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とある国のお姫様
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目の前には綺麗なドレスを身に纏った綺麗な女性がいる。
ルカと同じ人間で、わざわざ下界からここへやって来たのだ。
「お噂には窺っておりましたが、ルカ様は本当にお美しいですわね」
「⋯いえ⋯そんな事ありません⋯」
「ご謙遜を。陛下が夢中になるのも分かりますわ」
朗らかに笑う女性は、下界の西に存在する国の第一王女らしく名をルナリエという。彼女はアザを持っていた事は元々知っていたが、竜族への偏見から城の人間に箝口令を敷いていたらしい。
だが、いつぞやかに偶然レイフォードを見て、彼になら嫁いでもいいと思い明かす事にしたそうだ。
つまり彼女は、レイフォードに一目惚れしたという事で。
(誰が見ても、レイは素敵な人だもんな)
だからこそ、何も知らないルカでさえこんなにも好きになった。
けれどこれからは、ルカに与えられていた彼の優しさや温もりが彼女だけのものになる。
(胸が苦しい⋯)
「アザなんて醜くて恥ずかしいと思っておりましたけど、あの御方との運命ならこれほど嬉しい事はありませんわ」
「そう、ですか⋯」
エイデルより任されたとはいえ何を話せばいいのか分からないルカは、先ほどから相槌を打つくらいくらいしか出来ていない。
アザ持ちの余裕か、それを気にせず話すルナリエにはルカに対する悪意はないが、ハッキリとした敵意は持っているようで端々で感じる。
「この城の大臣が教えてくれましたが、ルカ様は貴族ではないのですね。南の辺境にある村のご出身だとか⋯」
「は、はい」
「⋯それなら、高潔な竜族の血筋に平民の血が混じる事を、大臣たちが良く思わないのも分かりますわね」
「⋯⋯⋯」
この城にいる人たちのほとんどはルカを受け入れてくれていて、擦れ違う時や声をかけた時など笑顔で応えてくれる。だが、この国の一端を担っている大臣たちからはあまり良い顔をされていい事は分かっていた。
理由は言わずもがな、ルナリエの言葉通りなのだが。
「ああ、誤解なさらないで。私、別に貴方を貶めようとか、そんなつもりはないんですの。辺境の地で懸命に生きていらしたんですもの、素晴らしいですわ」
「⋯ありがとう、ございます⋯」
(褒められてはいない、んだよな⋯?)
鈍いルカでも分かるくらいルナリエにとってルカは嫌悪する存在なのだろう。話し方は優しいがどうにも言葉に棘がある。
身体を縮こませ俯くルカを冷めた目で見たルナリエは、紅茶に口を付けたあと「そうですわ」と妙に弾んだ声で話し始めた。
「村はもうなくなったとお聞きしましたし、私も鬼ではありませんからこの城に滞在する事は構いませんわ」
「?」
「王が側室を迎える事も、国にとっては必要ですものね」
「そくしつ?」
「私も王族ですから、快く受け入れますわ」
彼女はさっきから何を言っているのだろうか。
初めて聞いた単語の意味が分からず目を瞬くルカに艶やかに微笑んだルナリエは、持っていた扇子を開くとおもむろに口元を隠した。
「貴方が竜族にでもならない限り、身篭りはしませんものね」
理解出来ない言葉に何も返せないルカは、それでもルナリエの表情から良くない事を言われているのが分かり口を噤む。
今すぐレイフォードに会いたいとルカは思った。
どれくらい時間が経ったのかは分からないが、メイドが部屋の用意が出来たとルナリエを呼びにくるまでルカは居心地が悪くて仕方がなかった。
目を伏せて部屋へと戻るルカをリックスが心配しているのは分かっていたが、いつものように「大丈夫」と笑う事も出来なくて申し訳なさが募る。
「ルカ様」
「⋯?」
「私は、何があってもルカ様の味方ですから」
明らかに自分より身分の高いリックスが何故こうも慕ってくれるのかは分からないが、その言葉に少しだけ浮上したルカは僅かに表情を綻ばせると彼を見上げて頷いた。
「ありがとう」
アザ持ちが見付かった以上、腕っ節の立つリックスはいずれ彼女の護衛になるのかもしれない。けれどそれまでは今までみたいに他愛ない話を出来たらいいなと、痛む胸には気付かないフリをしてルカは部屋へと入った。
夕食後、寝る準備を済ませベッドの端に座ったルカは、明かりの調整をしてくれているソフィアに声をかけ手招きする。
「どうしました?」
「ソフィア、〝そくしつ〟って何?」
「側室? ⋯⋯どなたが仰っていたんです?」
今の今まで柔らかかったソフィアの雰囲気がふっと変わり何だか既視感を覚えたルカだったが、躊躇いがちに「お姫様⋯」と答えたら彼女は珍しく眉を顰めて溜め息を零した。
手を止めてルカの傍まで来ると、隣に腰を下ろし両手で包むように手を握ってくれる。
「そのようなひどいお言葉、ルカ様には関係のないものです。陛下が側室を迎えるはずもありませんし、だからと言ってルナリエ様を娶ってルカ様を側室になんて、天地がひっくり返っても絶対に有り得ません」
「やっぱりひどい言葉なのか⋯」
「そうですね、陛下がお聞きになったら怒ると思います」
「そんなに?」
あの時ルナリエはなんて事ないような口振りで話していたが、基本的には穏やかなレイフォードが怒るなんて相当だ。
目を瞬くルカに優しく微笑んだソフィアは今度はそっと抱き締めてくれる。
「そもそも竜族は一夫一妻制です。どのような形であれ、この人と決めたのならその人だけを愛し続けます。竜族は番に対しての愛情や独占欲、執着心が非常に強いので、ルカ様はお覚悟召されなければいけませんよ。特に陛下なんて、ルカさま以外にはご興味も御座いませんし」
矢継ぎ早に言われほとんど理解出来なかったルカは、困惑しながら「つまり?」と問い掛ける。
身体を離したソフィアはそんなルカに嫌な顔をするでもなく、実ににこやかに答えてくれた。
「つまり、陛下は何があってもルカ様をお選びになるという事です」
「⋯⋯⋯」
あの人はアザを持っているのに? という言葉は飲み込んだ。
どう考えても竜族の大多数が選ぶのはルナリエだという事はルカにだって分かる。
国や国民を大切にしているレイフォードが民意を蔑ろにするとは思えない。
それに元々、レイフォードはアザ持ちを捜してあの村に来たはずだ。
(レイの気持ちを疑ってる訳じゃないけど、でも⋯)
どう頑張ったって、アザを持つ人とルカとでは土俵からして違う。
どんどんネガティブな思考に陥るルカの様子に眉尻を下げたソフィアは、ルカの不安を唯一解消出来るレイフォードが早く帰って来るようにと願う事しか出来なかった。
ルカと同じ人間で、わざわざ下界からここへやって来たのだ。
「お噂には窺っておりましたが、ルカ様は本当にお美しいですわね」
「⋯いえ⋯そんな事ありません⋯」
「ご謙遜を。陛下が夢中になるのも分かりますわ」
朗らかに笑う女性は、下界の西に存在する国の第一王女らしく名をルナリエという。彼女はアザを持っていた事は元々知っていたが、竜族への偏見から城の人間に箝口令を敷いていたらしい。
だが、いつぞやかに偶然レイフォードを見て、彼になら嫁いでもいいと思い明かす事にしたそうだ。
つまり彼女は、レイフォードに一目惚れしたという事で。
(誰が見ても、レイは素敵な人だもんな)
だからこそ、何も知らないルカでさえこんなにも好きになった。
けれどこれからは、ルカに与えられていた彼の優しさや温もりが彼女だけのものになる。
(胸が苦しい⋯)
「アザなんて醜くて恥ずかしいと思っておりましたけど、あの御方との運命ならこれほど嬉しい事はありませんわ」
「そう、ですか⋯」
エイデルより任されたとはいえ何を話せばいいのか分からないルカは、先ほどから相槌を打つくらいくらいしか出来ていない。
アザ持ちの余裕か、それを気にせず話すルナリエにはルカに対する悪意はないが、ハッキリとした敵意は持っているようで端々で感じる。
「この城の大臣が教えてくれましたが、ルカ様は貴族ではないのですね。南の辺境にある村のご出身だとか⋯」
「は、はい」
「⋯それなら、高潔な竜族の血筋に平民の血が混じる事を、大臣たちが良く思わないのも分かりますわね」
「⋯⋯⋯」
この城にいる人たちのほとんどはルカを受け入れてくれていて、擦れ違う時や声をかけた時など笑顔で応えてくれる。だが、この国の一端を担っている大臣たちからはあまり良い顔をされていい事は分かっていた。
理由は言わずもがな、ルナリエの言葉通りなのだが。
「ああ、誤解なさらないで。私、別に貴方を貶めようとか、そんなつもりはないんですの。辺境の地で懸命に生きていらしたんですもの、素晴らしいですわ」
「⋯ありがとう、ございます⋯」
(褒められてはいない、んだよな⋯?)
鈍いルカでも分かるくらいルナリエにとってルカは嫌悪する存在なのだろう。話し方は優しいがどうにも言葉に棘がある。
身体を縮こませ俯くルカを冷めた目で見たルナリエは、紅茶に口を付けたあと「そうですわ」と妙に弾んだ声で話し始めた。
「村はもうなくなったとお聞きしましたし、私も鬼ではありませんからこの城に滞在する事は構いませんわ」
「?」
「王が側室を迎える事も、国にとっては必要ですものね」
「そくしつ?」
「私も王族ですから、快く受け入れますわ」
彼女はさっきから何を言っているのだろうか。
初めて聞いた単語の意味が分からず目を瞬くルカに艶やかに微笑んだルナリエは、持っていた扇子を開くとおもむろに口元を隠した。
「貴方が竜族にでもならない限り、身篭りはしませんものね」
理解出来ない言葉に何も返せないルカは、それでもルナリエの表情から良くない事を言われているのが分かり口を噤む。
今すぐレイフォードに会いたいとルカは思った。
どれくらい時間が経ったのかは分からないが、メイドが部屋の用意が出来たとルナリエを呼びにくるまでルカは居心地が悪くて仕方がなかった。
目を伏せて部屋へと戻るルカをリックスが心配しているのは分かっていたが、いつものように「大丈夫」と笑う事も出来なくて申し訳なさが募る。
「ルカ様」
「⋯?」
「私は、何があってもルカ様の味方ですから」
明らかに自分より身分の高いリックスが何故こうも慕ってくれるのかは分からないが、その言葉に少しだけ浮上したルカは僅かに表情を綻ばせると彼を見上げて頷いた。
「ありがとう」
アザ持ちが見付かった以上、腕っ節の立つリックスはいずれ彼女の護衛になるのかもしれない。けれどそれまでは今までみたいに他愛ない話を出来たらいいなと、痛む胸には気付かないフリをしてルカは部屋へと入った。
夕食後、寝る準備を済ませベッドの端に座ったルカは、明かりの調整をしてくれているソフィアに声をかけ手招きする。
「どうしました?」
「ソフィア、〝そくしつ〟って何?」
「側室? ⋯⋯どなたが仰っていたんです?」
今の今まで柔らかかったソフィアの雰囲気がふっと変わり何だか既視感を覚えたルカだったが、躊躇いがちに「お姫様⋯」と答えたら彼女は珍しく眉を顰めて溜め息を零した。
手を止めてルカの傍まで来ると、隣に腰を下ろし両手で包むように手を握ってくれる。
「そのようなひどいお言葉、ルカ様には関係のないものです。陛下が側室を迎えるはずもありませんし、だからと言ってルナリエ様を娶ってルカ様を側室になんて、天地がひっくり返っても絶対に有り得ません」
「やっぱりひどい言葉なのか⋯」
「そうですね、陛下がお聞きになったら怒ると思います」
「そんなに?」
あの時ルナリエはなんて事ないような口振りで話していたが、基本的には穏やかなレイフォードが怒るなんて相当だ。
目を瞬くルカに優しく微笑んだソフィアは今度はそっと抱き締めてくれる。
「そもそも竜族は一夫一妻制です。どのような形であれ、この人と決めたのならその人だけを愛し続けます。竜族は番に対しての愛情や独占欲、執着心が非常に強いので、ルカ様はお覚悟召されなければいけませんよ。特に陛下なんて、ルカさま以外にはご興味も御座いませんし」
矢継ぎ早に言われほとんど理解出来なかったルカは、困惑しながら「つまり?」と問い掛ける。
身体を離したソフィアはそんなルカに嫌な顔をするでもなく、実ににこやかに答えてくれた。
「つまり、陛下は何があってもルカ様をお選びになるという事です」
「⋯⋯⋯」
あの人はアザを持っているのに? という言葉は飲み込んだ。
どう考えても竜族の大多数が選ぶのはルナリエだという事はルカにだって分かる。
国や国民を大切にしているレイフォードが民意を蔑ろにするとは思えない。
それに元々、レイフォードはアザ持ちを捜してあの村に来たはずだ。
(レイの気持ちを疑ってる訳じゃないけど、でも⋯)
どう頑張ったって、アザを持つ人とルカとでは土俵からして違う。
どんどんネガティブな思考に陥るルカの様子に眉尻を下げたソフィアは、ルカの不安を唯一解消出来るレイフォードが早く帰って来るようにと願う事しか出来なかった。
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