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24話:長い話
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「ローレンスは王位継承者だ」
俺達は半ば強引に、この家の椅子に座らされた。お茶を淹れながら優雅に話を進めるディー先生、基フォルディ。ミールはイライラと脚を揺すりながらも、フォルディの茶番のようなお茶会に付き合うつもりらしい。ローレンスのことが気になってソワソワとする俺を宥め「このまま聞くのが一番早い」と相手を良く知った様子。
「そうあれは僕が、ルジャンドル様と出会った最初の日…」
「そういうのいらないから」
ピシャリと言い放つミールだったが、それでもフォルディの話は長くて俺をヤキモキさせた。
まず、英雄ルジャンドルは魔界でも最強の男だった。それが当時の魔王の心を射抜き、花嫁として選ばれたらしい。
魔族は、雄出生率が異常に少ない。
故に雄雌関係なく孕み孕ませることができる。
魔界の8割は雌が占めており、魔力の多い雄が産まれたら下級魔族ですら魔王の近衛にまで上れるそう。
だが、もしも同じ家に雄が二人以上、生まれてしまったら…。成人を向かえた彼らは、たった一人が残るまで殺し合いを行わなければならない。そういう仕来りがある。そんな魔界の魔王の子を孕んだルジャンドルは双子を孕んだ。それが、ローレンスとローレンスの弟らしい。
「そ、それで…?」
「ルジャンドルは魔族には珍しく人間に友好的でね。人間界が好きだった。魔界では常識である兄弟同士の殺し合いには耐えられなかったんだ。」
そこで、ルジャンドルは兄ローレンスの方を残し、弟の方を連れ、魔界から逃げた。魔王の側近、フォルディと共に。
魔力が豊富で尚且つ雄であるローレンスなら魔王も大切にするだろうと考えた。
それでもルジャンドルは、魔界から一切を経つことはできなかった。何かしら魔界と繋がることのできる者が必要だったのだ。フォルディの得意な魔法は変装、魔力や匂いすらも相手に似せることができる。まさに天才、そしてルジャンドルにとって最高に都合の良い男。
時々、愛しい息子に会うため、危険だと分かりながらもフォルディを頼りこっそりと会うことを繰り返し、魔法や戦闘を教える師匠としてローレンスを見守り続けた。
自分が都合の良い存在にされていると知りながら、ルジャンドルの下手くそなハニートラップに引っ掛かってやったのは、フォルディも人間と争わない変わり者だから…というより、はじめからルジャンドルにゾッコンだったからだ。ルジャンドル以外の生物の多くは、フォルディにとってどうでも良いことである。それ故、人間やエルフ、ルジャンドル以外なら魔族すら無関心。
しばらくして、フォルディの熱烈な想いを応えるようにルジャンドルはミールを産んだ。いつの間にか、フォルディの興味の対象は、ルジャンドルだけでは無くなっていた。
数十年の幸せの中、不幸は突然訪れる。
ルジャンドルが魔王に殺されたのだ。
前触れもなく簡単に、あっけなくルジャンドルは死んだ。
魔王からすれば、自分の元から逃げた挙げ句、他の男との間に子どもを作った浮気者。
けれど一度番ったルジャンドルこそ見つけられたものの、魔王はミールを見つけることはできず、側近であったフォルディの存在すら浮気相手だと見抜けなかった。
それは、フォルディだからこその能力だったと言えよう。
「ルジャンドル様は、人間界も魔界もどちらも愛していたよ。聡明なお方だった。彼は、魔王と本気で国を作ろうとしていた。人間界との和解と貿易を望んでいた。」
「へぇ、でもどうして英雄様はそんなに人間を好きだったんだ?」
「なんでも恩があったとか。人間のお婆さんにお世話になったそうだよ。」
「ふーん、それで? ローレンスに王位を継がせたいわけか?」
「言ったでしょう、魔王はルジャンドルの強さに射抜かれた。魔族はより強い者に跪き仕える種族。」
「まさか…、英雄ルジャンドルは魔王より強かったってことか?」
「その通り。だけれど魔王は権力に固執した。」
にこやかに話していたフォルディの眼が段々と薄暗く何かを深く呪うような、沸々と煮詰まる苛立ちのようなものを浮かべる。
「ローレンスの弟は愚弟でね。ルジャンドルよりも魔王に良く似ていた…否、似てしまったのさ。愚かにも権力を欲し、魔王の側に付き、手を組んだ。愚主の息子もまた愚息。ルジャンドル様の血を引きながら、何故ああなってしまったのだろうね」
そうしてローレンスの弟を、まるで人質かのように見せかけ、ルジャンドルを欺き殺したという。そして、弟は王位継承権を自分だけのものにするためにローレンスを魔界から追い出し、人間界の奴隷商に売り払った。ローレンスに敵わないことが分かっていたから。
「……最悪な話だな」
「ホント、最悪よ。何故、今の今まで黙っていたの。弟は死んだって、言ってたじゃない! 魔王の跡取りは新しい番との子だって! その跡取りも死んだって! 大事なこと全部、話さないで、アンタは…、父さんは…、いつも隠し事と嘘ばかりっ」
「ふふっ、秘密の多い男の方が魅力的だろう? そういうミルゥランこそ、ローレンスに隠し事をしているじゃないか」
「そ、それはっ」
「分かってるよ、ミルゥラン」
「……ローレンスを、兄さんを巻き込むんじゃないわよ」
「どうしても、ルジャンドル様の仇討ちがしたかった。ルジャンドル様の望む魔界を作りたかった。でも僕は弱いから…こうするしか、思い浮かばなくてね」
「兄さんは? どうしているの?」
「全てを話した、ローレンスはすべき事がなにかすぐに解ってくれたよ」
ならばローレンスは今、魔王や弟に刃を向けているというのか。
「父上は、兄弟同士の殺し合いを望んでいないはずでしょう。本当に身勝手で自分勝手ね!」
「そうだね」
「………ああそう、もういいわ、、弱い男はどうでもいい」
俯いて小さく独りごちるように言ったあと、ミールはその場から忽然と姿を消した。
俺もフォルディも呆然として、顔を見合わせる。
娘のキツイ言葉に、流石にフォルディも傷付いただろう。なんと声を掛けるべきか、考え倦ねる。
しばし見つめ合った後、フォルディの口角が気持ち悪いほどグニャリと笑った。
高揚したように頬を赤らめ、クツクツと震えるように笑い声を上げ歓喜しだしたのだ。
「ああっ、そうだっ、そうだね! 魔王家の血筋なんて気にすることじゃなかったよ‼」
突然立ち上がり、大きな声で叫ぶように言ったので、とても驚く。
どうしたのかと目を見開いていると、フォルディにひょいっと担ぎ上げられた。
俺が混乱していても構わず、そのまま魔力を集めていく。すると辺り一面が発光をはじめ、紋章が展開された。
「えっ、へ?」
「さぁ!見に行こう! 最高の瞬間をこの目に焼き付けなくちゃ!!」
俺達は半ば強引に、この家の椅子に座らされた。お茶を淹れながら優雅に話を進めるディー先生、基フォルディ。ミールはイライラと脚を揺すりながらも、フォルディの茶番のようなお茶会に付き合うつもりらしい。ローレンスのことが気になってソワソワとする俺を宥め「このまま聞くのが一番早い」と相手を良く知った様子。
「そうあれは僕が、ルジャンドル様と出会った最初の日…」
「そういうのいらないから」
ピシャリと言い放つミールだったが、それでもフォルディの話は長くて俺をヤキモキさせた。
まず、英雄ルジャンドルは魔界でも最強の男だった。それが当時の魔王の心を射抜き、花嫁として選ばれたらしい。
魔族は、雄出生率が異常に少ない。
故に雄雌関係なく孕み孕ませることができる。
魔界の8割は雌が占めており、魔力の多い雄が産まれたら下級魔族ですら魔王の近衛にまで上れるそう。
だが、もしも同じ家に雄が二人以上、生まれてしまったら…。成人を向かえた彼らは、たった一人が残るまで殺し合いを行わなければならない。そういう仕来りがある。そんな魔界の魔王の子を孕んだルジャンドルは双子を孕んだ。それが、ローレンスとローレンスの弟らしい。
「そ、それで…?」
「ルジャンドルは魔族には珍しく人間に友好的でね。人間界が好きだった。魔界では常識である兄弟同士の殺し合いには耐えられなかったんだ。」
そこで、ルジャンドルは兄ローレンスの方を残し、弟の方を連れ、魔界から逃げた。魔王の側近、フォルディと共に。
魔力が豊富で尚且つ雄であるローレンスなら魔王も大切にするだろうと考えた。
それでもルジャンドルは、魔界から一切を経つことはできなかった。何かしら魔界と繋がることのできる者が必要だったのだ。フォルディの得意な魔法は変装、魔力や匂いすらも相手に似せることができる。まさに天才、そしてルジャンドルにとって最高に都合の良い男。
時々、愛しい息子に会うため、危険だと分かりながらもフォルディを頼りこっそりと会うことを繰り返し、魔法や戦闘を教える師匠としてローレンスを見守り続けた。
自分が都合の良い存在にされていると知りながら、ルジャンドルの下手くそなハニートラップに引っ掛かってやったのは、フォルディも人間と争わない変わり者だから…というより、はじめからルジャンドルにゾッコンだったからだ。ルジャンドル以外の生物の多くは、フォルディにとってどうでも良いことである。それ故、人間やエルフ、ルジャンドル以外なら魔族すら無関心。
しばらくして、フォルディの熱烈な想いを応えるようにルジャンドルはミールを産んだ。いつの間にか、フォルディの興味の対象は、ルジャンドルだけでは無くなっていた。
数十年の幸せの中、不幸は突然訪れる。
ルジャンドルが魔王に殺されたのだ。
前触れもなく簡単に、あっけなくルジャンドルは死んだ。
魔王からすれば、自分の元から逃げた挙げ句、他の男との間に子どもを作った浮気者。
けれど一度番ったルジャンドルこそ見つけられたものの、魔王はミールを見つけることはできず、側近であったフォルディの存在すら浮気相手だと見抜けなかった。
それは、フォルディだからこその能力だったと言えよう。
「ルジャンドル様は、人間界も魔界もどちらも愛していたよ。聡明なお方だった。彼は、魔王と本気で国を作ろうとしていた。人間界との和解と貿易を望んでいた。」
「へぇ、でもどうして英雄様はそんなに人間を好きだったんだ?」
「なんでも恩があったとか。人間のお婆さんにお世話になったそうだよ。」
「ふーん、それで? ローレンスに王位を継がせたいわけか?」
「言ったでしょう、魔王はルジャンドルの強さに射抜かれた。魔族はより強い者に跪き仕える種族。」
「まさか…、英雄ルジャンドルは魔王より強かったってことか?」
「その通り。だけれど魔王は権力に固執した。」
にこやかに話していたフォルディの眼が段々と薄暗く何かを深く呪うような、沸々と煮詰まる苛立ちのようなものを浮かべる。
「ローレンスの弟は愚弟でね。ルジャンドルよりも魔王に良く似ていた…否、似てしまったのさ。愚かにも権力を欲し、魔王の側に付き、手を組んだ。愚主の息子もまた愚息。ルジャンドル様の血を引きながら、何故ああなってしまったのだろうね」
そうしてローレンスの弟を、まるで人質かのように見せかけ、ルジャンドルを欺き殺したという。そして、弟は王位継承権を自分だけのものにするためにローレンスを魔界から追い出し、人間界の奴隷商に売り払った。ローレンスに敵わないことが分かっていたから。
「……最悪な話だな」
「ホント、最悪よ。何故、今の今まで黙っていたの。弟は死んだって、言ってたじゃない! 魔王の跡取りは新しい番との子だって! その跡取りも死んだって! 大事なこと全部、話さないで、アンタは…、父さんは…、いつも隠し事と嘘ばかりっ」
「ふふっ、秘密の多い男の方が魅力的だろう? そういうミルゥランこそ、ローレンスに隠し事をしているじゃないか」
「そ、それはっ」
「分かってるよ、ミルゥラン」
「……ローレンスを、兄さんを巻き込むんじゃないわよ」
「どうしても、ルジャンドル様の仇討ちがしたかった。ルジャンドル様の望む魔界を作りたかった。でも僕は弱いから…こうするしか、思い浮かばなくてね」
「兄さんは? どうしているの?」
「全てを話した、ローレンスはすべき事がなにかすぐに解ってくれたよ」
ならばローレンスは今、魔王や弟に刃を向けているというのか。
「父上は、兄弟同士の殺し合いを望んでいないはずでしょう。本当に身勝手で自分勝手ね!」
「そうだね」
「………ああそう、もういいわ、、弱い男はどうでもいい」
俯いて小さく独りごちるように言ったあと、ミールはその場から忽然と姿を消した。
俺もフォルディも呆然として、顔を見合わせる。
娘のキツイ言葉に、流石にフォルディも傷付いただろう。なんと声を掛けるべきか、考え倦ねる。
しばし見つめ合った後、フォルディの口角が気持ち悪いほどグニャリと笑った。
高揚したように頬を赤らめ、クツクツと震えるように笑い声を上げ歓喜しだしたのだ。
「ああっ、そうだっ、そうだね! 魔王家の血筋なんて気にすることじゃなかったよ‼」
突然立ち上がり、大きな声で叫ぶように言ったので、とても驚く。
どうしたのかと目を見開いていると、フォルディにひょいっと担ぎ上げられた。
俺が混乱していても構わず、そのまま魔力を集めていく。すると辺り一面が発光をはじめ、紋章が展開された。
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