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恋人だから出来る事
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翌朝、パチっと目が覚めた俺は目の前に周防くんの顔がアップがあって危なく声を上げるところだった。
慌てて口を押さえてまじまじと見る。
初めて寝顔見たけど、寝てる姿も凄くカッコいい。周防くん、睫毛長いし鼻とか唇の形も綺麗で、こんなにカッコいい人他にはいないってくらいカッコいい。あれ、俺カッコいいしか言えてない。
「朝ご飯、作ったら喜んでくれるかな」
食パンあったよね。目玉焼きも練習したし、ウィンナーは焼くだけ。火加減だけ気を付ければいいのは覚えたから……うん、やってみよう。
俺の腰にある周防くんの腕を起こさないようズラしてベッドから降りると、まずは顔を洗おうと洗面所に向かった。歯磨きも済ませて、寝癖だらけの髪を直して手を綺麗に洗ってキッチンに戻る。
周防くんはまだ寝てるからなるべく静かにしないと。
冷蔵庫から卵とウィンナーを取り出し、フライパンをコンロに置いて火を点けようとしたんだけど点かなくて首を傾げる。しばらく悩んで、そういえばお母さんが、ガスは危ないから使わない時は元栓を閉めるんだよって言ってた事を思い出した。
「これ、かな?」
コンロとチューブが繋がっている方を四苦八苦しながら開けてようやく火を点ける事が出来た。押しながらじゃないと回らないのは聞いてなかったなぁ。
油をしいて、卵を割る。もう黄身も潰さなくなったし、殻も入らなくなったんだ。でも蓋はどこかな。蓋がないと黄身に火が通らないよね。
「半熟というか、ほとんど生状態になっちゃう…」
家と勝手が違い過ぎてどうしたらいいか分からない。ちゃんと周防くんに、どこに何があるか聞いておけば良かった。
さて、黄身に火を通すにはどうするか。……あ、そうだ。
「ひっくり返そう」
フライ返しは玉子焼きの時に良く使ってるからお手の物。端っこをチラ見して焦げてないのを確認してひっくり返す。周防くんは半熟と固いのどっちが好きなんだろ。ちなみに俺は半熟が好き。
あ、そろそろいいかな。もう一回表にして、お皿に乗せれば立派な目玉焼きになるはず……だったのに。
「…なんで?」
返そうとしたら黄身が見事に潰れてしまった。おかしい、俺の頭の中ではちゃんと目玉焼きの形してたのにこれは白身が黄身に侵食されてる。誰がどう見ても失敗だ。
仕方ない、これは俺のにして、もう一個は潰れないくらいしっかり火を通したら大丈夫なはずだから、俺は気合いを入れてもう一度フライパンに卵を割って入れる。
その瞬間後ろから肩に何かが巻き付いて来て背中が暖かくなった。
「朝ご飯、作ってくれてんの?」
「周防くん」
「おはよ」
「おはよう。全部出来たら起こそうと思ってたのに」
「実は結構前から見てた」
「え」
一体どこから? 俺の手際の悪さがずっと見られてたって事?
目を瞬きながら見上げると額にキスされて、ぎゅーって抱き締められる。
「ちょこちょこ動く後ろ姿がすげぇ可愛かったからつい」
「ついって…あ、離して周防くん。目玉焼きが焦げちゃう」
「ん」
こっちは周防くんのなのに焦げたら大変だ。
腕を離した周防くんが覗き込んでるのが分かったけど、急いでひっくり返さないとと思ってる俺に気にする余裕はない。それでも慎重に裏返すとところどころ焦げてて肩を落とした。
潰れた方が裏は綺麗だったな。
「斬新な焼き方だな」
「蓋がどこにあるか分からなくて」
「ああ、なるほど。もう遅いけど、蓋はここな」
「うん、ありがとう」
吊り棚の扉を開けた周防くんが蓋を出して見せてくれる。そこにあったんだ。でももう焼き上がるし、今日はこれでいいかな。
フライ返しで白身の部分を持ち上げ黄身の具合を確かめる。これなら潰れないかってくらいまで黄色くなったから、一回表に戻してお皿に移したら今度はちゃんと目玉焼きになった。
固焼きになっちゃったけど、あとはパンとウィンナーを焼けば完成だ。
「周防くん、座って待ってて」
「写真撮っていい?」
「え? いいけど…何で?」
「せっかくだし」
「?」
何がせっかくなのかは分からないけど、写真なら聞かなくても好きなだけ撮ってくれてもいいのに。ソファに移動した周防くんがこっちにカメラを向けたから手を振ってから食パンをトースターにセットする。
その間にウィンナーを焼いて目玉焼きのお皿に盛り付け、綺麗に焼き上がったパンも違うお皿に移したら出来上がり。
目玉焼きは不格好になっちゃったけど、俺にしては上出来だと思う。
「出来たー」
「美味そう。ありがとな、湊」
「どういたしまして」
テーブルに運びそれぞれの前に置いて座ると周防くんが頭を撫でてくれた。良く出来ましたって褒められてるみたいで少しだけ照れくさい。
二人で手を合わせて、いただきますを言ってから食べ始める。
「今日どうする? 出掛けるか?」
「ん、んー……」
「行きたいとこはない感じ?」
「周防くんとずっとくっついてたい」
「そうきたか」
一緒に出掛けるのももちろん楽しくて好きだけど、せっかく泊まりに来てて一日中いられるならそっちの方が嬉しい。でも周防くんはそういうのあんまり好きじゃないのかな。
難しい顔をして額に手を当ててる。
「えっと、ダメなら…」
「違う違う、駄目とかじゃなくて…俺の理性的な問題が」
「?」
「いや、そうだな。映画途中だったしな。続きから見るか」
「うん」
いつもの笑顔を見せてくれた周防くんにホッとした俺は、黄身の潰れた目玉焼き擬きを食パンに乗せると大きく口を開けて齧り付いた。
昨日と同じようにテーブルの上にお菓子とジュースが置かれて、周防くんがDVDを再生してくれた。途中でウトウトしてたから話がよく分かってなくて、首を傾げてたら最初まで巻き戻してくれたから今度はしっかり観る。
昨日は時間も時間だったからお菓子はあんまり食べなかったんだけど、今日はスナック菓子に手を伸ばしつつ鑑賞してた。
「あ」
「ん?」
「お菓子入っちゃった」
「……っ…みな…」
周防くんの服、襟も大きいから隙間が空いてて、そこから口に入れようとしたお菓子が落ちて中に入ってしまった。襟元を引っ張って覗き込むとお腹のところで引っ掛かってて、下から取った方が早いから鳩尾のところまで裾を捲ってお菓子を取る。
でも上げた裾を下ろそうとしたら周防くんの手がお腹を触ってきた。
「周防くん?」
「前から思ってたけど、湊って細いよな」
「そうかな? 周防くんはお腹の筋肉凄いよね」
「凄くはないけど…」
言いながら何の変哲もない俺のお腹を撫でるからくすぐったくてピクピクしてしまう。
「ん…周防くん、くすぐったいよ…」
「うん」
何か、周防くんの反応が鈍い。不思議に思いつつ見てると周防くんの手がゆっくりと上がって来て、肋骨の出っ張りをなぞりながら脇の方に移動する。
俺、脇と脇腹は一番くすぐったく感じるところで、ムズムズしてきたから肩を竦めるとパッと手を離した周防くんに抱き締められた。
「……ごめん」
「え?」
「湊に触りたい」
「触ってるよ?」
「もっといろんなとこ」
「いろんなとこ?」
具体的にはどこなんだろうと思ってたら、周防くんの手が中心に触れて目を瞬く。初めて周防くんの家に泊まった時の事を思い出して顔が赤くなった。
「す、周防くん…」
「前、ここに触ったろ? ここ以外にも、湊の身体全部に触りたい」
「ぜ、全部…?」
「恋人だから出来る事、したい」
恋人だから出来る事。
俺はまだまだ勉強不足で、そう言われても周防くんがしたい事が何なのか分かんないけど、それを恋人として俺に望んでくれるなら応えたい。
だって、俺だって周防くんと恋人だから出来る事したいから。
「い、いいよ…」
「……ホントに?」
「周防くんだから、いいよ」
「なるべく優しくする。嫌だったらやめるから」
「周防くんは俺の嫌な事なんてしないよ?」
「そう言われると心苦しくなるな…」
初めて話した日からずっと周防くんは優しくて、嫌だって思った事一回もない。女の子たちと話してたりするとモヤモヤはするけど、それだってヤキモチだし周防くんにしてる訳じゃないから。
だからそう言ったら、周防くんは苦笑して俺にキスしてきた。
「ベッド連れてっていい?」
「? うん」
ソファじゃ出来ない事なのかな。
リモコンを操作して映画とテレビを消した周防くんは、俺を抱き上げて額をくっつけると優しく微笑んでベッドへと向かった。
慌てて口を押さえてまじまじと見る。
初めて寝顔見たけど、寝てる姿も凄くカッコいい。周防くん、睫毛長いし鼻とか唇の形も綺麗で、こんなにカッコいい人他にはいないってくらいカッコいい。あれ、俺カッコいいしか言えてない。
「朝ご飯、作ったら喜んでくれるかな」
食パンあったよね。目玉焼きも練習したし、ウィンナーは焼くだけ。火加減だけ気を付ければいいのは覚えたから……うん、やってみよう。
俺の腰にある周防くんの腕を起こさないようズラしてベッドから降りると、まずは顔を洗おうと洗面所に向かった。歯磨きも済ませて、寝癖だらけの髪を直して手を綺麗に洗ってキッチンに戻る。
周防くんはまだ寝てるからなるべく静かにしないと。
冷蔵庫から卵とウィンナーを取り出し、フライパンをコンロに置いて火を点けようとしたんだけど点かなくて首を傾げる。しばらく悩んで、そういえばお母さんが、ガスは危ないから使わない時は元栓を閉めるんだよって言ってた事を思い出した。
「これ、かな?」
コンロとチューブが繋がっている方を四苦八苦しながら開けてようやく火を点ける事が出来た。押しながらじゃないと回らないのは聞いてなかったなぁ。
油をしいて、卵を割る。もう黄身も潰さなくなったし、殻も入らなくなったんだ。でも蓋はどこかな。蓋がないと黄身に火が通らないよね。
「半熟というか、ほとんど生状態になっちゃう…」
家と勝手が違い過ぎてどうしたらいいか分からない。ちゃんと周防くんに、どこに何があるか聞いておけば良かった。
さて、黄身に火を通すにはどうするか。……あ、そうだ。
「ひっくり返そう」
フライ返しは玉子焼きの時に良く使ってるからお手の物。端っこをチラ見して焦げてないのを確認してひっくり返す。周防くんは半熟と固いのどっちが好きなんだろ。ちなみに俺は半熟が好き。
あ、そろそろいいかな。もう一回表にして、お皿に乗せれば立派な目玉焼きになるはず……だったのに。
「…なんで?」
返そうとしたら黄身が見事に潰れてしまった。おかしい、俺の頭の中ではちゃんと目玉焼きの形してたのにこれは白身が黄身に侵食されてる。誰がどう見ても失敗だ。
仕方ない、これは俺のにして、もう一個は潰れないくらいしっかり火を通したら大丈夫なはずだから、俺は気合いを入れてもう一度フライパンに卵を割って入れる。
その瞬間後ろから肩に何かが巻き付いて来て背中が暖かくなった。
「朝ご飯、作ってくれてんの?」
「周防くん」
「おはよ」
「おはよう。全部出来たら起こそうと思ってたのに」
「実は結構前から見てた」
「え」
一体どこから? 俺の手際の悪さがずっと見られてたって事?
目を瞬きながら見上げると額にキスされて、ぎゅーって抱き締められる。
「ちょこちょこ動く後ろ姿がすげぇ可愛かったからつい」
「ついって…あ、離して周防くん。目玉焼きが焦げちゃう」
「ん」
こっちは周防くんのなのに焦げたら大変だ。
腕を離した周防くんが覗き込んでるのが分かったけど、急いでひっくり返さないとと思ってる俺に気にする余裕はない。それでも慎重に裏返すとところどころ焦げてて肩を落とした。
潰れた方が裏は綺麗だったな。
「斬新な焼き方だな」
「蓋がどこにあるか分からなくて」
「ああ、なるほど。もう遅いけど、蓋はここな」
「うん、ありがとう」
吊り棚の扉を開けた周防くんが蓋を出して見せてくれる。そこにあったんだ。でももう焼き上がるし、今日はこれでいいかな。
フライ返しで白身の部分を持ち上げ黄身の具合を確かめる。これなら潰れないかってくらいまで黄色くなったから、一回表に戻してお皿に移したら今度はちゃんと目玉焼きになった。
固焼きになっちゃったけど、あとはパンとウィンナーを焼けば完成だ。
「周防くん、座って待ってて」
「写真撮っていい?」
「え? いいけど…何で?」
「せっかくだし」
「?」
何がせっかくなのかは分からないけど、写真なら聞かなくても好きなだけ撮ってくれてもいいのに。ソファに移動した周防くんがこっちにカメラを向けたから手を振ってから食パンをトースターにセットする。
その間にウィンナーを焼いて目玉焼きのお皿に盛り付け、綺麗に焼き上がったパンも違うお皿に移したら出来上がり。
目玉焼きは不格好になっちゃったけど、俺にしては上出来だと思う。
「出来たー」
「美味そう。ありがとな、湊」
「どういたしまして」
テーブルに運びそれぞれの前に置いて座ると周防くんが頭を撫でてくれた。良く出来ましたって褒められてるみたいで少しだけ照れくさい。
二人で手を合わせて、いただきますを言ってから食べ始める。
「今日どうする? 出掛けるか?」
「ん、んー……」
「行きたいとこはない感じ?」
「周防くんとずっとくっついてたい」
「そうきたか」
一緒に出掛けるのももちろん楽しくて好きだけど、せっかく泊まりに来てて一日中いられるならそっちの方が嬉しい。でも周防くんはそういうのあんまり好きじゃないのかな。
難しい顔をして額に手を当ててる。
「えっと、ダメなら…」
「違う違う、駄目とかじゃなくて…俺の理性的な問題が」
「?」
「いや、そうだな。映画途中だったしな。続きから見るか」
「うん」
いつもの笑顔を見せてくれた周防くんにホッとした俺は、黄身の潰れた目玉焼き擬きを食パンに乗せると大きく口を開けて齧り付いた。
昨日と同じようにテーブルの上にお菓子とジュースが置かれて、周防くんがDVDを再生してくれた。途中でウトウトしてたから話がよく分かってなくて、首を傾げてたら最初まで巻き戻してくれたから今度はしっかり観る。
昨日は時間も時間だったからお菓子はあんまり食べなかったんだけど、今日はスナック菓子に手を伸ばしつつ鑑賞してた。
「あ」
「ん?」
「お菓子入っちゃった」
「……っ…みな…」
周防くんの服、襟も大きいから隙間が空いてて、そこから口に入れようとしたお菓子が落ちて中に入ってしまった。襟元を引っ張って覗き込むとお腹のところで引っ掛かってて、下から取った方が早いから鳩尾のところまで裾を捲ってお菓子を取る。
でも上げた裾を下ろそうとしたら周防くんの手がお腹を触ってきた。
「周防くん?」
「前から思ってたけど、湊って細いよな」
「そうかな? 周防くんはお腹の筋肉凄いよね」
「凄くはないけど…」
言いながら何の変哲もない俺のお腹を撫でるからくすぐったくてピクピクしてしまう。
「ん…周防くん、くすぐったいよ…」
「うん」
何か、周防くんの反応が鈍い。不思議に思いつつ見てると周防くんの手がゆっくりと上がって来て、肋骨の出っ張りをなぞりながら脇の方に移動する。
俺、脇と脇腹は一番くすぐったく感じるところで、ムズムズしてきたから肩を竦めるとパッと手を離した周防くんに抱き締められた。
「……ごめん」
「え?」
「湊に触りたい」
「触ってるよ?」
「もっといろんなとこ」
「いろんなとこ?」
具体的にはどこなんだろうと思ってたら、周防くんの手が中心に触れて目を瞬く。初めて周防くんの家に泊まった時の事を思い出して顔が赤くなった。
「す、周防くん…」
「前、ここに触ったろ? ここ以外にも、湊の身体全部に触りたい」
「ぜ、全部…?」
「恋人だから出来る事、したい」
恋人だから出来る事。
俺はまだまだ勉強不足で、そう言われても周防くんがしたい事が何なのか分かんないけど、それを恋人として俺に望んでくれるなら応えたい。
だって、俺だって周防くんと恋人だから出来る事したいから。
「い、いいよ…」
「……ホントに?」
「周防くんだから、いいよ」
「なるべく優しくする。嫌だったらやめるから」
「周防くんは俺の嫌な事なんてしないよ?」
「そう言われると心苦しくなるな…」
初めて話した日からずっと周防くんは優しくて、嫌だって思った事一回もない。女の子たちと話してたりするとモヤモヤはするけど、それだってヤキモチだし周防くんにしてる訳じゃないから。
だからそう言ったら、周防くんは苦笑して俺にキスしてきた。
「ベッド連れてっていい?」
「? うん」
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