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ずっと一緒に※
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次の日、早めに寮を出た俺は二年生の昇降口で膝を抱えて座っていた。
すれ違う先輩たちが「どうしたの?」とか「大丈夫?」とか声をかけてくれたけど、俺はそれに頷くか首を振るかで答えて理人先輩を待つ。
「深月?」
しばらくして、今一番聞きたかった声が俺の名前を呼んだから、膝に伏せていた顔を上げると先輩がギョッとしたあと苦笑した。
目が腫れてるのは俺も分かってるから、たぶんそれに対してだとは思う。
「そんなに泣き腫らした顔をして」
「……先輩……」
「……おいで」
膝を曲げ、目線を合わせてくれた先輩の大きな手に頬を包むように撫でられ俺はまた泣きそうになる。そんな様子を見て柔らかく微笑んだ先輩が腕を広げてくれるから、俺は堪らず飛び込んだ。
横抱きにして立ち上がった理人先輩はポカンとしている他の先輩たちには目もくれずに、踵を返して元来た道を戻り始める。
理人先輩といられるならどこでもいい。俺は先輩の肩に顔を埋めて唇を噛んだ。
二年生の寮部屋は少し広めで、一年生と違って二段じゃなく、入口から見て左右に別れてベッドが置かれていた。
本当は他学年は入っちゃダメなんだけど、先輩はここの方が見付かりにくいからって部屋に連れて来てくれて……でもどうしてこうなったんだっけ?
「あ、ぅ、やぁ…っ」
「深月のここは偉いね…まだ二回目なのに、こんなに上手に吸い付いてくれる」
「ンッ、や、そこやだ…っ」
「深月の〝やだ〟は〝もっと〟って事だよね」
「ひぁ、あ、ぁあ…!」
先輩のベッドの上で泣きながら昨日あった事を話してたらいっぱいキスされて、いつの間にか制服を脱がされて組み敷かれてた。
胸も前も後ろも弄られてすでに二回も出してる俺は、今は先輩にガンガン突かれてる。
「やぁ、あっ……せんぱ…っ……」
「ん?」
「…っ…ごめ、なさ……翔吾に、キス、され…た…っ」
「……知ってるよ。コウには、深月が悲しんだり苦しんだり泣いたりしたら報告するように言ってるから」
「……コウ、くん…が……」
「それに、深月は悪くないでしょ? 謝らなくていいんだよ」
「……っんぅ…! や、あ、だめっ、一緒にしたら……ッ」
先輩の手が俺の中心を握って腰の動きに合わせて上下させるから、限界が近い俺はすぐにイきそうになって首を振る。でも先輩は少しだけ意地悪な顔をすると、俺の首筋に唇を寄せて舐めて来た。
あ、これはもしかして……。
「待っ、今は…っ……ぁ、あっ、や、も…っ、あ、ん、ンンッ…!」
「……っ…」
「…ふ……? せんぱ……」
あれ? てっきり血を吸われるかと思ったのに、先輩は噛んだだけで牙は伸ばしもしなかった。
達した後ぼんやりした頭で天井を見ていると、先輩が出ていく感覚がして慌てて両足を腰に回す。匂いを嗅いでいた先輩はバッと顔を上げ驚いたのか目を瞬いていた。
「まだ…抜かないで……もっと、ぎゅってして……」
「…………」
「…っ…あ、またおっきくなっ……」
「ホントにこの子は……分かっててやってるの?」
「んっ、あ、あ…っ」
「ねぇ、深月。そんな煽り方、どこで覚えたの?」
「ぁあ、あ、知らな…っ…分かんなぃ……ひぅっ」
俺はただやって欲しい事を言ってるだけで、先輩が言う煽るとか覚えたとか全然意味が分からない。だから首を振って答えたのに、先輩が奥をグリッてするから腰が大きく跳ねた。
「それ、や…っ…ンッ、グリグリ、やだ……っ」
「これ好きなんだ? 中きゅうってなったよ」
「ひぁ、あ、ん、り…ひと、せんぱ……っ」
「……可愛い、深月。愛してるよ」
「やぁ、あ、また来ちゃ…っ、イッちゃう…っ」
「ん、いいよ…」
先輩の手が俺の足の膝裏を掴んで押し上げ、これ以上無理ってくらいもっと深いところまで入って来た。目の裏がチカチカしてもう限界だった俺は喉を反らして出したのに、先輩は止まってくれない。
「ひぅ…ッ、ゃ、待っ…、だめっ、俺今…出たばっかぁ……!」
「…っ…ごめんね、もう少しだけ頑張って…」
「ぅあ、あ、せんぱ…っ、ぁ、んっ、理人先輩…っ」
「深月……深月……っ」
「ぁ、あ、や…だ、や…っ…も、だめ…っ、──っひ、んんっ…!」
「……っ…」
もう自分のが出てるのかどうかは分かんないけど、お腹の奥が暖かくなったのと中にいる先輩がドクドクしてるのはハッキリと分かった。
しばらくしてズルって抜かれた後、中から何かが出てくる感覚に腰が震えて唇を噛む。俺のお尻の下にあるタオル、絶対ドロドロになってる。
それを見た先輩が苦笑し、「中の出すね」と言って指を入れてきた。
「……ンッ…」
「深月、あんまり力入れちゃ駄目だよ」
「…ふ…っ……ぅん……」
「いい子」
息を吸って、吐いて、先輩の指より力が入らないようにする事だけを意識して震えながら終わるのを待っていると、指が抜かれてついでにタオルもとっぱらわれた。
俺の顔を覗き込んで来た先輩は優しく微笑んで俺の頭を撫でる。
「今日は起きてるね」
「……ん……」
「でも眠そう。寝てもいいよ、傍にいるから」
「せんぱい……」
「うん?」
「ずっと一緒がいい……先輩とは、ずっと……」
「……ずっと一緒だよ。何があっても」
「……俺も、吸血鬼になりたいな……」
「……!」
先輩と同じ吸血鬼になればこんな不安なんてなくなるのかもしれない。でももう、今の先輩の一族にはそんな力はないって聞いたから無理だって事は分かってるけど、それでもつい願ってしまう。
頭を撫でられる心地良さで瞼が重くなってきた。ウトウトしながら先輩を見ると、今にも泣きそうな顔をしていて驚いたけど、大きな手に目元を覆われてしまえばなけなしの意識なんてすぐに落ちてしまう訳で。
睡魔の手に勢い良く引っ張られた俺はあっという間に深い眠りについた。
扉が開いて閉まる音がして、俺はゆっくりと目を開けた。半分までしか開かなかったけど、ぼんやりと壁を見ているとベッドが揺れて頭の下とお腹に腕が入ってきて後ろからぎゅっと抱き締められる。
「おはよう」
「……せんぱ……」
「声ガラガラだね。お水飲もうか」
喉に何かが張り付いたみたいに嗄れた声が出て、小さく笑った先輩はまたベッドから降りると机に置いてたっぽい水のペットボトルの蓋を開けながら戻って来た。そのままくれるのかと思ってたら先輩が口をつけるからあれ? と目を瞬いてたら、おもむろにキスされて水が流れ込んで来る。
「ん…っ…」
そのあと何回か口移しで飲まされて、赤くなった俺がもういいと首を振るとクスリと笑った先輩が蓋をして机に戻した。
ベッドの端に座って俺の頬を撫でる。
「少しだけ顔色は戻ったかな」
「……先輩、友達って終わりがあるんだな」
「?」
「俺さ、友達って一生友達なんだって思ってたんだ。どんだけ離れても、覚えてる限りは友達だって。……でも、翔吾とはもう無理なんだよな。一番近くにいたのに、気付けなかった俺のせいだけど……」
「深月のせいじゃないよ」
「ううん、俺のせいだよ。だって俺が翔吾を傷付けたんだ。友達ですらいられなくした。ごめんって、何回言っても謝りきれない」
「……謝らなくていいんじゃないかな」
優しい先輩から意外な言葉が出て俺は思わず目を見瞠る。
誰かを傷付けたりしたら謝るのは当たり前じゃないのか?
「たぶん、翔吾くんも謝って欲しいとは思ってないと思うよ。翔吾くんは翔吾くんなりにケジメをつけた訳だし、そこで深月が謝ると余計に惨めな気持ちになるんじゃないかな」
「そ、なのか……?」
「こればっかりは時間が経てばとは言えないけど、深月が出来る事は翔吾くんをそっとしておく事だよ。もし翔吾くんから話し掛けて来てくれたら、深月は笑って答えてあげたらいい。きっと翔吾くんも、深月を困らせたって気にしてるはずだから」
「黙ってていいの?」
「今は、お互いに距離を置く必要があるからね」
「……分かった」
先輩の言う通りだ。俺が翔吾に何かを言ったところで、今はただ困らせるだけだもんな。これ以上は傷付けたくないし、悲しいし寂しいけど、翔吾のために出来る事がそれしかないなら、そこに翔吾がいなくても、俺は普段通りバカをやって過ごすだけだ。
しゅんとした俺の頭に先輩の手が乗って、髪を梳くように撫でられる。
「でも、俺は深月の傍にいるからね」
「うん」
「離れたりしないから、安心して」
先輩はいつも俺の不安とか悲しい気持ちとかを軽くしてくれる。たまに吸血鬼じゃなくて魔法使いなんじゃないかって思う時もあるくらい、先輩は俺の考えてる事当ててくれるから……だから先輩の言葉は信じられる。
柔らかく微笑んだ先輩の綺麗な顔が近付いてくるのが分かり、俺は重怠い腕を伸ばして目を閉じた。
すれ違う先輩たちが「どうしたの?」とか「大丈夫?」とか声をかけてくれたけど、俺はそれに頷くか首を振るかで答えて理人先輩を待つ。
「深月?」
しばらくして、今一番聞きたかった声が俺の名前を呼んだから、膝に伏せていた顔を上げると先輩がギョッとしたあと苦笑した。
目が腫れてるのは俺も分かってるから、たぶんそれに対してだとは思う。
「そんなに泣き腫らした顔をして」
「……先輩……」
「……おいで」
膝を曲げ、目線を合わせてくれた先輩の大きな手に頬を包むように撫でられ俺はまた泣きそうになる。そんな様子を見て柔らかく微笑んだ先輩が腕を広げてくれるから、俺は堪らず飛び込んだ。
横抱きにして立ち上がった理人先輩はポカンとしている他の先輩たちには目もくれずに、踵を返して元来た道を戻り始める。
理人先輩といられるならどこでもいい。俺は先輩の肩に顔を埋めて唇を噛んだ。
二年生の寮部屋は少し広めで、一年生と違って二段じゃなく、入口から見て左右に別れてベッドが置かれていた。
本当は他学年は入っちゃダメなんだけど、先輩はここの方が見付かりにくいからって部屋に連れて来てくれて……でもどうしてこうなったんだっけ?
「あ、ぅ、やぁ…っ」
「深月のここは偉いね…まだ二回目なのに、こんなに上手に吸い付いてくれる」
「ンッ、や、そこやだ…っ」
「深月の〝やだ〟は〝もっと〟って事だよね」
「ひぁ、あ、ぁあ…!」
先輩のベッドの上で泣きながら昨日あった事を話してたらいっぱいキスされて、いつの間にか制服を脱がされて組み敷かれてた。
胸も前も後ろも弄られてすでに二回も出してる俺は、今は先輩にガンガン突かれてる。
「やぁ、あっ……せんぱ…っ……」
「ん?」
「…っ…ごめ、なさ……翔吾に、キス、され…た…っ」
「……知ってるよ。コウには、深月が悲しんだり苦しんだり泣いたりしたら報告するように言ってるから」
「……コウ、くん…が……」
「それに、深月は悪くないでしょ? 謝らなくていいんだよ」
「……っんぅ…! や、あ、だめっ、一緒にしたら……ッ」
先輩の手が俺の中心を握って腰の動きに合わせて上下させるから、限界が近い俺はすぐにイきそうになって首を振る。でも先輩は少しだけ意地悪な顔をすると、俺の首筋に唇を寄せて舐めて来た。
あ、これはもしかして……。
「待っ、今は…っ……ぁ、あっ、や、も…っ、あ、ん、ンンッ…!」
「……っ…」
「…ふ……? せんぱ……」
あれ? てっきり血を吸われるかと思ったのに、先輩は噛んだだけで牙は伸ばしもしなかった。
達した後ぼんやりした頭で天井を見ていると、先輩が出ていく感覚がして慌てて両足を腰に回す。匂いを嗅いでいた先輩はバッと顔を上げ驚いたのか目を瞬いていた。
「まだ…抜かないで……もっと、ぎゅってして……」
「…………」
「…っ…あ、またおっきくなっ……」
「ホントにこの子は……分かっててやってるの?」
「んっ、あ、あ…っ」
「ねぇ、深月。そんな煽り方、どこで覚えたの?」
「ぁあ、あ、知らな…っ…分かんなぃ……ひぅっ」
俺はただやって欲しい事を言ってるだけで、先輩が言う煽るとか覚えたとか全然意味が分からない。だから首を振って答えたのに、先輩が奥をグリッてするから腰が大きく跳ねた。
「それ、や…っ…ンッ、グリグリ、やだ……っ」
「これ好きなんだ? 中きゅうってなったよ」
「ひぁ、あ、ん、り…ひと、せんぱ……っ」
「……可愛い、深月。愛してるよ」
「やぁ、あ、また来ちゃ…っ、イッちゃう…っ」
「ん、いいよ…」
先輩の手が俺の足の膝裏を掴んで押し上げ、これ以上無理ってくらいもっと深いところまで入って来た。目の裏がチカチカしてもう限界だった俺は喉を反らして出したのに、先輩は止まってくれない。
「ひぅ…ッ、ゃ、待っ…、だめっ、俺今…出たばっかぁ……!」
「…っ…ごめんね、もう少しだけ頑張って…」
「ぅあ、あ、せんぱ…っ、ぁ、んっ、理人先輩…っ」
「深月……深月……っ」
「ぁ、あ、や…だ、や…っ…も、だめ…っ、──っひ、んんっ…!」
「……っ…」
もう自分のが出てるのかどうかは分かんないけど、お腹の奥が暖かくなったのと中にいる先輩がドクドクしてるのはハッキリと分かった。
しばらくしてズルって抜かれた後、中から何かが出てくる感覚に腰が震えて唇を噛む。俺のお尻の下にあるタオル、絶対ドロドロになってる。
それを見た先輩が苦笑し、「中の出すね」と言って指を入れてきた。
「……ンッ…」
「深月、あんまり力入れちゃ駄目だよ」
「…ふ…っ……ぅん……」
「いい子」
息を吸って、吐いて、先輩の指より力が入らないようにする事だけを意識して震えながら終わるのを待っていると、指が抜かれてついでにタオルもとっぱらわれた。
俺の顔を覗き込んで来た先輩は優しく微笑んで俺の頭を撫でる。
「今日は起きてるね」
「……ん……」
「でも眠そう。寝てもいいよ、傍にいるから」
「せんぱい……」
「うん?」
「ずっと一緒がいい……先輩とは、ずっと……」
「……ずっと一緒だよ。何があっても」
「……俺も、吸血鬼になりたいな……」
「……!」
先輩と同じ吸血鬼になればこんな不安なんてなくなるのかもしれない。でももう、今の先輩の一族にはそんな力はないって聞いたから無理だって事は分かってるけど、それでもつい願ってしまう。
頭を撫でられる心地良さで瞼が重くなってきた。ウトウトしながら先輩を見ると、今にも泣きそうな顔をしていて驚いたけど、大きな手に目元を覆われてしまえばなけなしの意識なんてすぐに落ちてしまう訳で。
睡魔の手に勢い良く引っ張られた俺はあっという間に深い眠りについた。
扉が開いて閉まる音がして、俺はゆっくりと目を開けた。半分までしか開かなかったけど、ぼんやりと壁を見ているとベッドが揺れて頭の下とお腹に腕が入ってきて後ろからぎゅっと抱き締められる。
「おはよう」
「……せんぱ……」
「声ガラガラだね。お水飲もうか」
喉に何かが張り付いたみたいに嗄れた声が出て、小さく笑った先輩はまたベッドから降りると机に置いてたっぽい水のペットボトルの蓋を開けながら戻って来た。そのままくれるのかと思ってたら先輩が口をつけるからあれ? と目を瞬いてたら、おもむろにキスされて水が流れ込んで来る。
「ん…っ…」
そのあと何回か口移しで飲まされて、赤くなった俺がもういいと首を振るとクスリと笑った先輩が蓋をして机に戻した。
ベッドの端に座って俺の頬を撫でる。
「少しだけ顔色は戻ったかな」
「……先輩、友達って終わりがあるんだな」
「?」
「俺さ、友達って一生友達なんだって思ってたんだ。どんだけ離れても、覚えてる限りは友達だって。……でも、翔吾とはもう無理なんだよな。一番近くにいたのに、気付けなかった俺のせいだけど……」
「深月のせいじゃないよ」
「ううん、俺のせいだよ。だって俺が翔吾を傷付けたんだ。友達ですらいられなくした。ごめんって、何回言っても謝りきれない」
「……謝らなくていいんじゃないかな」
優しい先輩から意外な言葉が出て俺は思わず目を見瞠る。
誰かを傷付けたりしたら謝るのは当たり前じゃないのか?
「たぶん、翔吾くんも謝って欲しいとは思ってないと思うよ。翔吾くんは翔吾くんなりにケジメをつけた訳だし、そこで深月が謝ると余計に惨めな気持ちになるんじゃないかな」
「そ、なのか……?」
「こればっかりは時間が経てばとは言えないけど、深月が出来る事は翔吾くんをそっとしておく事だよ。もし翔吾くんから話し掛けて来てくれたら、深月は笑って答えてあげたらいい。きっと翔吾くんも、深月を困らせたって気にしてるはずだから」
「黙ってていいの?」
「今は、お互いに距離を置く必要があるからね」
「……分かった」
先輩の言う通りだ。俺が翔吾に何かを言ったところで、今はただ困らせるだけだもんな。これ以上は傷付けたくないし、悲しいし寂しいけど、翔吾のために出来る事がそれしかないなら、そこに翔吾がいなくても、俺は普段通りバカをやって過ごすだけだ。
しゅんとした俺の頭に先輩の手が乗って、髪を梳くように撫でられる。
「でも、俺は深月の傍にいるからね」
「うん」
「離れたりしないから、安心して」
先輩はいつも俺の不安とか悲しい気持ちとかを軽くしてくれる。たまに吸血鬼じゃなくて魔法使いなんじゃないかって思う時もあるくらい、先輩は俺の考えてる事当ててくれるから……だから先輩の言葉は信じられる。
柔らかく微笑んだ先輩の綺麗な顔が近付いてくるのが分かり、俺は重怠い腕を伸ばして目を閉じた。
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