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男だらけの異世界転生〜恋編〜
この馬鹿どもを止めてくれ!
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「はっ、ぁ…、もぅ、良い、だろ…ぅんっ」
「ダメだ、決着が着くまではやめられない。」
「そうだよ、兄さん。」
「ぉ、まぇら、マジで、ふざけ、んなぁ…あっ!」
絶え絶えになる俺の呼吸、背後から忍び寄る人影。
ゴンッ…!
ゴンッ…!
人影が見えたと同時に聞こえた鈍い音は、ウェルとアシュルの頭に落ちていた。
「いい加減になさい、馬鹿童貞共。」
両方の拳を握りしめ、冷ややかな瞳で二人を見下す美しいお方…。
「り、リリーせんぱぁいっ…!」
助かったぁあ。
涙混じりに声で眼前に現れた女王様(違う)に俺は縋り付いた。
そして『童貞共』という辛辣な言葉に俺の胸もぐっと締め付けられる。
「こんな時に貴方達は、何をしているのですか。」
リリーの呆れた声に俺たちは乱れた衣服を直し、項垂れるようにして正座した。
「コレだから、童貞は…。」
うっ、痛い、チクチクくるっ。
「お、お前っ! 第一皇太子のオレに向かって、そ、そのような‼ だいたい、オレは童貞ではない! なぜなら!なぁ、フランッ、俺はフランと…、痛‼」
しっかり正座しながらも『童貞』という単語に講義するウェル。何かとんでも無いことを言わんとするウェルを黙らせるため、今度は俺が拳をお見舞いした。
「そうですよ、ぼくも童貞じゃないし。」
「え…?」
聞き捨てならない言葉が聞こえたぞ。
あ、アシュル…、今なんて?
『童貞じゃない』とか、聞き間違えだよな…?
お兄ちゃんの知らないうちにそんな、嘘だろう?
嘘だと言ってくれ。
「はいはい、お宅らの痴情の縺れなど聞いていられません。そういうことは、おウチに帰ってからやってね。」
いつもとは違う、言葉尻の強いリリー先輩の言葉。ニコニコしながらもドロドロと溢れ出る怒りや苛立ちに俺たちは震え上がった。俺はアシュルの背に隠れ、アシュルも珍しくウェルにしがみつくようにして怯えている。俺たちは、ようやく理解したのだ。このお方こそ、決して怒らせてはいけない人だと…。
「さぁ、しっかり働いてくださいね。第一皇太子殿下? 貴方達も、ね?」
「は、はい…。」
「はぃい…!」
コクコク…!
皆、頭が取れるんじゃないかって言うくらい強く頷いた。
そんな何とも言えぬ空気感の中、俺は勇気を振り絞って喉を震わせる。
なぜなら兄として『童貞じゃない』という弟の言葉の意味について、どうしても聞かねばならないからだ!
「兄さん」
「アシュル」
「「あとで、聞きたいことがある」」
俺とアシュルの声が重なる。
互いに同じ言葉を投げかけた俺たちは、少し驚いて反射的に少し笑った。
「じゃあ、あとで。今は、仕事があるからな。」
「うん、あとでたっぷり聞き合いっこしようね。兄さん。」
▼
そうして俺たちは、この散らかった教会の後始末をはじめた。
それは、リアゼルの誘拐期間よりもずっと長い時間を要した。
今回、誘拐されたのは殆どが孤児や貧困層の人々。今まで見て見ぬふりをしてきた国には、民の厳しい意見が向けられ、教会は信頼を失った。デモやクーデターのようなものが相次ぎ、やっと国が動くことになる。それは政治に変化を齎し、教会との関係性や立場が大きく変わった。長く同等と変わりなかった教会は国の下に置かれ、いうなれば『国営化』した。
その間、ウェルギリウスはもちろん。フランドール、リリー、レオン、ベェルシード、キルトは当たり前のように政治に参加させられた。彼らは、次期王ウェルギリウス自らに選ばれた、王の身体となる者達。王権に揺らぎはないが、永い話の末、政治形態には大きな変化が見られた。
「まさか政治に関心があるとはね、メディチ・フランドール。未来の王妃様なりにお勉強なさっていたんデスネ。」
なんともトゲのある言い方をするのは、レオン。
こいつはどうにも俺が気に食わないらしい。
いちいち反応していても仕方がない。
「別に大した事じゃないですよ。」
そう、大したことじゃあない。
前世の記憶が役立っただけで、俺の力というより偉人達の力だ。
そんなことより皆の驚きだったのは、リアゼルが悪魔族の吸血鬼だったということ。
リリー先輩からのお叱りが落ち着いたタイミングで、何の気なしに話したら大事になって俺もびっくり。だって、そもそもファンタジーな世界だから当たり前だと思っていた。
「魔族のことが最後に記録に残っているのは、280年前! それも、この国が一度滅ぼされた時のこと…。そんな、まさか本当に存在していただとは。」
興奮気味に捲し立てながら話すリリー曰く、悪魔というのは元来『そういうもの』らしい。
ほんの少しの気まぐれで、一人の人生を絶望に導いたり、かと思えば仮初の幸福を一生分、与えたり…。時には一国を滅ぼし、逆に栄えさせたりする。
大昔、悪魔は21人居た。
強大な力を持つ彼らには誰も敵わない。
大変長寿な彼らは、変幻自在で何百年経とうとも老いることは無かった。
彼らの気まぐれに人々は、いつも怯えていた。
そんな悪魔達も、いつしか人と恋に落ちた。
悪魔が人と恋をすること、それは力を失うこと。
人と恋をすれば、寿命が短くなる。
人との子に悪魔の血脈は残らない。人と悪魔のハーフから悪魔は生まれない。
悪魔と悪魔でも子は成せるが、一度きり。
そうして、悪魔の血は途絶えたかと思われた。
「だが、突如22人目の悪魔が生まれた。その純血の悪魔は、吸血鬼として生まれた…。彼は最後の悪魔だ。」
一説によれば、悪魔はこの地に堕とされた天使だという。
「最も気まぐれで、最も愛らしい悪魔。」
きっと今回もまた、ただの暇つぶしに過ぎなかったのだ。
「その悪魔の名は、アザゼル。神の如き強者。」
魔法の力など持っていなかった人々に魔力を与えたのは、紛れもない悪魔達。
「オレたち一族に多大な魔力を与え、王権を授けたのもその悪魔の血筋の者だ。」
ウェルギリウスが静かに口を開いた。
これは、王家の秘密。
民も母も姉弟も知らない、王になる者しか知らない真実。
「な、ならば…!」
「リアゼル…、否、アザゼル様は我々の祖。神に等しい存在だ。」
とても大きな話だ。
もう、何だか処理しきれないので俺は、この現実を現実として受け止めるのをやめた。
うん、だってここはファンタジー。
ゲームの世界だもん。
「あっ、そう言えばリアゼルが言ってた『運命の人を見つけました』って。それで、ユウタを連れて行ってしまったんです。」
すっかり忘れてたぜ。
大事な伝言とユウタとリアゼルのこと。
てへへ。
「は、は、早くそれを言いなさいッ‼」
そうして、俺はまたリリー先輩に叱られた
「ダメだ、決着が着くまではやめられない。」
「そうだよ、兄さん。」
「ぉ、まぇら、マジで、ふざけ、んなぁ…あっ!」
絶え絶えになる俺の呼吸、背後から忍び寄る人影。
ゴンッ…!
ゴンッ…!
人影が見えたと同時に聞こえた鈍い音は、ウェルとアシュルの頭に落ちていた。
「いい加減になさい、馬鹿童貞共。」
両方の拳を握りしめ、冷ややかな瞳で二人を見下す美しいお方…。
「り、リリーせんぱぁいっ…!」
助かったぁあ。
涙混じりに声で眼前に現れた女王様(違う)に俺は縋り付いた。
そして『童貞共』という辛辣な言葉に俺の胸もぐっと締め付けられる。
「こんな時に貴方達は、何をしているのですか。」
リリーの呆れた声に俺たちは乱れた衣服を直し、項垂れるようにして正座した。
「コレだから、童貞は…。」
うっ、痛い、チクチクくるっ。
「お、お前っ! 第一皇太子のオレに向かって、そ、そのような‼ だいたい、オレは童貞ではない! なぜなら!なぁ、フランッ、俺はフランと…、痛‼」
しっかり正座しながらも『童貞』という単語に講義するウェル。何かとんでも無いことを言わんとするウェルを黙らせるため、今度は俺が拳をお見舞いした。
「そうですよ、ぼくも童貞じゃないし。」
「え…?」
聞き捨てならない言葉が聞こえたぞ。
あ、アシュル…、今なんて?
『童貞じゃない』とか、聞き間違えだよな…?
お兄ちゃんの知らないうちにそんな、嘘だろう?
嘘だと言ってくれ。
「はいはい、お宅らの痴情の縺れなど聞いていられません。そういうことは、おウチに帰ってからやってね。」
いつもとは違う、言葉尻の強いリリー先輩の言葉。ニコニコしながらもドロドロと溢れ出る怒りや苛立ちに俺たちは震え上がった。俺はアシュルの背に隠れ、アシュルも珍しくウェルにしがみつくようにして怯えている。俺たちは、ようやく理解したのだ。このお方こそ、決して怒らせてはいけない人だと…。
「さぁ、しっかり働いてくださいね。第一皇太子殿下? 貴方達も、ね?」
「は、はい…。」
「はぃい…!」
コクコク…!
皆、頭が取れるんじゃないかって言うくらい強く頷いた。
そんな何とも言えぬ空気感の中、俺は勇気を振り絞って喉を震わせる。
なぜなら兄として『童貞じゃない』という弟の言葉の意味について、どうしても聞かねばならないからだ!
「兄さん」
「アシュル」
「「あとで、聞きたいことがある」」
俺とアシュルの声が重なる。
互いに同じ言葉を投げかけた俺たちは、少し驚いて反射的に少し笑った。
「じゃあ、あとで。今は、仕事があるからな。」
「うん、あとでたっぷり聞き合いっこしようね。兄さん。」
▼
そうして俺たちは、この散らかった教会の後始末をはじめた。
それは、リアゼルの誘拐期間よりもずっと長い時間を要した。
今回、誘拐されたのは殆どが孤児や貧困層の人々。今まで見て見ぬふりをしてきた国には、民の厳しい意見が向けられ、教会は信頼を失った。デモやクーデターのようなものが相次ぎ、やっと国が動くことになる。それは政治に変化を齎し、教会との関係性や立場が大きく変わった。長く同等と変わりなかった教会は国の下に置かれ、いうなれば『国営化』した。
その間、ウェルギリウスはもちろん。フランドール、リリー、レオン、ベェルシード、キルトは当たり前のように政治に参加させられた。彼らは、次期王ウェルギリウス自らに選ばれた、王の身体となる者達。王権に揺らぎはないが、永い話の末、政治形態には大きな変化が見られた。
「まさか政治に関心があるとはね、メディチ・フランドール。未来の王妃様なりにお勉強なさっていたんデスネ。」
なんともトゲのある言い方をするのは、レオン。
こいつはどうにも俺が気に食わないらしい。
いちいち反応していても仕方がない。
「別に大した事じゃないですよ。」
そう、大したことじゃあない。
前世の記憶が役立っただけで、俺の力というより偉人達の力だ。
そんなことより皆の驚きだったのは、リアゼルが悪魔族の吸血鬼だったということ。
リリー先輩からのお叱りが落ち着いたタイミングで、何の気なしに話したら大事になって俺もびっくり。だって、そもそもファンタジーな世界だから当たり前だと思っていた。
「魔族のことが最後に記録に残っているのは、280年前! それも、この国が一度滅ぼされた時のこと…。そんな、まさか本当に存在していただとは。」
興奮気味に捲し立てながら話すリリー曰く、悪魔というのは元来『そういうもの』らしい。
ほんの少しの気まぐれで、一人の人生を絶望に導いたり、かと思えば仮初の幸福を一生分、与えたり…。時には一国を滅ぼし、逆に栄えさせたりする。
大昔、悪魔は21人居た。
強大な力を持つ彼らには誰も敵わない。
大変長寿な彼らは、変幻自在で何百年経とうとも老いることは無かった。
彼らの気まぐれに人々は、いつも怯えていた。
そんな悪魔達も、いつしか人と恋に落ちた。
悪魔が人と恋をすること、それは力を失うこと。
人と恋をすれば、寿命が短くなる。
人との子に悪魔の血脈は残らない。人と悪魔のハーフから悪魔は生まれない。
悪魔と悪魔でも子は成せるが、一度きり。
そうして、悪魔の血は途絶えたかと思われた。
「だが、突如22人目の悪魔が生まれた。その純血の悪魔は、吸血鬼として生まれた…。彼は最後の悪魔だ。」
一説によれば、悪魔はこの地に堕とされた天使だという。
「最も気まぐれで、最も愛らしい悪魔。」
きっと今回もまた、ただの暇つぶしに過ぎなかったのだ。
「その悪魔の名は、アザゼル。神の如き強者。」
魔法の力など持っていなかった人々に魔力を与えたのは、紛れもない悪魔達。
「オレたち一族に多大な魔力を与え、王権を授けたのもその悪魔の血筋の者だ。」
ウェルギリウスが静かに口を開いた。
これは、王家の秘密。
民も母も姉弟も知らない、王になる者しか知らない真実。
「な、ならば…!」
「リアゼル…、否、アザゼル様は我々の祖。神に等しい存在だ。」
とても大きな話だ。
もう、何だか処理しきれないので俺は、この現実を現実として受け止めるのをやめた。
うん、だってここはファンタジー。
ゲームの世界だもん。
「あっ、そう言えばリアゼルが言ってた『運命の人を見つけました』って。それで、ユウタを連れて行ってしまったんです。」
すっかり忘れてたぜ。
大事な伝言とユウタとリアゼルのこと。
てへへ。
「は、は、早くそれを言いなさいッ‼」
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