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第十話 登場人物&用語解説
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登場人物や用語が増えてきたので、一旦まとめたいと思います。
■人物紹介
アシュレー・ブルームフィールド
32才。貿易商社・アシュレー商会の社長であり、元銀河連合艦隊のエースパイロット。軍属の時のタックネームはウェーブライダーで、2540年に起こったエイリアン大戦の生き残り。恐妻家であり酒好き・義理堅い性格で、娘のわがままは何でも聞く。乗員たち皆からは艦長と呼ばれ、親しまれている
イオ(伊緒)・ブルームフィールド
28才。アシュレーの妻であり、アシュレー商会の副社長。光月家の令嬢出身。会社では実質的な業務や交渉を取り仕切っている。旦那を顎で使うのが得意で、非常に頭が切れる。父のアシュレーと同じく娘を可愛がっているが、仕事の都合上娘と接する機会が少なく、頭を悩ませている。
ミカ・ブルームフィールド
7才。アシュレーとイオの愛娘。非常に人懐っこい性格で、父・母は元よりウートガルザ号の乗員達皆からも可愛がられる、マスコット的存在。母であるイオが多忙のため、父の乗る船に添乗する機会が多い。通信制の学校で教育を受けているが、その成績は優秀で常に学年トップクラス。また父の影響で機械やコンピューターにも精通しており、特にウートガルザ号の構造に詳しく、船のトラブルに際し誰よりも早く故障個所を見抜くなど、乗員を驚かせる程の勘と知識を持つ。
カティー
22才。ウートガルザ号の操縦士。女性型の高性能AI搭載アンドロイドで、アシュレーの航行技術がそのままコピーされているため、極めて優秀な操縦技術を持つ。アシュレーの事は師匠として慕っている。
ソフィー・B・オルドリッジ
24才。ウートガルザ号の航空管制官およびレーダー員・火器管制担当。元々違う商社で働いていたところを、アシュレーにヘッドハンティングされる。衛生面に関して何かと口うるさく、特にアシュレーの身だしなみや個室の汚さに関し容赦なくまくしたてる。副社長のイオと仲が良い。
ミア・フィッツジェラルド
21才。ウートガルザ号の火器管制、機体メカニック及びウートガルザ号搭載の小型戦闘艇ラーヴァナのパイロット。若干17才で銀河連合艦隊のエースパイロットとなるが、それを見たアシュレーのスカウトによりウートガルザ号の乗員となった。レビテート管制制御システムに詳しい。
クロエ・オブライエン
25才。ウートガルザ号の火器管制・武器メカニック及びウートガルザ号搭載の小型戦闘艇ラーヴァナのパイロット。ミアと同じく銀河連合艦隊のパイロットだったが、その腕と武器・船体メンテナンスに秀でた才能を買われてアシュレーにスカウトされる。エンジン及びハイパードライブに詳しい。
メイナード・G・オルフェウス
宇宙海賊”メイナード海賊団”のリーダー。何かにつけてはアシュレーの乗るウートガルザ号をつけ狙い、ライバル視している様子だが、過去にアシュレーと何かしらの因縁があった模様。
クァン・リー・フォウ
惑星ゴルドのクァン・リー財団トップに君臨する、デスパダール人の女性エイリアン。軍属時代のアシュレーを知っている様子で、またアシュレー商会のお得意様でもある。途轍もない資産家として、アシュレーも尊敬の念を抱いている。脳波から相手の思考を読むという特技を持つ。
■用語解説
ウートガルザ号
主人公達の搭乗する宇宙貨物船。全長500メートル・全幅350メートル・全高30メートル。船体は赤と白のストライプで、羽を広げた鶴のように滑らかな流線型のボディをしており、貿易船には似つかわしくない戦闘機並みの機動性能を誇る。元は廃棄されそうになった軍の試作機を買い取り、宇宙海賊に対抗するためアシュレーが魔改造を施した結果、機動戦艦並みのスピードと亜空間航行能力、戦闘火力を持つに至った。
レビテート慣性制御システム
主に宇宙船の急激な方向転換や加速時に発生する、膨大なG(重力)を打ち消し、船内を常に1Gに保つための重力制御装置。民間機から軍用機まで幅広く搭載されている。
アシュレー商会
2545年にアシュレーが設立した会社。惑星フォレスタルにビルを持ち、夫婦で経営する。取り扱う商品は鉱石・レアメタル等資源の輸出入から、テラフォーミングに必要な特殊機材・医療機器の販売まで多岐に渡り、たまに要人警護や人員輸送といった依頼も引き受ける。
ワームホール航法
時空のある一点から別の離れた一点へと直結する亜空間トンネルの中を通り、光速を遥かに越えたスピードで目的地に到達するための航法。俗にワープ航法とも言う。エンジンとは別に設置されたハイパードライブを使用して、意図的に空間を歪ませてトンネルの入り口を作り出し、座標を指定して目的地までの出口を作る。この驚異的な技術により、一般的な最大戦速で10光年を僅か10秒間で跳躍出来るようになり、銀河間での貿易が活性化する要因にもなった。
マスカー
ワームホール航法技術を応用した、最新のレーダー無効化対策。機体周囲の空間を泡上に歪ませてレーダー波を吸収し、尚かつカメレオンのように周囲の風景と溶け込むため、視認も困難となる。マスカー展開中は高速移動できず、無理に速度を出せば泡上空間が後方に流れ、機体が露出してレーダーに探知されてしまう
■人物紹介
アシュレー・ブルームフィールド
32才。貿易商社・アシュレー商会の社長であり、元銀河連合艦隊のエースパイロット。軍属の時のタックネームはウェーブライダーで、2540年に起こったエイリアン大戦の生き残り。恐妻家であり酒好き・義理堅い性格で、娘のわがままは何でも聞く。乗員たち皆からは艦長と呼ばれ、親しまれている
イオ(伊緒)・ブルームフィールド
28才。アシュレーの妻であり、アシュレー商会の副社長。光月家の令嬢出身。会社では実質的な業務や交渉を取り仕切っている。旦那を顎で使うのが得意で、非常に頭が切れる。父のアシュレーと同じく娘を可愛がっているが、仕事の都合上娘と接する機会が少なく、頭を悩ませている。
ミカ・ブルームフィールド
7才。アシュレーとイオの愛娘。非常に人懐っこい性格で、父・母は元よりウートガルザ号の乗員達皆からも可愛がられる、マスコット的存在。母であるイオが多忙のため、父の乗る船に添乗する機会が多い。通信制の学校で教育を受けているが、その成績は優秀で常に学年トップクラス。また父の影響で機械やコンピューターにも精通しており、特にウートガルザ号の構造に詳しく、船のトラブルに際し誰よりも早く故障個所を見抜くなど、乗員を驚かせる程の勘と知識を持つ。
カティー
22才。ウートガルザ号の操縦士。女性型の高性能AI搭載アンドロイドで、アシュレーの航行技術がそのままコピーされているため、極めて優秀な操縦技術を持つ。アシュレーの事は師匠として慕っている。
ソフィー・B・オルドリッジ
24才。ウートガルザ号の航空管制官およびレーダー員・火器管制担当。元々違う商社で働いていたところを、アシュレーにヘッドハンティングされる。衛生面に関して何かと口うるさく、特にアシュレーの身だしなみや個室の汚さに関し容赦なくまくしたてる。副社長のイオと仲が良い。
ミア・フィッツジェラルド
21才。ウートガルザ号の火器管制、機体メカニック及びウートガルザ号搭載の小型戦闘艇ラーヴァナのパイロット。若干17才で銀河連合艦隊のエースパイロットとなるが、それを見たアシュレーのスカウトによりウートガルザ号の乗員となった。レビテート管制制御システムに詳しい。
クロエ・オブライエン
25才。ウートガルザ号の火器管制・武器メカニック及びウートガルザ号搭載の小型戦闘艇ラーヴァナのパイロット。ミアと同じく銀河連合艦隊のパイロットだったが、その腕と武器・船体メンテナンスに秀でた才能を買われてアシュレーにスカウトされる。エンジン及びハイパードライブに詳しい。
メイナード・G・オルフェウス
宇宙海賊”メイナード海賊団”のリーダー。何かにつけてはアシュレーの乗るウートガルザ号をつけ狙い、ライバル視している様子だが、過去にアシュレーと何かしらの因縁があった模様。
クァン・リー・フォウ
惑星ゴルドのクァン・リー財団トップに君臨する、デスパダール人の女性エイリアン。軍属時代のアシュレーを知っている様子で、またアシュレー商会のお得意様でもある。途轍もない資産家として、アシュレーも尊敬の念を抱いている。脳波から相手の思考を読むという特技を持つ。
■用語解説
ウートガルザ号
主人公達の搭乗する宇宙貨物船。全長500メートル・全幅350メートル・全高30メートル。船体は赤と白のストライプで、羽を広げた鶴のように滑らかな流線型のボディをしており、貿易船には似つかわしくない戦闘機並みの機動性能を誇る。元は廃棄されそうになった軍の試作機を買い取り、宇宙海賊に対抗するためアシュレーが魔改造を施した結果、機動戦艦並みのスピードと亜空間航行能力、戦闘火力を持つに至った。
レビテート慣性制御システム
主に宇宙船の急激な方向転換や加速時に発生する、膨大なG(重力)を打ち消し、船内を常に1Gに保つための重力制御装置。民間機から軍用機まで幅広く搭載されている。
アシュレー商会
2545年にアシュレーが設立した会社。惑星フォレスタルにビルを持ち、夫婦で経営する。取り扱う商品は鉱石・レアメタル等資源の輸出入から、テラフォーミングに必要な特殊機材・医療機器の販売まで多岐に渡り、たまに要人警護や人員輸送といった依頼も引き受ける。
ワームホール航法
時空のある一点から別の離れた一点へと直結する亜空間トンネルの中を通り、光速を遥かに越えたスピードで目的地に到達するための航法。俗にワープ航法とも言う。エンジンとは別に設置されたハイパードライブを使用して、意図的に空間を歪ませてトンネルの入り口を作り出し、座標を指定して目的地までの出口を作る。この驚異的な技術により、一般的な最大戦速で10光年を僅か10秒間で跳躍出来るようになり、銀河間での貿易が活性化する要因にもなった。
マスカー
ワームホール航法技術を応用した、最新のレーダー無効化対策。機体周囲の空間を泡上に歪ませてレーダー波を吸収し、尚かつカメレオンのように周囲の風景と溶け込むため、視認も困難となる。マスカー展開中は高速移動できず、無理に速度を出せば泡上空間が後方に流れ、機体が露出してレーダーに探知されてしまう
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