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第1章驚きの異世界

第1話目覚め

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「起きて、、、ねぇ起きて!」

声が聞こえ目を擦りながら呼び掛けた人に、 

「おはよう、あいな」

俺は挨拶をするのだった。

「おはよう!でももう八時だから早く下でご飯食べて!」

あいなは顔の頬を膨らませながら俺に言う。俺は青と白のシマシマパジャマを脱ぎ始める。するとあいなが、

「何やってるのバカ!」

と平手打ちを俺の右頬に当たる。すると頭に衝撃が走った。俺の頭の方がベットから落ち実質イナ○ウワの状態であった。

居るわけないよな、毎朝起こしてくれる幼馴染は。

頭をあげベットから立ち上がり棚にかけてある制服を着る。周りを見渡す限りアニメのポスターやフィギュアやラノベが沢山置いてある。

「あいなって、昨日見たアニメ『幼馴染は赤髪!』のメインヒロインじゃねぇか!」

俺が求めるのは少しツンとして可愛いロングストレートの髪の幼馴染!を求めて居るが俺にはそんな幼馴染はいない。

スマホを開き時間を確認すると八時十五分になっていた。

やば!急がないと学校に送れる!

スマホを机の上に起き着替えに入る。ワイシャツに袖を通してネクタイを付けズボンを履きブレザーを羽織り、

「よし!準備完了!」

俺は勢いよく扉に向かい扉を開ける。開けた瞬間何処かの草原が見えた。その中央に女の人が木の椅子に座っている。

あれ?何故草原?あれ?

俺は一度扉を閉める。そして開ける。やっぱり草原にお姉さんだ。そしてまた閉じる。
少し待て落ち着けこれは異世界にいけるチャンスなのでは?それとも俺の部屋だけ切り取られて何処かの草原に捨てられたとか?いやこれは異世界にいけるやん!普通扉開けて草原にお姉さん一人って絶対転移か転生ですやん。
俺はまたドアを開けるとお姉さんが、

「ようこ『バタン!』

やば!喋ったよ!まじのまじだよこれ転生とかどっかに行って勇者になれる系だよこれ!まじかまじかまじか!テーション上がってきたわ!だけど少し怖いのでもう一度、

俺は扉を開けるとお姉さんがまだいてくれた

「ようこ『バタン!』

まだいてくれた!やばい現実なんだこれ現実なんだ、あー神様仏様ありがとうございます!

天井を見上げ拝み、よし!と意気込み扉を開ける。

開けると廊下だった。いつも朝に通る廊下だった。そしてまた閉じる。

え、、、、、まじであれ?気のせい?廊下が見えたようなうーんこっちが幻覚?

恐る恐るドアを開くが廊下で会った。

なんて事してしまったんだ俺は!憧れの異世界だぞ無双だぞハーレムだぞ!そんなお決まりの定番を何故逃したんだおれは!

すると一枚の紙が頭に乗る。書いてあった内容は、

「ほかに見つかったので貴方は大丈夫です今のは幻覚だと思ってください!
                                                       by神(^_^)」

おいなんだよこれ、俺異世界に行きそこなった。

俺は愕然とし、扉を開け下に向かう。下には母さんが台所で洗い物をしている。親父はもう会社に出勤したみたいだ。俺は席に座りトーストを食べる。そして数分して朝ごはんを食べ終えバックを持ち家から出る。道路を歩く。小鳥のさえずりが聞こえたりスポーツ服をきたおじさんが走り車が横をとおり過ぎる。

うん、いつもと見慣れた街並みだな。 

歩いていると高校に着き玄関から入り上履きを履き目の前の階段を上る。壁は白区塗られたペンキの壁に掲示板が貼ってあったりする。1ー2のクラスが見えてきた。扉を開けると生徒達がいる。俺は普通に窓側の席に着く。俺はバックからラノベを取り出し読み出す。みんなが俺に挨拶をしようとするが本を読んでいる俺に気を使い声をかけないようにしてくれた。チャイムが鳴り先生が入ってくる。

「えっと今日は、獅子虎と姫乃川が休みなのか珍しい」

獅子虎と姫乃川さんが休むなんて珍しいな。

獅子虎はクラスの人気ものでいわゆるリア充である。、、、、爆ぜろ 

姫乃川は成績優秀容姿端麗であり一学年のト
ップである。住む次元が違いすぎるよこの人

獅子虎の名前が龍矢で姫乃川さんの名前が美咲という。

こんな解説じみたことは放って起き朝のことは忘れようと授業に打ち込む。

そして時間は流れ放課後になった。教室には俺だけが残り他は、バイトや部活に行っていない。外を見ると夕暮れだった。俺はバックを持ち教室から出て玄関に向かう。

今日は変な日だったなー、夢を見てベットから落ちるわ、ドアを開ければ草原にお姉さん、どいうことなんだよ。あーあ異世界にいきたかったなーーーー。本当に、、、、

玄関で靴を履きでようとした瞬間景色がかわる。
目を開けるとそこには、白髪の女性と角が生えた黒髪の女性が驚きの顔をしながらこちらを見ていた。
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