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第2章
怒りと力
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そうして俺は怒りのままに扉を開けて中に入った。
そこに飛んでくるのは、3つのファイアーボール。
それを俺はウォーターウォールで防ぐ。
そして、中を確認すると横たわる坂口さんの横に3人の男たちがいた。
「やっぱり、来たんだね。これでお前を倒して花蓮ちゃんを手に入れられる。ああ、さっさと倒して花蓮ちゃんに見せてあげなきゃ間宮の倒れてる所をさー!」
怒りで冷静さを欠けている俺は相手を倒すことしか考えていなかった。そこで、俺は取り敢えず3属性のボールを繰り出し敵へとぶつける。
相手もそれくらいは防げるようで、なんの効果も無かった。
その爆音で坂口さんが起きる。
「えっ!?どうなってるの!?響くん!?そこのあなた達なにやってるの?」
「あー、起きたんだね花蓮ちゃん。僕たちね花蓮ちゃんが間宮に取られておこってるんだよ。僕たちが間宮より強ければ僕たちのものになってくれるよね?」
「取られるとか意味わかんないけど、今すぐ止めなさい!!」
「あー、状況理解してないんだね?ちょっとどういう意味か分からせてあげるよ」
そこで、3人のうちのリーダーらしき人物が坂口さんを押し倒す。
「きゃっ!や、やめて!?」
それを見て俺はさらに怒りが増す感じがした。
まず、俺は身体強化魔法をかけて突っ込む残り2人のINTでは絶対に俺は越えられない。一瞬で1人に近づき、ぶん殴る。それで、1人は動かなくなった。気絶したようだ。振り返りざまにもう1人を気絶させ、リーダーに近づいていった。
「ひ、ひぃ!や、やめろ!ぃや、やめてください!お願いします!あぁぁ!」
さっきのを見てすっかり腰が抜けてしまって俺に許しを乞うてくる。そんな奴に俺はゴミでも見るような目を向けて、腕を振りかぶった。
「ダメッ!それ以上はやっちゃいけないよ!大丈夫、私は大丈夫だから。」
抱きついて俺を止める坂口さん。そこで俺はようやく我に返った。それを見てリーダーは逃げて行った。
「ごめん、坂口さんが攫われたと思ったら怒りで我を失って。」
「ありがとう、助けてくれて。怖かった、すごく怖かったよぅ。」
そのまま、坂口さんは泣き出してしまった。俺はなすがままに胸を貸し、泣き止むのを、待った。
そこに飛んでくるのは、3つのファイアーボール。
それを俺はウォーターウォールで防ぐ。
そして、中を確認すると横たわる坂口さんの横に3人の男たちがいた。
「やっぱり、来たんだね。これでお前を倒して花蓮ちゃんを手に入れられる。ああ、さっさと倒して花蓮ちゃんに見せてあげなきゃ間宮の倒れてる所をさー!」
怒りで冷静さを欠けている俺は相手を倒すことしか考えていなかった。そこで、俺は取り敢えず3属性のボールを繰り出し敵へとぶつける。
相手もそれくらいは防げるようで、なんの効果も無かった。
その爆音で坂口さんが起きる。
「えっ!?どうなってるの!?響くん!?そこのあなた達なにやってるの?」
「あー、起きたんだね花蓮ちゃん。僕たちね花蓮ちゃんが間宮に取られておこってるんだよ。僕たちが間宮より強ければ僕たちのものになってくれるよね?」
「取られるとか意味わかんないけど、今すぐ止めなさい!!」
「あー、状況理解してないんだね?ちょっとどういう意味か分からせてあげるよ」
そこで、3人のうちのリーダーらしき人物が坂口さんを押し倒す。
「きゃっ!や、やめて!?」
それを見て俺はさらに怒りが増す感じがした。
まず、俺は身体強化魔法をかけて突っ込む残り2人のINTでは絶対に俺は越えられない。一瞬で1人に近づき、ぶん殴る。それで、1人は動かなくなった。気絶したようだ。振り返りざまにもう1人を気絶させ、リーダーに近づいていった。
「ひ、ひぃ!や、やめろ!ぃや、やめてください!お願いします!あぁぁ!」
さっきのを見てすっかり腰が抜けてしまって俺に許しを乞うてくる。そんな奴に俺はゴミでも見るような目を向けて、腕を振りかぶった。
「ダメッ!それ以上はやっちゃいけないよ!大丈夫、私は大丈夫だから。」
抱きついて俺を止める坂口さん。そこで俺はようやく我に返った。それを見てリーダーは逃げて行った。
「ごめん、坂口さんが攫われたと思ったら怒りで我を失って。」
「ありがとう、助けてくれて。怖かった、すごく怖かったよぅ。」
そのまま、坂口さんは泣き出してしまった。俺はなすがままに胸を貸し、泣き止むのを、待った。
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