あと、何度も言うが私のお父様は焼いてはダメだよ。」
『そうなの?』
『お母さん。帰ってきたら遊ぼ!』
「いいぞ。戻るまでに何して遊ぶか決めておいて」
『『『はーい』』』
『お母さん。無理せずに。他の精霊王が馬鹿やって、お母さんに迷惑かけてるの知っているから。嫌なら言って。私達が叱ってくる』
「それは頼もしいな、その時はよろしく。じゃぁ、行ってくる」
『『『『『いってらしゃい』』』』』
やっぱりドラゴン達は天使だ。こんなに可愛いの知らん。
お父様が居る部屋についた。なんだかダルいから早く終わってくれよ。
ノックをして返事があったので入りまーす。
「お呼びでしょうか。お父様」
「来たか、グレイス。実はお前に聞きたいことがあってな」
「なんでしょうか」
「お前は人間のそばに居ることはあっても、契約をすることなく来た。なぜ契約をしない?契約すれば力、いや魔法の制御が簡単にできるだろ」
「お父様。それでは、人間は努力を怠ります。私は人間が諦めず努力をし、工夫していく事で私が編み出したものよりも良いものを創ります。現に私が考えもしなかった事を人間は生み出し、己達の発展に使っています。私は人間達が努力を続けて創り上げた世界を見たいのです」
「そうか……だが、お前は契約をすることなく居る事に疑念を持っている者がな」
「いるの走っています。契約せずとも魔法についての知識や技を教えることは出来ます。しかし、私が契約する時はその人間が、人間自身が魔法を制御する事ができず苦しんでしまっている時だけです。」
「契約する気があって安心した」
「話はそれだけですか」
「あぁ、わざわざありがとう」
「失礼します」
やべぇ、契約する気あるのか(要約)で心臓止まったよ。まさか、めんどくさいから契約して無いとか言ったらダメなやつだった。
目が笑っていなかったよ。
お父様もイケメン類だから、怒っている時ちょー怖いだけど!
だがしかし、私の勘で『近頃、私が契約して年中そばに居ないといけない子が産まれる』と警鐘が鳴ってる。
しかも、この子は闇の属性だ。やば、私が守らないと!
え?属性ってなに?あ、言ってなかったね。『属性』て言うのは、精霊王がそれぞれ持つ力になぞって人間達が自分はなんの精霊に愛されているのか?て言ってつくったのも。それで得意不得意があるから、それ専門書も出てるよ。前見た時にあった。
火、水、植物、風、雷、土、光、闇の8つで構成されている。光は人間達にとって聖女が使うもの、闇は私が私の子達が契約する人、属性として持つ人が滅多にに居ないから謎と言われている(ドラゴン達は私が創ったから闇属性だけど、知られてみたいなので闇属性認定されてない)。
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