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手(廉視点)
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俺には、特に隠しもしていないが大っぴらにもしていない事がある。
指が細くてしなやかで、キズやシミの一つもない綺麗な手に性的興奮を覚える、いわゆる手フェチというやつだが、残念な事にこれまで好みの手には出会えて来なかった。
しかし、二年前にテレビのコマーシャルで偶然見た手があまりにも好みど真ん中で、俺は今だに忘れられずにいる。
速攻テレビ局に問い合わせたが、個人情報云々で教えてもらえず、それでも執拗く食い下がって得た情報は、手の持ち主が未成年だという事だけ。
確かに未成年なら言えねぇわな。
それから俺はどうにかして手の持ち主を見付けようと躍起になった。
だが未成年という情報だけでは名前さえも分かるはずがなく、次第に俺は諦めにも似た境地に陥る。
まだ十代だ。これから先もしかしたら好みの手に会えるかもしれない。
そう思っていないと気が狂いそうだった。
それなのに。
「あの、大丈夫ですか?」
炎天下の下、俺はベンチに項垂れてグロッキーになっていた。
食欲もなく、前日から何も食べずに外へ出たおかげで見事に熱中症になり吐き気と眩暈でグラグラしていた。
そんな俺に声を掛けて来たのがアイツだった。
「とりあえず日陰に行きましょう」
腕を引かれ陰になった場所へ座らされる。持っていたハンカチを濡らして俺の首の後ろに置いたアイツは、待っててと言って近くの薬局へ走っていった。
待ってても何も動けねぇよと悪態をついていた俺だが、しばらくして戻ってきたアイツに経口補水液を渡され驚く。
買ってきたタオルで俺の額に浮いた汗を拭き、団扇を取り出すと左右に振って風を送り始めた。チラリと見た袋の中には、塩分タブレットや冷却スプレーなど色んな物が入っているようだ。
自分だって暑いくせに、人のために汗だくになって…こんなお人好しがいるのかと感心もした。
「失礼しますね」
冷んやりとした手が首筋に触れる。離れる瞬間に見えた手に、俺は目を見開いた。
この手は、あのコマーシャルの手じゃないか? 探すために何度も見返した、ずっと探して来たんだ、間違いない。
傍から見れば相当気持ち悪いだろうが、フェチズムというものは大抵そういうものだろう。特にドンピシャで好みなら、意識せずとも覚えてしまう。
「飲み物、まだあるんで欲しかったら言って下さいね」
口を開けば飲んだ物が出て来そうで俺は頷く事しか出来なかったが、アイツは俺の体調が良くなるまでずっと傍にいてくれた。たまに時間を確認していたから何かしらの用事はあったんだろうが、放っておけなかったんだろう。
温くなったハンカチをまた濡らして、様子を見ながら団扇で仰ぐ。アイツの方が熱中症になるんじゃないかってくらい、甲斐甲斐しく世話してくれた。
吐き気も頭痛も収まった頃、アイツの顔をようやく見る事が出来た俺は思わず固まる。
流れる汗を自分の服で拭うアイツの横顔が息を飲むほど綺麗で、チラリと見える薄い腹が妙に艶めかしくて、知らずに喉が鳴った。
そんな俺の邪な考えなんて知らないアイツは、俺が見ている事に気付いたのか綺麗な顔でニカッと笑う。
「あ、もう大丈夫そう? 良かったー。お兄さん、ちゃんと食べてます? 帰ったらこれだけでも、お腹に入れて下さいね」
そう言ってアルミパウチ入りのゼリーを渡す手に見惚れながらも受け取ると、アイツは袋に入った全ての物を置いて、それじゃあと言って走り去って行った。
そのあまりの速さに引き止める事も出来ず、遠くなる背中を見送る。
首元を触ると、ハンカチが残されていた事に気付いた。手に取り広げると、律儀に名前が書いてある。しかもひらがなで
「あやせ…まひろ? 女みてぇな名前だな…」
せめて年だけでも聞いておけば良かったと思ったが、名前は分かったんだ。必要なら香月の名前で探せる。背は低めだが、見た感じあまり年は変わらないだろう。
もしかしたら、同じ高校にいるかもしれないしな。
そうしてその読みは当たった。
生徒会室の新入生名簿に、あの顔があったのだ。名前も読み仮名も書いてあるため間違いはない。名前だけで胸が高鳴ったのは初めてだ。
「綾瀬真尋」
漢字で見ても女っぽいなと思ったが、響きの可愛らしさはあの見た目に似合うなとも感じた。
アイツが高校からの外部入学生だと言う事は新入生名簿で知っていたし、この学校独自の風習も耳にさえ入っていない事もリサーチ済だった俺は、好機とばかりにあの場に居合わせその綺麗な手に口付けた。だがお気に入りでは落ち着かないと、生徒会役員といえど滅多にしない二度目の口付けを指先にする。
外野はうるさかったが、これでコイツは俺のものになったのだと、柄にもなく喜んだ。
後は手篭めにして籠絡させるだけだと、そう思っていたんだが。アイツは存外気が強く、フットワークの軽い奴だった。おまけに口まで悪かったが、綺麗な顔をして暴言を吐く姿がおかしくてすんなり受け入れてしまった。
食堂以来ぶりにアイツを見かけた時、挨拶だけにしようと思ったのにアイツが逃げるからつい追い掛けたくなり、捕まえたら捕まえたで離し難くなり空き教室に追い込んだ。
抵抗されるから押し倒したが、あそこまでするつもりはなかった。
アイツの手に唇を這わせた瞬間の高揚感は二度と味わえないだろう。
意外といい反応をするアイツもそうだが、何より高めの声が耳に残った。名前を許したのも、あの声で呼ばれたかったからだ。
所有印をつけたのは無意識だった。ピクピクと震えるアイツが可愛くて、あそこで名前を呼ばれなきゃひん剥いて突っ込んでたかもしれない。
まぁそんな事をしていたら、今のこの時間もないんだろうな。
「廉、ちゃんと食ってんのか?」
「食ってる食ってる」
俺の膝の間でパンを貪る真尋は、事ある毎にこう聞いてくる。お前の目の前で食ってないだけで、ちゃんと食べてはいるんだがな。っつか、お前は俺の母親か?
それにしても、真尋は食うのが早いし良く食べる。
「パン屑ついてんぞ」
「んー」
口の端についた欠片を親指で拭い自分の舌で舐めとる。それを見た真尋の顔が真っ赤になり、俺の腕を叩いてきた。
「舐めんなっていっつも言ってるだろ!」
「じゃあどうするんだよ」
「ティッシュがあんだろ、ティッシュが!」
「持ち歩いてねぇよ、ンなもん」
「持ってろよ!」
本当にコイツはキャンキャンとよく吠える。
だが、それを心地良いと思い始めたのはいつだろうか。
口は悪いし、喧嘩腰だし、威勢は良いのに丸め込まれやすくて、お人好しで、素直で、無邪気。
「あ、廉、廉見て。飛行機雲」
細くてしなやかな指が差す空に白い線が走っている。飛行機雲なんて珍しくもないだろうに、それにさえ楽しそうに反応する真尋を俺は愛しく思い始めていた。
「ん? 何?」
指を絡め取り、手の甲に口付ける。始まりはこの手だった。この手に触れたくて、口付けたくてコイツに近付いたのに、いつの間にか真尋自身に触れたくなっていた。
「それ擽ったいんだってば」
ジロリと見上げては来るけど、振り解こうとしない辺りコイツも大分俺に絆されている。
「なぁ、次の日曜暇か?」
「暇じゃねぇ」
「暇だろ? 遊びに行こうぜ」
「人の話聞いてた?」
「聞いてた聞いてた。駅前に十時な」
「聞いてねぇじゃねぇか! しかも早いし!」
「早くねぇだろ。遅れたらその場でキスするからな」
「はぁ? ふざけんな誰が行くか」
「来なかったら朝礼で押し倒す」
「何でだよ!」
こんな他愛ないやり取りも楽しくて手放せなくなる。
「いいから、来いよ」
「……全部廉の奢りなら行ってやる」
「ふ、じゃあ約束な」
ふんと顔を逸らす真尋の頬に口付け、驚いて振り向いた唇を塞ぐ。最近知ったが、コイツはどうも耳が弱いらしい。
指で触るだけでも抵抗をなくすため、最近は口付けの合間に触るようになった。
「ん、やめっ……、んん…っ」
(こんな声、他の奴には聞かせられねぇよな)
胸元を押し返していた手が縋るように服を掴むのが堪らない。いつかはこの手が、背中や首に回ってくれるといいんだがな。
俺はその手を握り込み、赤い顔でプルプルと震える真尋の唇を貪った。
早く俺に惚れろと願いながら。
指が細くてしなやかで、キズやシミの一つもない綺麗な手に性的興奮を覚える、いわゆる手フェチというやつだが、残念な事にこれまで好みの手には出会えて来なかった。
しかし、二年前にテレビのコマーシャルで偶然見た手があまりにも好みど真ん中で、俺は今だに忘れられずにいる。
速攻テレビ局に問い合わせたが、個人情報云々で教えてもらえず、それでも執拗く食い下がって得た情報は、手の持ち主が未成年だという事だけ。
確かに未成年なら言えねぇわな。
それから俺はどうにかして手の持ち主を見付けようと躍起になった。
だが未成年という情報だけでは名前さえも分かるはずがなく、次第に俺は諦めにも似た境地に陥る。
まだ十代だ。これから先もしかしたら好みの手に会えるかもしれない。
そう思っていないと気が狂いそうだった。
それなのに。
「あの、大丈夫ですか?」
炎天下の下、俺はベンチに項垂れてグロッキーになっていた。
食欲もなく、前日から何も食べずに外へ出たおかげで見事に熱中症になり吐き気と眩暈でグラグラしていた。
そんな俺に声を掛けて来たのがアイツだった。
「とりあえず日陰に行きましょう」
腕を引かれ陰になった場所へ座らされる。持っていたハンカチを濡らして俺の首の後ろに置いたアイツは、待っててと言って近くの薬局へ走っていった。
待ってても何も動けねぇよと悪態をついていた俺だが、しばらくして戻ってきたアイツに経口補水液を渡され驚く。
買ってきたタオルで俺の額に浮いた汗を拭き、団扇を取り出すと左右に振って風を送り始めた。チラリと見た袋の中には、塩分タブレットや冷却スプレーなど色んな物が入っているようだ。
自分だって暑いくせに、人のために汗だくになって…こんなお人好しがいるのかと感心もした。
「失礼しますね」
冷んやりとした手が首筋に触れる。離れる瞬間に見えた手に、俺は目を見開いた。
この手は、あのコマーシャルの手じゃないか? 探すために何度も見返した、ずっと探して来たんだ、間違いない。
傍から見れば相当気持ち悪いだろうが、フェチズムというものは大抵そういうものだろう。特にドンピシャで好みなら、意識せずとも覚えてしまう。
「飲み物、まだあるんで欲しかったら言って下さいね」
口を開けば飲んだ物が出て来そうで俺は頷く事しか出来なかったが、アイツは俺の体調が良くなるまでずっと傍にいてくれた。たまに時間を確認していたから何かしらの用事はあったんだろうが、放っておけなかったんだろう。
温くなったハンカチをまた濡らして、様子を見ながら団扇で仰ぐ。アイツの方が熱中症になるんじゃないかってくらい、甲斐甲斐しく世話してくれた。
吐き気も頭痛も収まった頃、アイツの顔をようやく見る事が出来た俺は思わず固まる。
流れる汗を自分の服で拭うアイツの横顔が息を飲むほど綺麗で、チラリと見える薄い腹が妙に艶めかしくて、知らずに喉が鳴った。
そんな俺の邪な考えなんて知らないアイツは、俺が見ている事に気付いたのか綺麗な顔でニカッと笑う。
「あ、もう大丈夫そう? 良かったー。お兄さん、ちゃんと食べてます? 帰ったらこれだけでも、お腹に入れて下さいね」
そう言ってアルミパウチ入りのゼリーを渡す手に見惚れながらも受け取ると、アイツは袋に入った全ての物を置いて、それじゃあと言って走り去って行った。
そのあまりの速さに引き止める事も出来ず、遠くなる背中を見送る。
首元を触ると、ハンカチが残されていた事に気付いた。手に取り広げると、律儀に名前が書いてある。しかもひらがなで
「あやせ…まひろ? 女みてぇな名前だな…」
せめて年だけでも聞いておけば良かったと思ったが、名前は分かったんだ。必要なら香月の名前で探せる。背は低めだが、見た感じあまり年は変わらないだろう。
もしかしたら、同じ高校にいるかもしれないしな。
そうしてその読みは当たった。
生徒会室の新入生名簿に、あの顔があったのだ。名前も読み仮名も書いてあるため間違いはない。名前だけで胸が高鳴ったのは初めてだ。
「綾瀬真尋」
漢字で見ても女っぽいなと思ったが、響きの可愛らしさはあの見た目に似合うなとも感じた。
アイツが高校からの外部入学生だと言う事は新入生名簿で知っていたし、この学校独自の風習も耳にさえ入っていない事もリサーチ済だった俺は、好機とばかりにあの場に居合わせその綺麗な手に口付けた。だがお気に入りでは落ち着かないと、生徒会役員といえど滅多にしない二度目の口付けを指先にする。
外野はうるさかったが、これでコイツは俺のものになったのだと、柄にもなく喜んだ。
後は手篭めにして籠絡させるだけだと、そう思っていたんだが。アイツは存外気が強く、フットワークの軽い奴だった。おまけに口まで悪かったが、綺麗な顔をして暴言を吐く姿がおかしくてすんなり受け入れてしまった。
食堂以来ぶりにアイツを見かけた時、挨拶だけにしようと思ったのにアイツが逃げるからつい追い掛けたくなり、捕まえたら捕まえたで離し難くなり空き教室に追い込んだ。
抵抗されるから押し倒したが、あそこまでするつもりはなかった。
アイツの手に唇を這わせた瞬間の高揚感は二度と味わえないだろう。
意外といい反応をするアイツもそうだが、何より高めの声が耳に残った。名前を許したのも、あの声で呼ばれたかったからだ。
所有印をつけたのは無意識だった。ピクピクと震えるアイツが可愛くて、あそこで名前を呼ばれなきゃひん剥いて突っ込んでたかもしれない。
まぁそんな事をしていたら、今のこの時間もないんだろうな。
「廉、ちゃんと食ってんのか?」
「食ってる食ってる」
俺の膝の間でパンを貪る真尋は、事ある毎にこう聞いてくる。お前の目の前で食ってないだけで、ちゃんと食べてはいるんだがな。っつか、お前は俺の母親か?
それにしても、真尋は食うのが早いし良く食べる。
「パン屑ついてんぞ」
「んー」
口の端についた欠片を親指で拭い自分の舌で舐めとる。それを見た真尋の顔が真っ赤になり、俺の腕を叩いてきた。
「舐めんなっていっつも言ってるだろ!」
「じゃあどうするんだよ」
「ティッシュがあんだろ、ティッシュが!」
「持ち歩いてねぇよ、ンなもん」
「持ってろよ!」
本当にコイツはキャンキャンとよく吠える。
だが、それを心地良いと思い始めたのはいつだろうか。
口は悪いし、喧嘩腰だし、威勢は良いのに丸め込まれやすくて、お人好しで、素直で、無邪気。
「あ、廉、廉見て。飛行機雲」
細くてしなやかな指が差す空に白い線が走っている。飛行機雲なんて珍しくもないだろうに、それにさえ楽しそうに反応する真尋を俺は愛しく思い始めていた。
「ん? 何?」
指を絡め取り、手の甲に口付ける。始まりはこの手だった。この手に触れたくて、口付けたくてコイツに近付いたのに、いつの間にか真尋自身に触れたくなっていた。
「それ擽ったいんだってば」
ジロリと見上げては来るけど、振り解こうとしない辺りコイツも大分俺に絆されている。
「なぁ、次の日曜暇か?」
「暇じゃねぇ」
「暇だろ? 遊びに行こうぜ」
「人の話聞いてた?」
「聞いてた聞いてた。駅前に十時な」
「聞いてねぇじゃねぇか! しかも早いし!」
「早くねぇだろ。遅れたらその場でキスするからな」
「はぁ? ふざけんな誰が行くか」
「来なかったら朝礼で押し倒す」
「何でだよ!」
こんな他愛ないやり取りも楽しくて手放せなくなる。
「いいから、来いよ」
「……全部廉の奢りなら行ってやる」
「ふ、じゃあ約束な」
ふんと顔を逸らす真尋の頬に口付け、驚いて振り向いた唇を塞ぐ。最近知ったが、コイツはどうも耳が弱いらしい。
指で触るだけでも抵抗をなくすため、最近は口付けの合間に触るようになった。
「ん、やめっ……、んん…っ」
(こんな声、他の奴には聞かせられねぇよな)
胸元を押し返していた手が縋るように服を掴むのが堪らない。いつかはこの手が、背中や首に回ってくれるといいんだがな。
俺はその手を握り込み、赤い顔でプルプルと震える真尋の唇を貪った。
早く俺に惚れろと願いながら。
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