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四国茶会 2
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「すまないが、我々は彼に話があるんだ……。席を外してくれないか?」
「うちは別に、お二人が話す内容に口出ししいひんから気にせんどいて」
「そういう問題じゃない、私たちの邪魔をするなと言いたいんだ」
「邪魔なんてしてへんのに。なあ、お兄さん?」
穏便に黒髪の女を排除をしようとする長身の男と、はっきり苛立ちを露わにする薄紫色の髪の女。
その二人を相手に、のらりくらりと立ち回る黒髪の女。
「どうでもいいが、まず自分たちが誰なのか名乗ったらどうなんだ?」
誰が誰なのかわからない。ただわかるのは、この三人の出身国が別々ということ。
「せやな、まず自己紹介しよか。うちはレノン王国から来た”クロエ”いうんや。気軽にクロエと呼んでな」
「……自分は、ガルダンダ王国から来た”ヴォルディモア”だ」
「ペシャレール王国の”メリッサ”」
三人はそれぞれ簡潔な自己紹介をする。
というより、簡潔すぎる。誰一人として家名を名乗らない。三国には家名はないのかもしれないと少し考えたが、両隣に座るレイナとシスリルも同じく疑問を持っているようなので、名乗らないのは意図的だとわかった。
「俺はユクスだ」
俺の自己紹介に続き、レイナとシスリルが、名前のみの自己紹介をする。
「自己紹介も終わり、ほな本題に移りましょうかね?」
パンッ、と手を叩いたクロエの言葉にヴォルディモアとメリッサと名乗る二人は何も言わない。
名前しか出さない自己紹介か。
名の知れない相手を髪の色のような外見の特徴で呼ぶのを、ただ名前に変えただけ。これでは記号のようなものと変わらない。
もしかすると、今名乗った名前も本名ではなく偽名の可能性があるだろう。
「なぜ貴様が仕切っている」
「なぜって、別にうちやなくて、お二人さんが仕切ってもええんよ?」
「だったら貴様はこの場から消えろ」
「そんなに怒んなくてもええやん。なあ、そっちのヴォル……ヴォル、さん?」
「……俺も彼女と同意見だ。この場に呼んでいない君には退場していただきたい」
「はあ、つれないお二人さんやな。……でも、不思議やね」
「なに?」
喜怒哀楽を大袈裟に表情や仕草で表すタイプのクロエは、二人を見て首を傾げる。
「ペシャレール王国とガルダンダ王国は、いつからそんな仲良うなったん?」
「……貴様には関係ない」
「今まで会ったこともなかったのに、もうお友達になったん? ええな、羨ましいわ。なあなあ、うちもお友達に──」
「──貴様には関係ないと言っているだろ!」
メリッサは右手に魔力を込めて剣を生成すると、クロエへ向けて振り下ろす。
剣と呼ぶには刀身が細い。そして刃先は、クロエの眉間手前で止まる。
「なんや、斬らんの?」
堂々とした態度のまま、クロエは不敵な笑みを浮かべる。
「……なぜ避けない?」
「避ける必要がないからやろ」
「ふざけるなッ!」
メリッサは肘を引き、勢いよく剣を突き出す。
今度はクロエの心臓を狙った一撃。けれどクロエは今回も避けず、紅茶を注いだマグカップを口下に寄せる。
だが俺の座る位置から、彼女の口が何か言葉を発するように動いたのが見えた。
──その瞬間、不意に彼女から膨大な魔力を感じる。
俺は両隣のレイナとシスリルを守ろうと手を伸ばす。
「……おお、怖い怖い」
「──ッ!?」
微かな間が空き、場面が変わる。
剣を突き出したメリッサ。けれどその横には、先程までイスに座っていたはずのクロエが立っていた。
唖然とするメリッサと、何が起きたのかわかっていないヴォルディモア。そしてレイナとシスリルも同様だった。
瞬間移動、ではない。
なぜならクロエの持っていたマグカップは、注がれた紅茶そのままでテーブルに置かれている。
もし高速で移動していたり瞬間移動しているのであれば、魔力で強化できるのは自分自身のみで、マグカップに注がれた紅茶は手に持っているか、こぼれているかなどの何らかの変化を起こしているはずだ。
なのに彼女は、たった一秒の間でマグカップをテーブルに置き、メリッサの隣に立って現れた。
おそらく移動系の魔術ではない。
それに俺がレイナとシスリルを守ろうとして伸ばした手が、なぜか伸びていないことに改変されていた。
であれば、クロエはこの場全体、あるいは世界全体を変化させる魔術を使用したのだろう。
そして彼女は俺をジッと見つめ、笑みを浮かべた。
「……貴様、何をした?」
「うちは何もしてへんよ。あんたが寝てただけやない?」
「何をッ!」
「それより本題に入らんのなら、彼、うちに貸してくれへんか?」
クロエが俺を見て、パチッとウインクする。
彼女は俺に興味を持ったのだろう。そして俺も、彼女に興味を持った。
「俺は別に構わない」
「と、いうわけやから。すぐ本題に入るんやったな。ほな行こか」
どうやら場所を変えるようだ。
俺が立ち上がろうとすると、ヴォルディモアは慌てて手を伸ばす。
「ま、まってくれ! わかった、このままでいいから我々の話を聞いてくれ」
「ヴォルディモア、この女の前で話をするのか!?」
「仕方あるまい……」
「先客やから譲るけど、そんなに待てへんから早くしてな?」
はあ、とクロエがため息をついて座る。
ヴォルディモアとメリッサが彼女を睨むが、すぐに俺へと視線を向ける。
「ユクス君、我々は三国、そしてこの中立国との友好関係の強化を願って行動しているんだ」
「友好関係の強化……?」
「ああ、そうだ。今まで国境で阻まれていたが、こうして同じ学園で勉学を共にしたことで、お互いのことを知れた。既に彼女が言ったように、ペシャレール王国とガルダンダ王国は手を取り合うことに成功した。後はレノン王国の代表と、中立国の代表に声をかけるだけ」
そして、とヴォルディモアは俺を見てはっきりと伝えた。
「中立国との掛け橋の為、君にもその協力をお願いしたい」
何も知らなければ、人間たちがそういう平和な道を選択する可能性もあるか、と俺思ったかもしれない。だが今となっては、その言葉を全く信用することができない。
最初に数に任せて俺を強引に連れて行こうとした行動も。
俺だけにイスを出し、レイナとシスリルに対して何の配慮もしないこと。
そして、同じく三国のレノン王国の者であるクロエにだけ敵意を剥き出しにする二人。
その言葉が薄っぺらく感じた。
ただこの話をした瞬間、視界の端でクロエの表情が変わったのが見えた。それが気になって、俺は彼らの言葉を聞くフリをした。
「うちは別に、お二人が話す内容に口出ししいひんから気にせんどいて」
「そういう問題じゃない、私たちの邪魔をするなと言いたいんだ」
「邪魔なんてしてへんのに。なあ、お兄さん?」
穏便に黒髪の女を排除をしようとする長身の男と、はっきり苛立ちを露わにする薄紫色の髪の女。
その二人を相手に、のらりくらりと立ち回る黒髪の女。
「どうでもいいが、まず自分たちが誰なのか名乗ったらどうなんだ?」
誰が誰なのかわからない。ただわかるのは、この三人の出身国が別々ということ。
「せやな、まず自己紹介しよか。うちはレノン王国から来た”クロエ”いうんや。気軽にクロエと呼んでな」
「……自分は、ガルダンダ王国から来た”ヴォルディモア”だ」
「ペシャレール王国の”メリッサ”」
三人はそれぞれ簡潔な自己紹介をする。
というより、簡潔すぎる。誰一人として家名を名乗らない。三国には家名はないのかもしれないと少し考えたが、両隣に座るレイナとシスリルも同じく疑問を持っているようなので、名乗らないのは意図的だとわかった。
「俺はユクスだ」
俺の自己紹介に続き、レイナとシスリルが、名前のみの自己紹介をする。
「自己紹介も終わり、ほな本題に移りましょうかね?」
パンッ、と手を叩いたクロエの言葉にヴォルディモアとメリッサと名乗る二人は何も言わない。
名前しか出さない自己紹介か。
名の知れない相手を髪の色のような外見の特徴で呼ぶのを、ただ名前に変えただけ。これでは記号のようなものと変わらない。
もしかすると、今名乗った名前も本名ではなく偽名の可能性があるだろう。
「なぜ貴様が仕切っている」
「なぜって、別にうちやなくて、お二人さんが仕切ってもええんよ?」
「だったら貴様はこの場から消えろ」
「そんなに怒んなくてもええやん。なあ、そっちのヴォル……ヴォル、さん?」
「……俺も彼女と同意見だ。この場に呼んでいない君には退場していただきたい」
「はあ、つれないお二人さんやな。……でも、不思議やね」
「なに?」
喜怒哀楽を大袈裟に表情や仕草で表すタイプのクロエは、二人を見て首を傾げる。
「ペシャレール王国とガルダンダ王国は、いつからそんな仲良うなったん?」
「……貴様には関係ない」
「今まで会ったこともなかったのに、もうお友達になったん? ええな、羨ましいわ。なあなあ、うちもお友達に──」
「──貴様には関係ないと言っているだろ!」
メリッサは右手に魔力を込めて剣を生成すると、クロエへ向けて振り下ろす。
剣と呼ぶには刀身が細い。そして刃先は、クロエの眉間手前で止まる。
「なんや、斬らんの?」
堂々とした態度のまま、クロエは不敵な笑みを浮かべる。
「……なぜ避けない?」
「避ける必要がないからやろ」
「ふざけるなッ!」
メリッサは肘を引き、勢いよく剣を突き出す。
今度はクロエの心臓を狙った一撃。けれどクロエは今回も避けず、紅茶を注いだマグカップを口下に寄せる。
だが俺の座る位置から、彼女の口が何か言葉を発するように動いたのが見えた。
──その瞬間、不意に彼女から膨大な魔力を感じる。
俺は両隣のレイナとシスリルを守ろうと手を伸ばす。
「……おお、怖い怖い」
「──ッ!?」
微かな間が空き、場面が変わる。
剣を突き出したメリッサ。けれどその横には、先程までイスに座っていたはずのクロエが立っていた。
唖然とするメリッサと、何が起きたのかわかっていないヴォルディモア。そしてレイナとシスリルも同様だった。
瞬間移動、ではない。
なぜならクロエの持っていたマグカップは、注がれた紅茶そのままでテーブルに置かれている。
もし高速で移動していたり瞬間移動しているのであれば、魔力で強化できるのは自分自身のみで、マグカップに注がれた紅茶は手に持っているか、こぼれているかなどの何らかの変化を起こしているはずだ。
なのに彼女は、たった一秒の間でマグカップをテーブルに置き、メリッサの隣に立って現れた。
おそらく移動系の魔術ではない。
それに俺がレイナとシスリルを守ろうとして伸ばした手が、なぜか伸びていないことに改変されていた。
であれば、クロエはこの場全体、あるいは世界全体を変化させる魔術を使用したのだろう。
そして彼女は俺をジッと見つめ、笑みを浮かべた。
「……貴様、何をした?」
「うちは何もしてへんよ。あんたが寝てただけやない?」
「何をッ!」
「それより本題に入らんのなら、彼、うちに貸してくれへんか?」
クロエが俺を見て、パチッとウインクする。
彼女は俺に興味を持ったのだろう。そして俺も、彼女に興味を持った。
「俺は別に構わない」
「と、いうわけやから。すぐ本題に入るんやったな。ほな行こか」
どうやら場所を変えるようだ。
俺が立ち上がろうとすると、ヴォルディモアは慌てて手を伸ばす。
「ま、まってくれ! わかった、このままでいいから我々の話を聞いてくれ」
「ヴォルディモア、この女の前で話をするのか!?」
「仕方あるまい……」
「先客やから譲るけど、そんなに待てへんから早くしてな?」
はあ、とクロエがため息をついて座る。
ヴォルディモアとメリッサが彼女を睨むが、すぐに俺へと視線を向ける。
「ユクス君、我々は三国、そしてこの中立国との友好関係の強化を願って行動しているんだ」
「友好関係の強化……?」
「ああ、そうだ。今まで国境で阻まれていたが、こうして同じ学園で勉学を共にしたことで、お互いのことを知れた。既に彼女が言ったように、ペシャレール王国とガルダンダ王国は手を取り合うことに成功した。後はレノン王国の代表と、中立国の代表に声をかけるだけ」
そして、とヴォルディモアは俺を見てはっきりと伝えた。
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何も知らなければ、人間たちがそういう平和な道を選択する可能性もあるか、と俺思ったかもしれない。だが今となっては、その言葉を全く信用することができない。
最初に数に任せて俺を強引に連れて行こうとした行動も。
俺だけにイスを出し、レイナとシスリルに対して何の配慮もしないこと。
そして、同じく三国のレノン王国の者であるクロエにだけ敵意を剥き出しにする二人。
その言葉が薄っぺらく感じた。
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