紺碧のミシマ ~ホームレスだったけど異世界へ行ってロボットになったので俺は自由に生きる~ Vol.3
不況の影響でリストラされホームレスとなった青年、三嶋健太郎。
彼は、疫病に罹り次に生まれ変わったら、怪我とも病気とも飢えとも無縁な頑丈な体を強く望みながら亡くなった。
その後、目覚めた彼は青黒い装甲を纏ったロボットとして洞窟にいた。
自らの死に気付いていない健太郎は、それを熱に浮かされて見る夢だと勘違いしたまま、取り敢えずその夢を楽しむ事にした。
巨大な地下洞窟の中でドラゴンに何度も捕食排泄されたり、それにブチ切れてドラゴンを返り討ちにしたりして洞窟をさまよう内、彼は一人の女性と出会う。
ケモ耳のその女性の名はミラルダ。
半獣人だという彼女と共に健太郎はダンジョンを抜けだし街へと向かう。
ただ、この国は獣人の国と折り合いが悪く、半獣人のミラルダは居場所がないらしい。
居場所が無いなら作ればいいじゃない。
任せろッ!! 俺が幸せにしてやるぜッ!!
こうして健太郎はミラルダの居場所を作る為、冒険者として彼女と共に動き始めたのだった。
なろう・ノベプラにも掲載中。
彼は、疫病に罹り次に生まれ変わったら、怪我とも病気とも飢えとも無縁な頑丈な体を強く望みながら亡くなった。
その後、目覚めた彼は青黒い装甲を纏ったロボットとして洞窟にいた。
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子竜と子供を読んで
今では健太郎くんとミランダさんが常に一緒に行動しているのを、当たり前に見て(思って)しまっているけれど、この世界で出会っていろんな経験をしながらこうなっているんだよなあと思った。彼女が言うように、健太郎くんに出会わなかったなら、今でも辛い生活を強いられていたのかもしれないし、もっと辛い目に合っていたのかもしれない。
相変わらず健太郎くんはこの世界が夢だと思っているけれど段々と、この世界が好きから、ここに居たいに変わってきているようにも感じる。
彼は現実の世界で何が起きたのか理解はしていないようだけれど、ここに来る前とても辛い想いをした。
彼もきっとミラルダさんたちとの出会いの中で、たくさんのものを手に入れたのだと思う。きっとこれからも。仮にそれが目にみえなくても。形あるものでなくても。
しょっちゅう変な輩に絡まれ、大変な目に合うけれどいつまでもこんな風に二人がいられたらいいなと思う。
穏やかな回は、読んでいてとても幸せな気持ちになります。
感想ありがとうございます\( ^ω^)/
人は人と触れ合う事で成長する生き物だと思います。
ホームレスとの出会い、ミラルダや子供たちとの出会いが健太郎にいい影響を与えたんだと思います。
興味深そうに見つめる瞳をよんで
ああ、そうだったよなあと思った。
健太郎くん以外の人間というのは、元々この世界に住んでいて他からやってくる人がいるとわかっている人もいる。そして他からやってくる人たちは恐らく、自分の状況を理解している人達。
健太郎くんだけがこの世界で”夢を見ている”と思っている。
ラストがどうなるのかまだ想像もつかないが、夢だと思って楽しんでいる彼が本当のことを知って傷つかなければいいなと思う。これは毎回思っていることでもあるが。
彼の願いは叶ってはいるが、こうなることを望んでいたのか定かではないし、ずっと幸せでいて欲しいなと思うのだ。
次から次へと何かに巻き込まれる二人ではあるが、この世界は凄く優しくて暖かい世界だと感じている。それは健太郎くんがミランダさんを偏見から守ってあげたいという気持ちだったり、二人を偏見で見ることなくありのまま受け止めている人たちも大勢いるからだと思う。
ここでまた厄介事に巻き込まれた二人。
きっとこのままでは終わらないはず。一体この先に何が待ち受けるのか⁈
非常に気になる展開である。
感想ありがとうございます\( ^ω^)/
よく知らない事が偏見を生むことにつながっていると思います。
別の人間が言った評価や印象で誰かを決めつける事は愚かしい気がします。
竜の子を探してを読んで
割と頻度の高い例の場所へ行くという(聞く)だけで、健太郎が初めに体験したあれを思い出し笑ってしまう。
そして、ゲームなどでもたまに見かけるが、最初に行った場所が実は凄いところで、イベントの度にお世話になったり、ラスボスが最下層にいたり。
そういえば、そういうことがあるよねえとふと思った。
お馴染みであり、実は色んなお宝のあるこの場所。既に色んな思い出もあったり。
次々と新しい場所が出てくる物語も良いが、こんな風にミランダさんの住む場所を支点として物語が展開されているのを見ると、ホントに彼らはここで暮らしているんだなと、改めて思う。
そして馴染みになるくらい向かっている場所でもあるんだなあと。
生活しているというリアリティが持たせられていると感じるし、この場所にはまだ何かあるのではないだろうか? という期待も持ってしまう。
それにしても、穴に落ちただけでも笑いを誘う健太郎って一体……。
なんだか一人で笑ってしまいました。そんな彼をいつも心配しつつも、その身体の頑丈さに感心するミラルダさんが好きです。
ここで新機能と不穏な展開。
しょっちゅうピンチに見舞われているような気もしないでもない彼ら。
果たしてどうなるのか気になります。
感想ありがとうございます\( ^ω^)/
レーダーはゲーム、アーマード・コアからの発想です。
アーマード・コアにはあんなレーダーはないですが(;´Д`)
第三章 ヤクザな伯爵と冒険者 転移者とケバイ魔法使いを読んで
さりげないやりとりに愛を感じてしまう話《わ》。
嬉しそうな健太郎くんとそれを見てニコニコするミラルダさん。互いの気持ちに気づくことこそが、愛なのだと思う。二人の間にあるものはきっと強い絆。大好きだからこそ互いに思い遣って大事にしているんだろうな、と感じた。優しくて温かい。
そしていつの間にか有名人の健太郎くん。
どこにいってもスカウトされるほど、その強さが知れ渡っているようだ。
今回も危なげなワードが出てくるが、相変わらずの天然ぶりというか、夢と信じて疑わない純粋な健太郎くんにちょっと切なくなる。出来ればずっとそのまま気づかないでほしいなと思う。しかし、この世界では転移者や転生者がいるのは普通で、どんな経緯でやって来るのかも周知なんだなあと、感じた。健太郎くんだけが気づいていない?!
これだけ登場人物が(全体では)多いのに、一人一人個性的で面白いなと感じた。またこの先で二人は邪魔をされるのだろうか?(ムンク)
次はどんな展開になるのかとても楽しみだなと感じました。
感想ありがとうございます\( ^ω^)/
漫画や料理など、転生者や転移者の持ち込んだ文化も多いです。
伯爵がヤクザチックなのも、その影響だったりします。
第三章 ヤクザな伯爵と冒険者より”冒険者ギルド”を読んで
伯爵が角刈り。
この物語の世界観は固定概念を覆すことが多いので、とても面白いと感じている。ここまで、彼はいろんな理不尽なものに遭遇してきた。飛ばされた先では何度も食われて、糞まみれになったり。突然ゴーレムと戦わされ、恨みを買ったり。でもその度、助けてくれる人たちにも出逢っている。今回は、趣味友というのが出来たというイメージ。
しかし、これだけ異世界から来た人がいるという話を聞きながらも、彼は夢だと信じて疑わない。そこがまたこの物語の良いところであり、主人公のピュアさの伺えるところでもある。
読めば読むほどに、主人公の良さが伝わってくる作品だなあと感じた。いよいよギルドに登録し、身分証も手に入れた。これでやれることが増えるのではないか? と今後の展開に期待が高まった。
感想ありがとうございます\( ^ω^)/
クニエダ君の水木先生フェイスは自分が想像した以上に上手く描けました。
続き
【物語の見どころ】
ホームレスだった主人公は、自分が既に亡くなっていることを知らずに夢だと思続け、ロボットとして新しい人生を思いっきり楽しんでいく。しかし、彼の心は人間のまま。優しい心を持ち、偏見を持たず少しずつ新しい世界に馴染んでゆく。彼の人間らしいところが彼の良さであり、物語の良さなのではないだろうか。
彼はこの世界で生きていく中で、自分が受けた苦しみを、一緒に旅する女性に重ねる部分がある。それは、今を楽しんでいる主人公の、憂いの部分だ。
笑ってしまうところは多いが、しっかりとしたヒューマンドラマである。
彼は新しい世界で生活している中、自分が異世界に転生したことにいつか気づくのだろうか?
この物語は読了部分ではラストまでの展開の想像がつかない。
一体どのようなラストを迎えるのだろうか。
是非、あなたもお手に取られてみませんか?
笑いあり、切なさあり、そして心温まるエピソードも満載の素敵な物語。
お奨めです。
レビュー、ありがとうございます!!
レビューです
【物語は】
ある疫病の蔓延により不況の煽りを受けリストラされた主人公。頼る相手もなく、ホームレスとなる。しかも、運悪く疫病にかかり生涯を閉じた。彼は病床で、次に生まれ変わったらケガや病気、飢えと無縁な体に生まれ変わりたいと望んでいた。そして、目を開けたら洞窟に。そこで何故か二回食われるという経験を⁈
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移動しているうちに、ある人物へ遭遇。ロボットになった主人公は、どうやら会話は出来ないようだ。そこで、ジェスチャーや文字で会話を試みるのだが。
夢と思い込んでいるせいか、かなり伸び伸びとしている。心理描写が丁寧かつ、面白くつい笑ってしまう。だが、ただ面白いだけではなく、シリアスな部分もある。
イラストもついていて、可愛いなと思う部分もあれば、こわっ!と思わず溢してしまうイラストもあり。全体的にコミカルで、主人公の自分自身の性能に対するツッコミが面白い。
【登場人物の魅力】
ブラック企業で、人に仕事を押し付けられていた主人公。リストラに合い、その後も不憫な人生となり、一生を終える。次に目を開けたとき、ロボットになって居た。夢だと思い込み、夢を楽しみ始める彼。ホームレスの頃の憂いは、夢だと勘違いし洞窟を探索していくうちに、跡形もなくなっていく。
彼を明るくしたのは、新しい身体だけではない。ある出会いも関係しているようだ。話しが進むにつれ、どんな性能があるのか、分かって来る。ロボット自体が面白い。
笑いだけではなく世界観が分かってくると、一緒に洞窟から出るのに同行した人物の境遇も分かって来る。主人公は、少しずつ彼女との絆を築いているように感じる。この先、どんな風に物語が展開されていくのか楽しみである。
レビュー、ありがとうございます!!
物語を楽しんで頂けているようで、とても嬉しいです\( ^ω^)/
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