地球破壊ボタン

満天の星空

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第8話

作戦会議②

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「ワンも帰ったことだし、本当の会議を始めましょうー!皆さん座ってー。」

「わしらは動くと決まったわけじゃないぞ。それは分かってるよな?」

「動かないと決まったわけでもないっていうことですよね?仮に動くってなったら、準備が必要ではないですか?」

「うーむ。そうだな。みんなはどう思う?」
ボスは一人ずつに考えを聞いていく。
絶対動きたくない人は半分弱だ。普通なら、速攻さよなら首チョンパとなるが、今回は事が事ということもあり、納得できる。
ボスが全員に聞き終わったくらいに、ハナは考えを述べる。

「動きたくない人は、会議から抜けてもらっていいかな?動くか動かないかは個人の自由だから、もちろん尊重する。だけども、チャンスは一回で絶対ミス出来ない。失敗したら間違いなく、殺される。このグループに入っていなければ殺されなくて済むかも。」

下を向きながら、ゾロゾロとお家へ向かう半数の人たちを見て、心が少し痛む。いつもは共に仕事を頑張っている仲間たちだからだ。


そして、やる気メンバーだけが残った。

「ハナ、なぜこのような真似を?」

「理由は二つですね。まず、事が事だから。
やる気がない人が一人でもいればみんな死んでしまう。あとは、万一でもリークを防ぎたいから。動かないのに、話だけ聞くのは少し引っかかる。」

「確かにそうだな。」
納得した顔でボスはうなずいている。

「あ、あとワンをなぜ追いやったんだ?」

「ワンは全員参加を目指していると思ったからです。今回はそんなの無理です。あと、皆さんに冷静に考えてみてほしかったっていうのもあります。」

「なるほどなぁ。」
納得した顔でボスはうなずくpart2。

「ワンに今日の結果を伝えて、ワンをいれて作戦会議を後日しようと思います。」

「ワンは納得するだろうか?」

「無理矢理納得させます!」

メールにて、
「明日からワンも来て。本格的な作戦会議を行いたいと思う。今日の結果は明日来てから伝える。今日の結果に納得できないなら帰ってもらうからね(^。^)。」

「いや、今日何が起こったんや!。分かりましたよ。俺がいなくてさびしかっただろ!」

こうゆうのはスルーだ。



科学は緊張感を生んだ。




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