35 / 65
男だらけの異世界転生〜学園編・第二部〜
成人の儀と婚約発表
しおりを挟む
ついにこの日がやってきた。
今日は成人の義。
正装に身を包んだ俺達は、背筋が伸びるのを感じていた。
今日までみっちり叩き込まれた動きをぎこちなく辿り、ずらりと成立した俺たちは王の祝福の言葉を受けた。
王の開催する成人の儀に参加できるのは、学園に通う成人を迎える者と第二部生の限られた貴族だけ。第一部生や貴族の直系でない者は参加できない。よって、成人の義には、父上、母上、ベェルやアシュルもいない。皆、酷く残念がってくれていた。俺も両親や皆に晴れ姿を見せられないのは、何だか残念に思う。
「フランドール様っ!」
柔らかで可愛らしい少年の声に振り返ると、フリルの装飾の美しい真っ白な正装に身を包んだリアゼルがいた。リアゼルの髪に合わせたのか、明るいブラウンが服の縁を彩っている。首元に飾られたリボンはウェルの髪色に似た黄金。派手では無いが目を引く、まるでウェディングドレスのようだ。
「リアゼル、良い衣装だな。とても似合っている。」
素直な気持ちで、そう告げるとリアゼルは少女のように頬を染めた。
照れているのだろうか、うん、可愛い。
「……っ、嬉しい。フランドール様も漆黒のご衣装、ご自身の黒髪にすごく似合っていらっしゃいます。とても…っ、とても、お美しいです!」
「ははっ、お美しいだなんて、俺には似合わない言葉じゃないか? でも、案外嬉しいものだな。ありがとう。」
にっこりと歯を出して笑う。
手をぎゅっと握りしめ、俺を褒めるリアゼルが必死で子犬みたい。
途端に小さな悲鳴が上がった。
どうしたのかと辺りを見渡すと数人が倒れ、扇で扇がれている。
「なんて、笑顔なのっ、僕、死んじゃう。」
「羨ましい、あの平民めっ。」
「不思議そうなお顔も素敵っ!」
「フランドール様ぁっ!」
話し声が小さくて、よく聞こえない。
数人が俺に向かって手を振っている。
違和感を感じながらも何となく微笑んで振り返してみる。
「きゃあっ、ぼくにっ、ぼくに返してくれたっ!」
「何言ってるんだ、この私に決まっているだろう!」
「いいや、絶対に僕だね!」
何かを叫びながら青年たちが取っ組み合いの喧嘩を始めた。
えっ? 何? どういうこと?
怖い怖いっ。
「君たち、喧嘩はよせっ……、ん? おい、リアゼル。」
ふと、首元のリボンが解けていることに気がついて、俺は手を伸ばした。
「んっ、フランドール様…?」
リアゼルは不思議そうにこちらを見ながら、俺の行動を受け入れる。いつの間にか喧嘩の声も消え、辺りは少し静かになった。結び直したリボンの端をクッと引っ張り、整える。うん、我ながら上手く結べた。
「ふっ、綺麗だ。」
そう言って、つい癖でリアゼルの頭を撫でる。
すると、途端にリアゼルの身が一歩、ぐいっと後退した。
リアゼルは、首根っこを掴まれた猫ような格好になった。
「おい、気安く触るな。」
低く、苛立ちを含んだ声。
青年の声は、こんなにも低かっただろうか。
「…ウェル。悪い、君の恋人に触れるつもりじゃなくて、、。」
「……ちっ、行くぞ、リア。」
「わ、あっ、ウェル様っ。ふ、フランドール様、ではまたっ!」
明らかに不機嫌な様子のウェルは、リアゼルの腰を抱いて、早歩きで去っていった。
「俺に嫉妬するほど、好きなのか…。」
「逆だと思うケド?」
突然背後から現れた男に俺は、ワッと声を上げた。
「キルトか、驚かせるな。」
「全く、鈍感男には呆れちゃうね。」
「なっ、人と話をしていたからだっ。いつもならすぐ気が付く!」
「ハハッ、やっぱり鈍感じゃーん。」
俺を馬鹿にするキルト。
うるせー、剣術で俺に勝てたことないくせにっ!
俺がムスッとした表情を浮かべているとキルトは、まぁまぁと言いながらグラスを手渡してきた。
「成人したんだよ、僕たち。」
眼前にあるのはただのグラスではない。細長く背の高い、シャンパングラス。飴色の水の中をシュワシュワとした気泡が登っていく。それを見て、俺のノドがコクリと鳴った。
この世界に転生してから筋トレと同時に切望していた飲み物。
筋トレの次に大好きな、その名も「酒」!
飲みたかった、ずっと…!
自慢じゃないが前世の俺はかなりの酒豪だった。
どんなに飲んでも記憶を失うことなんてなかったし、酔って立てなくなるなんてこともほとんどなかった。
俺は、酒が好きだ!
いや、でも、これから婚約発表が…。
だが……、だが…っ。
成人を迎えた今、酒が俺を呼んでいるっ!
「いい、のか?」
「もちろん…、さあ、どうぞ。」
俺を見上げ、俺の口元の位置までキルトがシャンパングラスを持ち上げてくる。
上等な酒の品のある香りが鼻腔をかすめる。
一杯ぐらいなら、いいよな?
俺は、ついにキルトからシャンパングラスを受け取った。
「成人おめでとう、フランドールくん。」
「成人おめでとう、キルト。」
グラス同士をぶつけると、チリーン、と風鈴のような音が響いた。
それはそれは、心地のいいサウンド。
それから、3杯ほどシャンパンを飲んだ。
うまい!うまい!うまい!
シャンパンボトルを一本開けるくらい、俺にはどうってことない!
前だって、2、3本はよゆうだったしな~。
「フランドールくん、大丈夫? 耳、真っ赤だよ? そろそろやめにした方がいいんじゃない。」
「はぁ? 馬鹿にしてんのかぁ、キルト!」
「してないよっ、あ、痛たた、フランドールくんっ、力加減!力加減!」
「まだ、3杯だぞ? もっとのめる、キルトはもう降参かー?」
「ああ、降参だ、降参。ほら、僕、呼ばれちゃったから行かなくちゃ。フランドールくん、お酒はほどほどにして、ね? 飲ませ始めちゃった僕が悪いんだけど…。」
「いい、行ってこい。俺はひとりでのむ。」
ひらひらと適当に手を振って、キルトを行かせる。
さり際、歩きながらもキルトがうるさく小言を言う。
「本当にもう飲んじゃだめだよ!」
「は~い。」
「誰かに渡されたお酒は、絶対に飲んだらダメだからね!」
「え~、きるとが最初にくれたんじゃん。」
「つべこべ言わない! ダメったらダメだからねっ!」
「ふふっ、はーい。」
キルトは、何度も振り返り心配そうに俺を見ていた。
まるで、送り迎えをするお母さんみたいだ。
その様子が面白くて、しばらくクスクスと眺めていたが、そのうち広い会場と人の波に呑まれて見えなくなった。
いま、何時だろう?
そろそろ婚約発表の時間か?
ぼんやりそんな事を考えていると、誰かがこちらに歩いてきた。
「君、フランドール・メディチくんだよね?」
「?はい。」
今日は成人の義。
正装に身を包んだ俺達は、背筋が伸びるのを感じていた。
今日までみっちり叩き込まれた動きをぎこちなく辿り、ずらりと成立した俺たちは王の祝福の言葉を受けた。
王の開催する成人の儀に参加できるのは、学園に通う成人を迎える者と第二部生の限られた貴族だけ。第一部生や貴族の直系でない者は参加できない。よって、成人の義には、父上、母上、ベェルやアシュルもいない。皆、酷く残念がってくれていた。俺も両親や皆に晴れ姿を見せられないのは、何だか残念に思う。
「フランドール様っ!」
柔らかで可愛らしい少年の声に振り返ると、フリルの装飾の美しい真っ白な正装に身を包んだリアゼルがいた。リアゼルの髪に合わせたのか、明るいブラウンが服の縁を彩っている。首元に飾られたリボンはウェルの髪色に似た黄金。派手では無いが目を引く、まるでウェディングドレスのようだ。
「リアゼル、良い衣装だな。とても似合っている。」
素直な気持ちで、そう告げるとリアゼルは少女のように頬を染めた。
照れているのだろうか、うん、可愛い。
「……っ、嬉しい。フランドール様も漆黒のご衣装、ご自身の黒髪にすごく似合っていらっしゃいます。とても…っ、とても、お美しいです!」
「ははっ、お美しいだなんて、俺には似合わない言葉じゃないか? でも、案外嬉しいものだな。ありがとう。」
にっこりと歯を出して笑う。
手をぎゅっと握りしめ、俺を褒めるリアゼルが必死で子犬みたい。
途端に小さな悲鳴が上がった。
どうしたのかと辺りを見渡すと数人が倒れ、扇で扇がれている。
「なんて、笑顔なのっ、僕、死んじゃう。」
「羨ましい、あの平民めっ。」
「不思議そうなお顔も素敵っ!」
「フランドール様ぁっ!」
話し声が小さくて、よく聞こえない。
数人が俺に向かって手を振っている。
違和感を感じながらも何となく微笑んで振り返してみる。
「きゃあっ、ぼくにっ、ぼくに返してくれたっ!」
「何言ってるんだ、この私に決まっているだろう!」
「いいや、絶対に僕だね!」
何かを叫びながら青年たちが取っ組み合いの喧嘩を始めた。
えっ? 何? どういうこと?
怖い怖いっ。
「君たち、喧嘩はよせっ……、ん? おい、リアゼル。」
ふと、首元のリボンが解けていることに気がついて、俺は手を伸ばした。
「んっ、フランドール様…?」
リアゼルは不思議そうにこちらを見ながら、俺の行動を受け入れる。いつの間にか喧嘩の声も消え、辺りは少し静かになった。結び直したリボンの端をクッと引っ張り、整える。うん、我ながら上手く結べた。
「ふっ、綺麗だ。」
そう言って、つい癖でリアゼルの頭を撫でる。
すると、途端にリアゼルの身が一歩、ぐいっと後退した。
リアゼルは、首根っこを掴まれた猫ような格好になった。
「おい、気安く触るな。」
低く、苛立ちを含んだ声。
青年の声は、こんなにも低かっただろうか。
「…ウェル。悪い、君の恋人に触れるつもりじゃなくて、、。」
「……ちっ、行くぞ、リア。」
「わ、あっ、ウェル様っ。ふ、フランドール様、ではまたっ!」
明らかに不機嫌な様子のウェルは、リアゼルの腰を抱いて、早歩きで去っていった。
「俺に嫉妬するほど、好きなのか…。」
「逆だと思うケド?」
突然背後から現れた男に俺は、ワッと声を上げた。
「キルトか、驚かせるな。」
「全く、鈍感男には呆れちゃうね。」
「なっ、人と話をしていたからだっ。いつもならすぐ気が付く!」
「ハハッ、やっぱり鈍感じゃーん。」
俺を馬鹿にするキルト。
うるせー、剣術で俺に勝てたことないくせにっ!
俺がムスッとした表情を浮かべているとキルトは、まぁまぁと言いながらグラスを手渡してきた。
「成人したんだよ、僕たち。」
眼前にあるのはただのグラスではない。細長く背の高い、シャンパングラス。飴色の水の中をシュワシュワとした気泡が登っていく。それを見て、俺のノドがコクリと鳴った。
この世界に転生してから筋トレと同時に切望していた飲み物。
筋トレの次に大好きな、その名も「酒」!
飲みたかった、ずっと…!
自慢じゃないが前世の俺はかなりの酒豪だった。
どんなに飲んでも記憶を失うことなんてなかったし、酔って立てなくなるなんてこともほとんどなかった。
俺は、酒が好きだ!
いや、でも、これから婚約発表が…。
だが……、だが…っ。
成人を迎えた今、酒が俺を呼んでいるっ!
「いい、のか?」
「もちろん…、さあ、どうぞ。」
俺を見上げ、俺の口元の位置までキルトがシャンパングラスを持ち上げてくる。
上等な酒の品のある香りが鼻腔をかすめる。
一杯ぐらいなら、いいよな?
俺は、ついにキルトからシャンパングラスを受け取った。
「成人おめでとう、フランドールくん。」
「成人おめでとう、キルト。」
グラス同士をぶつけると、チリーン、と風鈴のような音が響いた。
それはそれは、心地のいいサウンド。
それから、3杯ほどシャンパンを飲んだ。
うまい!うまい!うまい!
シャンパンボトルを一本開けるくらい、俺にはどうってことない!
前だって、2、3本はよゆうだったしな~。
「フランドールくん、大丈夫? 耳、真っ赤だよ? そろそろやめにした方がいいんじゃない。」
「はぁ? 馬鹿にしてんのかぁ、キルト!」
「してないよっ、あ、痛たた、フランドールくんっ、力加減!力加減!」
「まだ、3杯だぞ? もっとのめる、キルトはもう降参かー?」
「ああ、降参だ、降参。ほら、僕、呼ばれちゃったから行かなくちゃ。フランドールくん、お酒はほどほどにして、ね? 飲ませ始めちゃった僕が悪いんだけど…。」
「いい、行ってこい。俺はひとりでのむ。」
ひらひらと適当に手を振って、キルトを行かせる。
さり際、歩きながらもキルトがうるさく小言を言う。
「本当にもう飲んじゃだめだよ!」
「は~い。」
「誰かに渡されたお酒は、絶対に飲んだらダメだからね!」
「え~、きるとが最初にくれたんじゃん。」
「つべこべ言わない! ダメったらダメだからねっ!」
「ふふっ、はーい。」
キルトは、何度も振り返り心配そうに俺を見ていた。
まるで、送り迎えをするお母さんみたいだ。
その様子が面白くて、しばらくクスクスと眺めていたが、そのうち広い会場と人の波に呑まれて見えなくなった。
いま、何時だろう?
そろそろ婚約発表の時間か?
ぼんやりそんな事を考えていると、誰かがこちらに歩いてきた。
「君、フランドール・メディチくんだよね?」
「?はい。」
68
お気に入りに追加
1,961
あなたにおすすめの小説
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
【完結】お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
第12回BL大賞奨励賞いただきました!ありがとうございます。僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して、公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…我慢の限界で田舎の領地から家出をして来た。もう戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが我らが坊ちゃま…ジュリアス様だ!坊ちゃまと初めて会った時、不思議な感覚を覚えた。そして突然閃く「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけにジュリアス様が主人公だ!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。だけど何で?全然シナリオ通りじゃないんですけど?
お気に入り&いいね&感想をいただけると嬉しいです!孤独な作業なので(笑)励みになります。
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
【完結】悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく、舞踏会編、はじめましたー!
他のお話を読まなくても大丈夫なようにお書きするので、気軽に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる